フリーランスとして地方で働ける?地方のメリットや地方案件保有のフリーランスエージェントも紹介!

フリーランス常識転職

2021.09.21

「フリーランスとして働きながら、地方でのんびり暮らしたい」
「両親が高齢なので、活動拠点を地元に移してフリーランスを続けたい」


忙しい毎日の中で、フリーランスとして地方で働いてみたいと思ったことはありませんか。自分に合った働き方を選択できるフリーランスなら、地方でも活躍することが可能です。

もちろん、地方でのフリーランス生活はメリットだけではありません。
地方ならではの大変なことも多く、「こんなはずではなかった!」と数年で都会へ戻るフリーランスも存在します。引っ越し後に後悔しないよう、地方への移住には入念な事前準備が必要です。


この記事では、地元でのフリーランスデビューを考えている人や、活動拠点を田舎へ移したいフリーランスに向けて、地方移住のメリットやデメリット、仕事(案件)の探し方などについて解説します。

<目次>
1.地方で活躍するフリーランスの実状
2.地方でフリーランスとして活動するメリット・デメリット
<メリット>
精神的なストレスが少ない
仕事に集中できる環境を整えやすい
<デメリット>
コミュニティ形成が難しい
イベントや勉強会に参加しづらい
3.フリーランスとして地方でも仕事(案件)を獲得するには?
フリーランスエージェントやクラウドソーシングサービスを活用する
ブログ・ポートフォリオサイトで仕事(案件)を得る
人脈で仕事(案件)を得る
4.地方のフリーランス求人・案件を扱っているフリーランスエージェント
レバテックフリーランス
レバテッククリエイター
PE-BANK
TechStock(テックストック)
ギークスジョブ(geechsjob)
フリエン(Frien)
5.まとめ

 

 

 

1.地方で活躍するフリーランスの実状


フリーランス地方関連画像
フリーランス地方関連画像

地方で活躍するフリーランスは、都会に比べるとあまり多くはありません。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が2020年に発行したフリーランス白書の報告によれば、フリーランスとして生計を立てている人の37.3%が東京、22.1%が関東近郊と、全体の60%近くが首都圏で活動しています。

 

残りの40%についてもほとんどのフリーランスは関西や中部、九州などに集中しており、フリーランスの多くが都会を活動拠点としていることがわかります。

首都圏で活躍しているフリーランスが多い理由として、地方と比較して仕事(案件)の絶対量が多く、選択肢も豊富なことが挙げられるでしょう。

 

一方で、地方へのUターンやIターンの選択肢として、フリーランスの働き方が注目されています。

フリーランス白書のアンケートでは、回答者であるフリーランスや副業ワーカーの80%が、地方での兼業や副業に興味を示しており、うち40%は地方での副業・兼業実績を行っているとの結果でした。

 

新型コロナウイルスの影響によって人口過密のリスクを避ける風潮が高まり、フリーランスとして地方移住を検討する人は、今後さらに増えることが予想されています。

リモートワークと相性の良いWebエンジニアやWebデザイナーは、地方でも活躍しやすいフリーランス職種です。

 

仕事(案件)を抱えてた状態でリモートワークへ移行できれば、フリーランスとして地方で成功する可能性が高いといえます。

地方の常駐案件を狙う場合、最初の取引先の獲得に苦戦する可能性があります。コネクションの無いフリーランスが地方へ移住する場合、人脈形成や地道な新規営業は必要不可欠です。

 

 

 

 

2.地方でフリーランスとして活動するメリット・デメリット


地方フリーランスのメリット・デメリット
地方フリーランスのメリット・デメリット

 

地方でフリーランスとして働く場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。具体的な例を交えて解説します。

 

<メリット>

精神的なストレスが少ない

フリーランスとして地方で働く最大のメリットは、精神的なストレスが少ないことです。

地方へ移住すれば、通勤のために満員電車に乗る必要はありません。通勤時間を短縮できれば、朝夕の時間を家族や自分のために使えます。

 

都会と比較し人口が少ないため、行楽地やレジャースポットでの人混みや渋滞にイライラすることもありません。

精神的なストレスの少ない環境で、仕事とプライベートを両立させることが可能です。

 

子育てがしやすい点も地方の魅力のひとつです。待機児童が少ないため保活がしやすく、自宅の近くの保育園に入所できる可能性が高いといえます。

無理に遠くの保育園に入所し、送り迎えの心配やストレスに悩まされる心配もありません。

 

地方には充実した子育て支援が多いことも魅力です。

妊婦検診の提供や子育て用品を買える商品券の配布、授乳スペースやおむつ交換所の確保など、自治体ごとの利便性に合わせた様々な取り組みがなされています。

 

育児中のフリーランスや子育ての予定があるフリーランスにとって、ストレスの少ない地方へ移住するメリットは大きいといえます。

 

 

仕事に集中できる環境を整えやすい

在宅ワーク中心のフリーランスにとっては、仕事に集中できる環境を整えやすいことも地方移住の利点です。

東京や大阪などの都心部よりも家賃が安く、好条件の物件が比較的簡単に見つかります。

 

家賃を抑えるため、ワンルームや駅から少し離れた物件に住みながら働くフリーランスは多いのではないでしょうか。

移住先にもよりますが、地方であれば都心のワンルームと同程度の家賃で2LDKを借り、仕事部屋とプライベートの空間を分けることが可能です。

 

騒音や訪問者の無い静かな環境は、仕事に集中したいフリーランスにとって魅力的といえます。

 

 

<デメリット>

コミュニティ形成が難しい

都会と比べ、地方で活躍するフリーランスはまだまだ少ないのが現状です。

地方では交流会のようなコミュニケーションの機会は少なく、オフラインでの交流や情報交換は難しいでしょう。

 

フリーランスが地方で活躍するためには人脈形成が必須ですが、移住者にとって地域コミュニティへの参加は簡単ではありません。

フリーランスとしての働き方がまだまだ都内ほど浸透していない地方において、フリーランスの社会的地位は低く扱われがちです。

 

フリーターと勘違いされたり、素性を怪しまれたりと、信頼を得るまでには時間がかかるでしょう。

都会と比べて保守的な地方のコミュニティに受け入れられるためには、地元の人との日々の交流や営業活動など、地道な努力が重要です。

 

 

イベントや勉強会に参加しづらい

フリーランスとして地方で働く場合、イベントや勉強会への参加が難しいことも理解しておきましょう。

フリーランスは一人で働くことが多く、業界のトレンドや新しい技術を知るためには自ら機会を探して参加する必要があります。

 

テック系、起業家系のイベントや勉強会の多くは都心部で開催されており、地方から参加する場合は、交通費や宿泊費など余計な出費がかかります。

最近では、コロナの影響もありオンラインのイベントや交流会も増加してきています。

 

 

 

 

3.フリーランスとして地方でも仕事(案件)を獲得するには?


フリーランス地方関連画像
フリーランス地方関連画像

地方におけるフリーランスの仕事(案件)探しは、都会と比べてハードルが高めです。

実際の営業方法や仕事(案件)の受注方法について紹介します。

 

フリーランスエージェントやクラウドソーシングサービスを活用する

リモートで働くWeb系のフリーランスは、フリーランスエージェントやクラウドソーシングサービスの活用をおすすめします。

フリーランスエージェントやクラウドソーシングサービス経由であれば、リモートを前提とした仕事(案件)が多く、住む場所に関わらず仕事(案件)を獲得できます。

 

その他、仕事(案件)数は都心部と比べて少なくなりますが、地方での常駐案件を取り扱うフリーランスエージェントはいくつか存在します。

地方のフリーランス求人・案件を取り扱っているフリーランスエージェントは、レバテックフリーランスPE-BANKギークスジョブ(geechsjob)フリエン(Frien)などです。

 

地方ではスキルの高いフリーランスが少ない分、クライアントが求める条件と合致すれば重宝され、仕事(案件)を長期継続してもらえる可能性は高いです。

仲介手数料(マージン)を支払う分報酬は安くなりますが、安定して仕事(案件)を獲得できれば、地方移住のメリットだけを享受しながらフリーランス続けることが可能です。

 

 

ブログ・ポートフォリオサイトで仕事(案件)を得る

自身のブログやポートフォリオサイトを立ち上げ、サイト経由で仕事(案件)を得る「待ちの営業」です。

フリーランスエージェントやクラウドソーシングサービス同様、リモートでの仕事(案件)が狙えるだけではなく、「〇〇(地方名)×△△(職種)」のキーワードで検索上位を獲得できれば、地域密着型のフリーランスとして仕事(案件)を得る機会は増えるでしょう。

 

地方ではフリーランスのライバルが少ないため、サイトのアクセス数が増えれば、企業から直接常駐案件の依頼が来ることもあるでしょう。

地方移住を検討するフリーランスは、移住する前にあらかじめブログやポートフォリオサイトを準備しておくことをおすすめします。

 

 

人脈で仕事(案件)を得る

地元のコミュニティにオフラインで参加し、人脈形成によって仕事(案件)を得る「攻めの営業方法」もあります。

地方はコミュニティがコンパクトな分、狭い範囲での交流密度が濃く、人脈を作りやすい環境です。

 

最初のきっかけ作りには苦労するかもしれませんが、地方のコミュニティの一員として認められれば、友人・知人を通じてフリーランスの仕事(案件)が得られる可能性があります。

自らフリーランスの交流会を主催してみても良いでしょう。

 

交流や情報交換を求める地方のフリーランスと繋がることで、地域に根差したビジネスを構築するのも選択肢の一つです。

 

フリーランスとして、交流会を活用するメリットなどを理解したい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

4.地方のフリーランス求人・案件を扱っているフリーランスエージェント


フリーランス地方関連画像
フリーランス地方関連画像

フリーランスとして地方での活躍を目指す方向けに、全国展開しているフリーランスエージェントや、地方案件に強いフリーランスエージェントをいくつか紹介します。

 

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス
レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するITエンジニア・Webデザイナー向けのフリーランスエージェントです。

業界最大手のため仕事(案件)数が多く、高単価案件も豊富です。

 

常駐案件については、関東、関西、九州エリアの他、兵庫県、京都府、愛知県などの仕事(案件)が検索可能です。

参画前に専任コーディネーターからのカウンセリングがあり、仕事(案件)のミスマッチが少ない点が魅力です。

 

参画中や参画後のフォローアップも手厚く、フォロワーと呼ばれるコーディネーターから業務に関する各種サポートを受けられます。

レバテックフリーランスならではの特長として、フリーランス向けの福利厚生パッケージ「レバテックケア」が挙げられます。

 

営業代行や税務処理、ライフイベントのお祝い制度など、会社員並みの福利厚生が用意されています。

 

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レバテッククリエイター

レバテッククリエイター
レバテッククリエイター

レバテッククリエイターは、レバテック株式会社が運営するWeb・ゲーム業界に特化したフリーランスエージェントです。

WebデザイナーやWebディレクター、ゲームプランナー向けの仕事(案件)の紹介を受けられます。

 

レバテックフリーランスと同様、コーディネーターやフォロワーによるサポートや、フリーランス向けの福利厚生が充実しています。

東京、神奈川、千葉、埼玉エリアの仕事(案件)が中心ですが、リモートワークの仕事(案件)も多く、地方のフリーランスでも問題なく利用可能です。

 

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PE-BANK

PE-BANK
PE-BANK

地方で活躍したいフリーランスにおすすめなのが、株式会社PE-BANKが運営する30年以上の実績を誇る老舗フリーランスエージェント、PE-BANKです。

北海道から九州まで、28都道府県の仕事(案件)を取り扱っています。

 

PE-BANK最大の特長は、全国に合計10(東京本社、横浜営業所、北海道支店、東北支店、中部支店、関西支店、京都営業所、岡山支店、広島支店、九州支店)の営業拠点を持つことです。

各支店では地域密着型の営業活動を行っており、継続して地方案件を紹介してもらうことが可能です。

 

東京で働いているフリーランスが地方へ引っ越す場合でも、PE-BANKの支店間の連携により移住後の仕事(案件)紹介やサポートが受けられます。

エージェントによる営業代行や、事務代行や共済会制度、教育サポートなど、フォローアップが手厚い点も魅力です。

 

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TechStock(テックストック)

TechStock(テックストック)
TechStock(テックストック)

TechStock(テックストック)は、INTLOOP株式会社が運営するIT人材の地位向上と日本初のユニコーンを目指すフリーランスエージェントです。

営業拠点は東京に3か所の他、札幌、名古屋、大阪、福岡、沖縄と全国をカバーしています。

 

沖縄に支店を持つフリーランスエージェントは珍しく、香港、上海、ホーチミン(ベトナム)など、海外に支店を持つ点も特長です。

エンド直の地方案件を多数取り扱っており、地方の常駐案件を獲得したいフリーランスは登録しておくことをおすすめします。

 

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ギークスジョブ(geechsjob)

geechsjob(ギークスジョブ)
geechsjob(ギークスジョブ)

ギークスジョブ(geechsjob)は、ギークス株式会社が運営する15年以上のフリーランス支援実績を持つ、フリーランスエージェントです。

関東、関西以外では、中部(名古屋・愛知近郊)と九州の仕事(案件)を取り扱っています。

 

ギークスジョブ(geechsjob)はフリーランスエージェントの中でも老舗であり、スキルや経験次第では大手企業の直受け案件へも参画可能です。

地方案件の数は全体の案件数の割にそれほど多くありません。

 

フリーランスとして地方で働く場合は、地方案件の他にリモートワークの仕事(案件)を紹介してもらいましょう。

自社展開の福利厚生サービス「フリノベ」を提供しており、会計ソフトの割引サービスや確定申告サービスなどの業務フォローからヘルスケア、グルメなどの優待を受けられる点も魅力です。

 

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フリエン(Frien)

フリエン(Frien)
フリエン(Frien)

フリエン(Frien)は、アン・コンサルティング株式会社が運営する東京、大阪、福岡の3都市で展開するITフリーエンジニア専門のエージェントサービスです。

エンド直請け案件が豊富で、最高単価180万円、平均単価72万円と、高額案件が多い点が特長です。

 

登録全体の45%が高額案件で、利用者の80%が収入アップを実現しています。

地方案件数が豊富で、リモートの高単価案件も数多くあります。

 

フリーランスとして他のフリーランスエージェントと合わせて登録しておくことをおすすめします。

 

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フリエン(Frien)→
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5.まとめ


フリーランスとして地方で活躍するためのノウハウや地方案件を取り扱っているフリーランスエージェントなどについて解説しました。

仕事(案件)を継続して獲得できれば、フリーランスが地方で働くメリットは大きいといえます。

 

今回ご紹介したフリーランスエージェントをうまく活用し、地方で活躍するフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

 

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