FORTHについて

FORTHは、スタック指向のプログラミング言語とプログラミング環境を指します。
FORTHはスタック指向であり、逆ポーランド記法（RPN）と同様の後置記法による記述が特徴です。その他の特徴としては、手続き型・命令型であり、言語としては全ての値は型としての区別なく扱われること、制御構造などもプログラム可能であることなどが挙げられます。
典型的なFORTHの実装には、LISP におけるRead–eval–print loop（REPL）に対応する対話型のインタプリタモードと一連のワードをコンパイルするモードの2つのモードがあります。
初期の実装や移植性を目的とした実装にはスレッデッドコードを生成するものもありますが、近年の実装では他言語のコンパイラのように最適化された目的コードを生成するものもあります。
他の言語のシステムほどは人気はないが、FORTHは現在Open Firmwareのようなブートローダや宇宙開発、組込みシステム、ロボット制御などに活用されています。