公開日:2020.06.26
更新日:2025.03.24
エンジニアは年収が高いという話を聞いたことがありますか?
近年、IT技術の飛躍的な進歩でIT企業の活躍が目立つようになり、エンジニアを目指す人も増えてきています。
そこでエンジニアの年収って実際はどのぐらいなのか、知りたい方が多いのではないでしょうか。
エンジニアとして既に活躍をしている方は、自身の稼いでいる報酬は平均なのか、それ以上なのか以下なのか、疑問に思っている方も多いかと思います。
そんな今回はGo言語(Go)というプログラミング言語に絞り、Go言語(Go)エンジニアの年収について解説していきます。
また、Go言語(Go)エンジニアの仕事内容、Go言語(Go)エンジニアとして年収をアップさせる方法、フリーランス求人・案件数から見るGo言語(Go)のニーズ、Go言語(Go)エンジニアの将来性についても解説していきます。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・Go言語(Go)エンジニアの年収を知りたい方
・Go言語(Go)エンジニアとして既に活躍をされている方
・Go言語(Go)エンジニアを将来的に検討している方
・Go言語(Go)というプログラミング言語に興味/関心がある方
・Go言語(Go)エンジニアの年収について深く理解をしたい方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.Go言語(Go)というプログラミング言語とは
2.Go言語(Go)エンジニアの仕事内容
3.Go言語(Go)エンジニアの平均年収
4.フリーランス求人数から見るGo言語(Go)のニーズ
5.Go言語(Go)エンジニアとして年収アップさせる方法
Go言語(Go)というプログラミング言語の習得
Go言語(Go)以外の開発スキルがある
上流工程の経験
6.Go言語(Go)エンジニアの将来性
7.まとめ
Go言語(Go)というプログラミング言語について解説していきます。
Go言語(Go)は、2009年GoogleでRobert Griesemer、ロブ・パイク、ケン・トンプソンによって設計されたオープンソースの静的型付プログラミング言語です。
Go言語(Go)の特徴として、実行速度が速いこと、並列処理に強いこと、拡張性が高いこと、クロスプラットフォーム対応であること、シンプルな言語構造であること、コードが読みやすいこと、標準パッケージが充実していること、安全性が高いこと、オープンソースであることなどが挙げられます。
Go言語(Go)は文法が分かりやすくて覚えることが比較的簡単なため、初心者も習得しやすいプログラミング言語でしょう。
Go言語(Go)が適している開発は、Webアプリ開発、Webシステム開発、ビッグデータ開発、スマホアプリ開発、PaaS開発、AI(人工知能)開発などです。
Go言語(Go)のフレームワークはEcho、Revel、Gin、Beego、Goji、irisなどがあります。
Go言語(Go)のフレームワークを必須としている求人・案件はあまり多くないです。
Go言語(Go)を活用している企業やサービスはドワンゴやメルカリ、サイバーエージェント、面白法人カヤック、ピクシブ、Dropbox、グノシー、クックパッド、AWA、Pairs、Schooなどです。
この章では、Go言語(Go)エンジニアの仕事内容について解説していきます。
Go言語(Go)エンジニアとして、下記6つの開発を携わる事ができます。
・Webアプリ開発
・Webシステム開発
・ビッグデータ開発
・スマホアプリ開発
・PaaS開発
・AI(人工知能)開発
Go言語(Go)エンジニアとして、基本的にサーバーサイド開発を担当します。
具体的には、企業が提供するWebサービスのサーバー側の処理や解析を担当します。
最低限の単体テストが記述でき、Webサービスの認証やデータベース接続(SQLプログラミング)ができる程度のスキルが必要です。
また、スマホアプリ開発ではAndroid関連の開発を担当することが多いでしょう。
近年では、業務システムを自社で持たず、クラウドサービス運営の事業者が提供するサービスを利用するケースも多くなっています。
これらの開発においてはSalesforceやAzure、AWSなど、著名なクラウドサービスを利用することが特徴です。
開発元のGoogleが提供するGoogle App EngineもGo言語に対応しています。
クラウドサービスの需要の高まりを受け、Go言語(Go)エンジニアとして、クラウド型会計システムの開発、クラウド型人事労務システムの開発などに携わることが出来ます。
その他、Go言語(Go)エンジニアとして、大規模なシステム開発などはチームで業務に参画することもあり、Go言語(Go)の開発スキルだけでなく、PHP、Java、Python、JavaScript、Ruby、Kotlinなど、他プログラミング言語の使用や要件定義、設計などの上流工程を担当することもあります。
Go言語(Go)エンジニアの中でもPHP、Java、Python、JavaScript、Ruby、Kotlinなど他プログラミング言語の開発経験、上流工程の経験やチームマネジメント経験などがあれば、非常に重宝され高年収を獲得できる可能性があるでしょう。
この章ではGo言語(Go)エンジニアの平均年収について見ていきましょう。
また、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアを比較した年収も解説します。
Go言語(Go)のフリーランスエンジニアの年収詳細です。
職種名 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
Go言語(Go)エンジニア | 974万円 | 3,240万円 | 240万円 |
Go言語(Go)の平均年収が974万円、Go言語(Go)の最高年収が3,240万円、Go言語(Go)の最低年収が240万円です。(フリーランススタート 調べ/2021年6月時点)
Go言語(Go)のフリーランスエンジニアの年収詳細は下記Go言語(Go)のフリーランスエンジニアの月額単価を年ベースで算出したものです。
フリーランススタート Go言語のフリーランス求人・案件 月額単価相場では、Go言語(Go)の平均月額単価が81.3万円、Go言語(Go)の中央値月額単価が80万円、Go言語(Go)の最高月額単価が320万円、Go言語(Go)の最低月額単価が20万円となっています。
では、Go言語(Go)の時給単価を見ていきましょう。
doocy Job Go言語のフリーランス求人・案件 時給単価相場では、Go言語(Go)の平均時給単価が4,731円、Go言語(Go)の中央値時給単価が4,640円、Go言語(Go)の最高時給単価が12,500円、Go言語(Go)の最低時給単価が3,330円となっています。(doocy Job(ドーシージョブ) 調べ/2021年6月時点)
次に会社員エンジニアの平均年収を見ていきましょう。
会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。
会社員エンジニアの年収をもう少し詳しく見ていくと、20代のエンジニア平均年収が373万円、30代のエンジニア平均年収が509万円、40代のエンジニア平均年収が605万円、50代以上のエンジニア平均年収が701万円という結果が出ています。
その中で「スタンバイ」が調査したGo言語(Go)の会社員エンジニアの平均年収は600万円です。
会社員エンジニア全体の平均年収を比較するとGo言語(Go)の会社員エンジニアの方が平均年収が高くまた、30~40代の会社員エンジニアの平均年収内であることが分かります。
また、Go言語(Go)のフリーランスエンジニアとGo言語(Go)の会社員エンジニアと比較してみると、Go言語(Go)のフリーランスエンジニアの方が374万円程(約1.62倍)年収が高いという結果が分かりました。
Go言語(Go)エンジニアとして活躍をするのであれば、Go言語(Go)の会社員エンジニアよりも平均年収が高く、かつ高年収が獲得しやすいフリーランスエンジニアをおすすめします。
参照:プログラミング言語別年収ランキング2018
Go言語(Go)エンジニアとしてフリーランス求人・案件を早速ご覧になりたい方はこちらから↓
この章ではフリーランス求人・案件数でGo言語(Go)のニーズを解説していきましょう。
フリーランススタートで公開されている開発言語・スキルを分析してみると、Go言語(Go)は1,702件です。(※フリーランススタート調べ/2021年6月)
2021年6月時点でフリーランススタートが取り扱っているフリーランス求人・案件数は194,937件です。Go言語(Go)のフリーランス求人・案件を占有率は約0.9%ということが分かります。
上記結果から、Go言語(Go)のフリーランス求人・案件数も一定数あり、IT市場にGo言語(Go)のニーズがあると言えるでしょう。
この章ではGo言語(Go)エンジニアとして最大限活躍し、年収をアップさせる方法を解説していきます。
Go言語(Go)エンジニアとして年収をアップさせる方法は、Go言語(Go)というプログラミング言語を習得することが必要です。
しかし、Go言語(Go)を完璧にマスターしているエンジニアはほとんど存在しないでしょう。
Go言語(Go)を含むプログラミング言語は日々進化しているいるため、完璧に習得することは不可能に近いです。
その中でもGo言語(Go)エンジニアとして年収をアップさせている方は常に学習する姿勢があることや学習意欲を持ち続けています。
Go言語(Go)エンジニアとして学習し続けることにより、日々成長することができます。
そのためGo言語(Go)エンジニアとして、結果的に経験や活躍できる仕事のフィールドが広がり、高年収の求人・案件に参画できるのです。
Go言語(Go)エンジニアとして年収をアップさせる方法は、Go言語(Go)以外の開発スキルがあることです。
Go言語(Go)エンジニアとして、他プログラミング言語での開発経験や知識、データベースやミドルウェアのスキル、ネットワークなどインフラ関連のスキルなどが必要になってきます。
具体的には、Go言語(Go)エンジニアとしてPHP、Java、Python、JavaScript、Ruby、Kotlinなど、サーバー開発で使用するプログラミング言語のスキルや知識、ApacheなどのWebサーバーソフトウェア、MySQL、Oracleなどのデータベースソフトウェアの知識、Ciscoなどのネットワーク知識、Linux、WindowsのOS知識、AWS、Azure、GCP(Google Cloud Platform)などIaaSの知識などがあることにより、担当可能な業務の幅が広がり年収アップに繋がります。
さらにSlack、Github、Redmine、Backlogなどのツールの使用経験や知識があるとより歓迎されます。
Go言語(Go)エンジニアとして、広い視野を持ち、様々な開発経験や開発スキル、参画する業界知識を持つことが高年収を獲得する上で必要と言えます。
Go言語(Go)エンジニアとして年収をアップさせる方法は、上流工程の経験をすることです。
上流工程では、顧客へのヒアリングの機会や顧客の要望の中からシステム的に実現可能なもの、不可能なものを選別しつつ、その内容を説明する機会、ドキュメント作成などを行う機会、プログラマーやエンジニア、他チームメンバーをまとめる機会などがあり、エンジニアとして開発するスキル以外に経営に近いスキルを必要とします。
そのため、Go言語(Go)エンジニアとして要件分析、要件定義、機能設計など上流工程の経験がある方は、希少性が高く高年収になりやすいでしょう。
Go言語(Go)エンジニアとして高年収を獲得したい方は上流工程の経験をすることをおすすめします。
この章ではGo言語(Go)エンジニアの将来性について解説します。
Go言語(Go)エンジニアのニーズは今後も安泰していく可能性が高いでしょう。
Go言語(Go)エンジニアのニーズが安泰な理由として、
フリーランススタートでGo言語(Go)のフリーランス求人・案件数の豊富であることが挙げられます。
Go言語(Go)のフリーランス求人・案件数は1,702件です。
フリーランススタートで取り扱っている開発技術の中でもGo言語(Go)のフリーランス求人・案件数は比較的上位に位置しているため、ニーズがあることが分かります。
その他、Go言語(Go)エンジニアのニーズが安泰である理由として、
Go言語(Go)はWebアプリ開発、Webシステム開発、ビッグデータ開発、スマホアプリ開発、PaaS開発、AI(人工知能)開発などの様々な開発に使用されていること、GitHubPullRequestの2030年1月~3月統計にて第4位を獲得している人気のある開発言語であることなどが挙げられます。
IT市場を分析し、Go言語(Go)エンジニアのニーズが安泰である理由を見ていきましょう。
まず、Web業界の市場規模は2010年の9.9兆円から2020年47.2兆円にまで成長すると予測されており、この10年間で4.5倍もの成長を遂げると予想されています。
次に、株式会社富士キメラ総研におけるソフトウェアの国内市場調査によると、2017年度に3,871億円だった市場は、2023年度にはおよそ8,200億円まで拡大すると予想されています。
平均成長率も1年で12%成長と予測されています。
最後に、株式会社グローバルインフォメーションのビッグデータの世界市場 - 2025年までの予測:経営、財務、マーケティング・営業の調査によると、世界のビッグデータ市場規模は2020年の1388億8600万ドルから2025年までに2294億2300万ドルに成長すると予測されており、予測期間中の年平均成長率(CAGR)は10.6%とのことです。
さらに、ビッグデータ市場以外においても、AI(人工知能)、IoT、ブロックチェーン、xR、5GなどによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩、エンジニアの高齢化などの観点より、Go言語(Go)エンジニアを含むITエンジニアは人材不足に陥る可能性が高いです。
2030年まで79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。
上記様々な分析を考慮すると、Go言語(Go)エンジニアのニーズは短期的な視点から見て増加していく可能性が高く、また中・長期的な視点から見てもニーズは安泰であると言えるでしょう。
今回はGo言語(Go)というプログラミング言語に絞り、Go言語(Go)エンジニアの年収、Go言語(Go)エンジニアの仕事内容、フリーランス求人・案件数から見るGo言語(Go)のニーズ、Go言語(Go)エンジニアとして年収をアップさせる方法、Go言語(Go)エンジニアの将来性について解説してきました。
Go言語(Go)エンジニアはWebアプリ開発、Webシステム開発、ビッグデータ開発、スマホアプリ開発、PaaS開発、AI(人工知能)開発など、様々な開発に携わることができます。
Go言語(Go)自体の汎用性が高く、近年人気のプログラミング言語であるため、Go言語(Go)エンジニアを求めている企業やGo言語(Go)を活用したサービスが多くなってきていることも事実です。
Go言語(Go)エンジニアとして、明確な目標を立て常に学習し続けることが活躍をする上で大切となってくるでしょう。
明確な目標を立てることでやるべきことの方向性が定まり、自ずと年収もアップしてくるでしょう。
Go言語(Go)エンジニアとして、高年収を獲得したい方はフリーランスとして独立することをおすすめします。
エンジニア未経験でフリーランスとして独立しても参画できるフリーランス求人・案件は非常に少ないです。
そのため、Go言語(Go)の開発やPHP、Java、Python、Rubyなど他サーバーサイドのプログラミング言語を使用した開発を数年程経験した後、フリーランスとして独立することを検討してみましょう。
Go言語(Go)エンジニアとして高年収獲得のため、第一歩を踏み出してみませんか。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!
フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから→
フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
フリーランスお役立ち記事を検索
あなたの経験職種のフリーランス案件を見てみませんか?
SNSアカウントでログイン