公開日:2021.02.24
更新日:2025.03.24
ゲームスクリプターはゲームに関わる仕事の中でも、未経験でもチャレンジしやすい仕事です。
ゲーム業界で働きたい人にとって魅力的な仕事の1つでしょう。
そこで当記事では、ゲームスクリプターの仕事について、詳しく解説します。ゲームスクリプターの仕事を理解し、キャリアの選択肢として、検討しましょう。
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<目次>
1.ゲームスクリプターの仕事
ゲームスクリプターの仕事内容
ゲームスクリプターとゲームプログラマーの違い
2.ゲームスクリプターの必要スキル・知識
ゲームの知識
C言語などのプログラミングスキル
根気強さ
3.ゲームスクリプターが実現可能なキャリア
ゲームプログラマー
シナリオライター
ゲームプランナー
4.ゲームスクリプターの仕事の流れ
5.まとめ
ゲームスクリプターとは、スクリプト言語を使い、ゲームの動作設定を行う仕事です。
プログラムの知識に加え、演出のセンスなども求められる仕事となります。
具体的な仕事内容としては、以下が挙げられます。
・キャラクターの特徴決め
・キャラクターのエフェクター決め
・メイン・イベントストーリーの設定
メイン・イベントストーリーの設定では、シナリオに応じて、キャラクターの動きや会話の流れ、カメラワーク、テキストのスピードなどを決めます。
キャラクターの特徴決めでは、キャラクターの表情や動き、そのキャクターがもつ能力などを設定します。
キャラクターの特徴に応じて、細かくエフェクト設定をします。エフェクトには膨大なパターンがあるため、幅広い知識が必要です。
先述した通り、ゲームスクリプターは仕様書やシナリオに合わせて、スクリプトの指示を入れる仕事です。
取り扱うのはスクリプト言語であり、複雑なプログラムを組むことはしません。
一方ゲームプログラマーは、プログラム言語を使ってゲームのシステムを作る仕事となります。
システム面をつくるプログラマーに対し、簡易言語を用いてゲーム上の動きを処理する仕事がスクリプターです。
ゲームスクリプターの必要スキル・知識は以下の通りです。
・ゲームの知識
・C言語などのプログラミングスキル
・根気強さ
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
「ゲーム」スクリプターなので、ゲームの知識は必須です。ここでのゲームの知識とは、さまざまなキャラクターや演出を指します。
ゲームスクリプターはプログラマーとは異なり、複雑なプログラムを書く必要がない分、演出面でのセンスが重要。豊富なアイデアを生み出すには、さまざまなゲームの演出を知っている必要があるでしょう。
必須ではありませんが、ゲームスクリプターにはC言語などのプログラミングスキルも求められます。
ゲームスクリプターは基本的に、簡易言語で完結する仕事ですが、ゲームに関わるプログラミングスキルがあるに越したことはありません。
プログラミングスキルは、ゲームプログラマーとのコミュニケーションが円滑になることや幅広い演出につながります。
ゲームスクリプターは答えのない仕事です。
そのため、「最適な演出」を目指し、何度も練り直す必要があり、根気強さが求められます。
仕事量が明確ではないので、粘り強く考えるタイプの人に合っているでしょう。
ここまでにおいて、ゲームスクリプターの仕事内容や必要なスキル・知識を解説してきました。
では、ゲームスクリプターになった後のキャリアはどうなのでしょうか。
主にゲームスクリプターが実現可能なキャリアは以下の3つです。
・ゲームプログラマー
・シナリオライター
・ゲームプランナー
ゲームスクリプターは専門性の低い仕事のため、未経験からでもチャレンジしやすい仕事です。
ゲームスクリプターで経験を積んでから、さらに専門性の高いキャリアを目指せます。それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
ゲームスクリプターからゲームプログラマーになるキャリアもあります。
プログラミングスキルを磨くことで、プログラマーになることも可能です。独学やプログラミングスクールに通うなどして、スキルアップしましょう。
シナリオライターとは、文字通りゲームのストーリー展開や台本(シナリオ)を作成する仕事のことです。
ゲームスクリプターと同様、専門性が低く、未経験からチャレンジできます。ゲームスクリプターという仕事が合う人はシナリオライターにも向いている可能性が高いでしょう。
ゲームプランナーとは、その名の通り「ゲームを企画する」仕事です。
ゲームの種類が多様化する昨今、ゲームプランナーの仕事は多岐にわたります。
ゲームプランナーでは、ただ面白いゲームを企画するアイデアだけでなく、売れるゲームを作るためのマーケティングスキルが求められます。
仕様書やシナリオに合わせて業務を行うゲームスクリプターの仕事に慣れ、「ゼロからゲームを企画したい」と考えるタイミングでゲームプランナーへのキャリアチェンジも良いでしょう。
ゲーム業界が実際にどのような人材を求めているのか覗いてみる↓
最後にゲームスクリプターの仕事の流れを紹介します。一般的に、ゲームスクリプターは以下の流れで仕事を行います。
・ゲームディレクターから担当パートの説明を受ける
・仕様書・シナリオを見ながらスクリプト言語で入力作業
・入力したスクリプトのチェックを受け、作業完了
ゲームスクリプターはスクリプト言語を使い、ゲームの動作設定を行う仕事です。
ゲーム業界の中では専門性が低く、未経験でもチャレンジできる仕事となります。プログラミングスキル以上に、演出面でのセンスが求められます。
ゲームスクリプターから、より専門性の高いゲームプログラマーやゲームプランナーへのキャリアアップも可能です。
ゲームスクリプターは、ゲームに関わりたい人にとって、魅力的な仕事といえるでしょう。
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