公開日:2020.10.25
更新日:2025.03.24
近年重要性が増しているプログラム言語の1つに、「Python」が挙げられます。PythonはAIや統計解析など今後ますます重要になると考えられる分野での需要が高く、Webサービス等の分野でも活用できる言語です。
そこで今回は、Pythonエンジニアの市場価値やPythonのプログラミングスクールを選定するポイント、Pythonを学べるおすすめのプログラミングスクールについて解説します。
特に以下の方にこの記事をご一読していただきたいです。
・これからPythonを学ぼうと検討している方
・Pythonがどれだけ需要のある言語か知りたい方
・Pythonを学ぶプログラミングスクールを探している方
・プログラミングスクールを選ぶポイントを知りたい方
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<目次>
1.Pythonエンジニアの市場価値
Pythonエンジニアの平均年収
他のプログラミング言語と比較した際のPythonエンジニアの市場価値
2.Pythonのプログラミングスクールを選定するポイント
料金体系はどうなっているか
転職・就職するためのサポートがあるか
自分が学びたいコースがあるか
講師はどのような人か
挫折しないためのサポートがあるか
3.Pythonのおすすめのプログラミングスクール
Techacademy(テックアカデミー)
Aidemy(アイデミー)
テックキャンプ エンジニア転職
PyQ(パイキュー)
Udemy(ユーデミー)
AIジョブカレ
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
4.まとめ
ここでは、Pythonエンジニアの市場価値について、平均年収と他のプログラミング言語との比較の2点に整理してお伝えします。
Pythonエンジニアの平均年収は550万円~650万円程度で、比較的年収の高いエンジニアだと言えるでしょう。
Pythonは世界中の研究者やデータサイエンティスト達が使用している言語であり、今後統計分析や機械学習などの発展と共に市場価値を高めていくと考えられます。
また、日本にはPythonを用いて機械学習等を実装可能なエンジニアはまだ少なく、希少性の高さからも年収が高まっていると判断されます。
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フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」の独自調査によると、Pythonはプログラミング言語別年収ランキングで4位にランクインしています。
<プログラミング言語別年収ランキング>
順位 | 言語 | 年収中央値(万円) | 求人・案件数(件) |
1位 | Go言語 | 960 | 2,022 |
2位 | Scala | 960 | 675 |
3位 | Ruby | 900 | 5,507 |
4位 | Kotlin | 900 | 1,310 |
5位 | Apex | 876 | 205 |
6位 | Python | 840 | 5,335 |
7位 | Swift | 840 | 2,198 |
8位 | R言語 | 840 | 36 |
9位 | TypeScript | 840 | 1,115 |
10位 | JavaScript | 828 | 9,177 |
フリーランススタート独自調べ(2021年10月時点)
他のプログラミング言語と比較しても、求人・案件数も上位から2番目と多く、Pythonの市場価値の高さがよりハッキリと分かるでしょう。
この章では、Pythonのプログラミングスクールを選ぶうえでのポイントを5つに整理してお伝えします。
Pythonのプログラミングスクールを選定するうえでまず大切なのが、料金体系の確認です。
一般的にオンラインスクールの方が料金が安く、教室での対面授業の方が高めに設定されています。
料金だけでプログラミングスクールを選んでしまうと後悔することもあるのですが、自身の予算と料金体系とを照らし合わせながらスクールを選定しましょう。
転職や就職のためのサポート態勢が整っているか否かも、スクール選びの大切なポイントです。
特に、就職・転職のためにPythonを覚えたいと考えいる方は、必ずサポートの有無を確認するようにしましょう。
スクールによって専門員による就職相談や就職・転職先のあっせんなど、サポート体制には違いがあります。
また、プログラミングスクールを利用すると、提携している企業への就職が有利になる可能性もあります。
スクールと提携している企業についても、しっかりと確認しておきましょう。
自分が学びたいコースがあるかどうかは、スクール選びにおいて非常に大切な要素の1つです。
Pythonのコースがあるか否かだけでなく、コースの種類・難易度もしっかりと確認しておくようにしましょう。
カリキュラム名を見て判断が難しい場合は、無料体験・相談などを実施しているスクールもありますので、活用することをおすすめします。
スクールを卒業した先を見据えて、自分の希望に沿ったコースがあるスクールを選択することが大切です。
スクールで実際に授業を行っている講師がどのような人たちなのかも、大切なポイントの1つです。
講師が現役のエンジニアなのか、現場経験が無い講師なのかは非常に重要なポイントだと言えます。
Pythonを活用する業界には変化が早い業界も多く、第一線で活躍している講師に教えてもらうのがベストではあります。
また、講師と相性も意外と大切な要素です。無料体験や無料相談などを活用して、講師のレベルや人柄などを確認できると良いでしょう。
Pythonをはじめとするプログラミング学習は、多くの人にとって挫折の連続です。
最初から最後まで何の疑問もなく進むことはあり得ないと考えた方が良く、分からないことがあった場合にすぐ質問・相談できる体制の有無がとても重要です。
質問などは月々の上限回数が決められていることもありますので、あとで困ってしまわないように事前確認しておくことをおすすめします。
マンツーマンで講師が質問に答えてくれるスクールであれば、効率の良いPython学習が期待できるでしょう。
この章では、Pythonを学ぶのにおすすめのプログラミングスクールを7つに厳選して紹介します。
Techacademy(テックアカデミー)は、オンラインスクールでお馴染みのプログラミングスクールです。
Pythonコースではパーソナルメンター制度を設けており、週2回マンツーマンのメンタリングや毎日15~23時のチャット・レビューサポートを受けることができます。
現役エンジニアによるサポートで、効率良くパPython学習を進められるでしょう。
<料金例>
・4週間プラン…社会人 :174,900円 学生:163,900円
・8週間プラン…社会人 :229,900円 学生:196,900円
・12週間プラン…社会人:284,900円 学生:229,900円
・16週間プラン…社会人:339,900円 学生:262,900円
出典:Techacademy(テックアカデミー)HP
Aidemy(アイデミー)は、Pythonを使った「機械学習マスター講座」や「自然言語処理講座」などPython特化型プログラミングスクールです。
個人向けのプレミアムプランでは、毎月定額を支払うことで講座の選び放題システムを取り入れているため、非常にお得感が高いスクールといえるでしょう。
<料金例>
・3ヶ月プラン:528,000円(税込)
・6カ月プラン:858,000円(税込)
・9カ月プラン:1,078,000円(税込)
出典:Aidemy(アイデミー)HP
テックキャンプ エンジニア転職では、「AI(人工知能)入門」コースを用意しており、Pythonを使った人工知能のプログラム技術を学ぶことができます。
人工知能の仕組みや原理を理解し、変化の早いIT産業の流れについていきたい方には特におすすめできるでしょう。
<料金例>
・入会費用:217,000円(クレジットカードによる分割払い可)
・月額料金:21,780円(初月無料)
出典:テックキャンプ エンジニア転職HP
PyQ(パイキュー)では、Pythonの基礎から実務レベルまでを一貫して学ぶことが可能です。
パソコンのブラウザーだけでプログラムを作りながら学べるため、プログラムインストールや環境構築に余計な時間や労力をかける必要がありません。
1,000問以上の実践的な課題が用意されており、未経験者でも90日間でPythonの基礎を身につけることができます。
<料金例>
・個人ライトプラン:3040円(税込)/月
・個人スタンダードプラン:8,130円(税込)/月
出典:PyQ(パイキュー)HP
Udemy(ユーデミー)は、誰でもオンラインで様々な知識・スキルを学べるオンライン学習サービスです。
動画コンテンツを用いて、Pythonについて学ぶことができます。
2021年10月時点では、「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython3 入門+応用+アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」など様々なコンテンツが用意されています。
<料金例>
・現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython3 入門+応用+アメリカのシリコンバレー流コードスタイル…24,000円
・みんなのAI講座 ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習 【2021年最新版】…15,000円
※(サブスクリプションサービスではなく、コンテンツごとの買い切りサービスです)
※定期的にタイムセールスを行っているので、90%OFFなどになっている場合もあります。
出典:Udemy(ユーデミー)HP
AIジョブカレでは経験豊富な現役AIエンジニアやデータサイエンティストが講師を務めており、Pythonについて実務レベルのスキルを学ぶことができます。
また、AIの黎明期からの活動によって積み重ねられてきた企業とのネットワークにより、業界最多の求人紹介数を誇ります。
<料金例>
・Python講座のみ…ライブ配信:21,780円 動画受講:17,424円
・ディープラーニング講座…ライブ配信:153,780円 動画受講:123,024円
出典:AIジョブカレHP
侍エンジニア塾は現役エンジニアがマンツーマンでレッスンしてくれるオンラインスクールです。
転職成功率94.1%、エンジニアから見た講師満足度95%を誇り、安心満足度の高いプログラミングスクールだと言えるでしょう。
Pythonの学習コースとしては、「AIコース」が用意されています。
<料金例>
・12週間プラン…入学金:298,000円 一括料金:400,000円(学生:360,000円)
・24週間プラン…入学金:298,000円 一括料金:898,000円(学生:808,200円)
・36週間プラン…入学金:298,000円 一括料金:1,198,000円(学生:1,078,200円)
出典:SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)HP
さらに多くのプログラミングスクールについて知りたい方は下記記事をご一読ください↓
Pythonは機械学習やディープラーニング等の分野で近年非常に注目を浴びているプログラミング言語です。
Pythonの市場価値は現時点で高く、今後もより需要を高めることが期待できるでしょう。
Pythonを学ぶプログラミングスクールを選ぶ際には、料金体系やコース、講師の質・人柄や各種サポートをチェックして選ぶことをおすすめします。
Pythonを学べるプログラミングスクールは複数あり、特徴や料金などを参考にして自分に合ったスクールを選択しましょう。
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