エンジニア未経験でも地方で転職できる?エンジニア求人の特徴や働き方などを紹介!

転職市場動向分析

2022.07.21

今後ますます発展が見込まれるIT業界の中でも人気の転職先であるエンジニア職。

その中でも、ストレスの少ない生活や家族との時間を大切にしたいために地方へのエンジニア転職を考えている人も多いのではないでしょうか。


そこで今回はエンジニア未経験かつ地方での転職を希望/検討している方に向けて、未経験でもエンジニアになる方法や地方エンジニアとして働く方法、地方と東京のエンジニア求人・案件の特徴を一挙紹介します!


地方エンジニアへの転職を考えている方にとって非常に有意義な記事になっていますので、是非最後までご一読ください!

 

 

 

1.地方と東京のエンジニア求人・案件の特徴


エンジニア未経験でも地方で転職できる?関連画像
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はじめに、地方と東京のエンジニア求人・案件の特徴について見ていきましょう。

 

地方のエンジニア求人・案件の特徴

地方のエンジニア求人・案件は、東京に比べて全体の求人・案件数が少なくなっています。

そのため自ずと選択肢も狭まってきてしまうのが実情です。

 

2022年7月時点、転職サイト「リクナビNEXT」におけるITエンジニアの求人・案件数は、東京23区だけで25,000件以上が掲載されていることに対して、北海道では約2,000件、東北は約2,900件、九州・沖縄は約5,000件となっています。

他転職サイトでも同様の結果が見られ、求人・案件数は東京を中心とした首都圏が圧倒的に多いと言えるでしょう。

 

プログラミング言語としては、Javaの需要が高くなっています。その他PHP、C#・C++の需要もありますが、東京とは異なりRubyやPythonの需要は低いです。

地方では、東京と比べてWeb系求人・案件が少なく、ゲーム開発・アプリ開発・業務システムなどの求人・案件需要が高いと言えます。

 

 

東京のエンジニア求人・案件の特徴

東京においては、国内の大企業が集まっていることが大きな特徴です。

その結果、先述した通り東京を中心に幅広い業種の求人・案件が豊富に存在しており、またキャリアや給与面でも多数の選択肢から判断することができます。

 

近年では給与についての地域間格差も発生しており、例えば関東と北海道・東北のエンジニアを比較すると年収にして約100万円ほどの差があると言われています。

これは東京を中心とし都市圏に大企業が集まっていたり、独立して高年収のITエンジニア人材が集まっていたりするために生じた現象です。

 

地方か東京か、という転職の悩みにはもちろん転居なども伴うことが多いため、単純に給与額だけで判断するのではなく、その他交通・医療のインフラ状況や行政サービスのレベルなども踏まえて総合的に判断することが大切です。

また業務内容としては、特にWeb系の求人・案件は東京に集中していると言えます。

 

日本全体を見渡してもWeb系の企業のほとんどは東京に根を下ろしているというのが現状です。

プログラミング言語としては、最も多く使われているのはJavaですが、先述したとおりWeb系の求人・案件が多いためRubyやPythonも頻繁に使用されています。

 

 

 

2.地方エンジニアの働き方


エンジニア未経験でも地方で転職できる?関連画像
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それではここからは、地方エンジニアの働き方を具体的に見ていきましょう。

 

地方企業で働く

地方での働き方として一般的なのは、やはり地方企業に転職することでしょう。

地方企業は都市部に比べて仕事量が少ない傾向があり、残業も少なめであると言えます。

 

そのため「仕事以外の生活の質を向上したい」「家族との時間を大切にしたい」という考えを持つ人は、地方で働く選択をとることも多いようです。

さらに生活の拠点を地方に移すことで、満員電車などの都会特有のストレスから解放もされます。

 

一方、地方では電車やバスの本数が少なく、車が生活必需品となってくることも頭に入れておきましょう。

また地方は都市部と比べて生活費や固定費が安く抑えられるため、給与額以上に満足した生活ができるという印象も強いようです。

 

 

首都圏の企業に籍をおき地方でリモートワークする

求人・案件は東京をはじめとした首都圏に集中しているため、首都圏の企業に籍をおき地方でリモートワークするというのも一手です。

特に今日では新型コロナウイルスの影響も相まって急速にリモートワークが普及してきています。

 

東京都産業労働局より発表された多様な働き方に関する実態調査(テレワーク) によると、テレワークの導入状況の業種別において、情報通信業の導入率が40.5%と一番高い数値です。

上記結果から分かるように、IT企業はいち早くリモートワーク化が進んでいる業界であると言えるため、今後もそうした新しい働き方はますます浸透していくでしょう。

 

現場常駐するイメージも強いエンジニア職ですが、職種によってはリモートワークで働ける求人・案件もありますので、そのための環境づくりはなるべく早く済ませておくのがベターです。

ただし、企業によっては週1回のミーティングのための出社や他の地域への転勤、有事の際に会社に行くことができるエリアに住む必要があるなどの制限を設けているところもあります。

 

転職前に募集要項をしっかりと読んで確認しておきましょう。

 

 

フリーランスエンジニアとして地方で独立する

ITエンジニアは常に人手不足であると言われており、近年さらにその需要が高まっています。

そのためひとつの企業に所属せず、フリーランスエンジニアとして生計を立てている方も多いです。

 

またIT業界は他の業界と比べてフリーランス向けの求人・案件も数多く見られることから、求人・案件サイトからプロジェクト単位での受注も可能です。

フリーランスは企業に雇用されないので、仕事で獲得した利益をそのまま自分の収入にすることが可能です。

 

プロジェクトに対する報酬額も直接取引先と交渉できる場面も多く、仕事も全て自分の裁量で進めることができます。

フリーランスのエンジニアとして活動すれば、パソコンとネット環境さえあれば場所関係なく仕事ができるため、スキルがある人はフリーランスとして地方で独立することも視野に入れてみましょう。

 

 

 

 

3.未経験でも地方エンジニアで働くことはできるか?


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結論として、未経験者でも地方エンジニアとして働くことは可能であると言えますが、ある程度の実務経験・知識を積んでいた方が転職に有利であることに変わりはありません。

未経験で地方エンジニアを目指している方は、次章「4.未経験が地方エンジニアになる方法」を是非参考にしてみてください。

 

 

 

4.未経験が地方エンジニアになる方法


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IT業界未経験の転職希望者も多いWebエンジニアですが、エンジニア経験者がいる中でどうやって転職すればよいのでしょうか。

ここからは未経験からWebエンジニアに転職する具体的な方法を紹介していきます。

 

プログラミングスクールやオンライン学習サイトを活用する

最も成長でき、知識の抜け漏れも少ないのはやはりプログラミングスクールに通うことでしょう。

2021年現在、プログラミングスクールは業界全体として盛り上がってきており、その数も増えそれぞれ特徴も出してきているため、自分に合ったスクールを選ぶことも容易になってきています。

 

途中で挫折してしまうことも多いプログラミング学習ですが、スクールに通っていればわからないことは質問でき、周りには頑張っている仲間もいるため、途中で投げ出すことなく最後までやり抜くこともできるでしょう。

また、プログラミングスクールの他にも、オンライン学習サイトを活用するという選択肢もあります。

 

教科書の読解や自分なりの実践だけではなかなか網羅することが難しいプログラミングですが、オンライン学習サイトを使えば要領よくかつ漏れなく学習を進めていくことが可能です。

独学での継続が難しい方、正確な知識を覚えたい方には、やはりプログラミングスクールへの通学やオンライン学習サイトの活用をおすすめします。

 

 


転職サイトや転職エージェントを活用する

新たな技術や企業が次々と生まれているIT業界では、自分の力では見つけられない情報もたくさんあります。

そのため、転職サイトや転職エージェントを上手く活用していくことも転職成功のひとつのカギです。

 

転職サイトは自分のペースで業界研究・企業研究が進められ、転職エージェントでは転職のプロであるアドバイザーが積極的に自分に合った企業を紹介してくれます。

さらに、特にIT業界未経験の方におすすめしたいのが、IT専門転職エージェントを利用することです。

 

転職エージェントでは、転職希望者と人材採用を考えている企業とを仲介して、 希望条件の近い両者をマッチングさせてくれます。

またこのサービスは国からの認可が降りないと営業できない、信頼の厚い転職機関です。料金も無料で受けられます。

 

転職のプロであるアドバイザーが直接相談に乗ってくれるほか、IT専門ならではの未公開求人・案件も数多く揃えられています。

さらに企業との面談日や面接対策まで行ってくれるエージェントがほとんどですので、IT業界の知識や経験がなくともすんなりと転職活動を進めていくことが可能です。是非一度利用してみてください。

 

転職サイトも転職エージェントも、新たな情報や企業を知る上で貴重な存在となってくると言えます。

転職の際はこれらサービスを積極的に活用していくようにしましょう。

 

 

 

 

5.まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回はエンジニア未経験かつ地方での転職を希望/検討している方に向けて、未経験でもエンジニアになる方法や地方エンジニアとして働く方法、地方と東京のエンジニア求人・案件の特徴を紹介してきました。

 

ぜひ本記事を参考に転職活動をして、地方エンジニアへの転職を成功させてくださいね!

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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