1on1ミーティングの重要性とは?尊重し合える部下と上司になるために

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2019.12.09

1on1ミーティングという言葉を皆さんは聞いたことがあるでしょうか?
1on1ミーティングとは、定期的に上司と部下が1対1で話し合うことを指します。
米国シリコンバレーでも「1on1ミーティング」は文化として根付いており、人材育成の手法として世界的に注目を集めています。
今回は1on1ミーティングの概要や目的、メリット・デメリット、人材育成を効率よく行うため知識を解説していきます。


特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・1on1ミーティングについて知識を増やしたい方
・1on1ミーティングを既に実施している方
・部下を持つ上司の方
・部下や上司と信頼関係を築きたい方
・企業を成長させたい方

1.1on1ミーティングとは?
2.1on1ミーティングを行う目的とは?
3.1on1ミーティングのメリット・デメリット
4.まとめ

 

 

 

1.1on1ミーティングとは?


1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことです。上司が部下の話を聞き、適切なフィードバックをすることにより、課題解決や人材育成などの様々な効果が促進出来ることから、現在ではヤフーをはじめとする多くの日本企業や世界的な有名企業が導入をしています。

1on1ミーティングは週に1回または月1回実施することが多いです。
また、1回約30分程度を実施する企業が多いです。実施時間は企業、チーム、職種によっても異なりますが、基本的に「短いサイクルで定常的に実施する」という目的があります。
また、1on1ミーティングと評価面談の違いは、1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことです。評価面談は、1on1ミーティング同様、上司と部下が1対1で話す面談のことです。
違いについては実施目的や対話の方法、頻度が異なります。1on1ミーティングは上司が部下のための課題解決や人材/キャリア育成などを目的とし、双方の対話が主であり、週1回や月1回の頻度で実施されます。評価面談は
部下の人事評価を決定・通知することを目的とし、上司から部下に評価を伝えること主であり、企業の期ごとに実施されることが多いです。

 

 

 

2.1on1ミーティングを行う目的とは?


1on1ミーティングは、上司から部下へ一方的に話すミーティングではなく、部下から話を引き出すミーティングです。部下に考えさせ、解決策を見いださせることで、部下の課題解決力が向上を目的としています。しかし、1on1ミーティングの目的を十分に理解しないまま定常的に実施している場合も有り得ます。
1on1ミーティングを有効活用するためにも、上司、部下の間で目的をしっかりと認識することが大切です。

 

部下の行動と学習を促進する
1on1ミーティングの目的は、部下の行動と学習を促進することです。
部下に「目標達成のための一歩として具体的に何ができるのか」「1on1ミーティングを通して具体的な気づきを得られたのか」「新しいことにいつ頃取り組みたいのか」などの具体的な回答が得られるように質問をします。目標に対する進捗確認をすることにより、今後何をしなければならないのか明確なイメージを持つことが出来ます。

 

部下の仕事への意欲を高める
1on1ミーティングの目的として、部下の仕事への意欲を高めるもらうことです。
部下とコミュニケーションを取る機会があまりない上司は、部下の仕事に対するモチベーションを維持/向上させるための貴重な機会です。部下が本音で話してくれたことに対する感謝の言葉や困難な案件を一緒に頑張ろうなどと勇気づけることにより、上司は部下のやる気を引き出すことができます。

 

1on1ミーティングを実施する際の時間の配分例を下記にてお伝えします。
是非参考としてご覧ください。
----------------------------------
1on1ミーティングのアジェンダ
・<約10分>目標に対しての現状の確認と問題点の特定
・<約10分>業務上の経験や気づきの振り返り
・<約5分>チームや組織に対する意見や気づき
・<約5分>その他の悩みや相談
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3.1on1ミーティングのメリット・デメリット


1on1ミーティングのメリットやデメリットについて解説していきます。
1on1ミーティングは上司と部下とのコミュニケーション機会を制度として定常的に実施するものであり、以下のようなメリットやデメリットがあります。

 

<メリット>
部下の成長が促進される
1on1ミーティングでは、部下は上司に定期的に現況を報告します。そのために必要なのが「企業や顧客が自分に何を期待しているのか」を考えながら自分の目標を立て、それを踏まえて行動に移し、結果を振り返った上で次の目標・行動を決める「経験学習」です。
1on1ミーティングを実施することにより経験学習のサイクルが機能し、部下の成長が促進されます。結果的に企業の発展のために必要とされる優秀な人材として育成に繋がります。

 

信頼関係の構築になる
上司は、立場上部下とジェネレーションギャップがあり、上手にコミュニケーションが取れないや多忙で部下個人と話をする機会が少ないなど、といった課題を抱えているのではないでしょうか。
1on1ミーティングを実施することにより、上司と部下のコミュニケーションを取れる機会が増加します。
部下が上司に現況を報告し、上司がアドバイスする、ということを繰り返し実施することにより、自然と信頼関係が構築されるでしょう。また、信頼関係が構築されたことにより、相談できる頻度が向上し、業務上のトラブルが減少する、意見の食い違いが減り、業務効率が向上するなど、といった相乗効果も大いに期待できます。

 

部下や課題や現場の状況把握(企業全体の問題解決)
1on1ミーティングを定常的に実施することで、上司は現場の現状課題や部下の目標が達成率などを把握することが可能です。部下個人が抱える課題は企業全体の課題とも関連深いことが多いです。部下個人の現況を理解することにより、企業全体の問題解決に繋がる可能性もあります。また、上司は部下が抱える課題や現場を認識し、解決策を共に考えることにより自身の経験学習を行っていることになります。
1on1ミーティングを繰り返すことで、上司自身の成長に繋がります。

 

キャリア開発の支援(中長期的なキャリアや適切な人材配置)
1on1ミーティングは、部下が中長期的なスパンで自身のキャリアを考えるきっかけに繋がります。
1on1ミーティングを実施することで、部下の強みが明確になります。上司は部下に対してキャリアや役職・職種の具現化など、ヒントを伝えることができます。
そのため上司は部下の中長期的なキャリア開発を支援するだけでなく、今後の適切に人材を配置することも可能になります。

 

企業の定着率改善
以上、1on1ミーティングの4つのメリットにより、部下は「この上司と一緒に仕事を続けたい」「この企業で自分のキャリアを築きたい」と考えるようになる可能性があります。
1on1ミーティングには、部下個人の仕事へのモチベーションや企業の定着率の改善にも繋がる効果が期待できます。

 

 

<デメリット>
下記のことを意識的に行わなければ、1on1ミーティングはデメリットに変化します。

 

1on1ミーティングをする目的意識の共有や事前準備を怠る
1on1ミーティングをする目的意識や事前準備を怠っていると十分な成果を得ることは出来ません。
1on1ミーティングをする目的が不明確な場合、上司と部下の業務の進捗確認の時間になったり、部下は業務や企業に対する愚痴、上司は部下に対して抽象的なアドバイスを伝えるための時間になってしまう、といった無駄なミーティングになる可能性があります。さらに、1on1ミーティング当日のテーマを事前に決めていなかったり、流れの事前共有がない場合も雑談だけで終ったり、上司部下間の話が続かないなど、といったことも考えられます。
1on1ミーティングを有意義な時間にするため、上司と部下の間で目的を理解し、事前準備を確実に行いましょう。

 

 

 

4.まとめ


今回は1on1ミーティングの概要や目的、メリット・デメリット、人材育成を効率よく行うため知識を解説していきました。
1on1ミーティングは、企業の持続的成長のために、部下のやる気を引き出して成長を促すことを目的として、上司と部下が定期的に行う1対1の対面による対話のことです。
1on1ミーティングを進める際は、部下の自発性を尊重し、課題や目標を前進させることが大変重要となります。
また、1on1ミーティングのプロセスを進める際は、上司と部下間の信頼関係を強め、部下の自主性を育むための手段であることを、お互いに認識しておくことを忘れないようにしましょう。
1on1ミーティングの時間は部下の成長を促す貴重なミーティングであり、主役は部下です。上司は部下のサポート役に徹することを心掛け、実施するようにしましょう。

 

 

本記事が皆様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

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