はじめに|システムエンジニアから、データエンジニアへの転身をお考えのあなたへ

本ページをお読みいただいているということは、システムエンジニアからデータエンジニアへの職種転換を検討中でしょうか?今回の記事は、まさにそうした方へ向けて書いた記事となっています。あなたの持つSE経験が、データエンジニアという新たなキャリアにどう繫がるのか、そして具体的に何をすべきかを明確なロードマップとして示しています。さあ、一緒に新しいキャリアの扉を開きましょう。

 

そもそもデータエンジニアとは?SEの経験が活きる理由

データエンジニアの役割と仕事内容

データエンジニアの役割は、企業がビジネスに活用するための膨大なデータを収集・整理し、分析できる基盤を構築・運用すること。データサイエンティストとは異なります。データサイエンティストが「データをどう分析するか」を考えるのに対し、データエンジニアは「分析に必要なデータをどうやって準備するか」を担当します。まさに、データ活用の土台を築く縁の下の力持ちと言えるのです。

なぜ強みになる?SEの経験

要件定義から設計、実装、テスト、運用…。SEとして経験する、こうしたシステム開発の一連の流れの理解は、データエンジニアの仕事において非常に大きな強みになります。

データ基盤の構築も、いわば1つのシステム開発。データをどのように集め、加工し、格納するかといった設計プロセスは、あなたがこれまで培ってきたスキルと重なる部分が多いのです。データエンジニアはSEの延長線上にあるキャリアと言っても過言ではなく、あなたのSE経験を活かせるシーンがきっと多分にあります。

▶データエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

▶データベースエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

 

【フリーランススタートのリアルデータを公開!】実際の案件動向から読み解く、データエンジニアの将来性と市場価値

案件数から見る!データエンジニアの将来性

「フリーランススタート」に掲載されているデータエンジニアの案件数は、年々増加傾向にあります。理由は、多くの企業がデータの活用を経営戦略の中心に据えているためです。AIや機械学習の導入が加速するほど、その土台となるデータ基盤を構築・運用するデータエンジニアの需要はさらに高まります こうした点からも、データエンジニアというキャリアが将来にわたって安定していることがわかります。

単価相場から見る!データエンジニアの市場価値

フリーランススタートに掲載中の案件・求人データによると、フリーランスのデータエンジニアの月額単価は70万円〜100万円と非常に高い水準にあります。その中でも特に高単価案件を獲得しやすいのは、PythonやAWSなどのクラウド技術スキルを持つ人材。単価とスキルの関係性を理解することで、何を優先して学ぶべきかが見えてきます。効率的な学習で市場価値の高いデータエンジニアを目指しましょう。

フリーランススタートに掲載中の案件を一部ご紹介します。詳細や他の案件をご覧になりたい方は、下部のリンクから是非ご確認ください。

案件例①:製造業DX データエンジニアリング
業務内容デバイスの製造プロセスで得られたデータを収集・整理・管理・活用業務を担当
必須スキルPythonプログラムの開発、もしくは運用の実務経験など
単価相場月70~100万円
案件例②:データ移行案件を担当するデータエンジニア
業務内容テストツールや移行ツール(VBA)の開発、大量のデータ移行など
必須スキルVBA、SQLの開発経験、テスト、データ移行(大量データ)経験など
単価相場月 105万円
案件例③:デジタルマーケティング会社向け案件のデータエンジニア
業務内容デジタルマーケティング会社が提供するDMPプロダクトの開発作業を担当
必須スキルクラウドデータ基盤を用いた分析、ETLジョブの開発経験、Ruby on RailsやDjango等を用いたWebサービスの開発経験など
価相場月90万円

※フリーランススタート掲載案件を参考に作成した案件例です。

▶データエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

▶データベースエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

 

今すぐ実践!SEのあなたがデータエンジニアになるための学習ステップ

【STEP1】必須スキルの基礎固め

データエンジニアになるために、まず着手すべきはプログラミング言語クラウド技術です。SEとしてシステムの全体像を理解しているあなたなら、PythonとSQLがデータの流れを制御するための「言葉」だと考えれば理解しやすいでしょう。これらを使ってデータ処理の基本を学び、その後、AWSやGCPといったクラウド上で実際にサービスを動かす経験を積むことで、実践的なスキルが身につきます。

【STEP2】ポートフォリオでスキルを証明する

学習の成果は、実際に動くポートフォリオとして形にしましょう。単にツールを触った経験だけでなく、「どのような課題を解決するために、どんなデータ基盤を構築したか」というストーリーが重要です。例えば、あなたがこれまで扱ってきた業務データを想定し、Pythonとクラウドサービスを使って分析できる環境を構築してみるのも良いでしょう。SEとしての課題解決能力を示すことで、企業への強力なアピールポイントになります。

▶データエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

▶データベースエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

 

まとめ|データエンジニアへの第一歩を踏み出そう

この記事を通じて、データエンジニアがSEの経験を活かせる将来性のあるキャリアであることをご理解いただけたかと思います。将来性がある・案件数が多い・高単価というデータも見て、志望度がより高まったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

学習の第一歩は、簡単なチュートリアルからで構いません。まずは何か一つ、Pythonのコードを書いてみましょう。そして、具体的な案件を「フリーランススタート」でチェックしながら、あなたが目指すべきゴールを明確にしていきましょう。フリーランススタートが、あなたのキャリア形成の一助になりますと幸いです。

▶データエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ

▶データベースエンジニアのフリーランス求人・案件一覧へ