データベースエンジニアになるには?仕事内容や必要なスキル・資格、転職方法について解説!

2023.06.12

データベースエンジニアの仕事に興味があるものの、どのように目指せば良いのかわからない方も多いかと思います。
データベースエンジニアは即戦力が求められる仕事ですので、まずはプログラマーやインフラエンジニアに転職してスキルを磨くことが必要になります。

本記事ではデータベースエンジニアになるにはどうすれば良いのか、について解説します。
データベースエンジニアの仕事内容や必要なスキル・知識、などについてまとめました。

本記事を読むことでデータベースエンジニアの目指し方が分かります。
データベースエンジニアの仕事に興味がある方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

1.データベースエンジニアとは?


データベースエンジニアなるには関連画像
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データベースエンジニアとはデータベース開発に特化したITエンジニアを指します。

業務システムやWebアプリなどにはデータベースが必要なことがあります。

 

小規模なシステムなら、データベース開発をプログラマーやシステムエンジニアが担当することが多いです。

ただ、大規模なシステムになると、データベース開発を専門に行うポジションが必要になってきます。

 

また、より効率的で使いやすくデータベースを構築するには、データベースに特化した人材がいた方が良いです。

特に最近では複雑なシステムを開発する場面が増えてきており、個々の分野に特化したエンジニアの必要性が高まっています。

 

そのため、データベースエンジニアを雇う企業が多くあります。

 

データベースとは?

データベースとは簡単に言うと、「整理された情報の集まり」のことです。

情報を整理して記録することで、後で欲しい情報を検索したり特定の情報を削除したりするのが容易にできるようになります。

 

たとえば、ECサイトのユーザー情報をデータベースに記録することで、ユーザーデータが変更された場合、システムからデータベースにアクセスして、素早く情報を書き換えることが可能です。

データベースを管理するために使うシステムをデータベース管理システムと呼びます。

 

代表的なデータベース管理システムとしては、MySQL・PostgreSQL・SQLiteなどが挙げられます。

また、データベースを操作するために使う言語をSQLと呼びます。

 

データベースのデータを検索したり変更したりするには、SQLを学ぶ必要があります。

 

 

 

2.データベースエンジニアの仕事内容


データベースエンジニアなるには関連画像
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データベースエンジニアの仕事内容は次の3つに分けることが可能です。

 

データベースの設計・開発
データベースの管理
データベースの運用・保守

 

1つ1つの仕事内容について詳しく解説していきます。

 

データベースの設計・開発

新規のシステム開発の依頼をクライアントから受けた場合、データベースエンジニアはデータベースの設計・開発を担当します。

顧客の要望をヒアリングし、どのようなデータ構造にすれば良いのか検討していきます。

 

各データをどのような形式にするのか、データ同士の紐付けをどうするのか、などシステムにとって使いやすい最適なデータベースを設計していきます。

設計が完了したら実際にデータベースを開発します。

 

 

データベースの管理

すでに稼働しているデータベースを管理するのもデータベースエンジニアの仕事です。

データベースは長く使っているとコンピュータが劣化してしまい、速度が遅くなってしまうなど、パフォーマンスが下がってしまうことがあります。

 

また、データ容量が足りなくなってしまうこともあるでしょう。

そこでデータベースエンジニアはデータベースの改善を行い、容量を確保したり速度改善を行ったりする必要があります。

 

 

データベースの運用

稼働しているデータベースのメンテナンスや状態チェックもデータベースエンジニアは行います。

データベースのアクセス権限の管理やパフォーマンスのチェック、セキュリティ面の確認などを行い、毎日安定してデータベースが稼働し続けられるようにします。

 

また、データが消えてしまうなど万が一の事態に備えてバックアップを取っておくことも大切です。

 

 

 

 

3.データベースエンジニアに必要なスキル・知識


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続いて、データベースエンジニアに必要なスキル・知識について解説します。

データベースエンジニアを目指す場合、次の4つのスキル・知識を優先的に習得するのが良いでしょう。

 

データベースの知識
論理的思考力
コミュニケーション能力
視野の広さ

 

これらのスキル・知識はデータベースエンジニアに転職してからも磨く必要があります。

1つ1つの必要なスキル・知識について詳しく解説していきます。

 

データベースの知識

データベースエンジニアには、データベースの基礎知識が求められます。

データベース管理システムによって、スペックや向いているシステムの種類は異なるため、各システムの特性を理解し使い分けられるようになる必要があります。

 

また、SQLの構文も正しく理解し、使いこなせなくてはいけません。

 

 

論理的思考力

データベースエンジニアには論理的思考力も求められます。

例えば、顧客の要望を要件定義書や設計書に落とし込んだり、データベースの改善点を洗い出したりする際には、物事を道筋立てて考える力が欠かせません。

 

論理的思考力を高めるには、日頃から物事を道筋立てて考える訓練が必要になります。

論理的思考力はデータベースエンジニアにとって重要な能力の1つと言えるでしょう。

 

 

コミュニケーション能力

データベースエンジニアにはコミュニケーション能力も求められます。

新規のシステムを開発する際には、顧客から要望を引き出し、どのようなデータベースが必要なのか把握しないといけません。

 

コミュニケーション能力に欠けていると、顧客の要望に即したデータベース設計ができなくなってしまいます。

顧客はシステム開発の知識がない場合も多いため、専門用語を使わずに分かりやすくシステムやデータベースの仕様について説明する必要があります。

 

 

視野の広さ

データベースエンジニアには視野の広さも求められます。

データベース設計を行う際には、現場で実際にデータベースがどのように使われるか想像力を働かせないといけません。

 

また、データベースの使いやすさだけでなく、コスト面やセキュリティ面など様々な方面から最適なデータベース設計を行う必要があります。

 

 

 

 

4.データベースエンジニアに未経験からなるには?


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続いて、データベースエンジニアに未経験からなるにはどうすれば良いのか、について解説します。

データベースエンジニアを目指す場合、次の3つのことを行うのがおすすめです。

 

・データベース関連の基礎スキルを習得する
・資格を取得する
・インフラエンジニアやプログラマーとして経験を積む

 

1つ1つの行うべきことについて、詳しく解説していきます。

 

データベース関連の基礎スキルを習得する

まずはデータベース関連の基礎スキルを習得する必要があります。

SQLに関しては参考書で学習できるほか、Progateなどの学習サイトでも学習できます。

 

学習サイトは初心者向けとして分かりやすく教材がまとめられており、入り口としておすすめです。

また、各データベース管理システムの違いについても学んでおくと良いでしょう。

 

ある程度データベース関連の基礎スキルを習得したら、自分でデータベースを構築してみることをおすすめします。

効率的なデータベース設計を行うにはある程度慣れが必要になります。

 

 

資格を取得する

データベース関連の資格も取得することをおすすめします。

資格を取得することでデータベースエンジニアを本気で目指していることが面接で伝わりやすくなります。

 

また、データベースエンジニアに必要な基礎スキルをまんべんなく習得することが可能です。

データベース関連の資格としてはオラクルマスターやデータベーススペシャリストが挙げられます。

 

 

インフラエンジニアやプログラマーとして経験を積む

スキルや資格を取得したら、インフラエンジニアやプログラマーにまずは転職することを目指します。

未経験からいきなりデータベースエンジニアに転職するのはハードルが高いです。

 

なぜなら、データベースエンジニアは即戦力を求めている企業が多く、実務でデータベース設計などを行った実績がないと採用されるのは難しいためです。

一方でインフラエンジニアやプログラマーは求人数の母数が多いこともあり、未経験者や経験が浅い人でも積極採用している求人を見つけやすいです。

 

インフラエンジニアやプログラマーとしてシステム開発の幅広いスキルを身につけつつ、次第にデータベース方面に特化していくようにスキルアップすることで、データベースエンジニアを目指せるようになります。

 

 

 

5.データベースエンジニアの将来性について


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データベースエンジニアに転職したいものの、今後もデータベースエンジニアの仕事が残っていくのか、不安な方も多いかと思います。

結論から言うと、データベースエンジニアの将来性は十分にあります

 

Webアプリやスマホアプリ、業務システムなどではデータベースの活用はほぼ必須です。

システム開発自体の需要が高まっているため、データベースエンジニアも同じく需要が高いと言えます。

 

また、最近ではビッグデータの収集・分析も注目されています。

ビッグデータとは、形式が不統一な膨大なデータを指します。

 

例えば、TwitterなどのSNSに書き込まれる情報などが該当します。

SNSの書き込みなどを分析することで、今後売れる商品の傾向を検討したり、商品の改善点を見つけたりすることができます。

 

そして、ビッグデータの収集・分析にはデータベースが必要です。

このような観点からも、データベースエンジニアの将来性は高いと言えます。

 

 

 

 

6.まとめ


本記事ではデータベースエンジニアになるにはどうすれば良いのか、について解説しました。

データベースエンジニアの仕事内容や必要なスキル・知識などがお分かりいただけたかと思います。

 

ビッグデータの収集・分析が注目されている昨今、データベースエンジニアの必要性はさらに上がることが予想されます。

そのため、データベース設計などに興味がある場合、データベースエンジニアを目指すのはおすすめです。

 

ただし、いきなりデータベースエンジニアに転職するのは難しいため、まずはプログラマーやインフラエンジニアとして転職し、そこからデータベース方面に特化していくのがおすすめです。

 

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