2023.05.22
今回はクラウドソーシングサービスの最大手企業株式会社クラウドワークスが運営するクラウドワークスの評判についてお話をしていこうと思います。
近年フリーランス・在宅ワーカー・副業などの働き方が増加している中、クラウドソーシングサービスを利用する方も多いです。
その中で業界最大手であるクラウドワークスです。
クラウドワークスはクラウドソーシングサービスを提供していますが、実際の評判はどのようなものなのでしょうか。
実は検索をしてみると良い評判は多数ありますが、意外にも悪い評判もあります。
そのためクラウドワークスの評判やクラウドワークスを利用するべきかどうか、どのような方向けのサービスなのかを詳しくお伝え致します。
今回は以下のような方に向けての記事になります。
・クラウドワークスはどんなサービスがあるのかを知りたい方
・クラウドワークスを実際に利用した際の評判が気になる方
・クラウドワークスやランサーズなどの利用を今後検討している方
・クラウドソーシングサービスに興味/関心がある方
・フリーランス、副業、複業に興味/関心がある方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.クラウドワークスの基本情報
クラウドソーシングという働き方について
クラウドワークスにはどんな仕事や案件があるの?
クラウドワークスのシステム手数料について
2.クラウドワークスの評判
クラウドワークスの良い評判
クラウドワークスの悪い評判
3.クラウドワークスを利用する際に事前に知っておくべきメリット・デメリット
<メリット>
未経験者でも出来る案件が豊富
実績を積むとスカウトの依頼
クラウドワークスの充実した福利厚生
<デメリット>
専門知識が必要な案件以外はそれほど稼げない
仕事内容に相違が発生しやすい
4.クラウドワークスはこんな人におすすめ
5.クラウドワークスとランサーズ実際どっちを活用すべき?
6.クラウドワークスで稼ぐコツ
クラウドワークスで稼ぐコツ①:プロフィールに力を入れよう
クラウドワークスで稼ぐコツ②:評価・実績を積み上げる
クラウドワークスで稼ぐコツ③:返信を素早くする
クラウドワークスで稼ぐコツ④:継続可能な求人・案件を受注する
7.クラウドワークスの登録方法
◆登録方法
◆仕事を受注しやすくするための施策
8.クラウドワークスのサービスである副業・兼業人材のマッチングサービス「クラウドリンクス(CrowdLinks)」とは?
9.株式会社クラウドワークスの業績から見たクラウドソーシングサービス市場動向
10.クラウドワークスに関するよくある質問
11.まとめ
まず、クラウドワークスの評判をお伝えする前に、クラウドワークスはどのようなサービスを提供しているのかご説明致します。
クラウドワークスを説明していく上で、クラウドソーシングというサービスの理解が重要です。
クラウドソーシング(crowdsourcing)とは、群衆(クラウド)に発注(ソーシング)するという意味の造語で、クライアント(発注者)がオンライン上で受注者とつながり、仕事依頼をすることができるサービスです。
つまり、インターネットが接続可能であれば、全国のクライアント(発注者)と受注者が仕事をすることができます。
クライアント(発注者)のメリット
直接フリーランス・個人事業主のエンジニア・デザイナーなどに気軽に発注する事ができるため、開発会社に依頼するよりも、コストを下げる事ができるメリットがあります。
受注者のメリット
フリーランス・個人事業主でありながら、仕事を安定的に見つける事ができます。
仕事を受ける際は業務内容の詳細を聞いたり、報酬の交渉などの多少のコミュニケーションをすることは必須です。
また、専門知識が必要ではない仕事(データ入力や口コミ記載)なども多数ありますので、あまり外出が出来ない主婦やお小遣い稼ぎをしたい学生も活躍出来ます。
さて、クラウドソーシングを理解したところで、クラウドワークスがどのような案件を扱っているのかを次にご説明致します。
株式会社クラウドワークスは2011年に設立された登録ユーザー数約558.8万人、仕事依頼数923万件のクラウドワークス(国内最大手クラウドソーシングサービス)などを提供している企業です。(2023年3月時点)
クラウドワークスはフリーランス、個人事業主、会社にお勤めの方、会社を退職した方、子育て中の女性、学生などの若者、障害を抱える方など幅広い個人が時間や場所、年齢に関係無く仕事を受けられ報酬を受け取ることが出来るサービスを提供しています。
クラウドワークスで取り扱っている仕事カテゴリーは250種類以上、クライアント数は90.5万社あります。(2023年3月時点)
未経験者・主婦OKの作業系案件(データ入力・アンケート・ライティング)から、Webサイト開発・スマートフォンアプリ開発・Webデザイン系などの専門知識を必要とするシステム開発まで幅広くあります。
近年話題になっているChatGPTに関する案件も増加しており、ChatGPTというキーワードを含む案件数は2023年5月時点では1,400件以上になっています。
また、案件を受ける上で重要である仕事形式の種類について説明します。
クラウドワークスは、仕事の内容や性質に合わせて、3つの仕事の形式(依頼形式)があります。
・タスク形式
クライアントの仕事依頼に対して成果物を納品した後、報酬を受け取ることが出来ます。
・コンペ形式
成果物を提出した後、クライアントにより採用された成果物に限り報酬を受け取ることが出来ます。
・プロジェクト形式
クライアントを交渉を行い契約をした後、納品すると報酬を受け取ることが出来ます。
プロジェクト形式に限り、固定報酬制(契約時に金額を決める制度)と時間単価制(稼働時間に対して報酬を決定する制度)があります。
形式をしっかりと理解していないと効率よく報酬が受け取ることが出来ません。
1ヶ月間頑張って仕事をこなしたのに、仕事形式によっては報酬が全く報酬が受け取ることが出来ないということも・・・
仕事を受注する前に知らないといけないのがシステム手数料です。
受注者もクラウドワークスに手数料を支払わないといけないため、仕事を受注する前は必ず確認をすることをオススメします。
また、仕事形式の種類によってもシステム手数料が異ります。
システム手数料率 一覧
<コンペ・プロジェクト形式>
・20万円超の部分 :報酬額の5%※1
・10万円超20万円以下の部分:報酬額の10%※2
・10万円以下の部分 :報酬額の20%※3
<タスク形式>
・報酬額の20%
「クラウドワーカー(受注者)報酬額」の算出方法は以下です。
クラウドワーカー(受注者)報酬額 (税抜) = (契約金額+消費税) - (システム手数料+消費税) - 契約金額の消費税
例)契約金額100,000円(税抜)の仕事の場合
クラウドワーカー(受注者)は86,900円受け取れます。
内訳:
100,000円 × 10% (消費税) = 110,000円 (契約金額(税込))
100,000円 × 20% (システム手数料率(税抜)) = 20,000円 (システム利用料(税抜))※3
10,000円 × 10% (システム手数料率(税抜)) = 1,000円 (システム利用料(税抜))※2
21,000円 (システム手数料(税抜)) × 10% (消費税) = 2,100円 (消費税)
さて、次にクラウドワークスについて評判を調べていきましょう。
今回は良い評判と悪い評判をお伝えします。クラウドソーシングは相手方の顔が見えない分起こりやすいトラブルもいくつかあります。
実際の評判を知っていただく事で、今後案件にを受注する際の注意としてご覧ください。
・業界最大手のクラウドソーシングサービスである安心感
運営元株式会社クラウドワークスは国内クラウドソーシングサービスの中で唯一東京マザーズに上場を果たしている企業ということもあり、安心して仕事依頼や案件の受注が出来ます。
・様々な案件があり、どなたでもすぐに稼ぐことが可能
専門知識が必要な案件から未経験歓迎な案件まで豊富にあるため、登録をすればすぐ稼ぐことが出来ます。
クラウドワークスを使用している方の良い評判を以下にてご紹介します。
<女性/29歳>
クラウドソーシングに慣れている、受注のコツを掴めている人であれば、仕事の募集も多いので稼ぎやすいサイトだと思います。
本気で副業をしたい人にもおすすめかもしれません。
<女性/30歳>
育児をしながらなので、自分のペースで仕事を受けて作業できるところが一番のおすすめです。
しかし、一回受けた仕事に対しては、責任があるのでどうしても終わらない場合は真夜中に作業することも数回ありました。
<女性/40歳>
自分の好きな時間、場所で働けるのは大変働きやすい。周りがどんな環境であろうと、自分さえ良ければ誰にも迷惑をかけずに働ける。
海外に出ることが多いのですが、海外でもやろうと思えば働けるので大変便利です。
<男性/26歳>
最初の一歩を間違えなければ、在宅フリーランスとして生計を立てることも難しくないのではと感じる。
特に一芸があればおすすめできる。
良い評判で多く挙がっているのが、どこでも仕事が出来るという環境面です。
その他の評判としては自分の興味や関心があることだけに絞り、仕事が出来るなどの意見もあります。
次にクラウドワークスの悪い評判について見ていきましょう。
クラウドワークスと検索すると、関連検索に悪い評判がいくつかあります。
クラウドワークスには、どのような悪い評判が蔓延しているのかお伝え致します。
・あからさまに低い単価での業務が多数公開
クラウドワークスにおいて、特に単価の低い仕事ジャンルは、記事執筆・ライティング・カンタン作業関連の仕事です。
例)・1500文字の記事作成:150円
例)・1000文字の記事作成:300円
例)・〇〇の方向けのアンケート:5円/件
これは実際に仕事依頼されているもの参考にしていますが、非常に低単価です。
この金額からさらに手数料が引かれるため、実際に得られる報酬額は大変少ないです。
さらに記事を作成することは、記事に沿ったテーマ選択・リサーチ・構成、執筆を含んだ全ての工程を指します。
そのため、この仕事に対しての報酬は時給計算すれば1時間何十円になる場合もあります。
・クライアントが報酬を未払い
非常に稀なケースですが、成果物を納品した後にクライアントが音信普通になってしまったということも。。。
しかし、クラウドワークスでは未払いを防ぐために、仮払い(エスクロー)システムを導入しています。
仮払い(エスクロー)システムでは、仕事の報酬をクラウドワークスに事前に入金するということです。
成果物を納品後、受注者にその報酬が支払われるということです。
そのため、クラウドワークスを介した仕事依頼において、報酬が支払われないことは無いです。
その点においてはクラウドワークスを利用する事で安心にお仕事することができますが、決して気分の良いものではないですね。
クラウドワークスを利用する際に知っておくべきメリット・デメリットをお伝えします。
クラウドソーシングサービスはメリットが多いと感じられるかもしれませんが、実はデメリットも幾つかあります。
そのため、自身で情報の取捨選択をしていただき、クラウドワークスを効率良く利用しましょう。
<メリット>
クラウドワークスは、未経験者でもこなせる案件が多いです。
案件を豊富に公開しているため似たような案件があり、探す際に少し手間が掛かるのが多少の難点です。
しかし、案件が豊富なことはクラウドワークスがクライアントから信頼されている証拠でもあります。
ご自身の希望に合った案件やお仕事を探しましょう。
スカウトとは、クライアント発注者が仕事を任せたいと思った受注者に限り仕事の応募依頼することです。
クラウドワークスでは、実績があれば好条件や高報酬の案件にスカウト経由で応募することができます。
スカウトの依頼を受けるには、クライアントの意図を汲み取り一つ一つ実績を積み重ねる事です。
クライアントがどのような意図でこの仕事を依頼しているのかを理解し仕事をこなしましょう。
クラウドワークスを活用するにおいて充実した福利厚生があることは非常に大きなメリットでしょう。
クラウドワークスで毎月3,000円以上の報酬を獲得している受注者(ワーカー)が対象に、以下のような福利厚生が活用できます。
・確定申告サポート
・スキルアップ支援
・引っ越し補助サービス
・保険
・健康・ヘルスケア
・育児介護サービス
・スポーツ・フィットネス
・食事・グルメ
・旅行優待
・レジャー
・エンタメ
・ショッピング
・美容・ビューティ
クラウドワークスを活用している方の中で当てはまる方は多いかと思いますので、自分のサポートになりそうな福利厚生を上手く使用しましょう。
<デメリット>
専門知識が必要な案件を除く案件はそれほど稼ぐことが出来ません。
システム開発などは月10万円を超える案件が豊富にあるため、クラウドワークスを活用することである程度の報酬は受け取ることが出来ます。
ですが、ほとんどの方がクラウドワークスのみで月10万円を超える報酬をすぐに稼ぐことは難しいです。
特にスキマ時間などを利用して仕事をする主婦や学生など方は更に低い報酬になります。
他の受注者との差別化を図るのが困難な作業系の仕事をメインでこなす可能性が高いことが主な理由です。
クライアントと契約時に交わした条件から極端に相違が発生するケースもあります。
相違が発生すると、修正箇所が多く納品に時間が掛かったり、1つの仕事がなかなか完了しないこともあります。
クライアントとの業務内容の擦り合わせなどをしっかりと行いましょう。
懸念点があればその場でヒアリングを行い、ご自身が完全に理解することをオススメします。
クラウドワークスは以下のような方がオススメです。
・お小遣いが欲しい主婦、学生の方
・スキマ時間を有効活用したい正社員、契約社員、派遣社員、フリーランスの方
クラウドワークスの最大の魅力はどこでも仕事が出来るということです。
本職とは別にスキマ時間を活用して何かやってみたい方という人にオススメです。
フリーランスや個人事業主を今後検討している方も最初のステップとしてクラウドワークスを利用してみると良いでしょう。
クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスですので常駐案件や高単価を希望しているフリーランスエンジニアはランサーズエージェント(Lancers Agent)、レバテックフリーランス、フォスターフリーランス、Midworks(ミッドワークス)などを始めとするフリーランスエージェントサービスがオススメです。
都内の大手フリーランスエージェントの案件を一括検索出来るフリーランススタートでお仕事をさがして見てはいかがでしょうか?
この章ではクラウドワークスとランサーズ実際どちらのサービスを活用すべきかについて解説します。
クラウドソーシングサービスの活用を検討する際に、よく比較対象に挙げられるのはクラウドワークスとランサーズです。
クラウドワークスとランサーズは総合型のクラウドソーシングサービスであり、クラウドワークスとランサーズのどちらを活用していくべきなのか疑問に思う方も多いかと思いますので、この章をご一読いただき、ぜひ参考にしてください。
結論から言うと、クラウドワークスとランサーズどちらも活用しましょう。
その理由としてクラウドワークス・ランサーズ、両サービスを活用することにより、客観的に物事を捉えることが出来たり、それぞれのメリットを活用できるためです。
求人・案件を探す際、クラウドワークス・ランサーズ、両サービスから検索することにより、自分にとって最適な求人・案件を見つけやすかったり、より高単価求人・案件を探すことも可能です。
またクラウドワークス・ランサーズ、両サービスに登録しておくと、それぞれスカウトなども届くため、現段階における自分の市場評価/価値も把握できます。
さらにクラウドワークス・ランサーズ、両サービスを活用することにより、両方の福利厚生制度も使えるため、特にフリーランスや個人事業主には非常に大きいメリットとなるでしょう。
例えば転職活動なども同じことが言えますが、類似サービスが数多く存在する現代において、1つのサービスのみを活用することは視野が狭まりやすくなるだけでなく、機会損失も多いでしょう。
そのため、迷ったらとりあえず複数サービスを活用し、その中で自分にとって使いやすいサービスを見つけましょう。
クラウドワークスには上手く稼ぐことができない方も多くいます。
そこでクラウドワークスで上手に稼ぐコツを紹介します。
ぜひ参考にしていただき、クラウドワークスで稼ぎましょう。
クラウドワークスで稼ぐコツで重要になるのはプロフィールです。
SNSでもどのようなサービスでも一貫して言えることですが、クライアントはプロフィールが空欄だったり適当な入力のユーザーに仕事や求人・案件を紹介しようと思いません。
特にクラウドソーシングサービスの場合、仕事や求人・案件を依頼するための判断材料はプロフィールまたは実績です。
上記2つの判断材料の内、実績があってもプロフィールがわからないと求人・案件の発注をしようと思いません。
また、クラウドワークス内には同じように求人・案件の受注を希望している方は多いです。その中で選ばれるようになるには、やはりクライアントに自分をしっかりと印象付けることが大切です。
クラウドワークスで稼ぐには評価・実績を積み上げることが大切です。
評価が高い方や実績を多く積み上げている方は、それだけ多くの仕事をしたことや、丁寧な仕事やクオリティの高い納品物を仕上げたという証拠です。つまり、信頼を積み上げているのです。
クライアントからの評価が高いほど、安心して求人・案件を発注できるとクライアントは考えるため仕事が途切れづらいのです。
クラウドワークスで稼ぐには返信を素早くすることが大切です。
クライアントの立場からするとオンラインでのやり取りが中心となるクラウドワークスでは返信の素早さが信頼に繋がります。
どんなに実績が豊富なクラウドワーカーでも、返信が遅いとクライアントは「どこまで求人・案件進んでいるかな」「やる気があるのか」など不安になります。
逆に理解が乏しくても、レスポンスさえ早ければしっかり対応してくれるクライアントも多いため、求人・案件の獲得へと繋がります。
ただし、いくら返信を素早くすることがクラウドワークスで稼ぐコツとはいえ、深夜にメールが届いたからと言って寝る間を惜しんで返信する必要はないです。
その場合「◯時~◯時まで対応可能」や「◯時以降のご連絡は翌日ご返信いたします」など事前にクライアントに共有すると、よりクライアントも安心するでしょう。
クラウドワークスで稼ぐには継続可能な求人・案件を受注することが大切です。
単発案件だと案件ごとに労力がかかるため非効率であり、クラウドワークスで稼ぐことは難しいです。
クラウドワークスで稼ぐには、継続可能な求人・案件を受注すること、つまり中長期的に携われる求人・案件が必要です。
また、継続可能な求人・案件を受注することにより、クライアントから信頼も厚くなり単価アップの交渉や提案も行いやすいです。
クラウドワークスへの登録方法を紹介します。
60秒ほどでカンタン登録が出来るため、興味のある方はぜひ登録をしてみましょう。
1.クラウドワークスのトップページ内にある「会員登録する(無料)」をクリックし、登録メールアドレスを入力します。
2.登録確認のメールに記載されているURLをクリックします。
3.ユーザー名、パスワード、生年月日の3項目を入力します。
※生年月日は主な利用方法で「仕事を受注する」を選択すると表示されます。
4.主な利用方法の項目は「仕事を受注する」を選び「職種」を選択します。
※自分が希望している職種があれば、その職種を選んでください。
ライター希望の場合:ライター・編集者
5.個人/法人項目で「個人」を選択します。
※下記にて氏名、性別、郵便番号、都道府県、住所などの必要項目を入力してください。
※源泉徴収される際に記載される名前です。なお、この名前は他人には見えない情報です。
6.利用規約、個人情報保護方針に同意します。
7.登録完了です。
実際に仕事を受注するにはプロフィールや実績など個人ページを充実させることが非常に重要です。
それぞれの項目別に入力する内容や注意点、注力すべきポイントに絞り解説していきます。
※氏名や住所など個人情報は情報を登録、編集でき、全て非公開です。
公開される情報は稼働時間や時間単価、自己PR、スキル詳細など、業務に関連する項目です。
【基本情報編集】
・プロフィール画像
画像を入れるとクライアントが安心出来ます。
スカウト数が約2倍も多くなるデータ実績があります。顔写真である必要はないですが、自己PRの1つとしてトレードマークとなる画像を設定しましょう。
【本人確認書類提出】
本人確認書類提出は、クライアントの信頼を向上させること、トラブル防止を目的として、
ユーザーさんがご本人であることを証明する書類を提出していただくことを指します。
いずれか1点の書類を提出していただくと、契約率が4倍になるデータ実績があります。
提出できる書類は下記を参照ください。
・運転免許証
・住民票
・健康保険/被保険者証
・住民基本台帳カード
・パスポート(旅券)
・外国神登録証明書
※本人確認ステータスが変更されるまで最大5営業日程度掛かる可能性があります。
【メンバー情報】
・職種
職種を1つ選択します。複数の職種に携わっている人は主となる仕事で登録し、仕事カテゴリやスキルで該当する内容をすべて入力すればOKです。
・仕事カテゴリ(必須)
「アプリ・スマートフォン開発」「ホームページ制作・Webデザイン」「デザイン」「ライティング」などが選択出来ます。
メイン業務以外にも自身が出来る仕事や得意分野を登録しておくと、クライアントから見つけてもらいやすくなります。
・ステータス(必須)
「対応可能です」「仕事内容によります」「忙しいです」の3段階の状況を登録します。
「対応可能です」はクライアントからの相談やスカウトを受ける可能性が最も高く、新規対応が難しい時は「忙しいです」に設定しておくと連絡は少なくなります。
・「稼働可能時間/週」&「時間単価」(必須)
必須の項目で、クラウドワークスの仕事を1週間あたりどの程度受けられるか、受けるとしたら時間単価いくらぐらいかを設定します。
報酬の交渉は案件ごとに行われますので、目安となる値段を示しておけば大丈夫です。
・自己PR(任意)
自己PRは任意ですが、仕事受注率を向上させるためにしっかりと入力しましょう。
1,024字書き込めますが、目標として500字以上書くことがオススメです。
内容について、職歴/経歴以外にも仕事上で大事にしていること、得意なことを表現しましょう。
また、参考として受注ランキングでトップのクラウドワーカーページを参照すると良いでしょう。
・スキル登録
スキルを5段階で自己評価し、経験年数を入力します。
プログラマーであれば、Java、PHP、Ruby、Javascript、Python、Swiftなどを入力し、Webデザイナーであれば、Illustrator、Photoshop、Dreamweaverなどのスキルを入力することが好ましいでしょう。
なお、ライティングや簡単在宅ワークの場合、MicrosoftのWordやExcelのスキルを入力することがオススメです。
・経歴・実績登録
過去の経歴・実績は、クライアントが必ず見るポイントの一つです。
どのような内容の仕事に関わったのか、実績を交えて詳しく入力しましょう。
なお、実績を入力する際は、クライアントから掲載許可をもらってから、必ず入力しましょう。
2019年10月クラウドワークスはブレーンパートナーと共同提供する新サービス「クラウドリンクス(CrowdLinks)」への取り組みを開始しています。
クラウドリンクスとは、フリーランスや副業の方と企業間を繋ぐ仕事マッチングプラットフォームです。
クラウドリンクスに取り組む背景として、企業の雇用形態の在り方が変化している昨今、正社員としてではなく、専門性や経験/スキルが豊富なフリーランスや副業の方に企業が抱えている課題を一緒に解決してもらいたいという企業側のニーズが年々増加していることが挙げられます。
クラウドリンクスは累計利用企業は650社以上、登録者数は10万人以上、2023年5月時点で3,900件以上の応募可能案件があり、リリース開始(2年半前)と比較して求人案件数は約24倍に増加しており今後さらにニーズが高まることが予想されます。
案件は主に東京都が約94%以上を占めており、その他神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県、長野県、群馬県、茨城県、宮城県、静岡県、高知県、岡山県、三重県、大阪府、愛知県、兵庫県、福岡県、沖縄県があります。
クラウドリンクスでは、Webエンジニア、アプリエンジニア、デザイナー、人事管理、経営企画、BtoBセールス、AIや機械学習エンジニアなど、多様な分野の人材が「副業」として取り組める仕事を仲介することを目的としています。
雇用形態は、オフィスに出社、一部リモート、フルリモートなど、企業側と相談で決定し、プロジェクト毎の案件に参加します。
クラウドリンクスの中で掲載されているプロジェクトには、システム開発、新規事業、法人営業、記事ライティング、事業に対してのアドバイスなど多種多様なプロジェクトがあります。
クラウドリンクスは、副業を探しているサラリーマンはもちろんのこと、フリーランスとして常駐しているエンジニアなどもすきま時間を利用しての複業に適してます。
クラウドリンクスの利用体系は、基本的に仕事を探している応募者や求人掲載を希望する企業側は無料です。
企業側が応募者とのメッセージ受送信を無制限で行うには、月額8,000円、10,000円、30,000円に申し込む必要があります。
また、応募人材の採用が決まった際、業務委託契約1名あたり200,000円、直接雇用の場合には年収の20%が成功報酬として定めています。
2022年3月クラウドリンクス(CrowdLinks)を運営している企業(株式会社クラウドワークス)は、「クラウドリンクス(CrowdLinks)」と連携させた副業エージェントサービス「LinksAgent(リンクスエージェント)」をリリースしています。
副業エージェントサービス「LinksAgent(リンクスエージェント)」は登録している人材の中から経営者、役員、事業責任者など経営に近い経験がある副業/フリーランス人材を厳選し企業に紹介するサービスです。
この章では株式会社クラウドワークスの業績から見たクラウドソーシングサービス市場動向について解説します。
早速、株式会社クラウドワークスの業績を見ていきましょう。
株式会社クラウドワークスの直近5年の子会社を合わせた株式会社クラウドワークスにおける2018年3月~2022年3月の売上高、利益、自己資本、株式発行枚数は以下のように推移しています。
第7期 2018年9月 |
第8期 2019年9月 |
第9期 2020年9月 |
第10期 2021年9月 |
第11期 2022年9月 |
|
売上高(千円) | 6,634,844 | 8,749,813 | 8,728,350 | – | 10,574,552 |
経常利益又は経常損失(千円) | 9,724 | 67,252 | △311,993 | – | 946,817 |
当期純利益(△当期純損失)(千円) | △81,484 | △127,604 | △53,347 | – | 802,873 |
資本金(千円) | 2,090,457 | 2,687,217 | 2,688,567 | – | 2,697,177 |
発行済株式総数(株) | 普通株式 14,319,160 |
普通株式 15,210,160 |
普通株式 15,225,160 |
– | 普通株式 15,271,460 |
自己資本比率(%) | 35.7 | 50.4 | 61.2 | – | 59.9 |
(参考:有価証券報告書)
売上高が年々上昇していることがわかります。
しかし、2020年までは経常損失をしており、かつ連続で当期純損失になっているため、その要因について簡単に解説します。
主な要因として、事業規模拡大における人員増加やそれに伴う費用を含む積極的な投資を行ったためです。
2019年12月以降より世界的に猛威をふるい続けているコロナによる影響により受託事業をメインとしていた子会社の事業撤退やそれら企業の売却も大きな要因です。
特に企業の売却を行ったことは、コロナの影響による事業上のリスクを減らしただけでなく、メイン事業に絞りそのマーケットで今後より事業拡大していくための準備だと判断できそうです。
その他、株式会社クラウドワークスの営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフロー、自己資本比率を見てみても健全な経営と言えるでしょう。
次に、2023年9月期第2四半期決算説明資料をもとに株式会社クラウドワークスの業績を見ていきましょう。
(参照:2023年9月期第2四半期決算説明資料)
上表をみてもマッチング事業が売上のほとんどを占めており、かつ上昇していることがわかります。
事業の集中化を行ったおかげで現在の株式会社クラウドワークスが形成されていると言えるでしょう。
2021年9月27日、IT人材のダイレクト型マッチングサービス「CODEAL」を運営するコデアル株式会社を子会社化しており、2023年3月28日、副業マッチングサービス「シューマツワーカー」を運営している株式会社シューマツワーカーを連結子会社化しています。
マッチング事業の副業求人領域を担う「クラウドリンクス 」や「リンクスエージェント」の新規事業の広告投資や営業体制の強化を明らかにしているためマッチング事業拡大に積極的であり、さらに今後も新規事業のサービス開発や継続的な投資を行っていくとのことです。
最後にクラウドソーシングサービス市場動向に関してですが、今後も拡大していく可能性が高いでしょう。
株式会社クラウドワークスの業績は年々増加しており、2023年5月に発表した2023年9月期第2四半期決算説明資料では2023年の売上高を130億円(YoY +22.9%)と予想しております。
また、2023年のGMV(流通取引総額)も228億円(YoY +17.2%)と推測しています。
株式会社クラウドワークスはクラウドソーシングサービス市場を牽引している企業の1つということもあり、故にクラウドソーシングサービス市場も今後拡大していくと予想できます。
その他、株式会社クラウドワークスの業績以外にも市場が拡大していく要因として、政府の働き方改革や、2023年4月28日フリーランス新法案(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案)の可決によるフリーランス活用の促進、企業の雇用形態の在り方の見直し、最先端技術などで更なるIT業界の発展に伴い、フリーランスや副業という働き方を選ぶ方が増加していることが挙げられます。
直近2年間と比較すると、出社を取り入れている企業も増加していますが、コロナは現在もなお蔓延し続けており、出社だけではなくリモートワークや在宅勤務の両面を取り入れていく企業が増加していくことも要因の1つと考えられるでしょう。
クラウドソーシングサービス市場動向を知りたい方や今後フリーランスや副業に挑戦する方は市場を牽引する企業である株式会社クラウドワークスの動向を確認してみてはいかがでしょうか。
株式会社クラウドワークス
事業内容:クラウドソーシング「クラウドワークス」を中心としたインターネットサービスの運営
設立:2011年11月11日
所在地:〒150-6006
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
代表取締役社長:吉田 浩一郎
資本金:26億9,717万円 ※2022年9月末現在
グループ企業:
コデアル株式会社
株式会社グルト
Peaceful Morning株式会社
株式会社シューマツワーカー
<略歴>
東京学芸大学卒業。パイオニア、リード エグジビション ジャパンを経て、
株式会社ドリコム 執行役員として東証マザーズ上場を経験した後、独立。
アジアを中心に海外へ事業展開し、日本と海外を行き来する中でインターネットを活用した
時間と場所にこだわらない働き方に着目、2011年11月、株式会社クラウドワークスを創業。
クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を立ち上げ、
日本最大級のプラットフォームに成長させる。
(出典:クラウドワークスより引用)
この章ではクラウドワークスに関するよくある質問を紹介します。
クラウドワークスを利用する方は一度以下質問をご一読することをおすすめします。
・報酬が振り込まれるタイミングについて
報酬は「15日締め・月末振込」もしくは「月末締め・翌月15日振込」です。
・契約時に気を付けること
以下項目を契約に確認すると、安全に取引を進めることが出来ます。
・業務内容及び報酬金額を明確にする
・検収合格の基準や納期時期を明確にする
・業務途中でやむを得ず契約を解除する場合の支払い方法を共有する
・返信対応な時間を事前に共有する
・不明点や疑問点がある場合は必ず連絡する
また、クラウドワーカーはクライアントからの仮払いが完了する前に業務を開始すると
報酬が支払われないなどトラブルの要因となるため、必ず仮払い完了後に作業開始しましょう。
・契約後にクライアントと連絡が取れなくなったら?
プロジェクト形式において、クラアイントと連絡がつかなくなってしまった場合には、クラウドワークス(事務局)より、クライアントへ連絡を取ります。
契約画面「契約相手と連絡とれない場合はこちら」より申請することが可能です。
連絡催促申請が承認されると、クラウドワークス(事務局)よりクライアントに連絡がおこなわれますが、クライアントから返信が来ない可能性もあることを理解しておきましょう。
プロジェクト形式において、もしクラウドワークス(事務局)よりクライアントへのご連絡をご希望の場合には「お問い合わせ」より連絡可能です。
・不当な評価をつけられたら?
受けた評価を削除することは出来ません。
しかし、評価を入力後2週間以内であれば評価をした方の画面からは評価内容を修正できます。
なお、不当な評価を受けたもしくは受けたと感じた場合、評価をした方にメッセージを送り、相談してみましょう。
今回はクラウドワークスのサービス概要から良い評判や悪い評判までご説明してきました。
クラウドワークスは業界最大手のクラウドソーシングサービスです。どんな方でも利用出来るサービスであるため、少なからず悪い評判はあります。
そのため情報をしっかりと精査し、自分にあったスタイルで上手に利用することをオススメします。
クラウドワークスはスキマ時間を有効的に利用したい方には非常にオススメのサービスです。
常駐でしっかりと稼ぎたいフリーランスの方はランサーズエージェント(Lancers Agent)、レバテックフリーランス、フォスターフリーランス、Midworks(ミッドワークス)などを始めとするフリーランスエージェントサービスがオススメです。
クラウドワークスの他ランサーズやココナラの評判については下記の記事をご覧ください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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