JavaScriptのフレームワークである「AngularJS」とは?特徴を分かりやすく解説!

開発

2022.02.16

Webアプリケーションの開発に携わるうえでは、より簡潔に素早くプログラムを書くことが非常に重要でしょう。そしてJavaScriptでの開発においては、人気フレームワークであるAngularJSの利用によって開発をよりスムーズに進ことができるようになります。

今回は、AngularJSの概要や特徴、習得するメリットなどを解説します。


特に、以下の方にこの記事をご一読していただきたいです。

・JavaScriptのフレームワーク習得を考えているエンジニアの方
・AngularJSの習得に興味があるエンジニアの方
・AngularJSの特徴や習得メリットを知りたい方
・AngularJSの人気や需要について知りたい方

 

 

 

1.JavaScriptのフレームワークであるAngularJSとは


JavaScript関連画像
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ここでは、JavaScriptのフレームワークであるAngularJSの概要や誕生の経緯、JavaScriptのフレームワーク・ライブラリにおける位置づけをお伝えします。

 

フレームワークとは(ライブラリとの違い)

フレームワークとは、特定のオペレーティングシステムに対するアプリケーションの標準構造の実装を目的として使用される、クラスやライブラリの集合体です。

一方のライブラリとは、汎用背が高いプログラムをまとめて部品化したファイルのことを指します。

 

フレームワークは良く使うものをまとめている枠組みのことを指し、汎用性の高いプログラムのまとまりであるライブラリも包含する概念だと言えるでしょう。

フレームワークを活用することでアプリケーションの設計を省くことができるため、アルゴリズム等他の作業に集中できるようになります。

 

また、フレームワークを使えば業務効率が上がるだけでなく、一定の決まりに従ってプログラミングが構築されるためアプリケーションの運用効率も上がるでしょう。

 

 

AngularJSとは

AngularJSとはJavaScriptの開発効率を上げるフロントエンドフレームワークです。

世界的有名企業で検索エンジンの圧倒的なシェアを誇るGoogle社とコミュニティがリリースしたフレームワークであり、機能性や使いやすさに優れています。

 

オープンソースであり商用利用も可能なフレームワークで、Microsoftアカウントなど身近なWebサービスでも採用されています。

従来のように画面をサーバー内で生成するものとは異なり、クライアント側で画面を生成するのも特徴の1つです。

 

また、世界中で知られる有名企業のGoogleが提供しているため、信頼感が高いことも特徴に挙げられるでしょう。

 

 

AngularJSが誕生した背景

AngularJSはGoogleのエンジニアがWebアプリケーション構築の手間を省くために、個人や企業のコミュニティとの共同で2009年に開発しました。

2012年6月にはバージョン1.0.0がリリースされ、2016年9月にはバージョン2.0.0がリリースされています。

 

また、バージョン2.0.0のリリースタイミングでは名称からJSが取り除かれて、「Angular」に変わりました。

そして2017年4月にはバージョン4.0.0が、同年5月にはバージョン5.0.0がリリースされています。

 

 

JavaScriptのフレームワーク・ライブラリにおけるAngularJSの位置づけ

AngularJSは、JavaScriptでの開発に使われるフレームワークとして高い人気を誇っています。

JavaScriptの人気フレームワークとしてはReactやjQuery、Vueなども挙げられますが、実際のトレンドはどうなのでしょうか。

 

Googleトレンドでそれぞれのフレームワークの直近1年間の検索動向を確認すると、AngularJSには安定して一定以上の需要があることが分かります。(参考:Googleトレンド)

近年では歴史の長いjQueryの需要が落ち着き、生産性が高いAngularJSの人気が相対的に高まっていると言えるでしょう。

 

 

 

 

2.JavaScriptのフレームワークのAngularJSの特徴


AngularJSとは関連画像
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この章では、JavaScriptのフレームワークであるAngularJSの特徴を3つお伝えします。

 

MVWという考え方に基づいたフレームワーク

AngularJSの特徴としてまず挙げられるのが、MVWを採用している点だと言えます。

MVWとは、以下密の概念の頭文字を合わせた言葉です。

 

「Model(データ)」…システム処理等に関わる機能
「View(画面)」…画面への表示に関わる機能
「Whatever(何か)」…そのため細かい制御を行う機能

 

MVWではデータを扱う部分や画面を作る部分、その他細かい制御を行う部分を独立させ混在していないため、設計がスムーズになります。

MVWを採用することで、AngularJSは分業での開発作業がしやすくなっています。

 

 

双方向データバインディング

AngularJSは、双方向データバインディングと呼ばれる機能を提供しています。

双方向データバインディングとは、データと描画のデータ更新を同期し、自動化する機能のことです。

 

通常、Webアプリケーションを操作するには画面からHTML要素を取得し、要素をデータとして処理したうえでそれを画面に反映するプログラムを書かなくてはなりません。

しかし双方向データバインディング機能があれば本来プログラムを書くべき処理を自動で行ってくれるため、書かなければならないコードが減ります。

 

 

コーポネント

AngularJSは、コンポーネント指向を持っています。

コーポネントとは、HTMLの再利用可能な複雑な部分を機能単位で切り分け、部品化してくり返し使える手法のことを指します。

 

コンポーネントによって同様のページにおいてコードを繰り返し使うことができ、HTMLの読み書きも簡単になります。

コンポーネント内の要素を修正したい場合はページ自体を修正する必要がなく、コンポーネント部分の変更だけで済みます。

 

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3.AngularJSを習得するメリット


AngularJSとは関連画像
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ここでは、AngularJSを習得するメリット2つに整理して解説します。

 

開発効率が良い

AngularJSを習得するメリットとしてまず挙げられるのが、開発効率の良さです。

AngularJSでは設計が事前に組み込まれており、決められたディレクティブに従って開発をすることで効率よく作業を進めることができます。

 

端的にお話しすると、コードの記述量が少ないため、同じ目的を達成するための作業でも時間が短縮できます。

また、AngularJSは分業での開発に適しており、スタートアップが利用するシステムなどスピード感が求められる開発においては非常に重宝するでしょう。

 

 

開発に必要な機能が全てある

AngularJSには、システム開発に必要な機能が全て搭載されています。

そのため開発にあたって複数のフレームワークに手を出す必要がなく、さまざま開発をAngularJSだけで進めることができるでしょう。

 

アプリケーションの開発には様々な機能が必要になりますが、AngularJSであればシンプルな記述でベースとなる機能を呼び出せるため便利です。

 

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4.まとめ


AngularJSはJavaScriptのフレームワークワークであり、生産性の高さや使いやすさがメリットとして挙げられます。

AngularJSにはシステム開発に必要な機能が全て揃っているため、いくつもあるJavaScriptのフレームワークの中でも安定した人気を誇っていると言えるでしょう。

 

MVWを採用しているため分業開発に適しており、双方向データバインディングの機能やコンポーネント指向によりスムーズな開発が期待できます。

開発効率の良さや必要な機能が一通り搭載されていることから、今後学んでいくフレームワークとして有力な候補であると言えるでしょう。

 

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