公開日:2019.10.05
更新日:2025.01.27
フリーランスやノマドワーカーの方は自宅やオフィス以外で仕事をしたいとき、どこへ行きますか?
以前であれば、フリーランスやノマドワーカーの方は近くのカフェを利用して仕事をしていたでしょう。
しかし近年、コワーキングスペースの増加や利便性の良さからフリーランスやノマドワーカーの方がコワーキングスペースを活用し仕事をしているケースが多く見受けられます。
コワーキングスペースは黙々と仕事をしたい方、異分野の方と交流したい方、起業した方、会社のオフィスとして利用している方など多種多様な方が利用している場所・空間です。
コーワーキングスペースには数時間、1日、月単位で利用できたり、24時間オープンしている場所も多数あります。
そんな今回は市ヶ谷でおすすめのコワーキングスペースについてお話をしていきます。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・市ヶ谷のコワーキングスペースの利用を検討されている方
・市ヶ谷のコワーキングスペースを現在利用している方
・フリーランスやノマドワーカーとして静かな作業場所を探している方
・正社員や派遣エンジニアからフリーランスに転向を希望している方
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<目次>
1.コワーキングスペースとは?
2.市ヶ谷のコワーキングスペースのメリット
3.市ヶ谷のコワーキングスペースのデメリット
4.コワーキングスペースとシェアオフィスの違い
5.市ヶ谷でおすすめのコワーキングスペース5選
・DIGIMA BASE
・WAVE市ヶ谷
・Froh Coworking(フローコワーキング)
・Lowp(ロウプ)
・HIVE TOKYO
6.まとめ
コワーキングスペースとは、オープンな作業スペース・集中できる半個室スペース・会議室・打ち合わせスペースなどを共有しながら、それぞれが独立した仕事を行う空間のことを指します。
コワーキングスペースの特徴は集中して仕事が出来る空間を提供していること、賃貸オフィスを持つよりも低コストであること、利用者同士がコミュニケーションを取りやすく新たなコミュニティや新規のビジネスを始めるきっかけ作りになることなどが挙げられます。
コワーキングスペースは基本的にどなたでも利用することが出来ます。
主にフリーランス、ノマドワーカー、起業している方、オフィスを持たない会社、学生の方などが利用しています。起業した方やオフィスを持たない企業の利用も多く、法人登記やWeb表記などの住所の提供をしているコワーキングスペースもあります。
コワーキングスペースはIT、金融、食品、アパレルなどのスタートアップ企業や自治体なども活用しています。
2018年9月時点で東京都内のコワーキングの市場規模は346拠点であり、6.6万坪です。東京都の0.1%にも満たない面積ですが、年々その面積は増加傾向にあります。
コワーキングスペースの場合は入会金が0円~数万円、保証金0円~数十万円(20万円以上は滅多にありません)のケースがほとんどです。
コワーキングオフィス市場は起業する方の増加やフリーランスやリモートワーカーの増加などに伴い、増加していくことが予想されています。
市ヶ谷のコワーキングスペースのメリットをお伝えします。
コワーキングスペースのメリットに少しでも共感した方はぜひ一度利用してみることをおすすめします。
設備が充実している
市ヶ谷のコワーキングスペースには様々な設備が整っています。
市ヶ谷のほとんどのコワーキングスペースには電源とWi-Fiが完備されています。
コワーキングスペースによっては、フリードリンクがついていたり、会議やイベントをするための会議ブース、ホワイトボード、スクリーン、プロジェクター、マイクなどのレンタルなどを行なっています。
また、市ヶ谷のコワーキングスペースのメリットとしては、オフィスとして利用している方も多数いるため、敷金やデスク、椅子、プリンタなど事務設備の購入費、インターネット導入費などの初期費用が一切発生しないことです。
利用プランが選択できる
市ヶ谷のコワーキングスペースは、会員になり月額を支払い利用する場合とドロップインとして時間単位で利用する場合の2種類あり、ワークスタイルによってプランを選択できます。
市ヶ谷のコワーキングスペースを利用する方の中には、稼働日のみの使用も多いです。
市ヶ谷のコワーキングスペースは目的に応じて利用プランを選択できます。
なおドロップインは、1日利用のことを指します。複数の場所を転々として仕事している方や良い刺激が必要なクリエイティブ関連の仕事をしている方はドロップインを利用してみると良いでしょう。
新しいコミュニティや新規ビジネスチャンスが生まれやすい
市ヶ谷のコワーキングスペースを利用している方の中には、新たなコミュニティを形成するためや新規ビジネスのチャンス目的として利用している方もいます。
一つのワークスペースを複数人や団体が共同して利用しているため、利用者同士のコミュニティは自然と作られるケースが多いです。
コワーキングスペースは、シェアオフィスと比較するとコミュニティ育成を重視している傾向があり、新たなコミュニティを作りたい方は積極的に利用してみることをおすすめします。
また、市ヶ谷周辺は日本屈指の優良企業が多く存在するエリアです。
例えば、大日本印刷株式会社、持田製薬株式会社、ライフネット生命保険株式会社、松井証券株式会社、株式会社昭文社、雪印メグミルク株式会社など日本を代表する大企業が多数あります。
市ヶ谷には様々な業界が混じっているため、他業界での人脈やコミュニティを作りやすいでしょう。
市ヶ谷は乗り入れ路線が多く、アクセス条件が良い
市ヶ谷駅はJR中央線、JR中央本線、JR総武線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線、都営新宿線と6路線乗り入れているため、首都圏エリアであれば、アクセスが容易であるというメリットがあります。
その他、四ツ谷駅、飯田橋駅、麹町駅など徒歩圏内に駅が複数あることもアクセスが良いメリットです。
市ヶ谷のコワーキングスペースを活用するメリットは多く存在しますが、デメリットもいくつか存在します。
市ヶ谷のコワーキングスペースのデメリットをしっかりと理解し、効率良く活用しましょう。
集中出来ない可能性がある
市ヶ谷のコワーキングスペースは非常に多くの方が利用します。
そのため、共有スペースなどで仕事をしている場合、利用者同士の話し声や物音が聞こえてくる可能性が高いです。
カフェなどでも同じ環境ですので、騒がしい場所でも集中できる方であれば、問題ないかと思います。
もし、騒音などが敏感な方はコワーキングスペースの個別ブースを利用するか、個室のみのコワーキングスペースを利用するなどしてご自身で工夫してみましょう。
作業スペースの確保が保証されていない
市ヶ谷のコワーキングスペースを利用する方は法人契約や専用席の契約をしている方とフリーアドレス(自由席)を利用する方の2種類です。
フリーアドレスを利用している方の場合、コワーキングスペースが満席のため利用できない可能性があります。
そのため、コワーキングスペースが空いている時間帯を狙って利用しなければいけないなどのデメリットがあります。
近年では、コワーキングスペースのWebサイトで空席状況をリアルタイム確認出来るため、利用する前にWebサイトで確認することをおすすめします。
セキュリティ上の不安がある
コワーキングスペースは非常に多くの方が利用しています。
仕事で機密情報などを扱う場合、他人にPC画面を見られないように配慮する必要があったり、あまり大きい声で話すことが出来ないなどのデメリットがあります。
また、コワーキングスペースが使用しているネットワークのセキュリティに関しても不安な方もいると思います。
その場合は、ご自身でWi-Fiを持参するなどで対策しましょう。
コワーキングスペースとシェアオフィスの違いとはどのようなものでしょうか。コワーキングスペースとシェアオフィスを混同して理解している方に向けて解説していきます。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは様々な企業や不特定多数の人々が共有しているスペース/仕事場のことを指します。
主な利用者はフリーランス、ノマドワーカー、起業家、スタートアップ企業などです。
コワーキングスペースは一時的にスペースを利用できるドロップインという制度があることが特徴です。
多くのコワーキングスペースではオープンスペースが広範囲を占めており、その他個室、会議室という設計になっています。
コワーキングスペースの活動も異なる点でしょう。
コワーキングスペースはイベントや勉強会を開催しているところが多く、仕事場の共有以外にも様々なコミュニティ形成を積極的に行っています。
その他、法人登記、住所利用、複合機、ロッカーなどの貸し出しも行なっています。
そのため、仕事場として活用したい方はもちろんのこと、新しいアイデアでイノベーションを起こしたい、新規事業を立ち上げたいという方におすすめです。
シェアオフィス
シェアオフィスは「共有されたオフィス」という意味であり、同じスペースを複数の利用者によって共有するオフィスのことを指します。
シェアオフィスは共有スペースやパーティションや簡易的な壁によってオフィスごとに区切られている場所が多いです。
主な利用者は起業家、スタートアップ企業、フリーランス、ノマドワーカーなどです。
シェアオフィスは、法人登記、住所利用、会議室の利用、郵便物受取、電話転送や秘書代行、備品の貸出などを行なっています。
コワーキングスペースと比較して異なる点はイベントや勉強会の開催など、新しいコミュニティ形成の活動が少ないことです。
そのため、仕事場として活用したい方や低コストでオフィスを持ちたい方におすすめです。
市ヶ谷でおすすめのコワーキングスペースを5件お伝えします。
少しでも興味があったり今後利用を検討している方は、1度詳細を調べて、お気に入りのコワーキングスペースを市ヶ谷で見つけましょう。
【住所】〒162‒0844東京都新宿区市谷八幡町2−1DS市ヶ谷ビル3階
【アクセス】
JR総武線、東京メトロ南北線・有楽町線、都営新宿線市ケ谷駅徒歩2分
【電話番号】03-6228-1895
【営業時間】
ドロップイン:10:00~19:00(平日)
会員:9:00~21:00(平日,土日)
【利用料金】
フリースペース会員:19,800円
個室:130,000円~
※入会金が10,000円、カード発行手数料が3,000円掛かります。
ドロップイン(入会金不要):
1,000円/2時間まで、2,000円/日
【オプション】
会議室:1,500円~/1時間
ロッカー:3,000~5,000円/月
法人登記:10,000円/月
郵便受けサービス:4,000円/月
【Webサイト】
https://base.digima-japan.com/
【座席数】108席
【運営】株式会社Resorz、ケーエフエスコンサルティング株式会社
【設備】電源、Wi-Fi、法人登記、住所利用、会議室、個室、コピー機、ロッカーなど
【特長】
DIGIMA BASEは、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima~出島~」のリアル版サービスとして、2018年8月にオープンした市ケ谷駅より徒歩2分の所に位置しているコワーキングスペースです。
DIGIMA BASEは『海外ビジネスに必要な「学び」と「出会い」と「仕事場」を』をコンセプトとし、世界で成功する日本企業の創出を目的としています。
DIGIMA BASEの特徴として、創業を支援するためのセミナーや相談窓口、世界各国の最新情報・販路拡大・外国人採用・物流・ビジネス英会話などの多彩なイベントを提供していることが挙げられます。
また、2019年11月より株式会社Resorzと株式会社ケーエフエスコンサルティングの2社が共同運営する海外ビジネス特化型コワーキングスペース「東京都認定インキュベーション施設」に選ばれています。
海外展開を今後検討されている方は是非利用して欲しいコワーキングスペースです。
【住所】〒102-0076 東京都千代田区五番町12番地6 五番町マンションB1F
【アクセス】
JR・地下鉄(都営新宿線・東京メトロ南北線・有楽町線)市ヶ谷駅より徒歩3分
【電話番号】03-5216-2121
【営業時間】10:00~19:00(平日)
【利用料金】
シェアオフィス:
32,400円/月
利用可能時間:24時間355日
初期費用が30,000円掛かります。
ラウンジ会員:
10,800円/月
ドロップイン:
2,000円/日
【オプション】
貸し会議室:600円~/30分
利用可能時間:10:00~19:00(平日)
イベント利用:8,640円/1時間
利用可能時間:10:00~19:00(平日)
【Webサイト】
http://wave-ichigaya.com
【座席数】40席
【運営】株式会社ウェイビー
【設備】電源、Wi-Fi、法人登記、住所利用、会議室、個室など
【特長】
WAVE市ヶ谷は市ヶ谷駅より徒歩3分の所に位置しているコワーキングスペースです。
WAVE市ヶ谷の起業家を丁寧にサポートする体制が整っていることが最大の特長です。
特に起業家応援集団や会計事務所の強力なメンターが新規起業家のために立ち上げをサポートします。
例えば、マーケティングセミナーや起業家セミナー、営業セミナなど各種セミナーを開催したり、起業家同士の交流会などもあります。
ぜひ起業を検討している方、起業してまだ日が浅い方などは利用してみることをオススメします。
【住所】〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町4-15 新井ビル1階
【アクセス】
JR中央線・総武線「四ツ谷駅」四ツ谷口より徒歩3分
東京メトロ南北線・丸ノ内線「四ツ谷駅」2・3番出口より徒歩3分
【電話番号】-
【営業時間】 24時間365日(会員のみ)
【利用料金】
<会員プラン>
オフィス(個人):15,000円/月
オフィス(法人):50,000円/月※5名まで
※1名追加ごと:10,000円/月
【オプション】
事務代行:5,000円/月~
経理代行:5,000円/月~
カフェスペース貸出:1,000円/時(要予約)
【Webサイト】
http://ehoop.asia/coworking
【座席数】-
【運営企業】株式会社イーフープ
【設備】Wi-Fi、電源、郵便受取、住所表記、鍵付ロッカー、会社登記、飲み物/食べ物持ち込み自由、ミーティングスペース、コピー、プリンター、スキャナー、会議室
【特長】
froh Coworkingは、四ツ谷を拠点としたStartUpのベンチャーや非営利団体、学生、会社員、フリーランス、起業家、士業、経営者など、さまざまな人達が集まるインキュベーション機能を持ったコワーキングスペースです。
froh coworkingは「froh(楽しい)」というシンプルな感情から生まれる一人ひとりの行動が、人、情報やお金などの「flow(流れ)」となり、みんなの世界を「froh(楽しい)」場所にしていくという名前の意味が込められているコワーキングスペースです。
集中して仕事や勉強がしたい、お客様との打ち合わせに利用したい、ビジネスのサポートをしてもらいたい、同じような立場の人達と交流を持ちたいなどなど、さまざまな目的から活用できるコワーキングスペースです。
【住所】〒162-0846東京都新宿区市谷左内町5
【アクセス】
「市ヶ谷駅」徒歩5分
【電話番号】03-6824-9020
【営業時間】24時間365日
【利用料金】
RESIDENCE ROOM:
110,000~260,000円
利用可能時間:24時間
RESIDENCE BOOTH:
32,000円~
利用可能時間:24時間
COWORKING SPACE:
25,000円/月
利用可能時間:24時間
【オプション】-
【Webサイト】-
【座席数】-
【運営】株式会社 ロウプ
【設備】電源、Wi-Fi、法人登記、住所利用、会議室、個室、コピー機、ロッカー、メールボックス、固定電話など
【特長】
Lowp(ロウプ)は市ヶ谷駅から徒歩5分の所に位置しているコワーキングスペースです。
Lowpの特長は地下1階〜地上4階建てのビル1棟まるごとリノベーションのシェアオフィスビルでありものづくりをテーマにされていることです。
また、シェアオフィスは、個室「レジデンスルーム」、固定デスク「レジデンスブース」、フリーアドレス「コワーキングスペース」があり、仕事を集中して行うことができる環境があることも特長です。
【住所】〒102-0074東京都千代田区九段南2-4-11
【アクセス】
東京メトロ南北線・有楽町線/都営新宿線「市ヶ谷駅」A3出口徒歩6分
JR中央総武線「市ヶ谷駅」徒歩10分
東京メトロ東西線・半蔵門線/都営新宿線「九段下駅」2番出口徒歩7分
【電話番号】03-3221-5127
【営業時間】10:00〜19:00(平日)
【利用料金】
<シェアオフィス>
固定:45,000円/月
フリーデスク:20,000円/月
【オプション】
ロッカー:1,000円/月
【Webサイト】
http://hive.tokyo
【座席数】34席
【運営】株式会社リアルゲイト
【設備】電源、Wi-Fi、法人登記、住所利用、個室、ロッカー、テラス・会議室、シャワー、キッチンなど
【特長】
HIVE TOKYOは市ヶ谷駅A3出口徒歩6分の所に位置しているコワーキングスペースです。
HIVE TOKYOの特長は1棟シェアオフィス やレンタルオフィス、コワーキングスペースになっていること、しっかりとパーテションで区切られた個別空間があり、仕事を集中して取りくむ環境が整っていることなどが挙げられます。
今回は市ヶ谷でおすすめのコワーキングスペースについてお話をしてきました。
コワーキングスペースごとにそれぞれコンセプトが異なるため、ご自身の利用する目的に最適な場所を選ぶことが良いでしょう。
上記に紹介した市ヶ谷コワーキングスペースはほんの一部であるため、興味があればご自身でも探してみましょう。
また、コワーキングスペースもただ仕事をするための場所ではなく、イベントやセミナーを定期的に開催しているため、新たなコミュニティを作ったり、異業種の方の出会いの場としても非常に優れています。
是非ご自身に落ち着ける空間を提供してくれるコワーキングスペースを市ヶ谷で見つけてみてはいかがでしょうか?
なお、フリーランスやノマドワーカーが多く活躍し始めている現代で市ヶ谷でのコワーキングスペースの利用は今後も増加していくでしょう。
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