SAP案件の単価相場と案件動向 【SAPフリーランスコンサルタント・エンジニア必見】

フリーランスフリーランスエンジニアコンサルタントSAPお役立ち情報

2019/05/21

SAPは大規模システムや業務システムなどのコンサルティング業務で利用できるERPソフトウェアです。
SAPはフリーランスコンサルタント・エンジニア向けの案件の中でも非常に高単価で需要があり人気であると言われています。

SAPコンサルタント・エンジニアは需要に比べて人材不足で、コンサルタント・エンジニアが案件を選べる市場です。


そんなSAP案件の単価や案件数を分析します。

[目次]
■SAP案件の種類
■SAPで在宅(リモート)案件はあるの?
■SAP未経験で参画出来る案件はあるの?
■SAP案件の相場単価
■SAP案件の数
■SAP案件は浅い商流で案件参画すれば高単価
■SAP案件で高単価を目指すために必要な3つの経験
■SAP案件の今後の動向
■まとめ

 

SAPコンサルタント・エンジニアとして単価相場と案件数を知らないということは、営業時や単価交渉時に非常に損をします。

フリーランスのSAPコンサルタント・エンジニアができるだけ良いSAP案件を受注出来るように単価相場と案件数について分析します。

SAP案件の動向を掴み、SAPコンサルタント・エンジニアとして損なくお仕事を行いましょう。

「単価が低い気がするフリーランスのSAPコンサルタント・エンジニア」
「SAPコンサルタント・エンジニアとして仕事を続けるか迷っている」
「これからSAPコンサルタント・エンジニアとしてフリーランスになりたい」

というSAPコンサルタント・エンジニアの皆さま必見の記事です!

本記事はフリーランスエンジニア向けの求人・案件を一括検索できるサイト「フリーランススタート」が執筆しています。

 

 

 

■SAP案件の種類


まずはフリーランスコンサルタント・エンジニアが参画できるSAP案件の種類を見ていきます。

SAP案件には大きく
-業務システムコンサルタントSAP案件
-業務システム開発SAP案件
があります。

 

-業務システムコンサルタントSAP案件


事業会社がクライアント企業に常駐でクライアント企業をコンサルティングするケースがほとんどです。
事業会社ではその社風によりビジネスカジュアル・スーツの場合どちらもあります。
SAPコンサルタントはメーカー・製造・流通・小売・医療・福祉・公共・官公庁などの企業で活躍することが多いです。SAPの実務経験はある程度必要であるため、未経験での案件参画は非常に難しいでしょう。

 


-業務システム開発SAP案件


事業会社が常駐でSAPシステムを開発するケースが多いです。
服装はその事業会社の社風によりビジネスカジュアルとスーツの場合があります。
SAPシステムは独自の言語「ABAP」を利用して開発します。ドキュメントの内容を理解する上で英語を使うことが多いです。そのため、しっかりと英語を向上させることをオススメします。SAP未経験のフリーランスの方が独学でSAPエンジニアになることは非常に難しいです。その際はまず、SAP社が提供するトレーニングを有効的に活用して勉強や資格取得をすることをオススメします。

 

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■SAPで在宅(リモート)案件はあるの?


SAPでの在宅(リモート)案件はほとんどありません。
SAP案件のほとんどがクライアント企業に常駐して仕事をするためです。
SAPはERPソフトウェアであるため、経営に直結する仕事をしているケースがほとんどです。リモートでは、クライアント企業の要望などが完璧に伝わらないこと、システムに不具合が生じた際の処置に遅延が発生する可能性があることなどの要因が生じてしまいます。
しかし、フリーランス市場でも在宅(リモート)案件は徐々に増加しています。そのため、今後SAP案件も在宅可能になることがあるかもしれません。

 

 

 

■SAP未経験で参画出来る案件はあるの?


コンサルタントや開発経験のないコンサルタント・エンジニアがSAP未経験で参画出来るフリーランス向けSAP案件はありません。
多くのSAP案件は熟練されたSAPスキルが必要です。SAP未経験で参画する場合は、まず、SAP社が提供している勉強会やトレーニングで資格取得を目指しましょう。

なお、SAP未経験でも他ERPスキル(Oracle/OracleERP・Microsoft/Dynamics ERP・Works Applications/Company、HUE)でコンサルタント・エンジニアの実務経験があれば、多少有利になる可能性があります。しかし、SAP知識の素早いキャッチアップが必須です。

SAP未経験コンサルタント・エンジニアがフリーランスコンサルタント・エンジニアとして独立するための方法はまた別の機会にご紹介させていただきます。
 

 


■SAP案件の相場単価


SAP案件の相場単価ですが、SAP経験1年程度の初級コンサルタント・エンジニアの40万からSAP経験5年以上の上級コンサルタント・エンジニアの200万までと非常に幅広いです。
SAPでの開発やコンサルタント経験が3年以上になると年収1000万超えができる可能性があります。
SAP案件は他のスキルに比べても高単価であると言えるでしょう。
これまでのフリーランスSAPコンサルタント・エンジニアのご支援や参画案件の実績から、経験年数別の相場単価をまとめました。(フリーランススタート運営事務局調べ:2019年5月時点)
※独自調査であるため、あくまで目安としてお考え下さい。
 

SAP案件のフリーランスでの相場単価
SAP案件のフリーランスでの相場単価

SAP経験1年未満        40万円~50万円/月(週5常駐案件の相場単価)
SAP経験1年        60万円~70万円/月(週5常駐案件の相場単価)
SAP経験2年        65万円~75万円/月(週5常駐案件の相場単価)
SAP経験3年        75万円~90万円/月(週5常駐案件の相場単価)
SAP経験4年        85万円~100万円/月(週5常駐案件の相場単価)
SAP経験5年以上        90万円~205万円/月(週5常駐案件の相場単価)


SAP案件にて参画中または営業中のSAPコンサルタント・エンジニアは自身の現在単価と相場単価を比較してみましょう。

SAP経験年数に対して相場単価から大きく下回るようでしたら、案件や営業をお願いしているフリーランスエージェントの変更または単価交渉なども検討に入れるべきです。
案件やフリーランスエージェントの変更を行うだけで、単価が月10万アップしたという話は良く耳にします。月10万の単価アップを年収に換算すると100万以上の差が生まれます。

 

 

 

■SAP案件の数


SAP相場単価を把握するために需要や市場動向を理解することが大切です。
SAPでは小規模から大規模までの業務システム開発やコンサルタントをする事ができます。
SAP未経験では、参画することが非常に難しいですが、フリーランスSAPコンサルタント・SAPエンジニア経験のある方は希望する単価の案件を受注しやすいです。
もし相場単価と経験年数が大幅にずれている場合は案件変更やエージェント変更など営業手法を積極的に見直しましょう。


実際にSAP案件が多いフリーランスエージェントはどこなのか?
各サービス上に公開されているSAP案件数をまとめました。(2019年5月時点)
数多くあるフリーランスエージェントの中からSAP案件を豊富に持つエージェントを厳選しています。
 

SAP案件のフリーランスエージェント別
SAP案件のフリーランスエージェント別

最も多くSAP案件を公開しているフリーランスエージェントはF-consultです。
ついで、業界で歴史のあるハッピーエンジニア、フリエン(Frien)の順番です。

コンサルタントのためのフリーランスエージェントであるハイパフォーマーコンサルは4位、PMO NAVIは5位、業界一老舗のPE-BANKは8位です。
フリーランスエージェント各社は公開中のSAP案件だけでなく、登録中のSAPコンサルタント・エンジニア専用の非公開案件を保有しています。
非公開案件はまだインターネットには出回らない優良なSAP案件が多いため、複数フリーランスエージェントに登録し、定期的に非公開のSAP案件情報を取得しましょう。

 

オススメのSAP案件はこちら
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◼SAP案件は浅い商流で案件参画すれば高単価


マージン(手数料)を取るSIerやフリーランスエージェントなどの中間企業の数を減らせば減らすほど、SAP案件の単価はアップします。

下記の商流を目安にSAP案件を探しましょう。
エンド企業⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスコンサルタント・エンジニア
 

SAP案件のオススメ商流
SAP案件のオススメ商流


ここで「エンド企業⇛フリーランスコンサルタント・エンジニアの商流が最も良いじゃないか!」と思った方もいると思います。
もちろん金額的に見れば最も効率の良い商流ですし、直接知人やご自身の信頼できる方からの紹介の案件は積極的にエンド企業から直接受注するべきです。

ですが、訴訟のリスク、営業工数がかかりすぎるリスクなどを考慮に入れた際に、やはりフリーランスエージェント企業を1社商流に挟む事をおすすめします。

手数料(マージン)を払うことでリスク・営業工数・事務工数などを肩代わりしてもらうのです。
 

 

 

■SAP案件で高単価を目指すために必要な3つの経験


SAP案件で高単価を目指すためには、SAPコンサルタント・開発経験と熟練度のアップが欠かせません。
その上で下記のようなことに経験したり、意識付けることで、高単価でSAP案件を受注する事が出来ます。
 

・一貫したSAPシステム開発・マネジメントの経験

要件定義や設計などの上流工程から下流工程まで一貫した経験やマネジメント経験を打ち合わせ時にアピールする事で、案件参画の想定される幅が広がるため、高単価になる可能性があります。

 

・業界・業務知識ごとの専門知識

案件に該当するもしくは類似する業界・業務知識ごとの専門知識を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。
例:メーカー、製造、流通、小売、医療、福祉、人工知能(AI)など

 

・SAPモジュールの経験・知識
SAP案件においてコンサルタントは業務分野に分かれていることが多く、下記ようなものがあります。

 

SAPには
1.会計モジュール
会計モジュールは、「管理会計:CO」と「財務会計:FI」があります。
管理会計(CO)は内部会計モジュールを担当します。企業全体の調整、管理、最適化を簡単にする目的があります。

財務会計(FI)は外部会計モジュールを担当し、他のモジュールで発生した財務データを財務会計(FI)モジュールに集約され、管理してくれます。故に表計算ソフトへのデータ入力等を自動化が可能であるため人件費や時間的コストの削減につながります。

 


2.ロジスティックモジュール
ロジスティックモジュールは、「在庫管理:MM」と「販売管理:SD」があります。
在庫管理(MM)モジュールは、購買管理を担当するモジュールです。品目マスタ、商品マスタ部門表、メインテナンスなどの項目は常に変動するため、手作業だと誤入力が発生しやすくなります。そのため在庫管理(MM)モジュールを使い棚卸し業務の効率化を図っています。

販売管理(SD)モジュールは、販売管理を担当します。これにより、販売データ入力を不必要にするだけでなく、各部門への引き継ぎの自動化を行えるため、業務効率化に最適です。

 


3.人事モジュール
人事モジュールは「人事管理:HR」のみです。採用から退職までの従業員のライフサイクルを管理し、部署の変更や勤務時間も一元管理します。詳細については契約・職種・報酬・転勤・職務記述書・トレーニング・リクルーティングの変更が含まれてます。このような様々なデータも表計算ソフトで作成されることが多いですが、SAPモジュールを導入することで大幅な人件費削減を実現出来ます。

 


4.その他のモジュール
その他のモジュールは「プロジェクト管理:PS」・「生産管理:PP」・「プラント保全:PM」の3つのモジュールです。
プロジェクト管理(PS)モジュールは、プロジェクトが効率よく時間・予定通りに進行しているかなどのプロジェクトに関わる全ての管理をするためのモジュールです。プロジェクト管理(PS)モジュールは、あらゆる視点から詳細を洗い出し、継続的にプロジェクトを監視することができるようになります。

生産管理(PP)モジュールは、生産をする上での詳細な計画とセットにされていることが多いです。生産においてのリソース(経営資源)計画・内製や外部調達の提案登録・オーダー日時の最適化を行った上で計画します。
そのため処理能力の向上・在庫コストの削減・オーダー日時の計画などの作業を最適化することができ、リードタイムの圧倒的な短縮につながります。

プラント保全(PM)モジュールは、プラント保全(生産整備保全)を担当するモジュールです。機能場所の登録・変更や整備マスタなどを行います。主に技術対象管理に要する所要時間の削減・保全処理の簡略化・明確で迅速な保全データによる評価などのメリットがあります。


どのSAPモジュールの経験があるのかもしくはSAPの他に他社ERP(Oracle/OracleERP・Microsoft/Dynamics ERP・Works Applications/Company、HUE)の実務経験や知識を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。

 

 

 

■SAP案件の今後の動向


今後フリーランス業界でSAPコンサルタント・エンジニアはどうなっていくのでしょうか?

SAPは幅広い業界でニーズがあり、日本では4,000社以上導入されているため、今後も案件数が増加することが予想されます。
しかし、SAPには2025年問題があります。これは現行のSAP ERPやSAP ERPの前進であるSAP R/3の保守サポートが2025年で終了し、SAP S/4HANAへ切り替えを行わなければいけないという問題です。
SAP S/4HANAへ切り替えを行う必要がある企業は日本だけでも2,000社以上あります。そのため、システム移行に伴い膨大なお金や期間が必要になってくるため、SAP S/4HANAのシステムへ切り替えるか他社製品を使用するのかが問題になっているのです。

SAP2025年問題をSAPを使用するクライアント企業は抱えているが、現在でもフリーランスSAPコンサルタント・エンジニアは不足していることや今後IT業界の発展により更なる人材不足が懸念されていることを考慮すると、今後もフリーランスSAPコンサルタント・エンジニアのニーズの幅が広がり、より将来が安泰になるでしょう。

 

 

 

■まとめ


この記事ではSAP案件の動向と単価相場についてお話させていただきました。
多くのSAPコンサルタント・エンジニアさんやSAPに興味のあるコンサルタント・エンジニアさんにとって参考になれば幸いです。
本記事を執筆しているフリーランススタートはフリーランスエンジニア向けの案件検索サイトです。
SAP案件探しは是非フリーランススタートにお任せください。
 

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