公開日:2021.01.26
更新日:2025.03.24
転職活動においていつから始めればいいのか、かかる期間や延びてしまう原因が知りたいなどの悩みはありませんか?
転職活動は計画的に進めていかないと、思ってもいないことが起きてしまい長期化しやすく疲弊しやすいです。
今回は、転職活動にかかる期間の目安や延びてしまう要因、始めるタイミングについて解説します。
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<目次>
1.転職活動にかかる期間
転職活動はいつから始めれば良い?
2.転職活動の主な時期
在職中の転職活動を開始する
退職後に転職活動を開始する
3.転職活動が延びてしまう要因
応募に慎重になってしまう
面接の日程調整や結果待ちに時間を有する
退職交渉の期間
4.転職活動に関する疑問
在職中に転職活動したら知られる可能性はある?
結局転職活動に最適な時期は?
転職活動に不安がある場合は?
5.まとめ
転職活動は一般的にどれ程かかるものなのでしょうか。
ここでは、転職活動にかかる期間と内定を得て、退職するまでの具体的な流れを解説します。
転職活動にかかる期間の目安としては「3~6ヵ月」です。
転職活動の流れとしては以下の通りです。
1.自己分析
2.情報収集
3.書類作成
4.企業への応募
5.面接
6.退職交渉→引継ぎ(在職中の場合)
まずは、自分がどんな仕事をしたいのか・向いているのかを自己分析します。
自己分析が終われば、行きたい業界・職種・仕事内容などの情報収集を行い、履歴書・職務経歴書といった企業に見せる書類作成を行います。
続いて、興味のある企業へ応募を経て面接を行います。
在職中の場合は、内定を貰った段階で、退職の交渉から業務の引継ぎを行う流れが一般的です。
それぞれのステップで転職活動にかかるおおよその期間は以下の図の通りです。
転職先に求める条件や現在の経済状況によって転職活動にかかる期間も変わってきます。
そのため、各ステップでどのくらいの時間がかかるか計算しながら進めていくと良いでしょう。
転職活動を行っている方、今後転職活動を検討している方は下記記事をご一読ください↓
転職活動の主な時期としては、以下の2通りが考えられます。
・在職中に開始する
・退職後に開始する
結論として在職中に転職活動を開始することをおすすめします。
理由については後ほど解説します。
まず考えられるのが、在職中に転職活動を開始することです。
在職中に転職活動を進めるメリットとしては以下の通りです。
・収入が途切れる心配がない
・経歴のブランク期間が付く心配がない
転職活動は時間やお金が掛かるものです。
そのため、安定した収入が確保できれば、気持ちに余裕を持って行うことができます。
また、働きながら転職活動をするので経歴のブランク期間が付く心配がありません。
一方で、働きながら転職活動を行うため、自分の時間を削ったり、面接日のスケジュール調整が難しいといったデメリットもあります。
退職後に転職活動を開始する方法もあります。
退職後に転職活動を進めるメリットとしては以下の通りです。
・準備に専念できる
・選考スケジュールの調整が容易
・急募求人で有利になる
退職後に転職活動を進めるため、時間を十分に割けることができます。
自己分析や求人企業の研究・比較検討・書類の作成などじっくり時間をかけて行い、万全の対策で挑むことができるでしょう。
また、急募求人に応募する場合、企業も「すぐに働ける人材が欲しい」と考えているため、有利になる可能性があります。
一方でデメリットも複数あります。
・転職活動が長期化するリスク
・経歴のブランク期間が付く
・転職活動における費用が一定額必要
転職活動が上手く行かなければ、長期化してしまいます。すると「金銭面」や「長期化における不安」などの焦りによって、「本当にこの企業で良いのか」確認を怠ってしまい、転職後に後悔する可能性があります。
また、退職後に転職活動を進めるため、経歴にブランクが付きます。
企業によっては「働く意欲が低いのでは」「何か問題があるのでは」とマイナスなイメージを与える可能性もあります。
退職後に転職活動を進める場合は、長期化するリスクも考えてあまりおすすめできません。そのため、可能であれば在職中に転職活動を進めるように計画を立てましょう。
転職活動を行っている方、今後転職活動を検討している方は下記記事をご一読ください↓
転職活動が延びてしまう要因としては以下が挙げられます。
・応募に慎重になってしまう
・面接の日程調整や結果待ちに時間を有する
・退職交渉の期間
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは、転職活動が延びてしまう要因として応募に慎重になってしまうケースです。
特に「この業界や企業に行きたい」といったこだわりが強い場合は、「1社受けて面接に落ちたら次に応募する」と順番に応募を進める方もいます。その場合、自然と転職活動が延びてしまうことになります。
もし「数社受けてダメなら現職に留まる」といった考えであれば問題ありませんが、すでに転職を決意している場合は「複数社への応募を同時進行すること」も重要です。
もし面接で落ちてしまったとしても、縁が無かったとして次に切り替えていく気持ちの強さが成功への秘訣です。
応募に慎重になりすぎず、少しでも良いと思った企業は積極的に応募してみることをおすすめします。
面接の日程調整や結果待ちに時間を有することが転職活動が延びてしまう要因です。
これは自分自身ではなく企業側に原因があるのですが、場合によっては書類合格から1次面接まで、1次面接から最終面接まで、最終面接から結果発表までの間に数週間空いてしまうケースもあります。
例えば、「他の企業に内定を貰っていて、返事の期限がある。優先度の高い企業から結果が遅いので、なくなく内定を諦めてしまう」といったケースもあり、転職活動が長期化する要因の一つになっています。
企業によって数日で合否を教えてくれる所もあれば、数週間要することもあり一概に計画を立てづらいこともあります。
企業側の日程調整や結果待ちに時間を有する主な要因としては、他に受けている求職者とのタイミングを合わせているケースが多いです。
最後に、退職交渉に関わる要因により転職活動が延びてしまいます。
在職中の場合ですが、内定を承諾することになっても現職を予定通り辞めることができないケースもあります。
退職交渉の際に引き止めされるケースや、思ったより引継ぎに時間がかかるケースがあります。
企業によっては「辞めたい」と伝えてからさまざまな理由で退職するまでに時間がかかるケースもあります。
円満に企業を退職し、転職先の企業に順調に入社するためにも、「退職の意志が固いことをはっきり伝える」ようにしましょう。
一般的に期限の定めのない雇用契約の場合は、「退職の2週間前までに退職届けを提出すれば退職可能」と労働基準法で定められています。(民法627条1項)
労働者の意思による退職は原則「自由」で、会社は拒むことはできません。
退職届けの提出期限などは会社が定めている就業規則の退職規定に記載されているので、事前に確認しておくと良いでしょう。
転職活動に関するよくある疑問は以下の通りです。
・在職中に転職活動したら知られる可能性はある?
・結局転職活動に最適な時期は?
・転職活動に不安がある場合は?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
在職中に転職活動したら知られる可能性はあります。
現職の企業に転職活動をしていることを知られたら、「今の職場での信頼を失い、上司や同僚などから冷たくあしらわれる」ことも。
応募先企業から現職の会社に連絡がいくことはほとんどありません。
外資系企業に就職をする場合は、レファレンスチェックで現職の企業または前職の企業において素行調査のようなことが実施される場合がありますので、知っておきましょう。
なお、レファレンスチェックも転職先企業が直接行う場合、転職先企業に委託された企業または、転職エージェントを介している方は転職エージェントの方が行う場合があります。
他に知られる可能性として以下のような例があります。
・SNSやブログに転職中であることを投稿する
・会社の同僚に相談する
・職場での態度が変わる
現在では、TwttterやFacebookなどのSNSが普及し、情報が多くの人の目に触れられ、拡散されやすくなっています。
転職活動を始めると不安で人に話したくなりますが、SNSやブログに投稿するのは控えた方が良いでしょう。同じように会社の同僚に伝えるのも厳禁です。
また、「どうせ退職するから仕事は適当にやる」「職場の不満を態度に出す」といったことも控えるようにしましょう。
円満退職のためには、退職日までは現職の仕事や人間関係も大事にしましょう。
転職活動に最適な時期はいくつか存在します。
・中途採用の求人が増える1月、10月
・第二新卒枠である4月
一般的な求人が増える時期としては、新年度を迎えて体制を再構築したり強化する企業が多い1月や、下半期に向けて採用を強化する10月です。
その中で求人が多いとされる1月は「転職活動を始める時期」としておすすめできます。
1月に求人が多い理由は新卒が入社する4月までに入社させることで、「教育コスト」を抑えようと考えているからです。
次に多いのが10月入社のタイミングで募集するケースです。
10月では、会社の期の入れ替わりや人事異動で人の入れ替わりがあり、人数を多めに採用しようとする傾向があります。
また、第二新卒枠で就職を考えているのであれば、新卒入社と同じである「4月入社」を目指すのも良いでしょう。
4月入社であれば新卒と同じ研修を受けられる可能性が高く、「同期」の横の繋がりも作りやすいためです。
上記の理由から「どうしてもこのタイミングで入社したい」という気持ちが無ければ1月、10月または4月入社でのタイミングを見計らって転職活動を進めていきましょう。
5月や12月での新規求人数は他の時期と比べて少なくなっています。
理由としては新卒入社で求人が充当されているケースであったり、年末で採用に割ける時間が取れない/予算が少ないなどといった企業側の都合があります。
できるだけ5月、12月の時期での転職活動は避けましょう。
転職活動は一人で進めていくことが多いでしょう。
「転職に成功できるのだろうか」「転職に成功しても職場で上手くやっていけるのか」などさまざまな不安が出てくるでしょう。
一人では心細いと感じているなら、「転職エージェント」を利用してみることをおすすめします。
転職エージェントの利用において求職者側は無料で利用できるケースがほとんどです。
専門の担当キャリアアドバイザーが転職を成功させるためにさまざまなアドバイスを施してくれます。
サポート内容としては一般的に以下が挙げられます。
・履歴書・職務経歴書の添削
・模擬面接練習
・あなたに合う求人の紹介
「自分に合う仕事がどんなものなのかわからない」「行きたい業界・企業があるけどどのように書類を作成したらいいかわからない」「面接が苦手なので上手くいくか不安」といった不安も解消してもらえるのが「転職エージェント」の強みです。
転職エージェントについて詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓
今回は転職活動はいつから始めるのが良いのか、転職活動にかかる期間や延びてしまう原因などを解説しました。
転職活動の開始時期としては、年度が変わった1月や下半期が始まる前の10月が求人数も多くおすすめです。
本記事を良く読んで、転職活動を効率的に進めるためにはどうしたら良いのかを深く理解して頂ければ幸いです。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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