40代フリーランスエンジニアとして活躍はできるの?

営業転職

2019.10.15

近年「働き方改革」の影響によって、フリーランスエンジニアという働き方が注目されています。
「高報酬かつ自身の時間を有効的に活用出来る」「これまで培ったエンジニアとしてのスキルを試してみたい」などの理由から、正社員として働いていた会社を退職し、フリーランスエンジニアになるという方が増えています。

特に開発やビジネスのスキルが成熟した40代でフリーランスエンジニアになる方が非常に多いように思います。

そこで今回は40代でフリーランス未経験からフリーランスエンジニアになる方法を解説していきます。
また、40代フリーランスエンジニアとして活躍するためにやらなければならない事、40代エンジニアにオススメのフリーランスエージェントなどもお伝えさせていただきます。

<目次>
1.40代フリーランスエンジニアの実態
2.40代フリーランスエンジニアの不安や悩みとは?
 ・収入の不安定さ
 ・ご自身の健康や気力の持続力
 ・社会保障(医療保険、年金等)
3.40代フリーランスエンジニアが活躍する方法とは?
 ・強みのスキルを極められる案件に参画
 ・最新の技術や知識を常に勉強しておく
 ・体調管理は常に気をつけておく
 ・フリーランスエージェントやクラウドソーシングなど積極的にを活用する
 ・フリーランスエンジニアとは別の仕事を持つ
4.40代フリーランスエンジニアにオススメのフリーランスエージェント5社
 ・PE-BANK
 ・ハイパフォーマーコンサル
 ・レバテックフリーランス
 ・Humalance(ヒューマランス)
 ・PMO NAVI(PMO ナビ)
5.まとめ

 

 

 

1.40代フリーランスエンジニアの実態


さて、40代フリーランスエンジニアがどのくらい市場で活躍をしているのでしょうか?
中小企業庁がまとめた2015年版小規模企業白書によると、フリーランスエンジニアに占める40代の割合は全体の約36%であることが分かりました。
フリーランスエンジニアとして主に活躍するのは若い世代(20代や30代)というイメージを持つ方もいるかと思います。
しかし、現実には40代でフリーランスエンジニアとしてご活躍されている方が多くいます。
約半数が10年以上のフリーランスエンジニア経験があるという結果です。

参照:2015年版小規模企業白書

 

 

2.40代フリーランスエンジニアの不安や悩みとは?


次に40代フリーランスエンジニアの不安や悩みをみていきたいと思います。経験豊富な40代のフリーランスエンジニアになり、どのような不安や悩みを抱えているのでしょうか?

 

・収入の不安定さ

40代のフリーランスエンジニアが抱える問題として多いのが収入の不安定さです。
40代のフリーランスエンジニアは、同世代の会社員と比べて年収が上がりづらい傾向にあります。そのため、正社員と比較すると不安定さを感じることもあるかと思います。
40代では家庭を持っていたり、お子さんがある程度の年齢になっているというフリーランスエンジニアの方もいるかと思います。自身が稼働しなければ確実に収入を得られないのもフリーランスならではでしょう。
40代に向けたフリーランスエンジニア案件数と若い世代(20代・30代)を比較すると、若い世代の方が豊富にあることも不安定さを感じる要因でしょう。
案件数が多くあれば、それだけ市場の需要は高く不安定さを感じづらいです。しかし、活躍出来る案件の幅が狭いのであれば、収入の不安定さを招く可能性があります。

 


・ご自身の健康や気力の持続力

40代フリーランスエンジニアはまずは体が資本になるでしょう。不安に思っている理由の多くは体力の衰えを感じる人が多いからです。
40代は人生のターニングポイントとよく言われます。特に四十肩・メタボ・老眼・更年期障害といった症状のリスクが高くなり、脳血管疾患・心疾患・ガンのリスクも若い時と比較するとあるでしょう。
ご自身で収入を得る努力をしなければならないフリーランスエンジニアだからといって、若いころと同じように徹夜での仕事は続けることが難しいでしょう。

その他、環境にも不安を感じている40代のフリーランスエンジニアもいるでしょう。
クライアントの担当者や一緒に仕事をする別のフリーランスエンジニアが自身より年下になるという現実があるからです。特にスタートアップやベンチャー企業は若い社員で構成されていることもあり、その中に混ざって一緒に仕事をこなすことについていけるかどうか不安という悩みもあります。
またクライアント側の担当者が自分より年齢が高いフリーランスエンジニアのマネジメントを避けたがるケースもあります。
面談時には、柔軟なコミュニケーション力が問われる可能性もあります。

 


・社会保障(医療保険、年金等)

40代のフリーランスエンジニアが抱える悩みが、社会保険・老後資金に対する不安です。
会社員の社会保険は保険料の半分を会社が負担してくれますが、フリーランスエンジニアの場合は満額を負担する必要があるからです。
フリーランスエンジニアの保険は国民健康保険であり、年金は国民年金です。国民健康保険の保険料は前の年の所得から計算されるため、前年度の所得が高かった人の保険料は高額になります。
フリーランスエンジニアはケガや病気で仕事を休んでも傷病手当金を受け取ることが出来ないため、万が一に備えて医療保障を見直しておくことをオススメします。
近年、フリーランスエージェントや大手クラウドソーシング会社でフリーランスエンジニア向けの社会保障をサポートしたり、福利厚生面が充実しています。
例えば、大手フリーランスエージェントのPE-BANKは、病気やケガなどで入院した場合の医療費給付など、万が一のときのために独自の共済会制度があります。
その他にも、クラウドワークスはライフネット生命と提携し、就業不能保険の加入が出来たり、育児・介護・税金・旅行やショッピングの優待サービスなどのトータルサポートを提供しています。福利厚生面も正社員と同等、充実させたいフリーランスエンジニアの方はぜひ検討してみることをオススメします。


やはり、40代のフリーランスエンジニアですと、収入の不安定さを懸念する方が多いですが、それと同時にご自身の体や社会保障制度など将来を見据えた不安や悩みが多いことが分かります。

 

 

 

3.40代フリーランスエンジニアが活躍する方法とは?


40代フリーランスエンジニアが活躍する方法とはどのようなことをすれば良いのでしょうか?
今回は5つのポイントをお伝えします。

 


・強みのスキルを最大限活かせる案件に参画
フリーランスエンジニアとして長年経験がある人ならば、若い世代に混じり開発業務をこなすだけではなく、よりご自身の持つスキルを活かせる特徴的な案件を選択することやPM/PMOなどマネジメント案件に参画することも検討に入れてみてはいかがでしょうか?

例えば、エンジニアスキルもあり、マネジメントスキルもあるフリーランスエンジニアであれば、コンサルタント・企業のアドバイザー・セミナー講師などの指導者という立場で働くことも視野に入れられるでしょう。

 

 

・最新の技術や知識を常に勉強しておく

IT業界は技術のトレンドがとても速く、常に最新技術を収集をしなければなりません。
ご自身のエンジニアスキルに磨きをかけ最新の技術に触れることで、フリーランスとして選択出来る案件の幅を増やしたり、ご自身の質を高める努力をしましょう。また、フリーランス市場やIT市場の動向を観察することも大切ですので、知見がないスキルや知識も蓄えておくことをオススメします。

 


・体調管理は常に気をつけておく

40代のフリーランスエンジニアは、第一に健康に気を使いましょう。仮に体調を崩してしまうと、稼働出来なくなる可能性もあり得ます。そのため、体調管理は最優先で取り組むべきでしょう。定期的に健康診断をしたり、休日にスポーツやジムで体を意識的に動かすことをオススメします。

 


・フリーランスエージェントやクラウドソーシングなど積極的にを活用する

ご自身の知り合いだけではなく、フリーランスエージェントやクラウドソーシングなどの世に出ている様々なサービスを使い、効率的かつ高単価に案件に参画することをオススメします。
フリーランスエージェントを活用する場合は、しっかりと40代フリーランスエンジニアの案件を豊富に保有している会社を選びましょう。
フリーランスエージェントによっては、案件の紹介が極端に少なかったり、案件自体を取り扱っていないこともあります。そのため、しっかりとフリーランスエージェントの強みを理解した上で登録や案件検索をしましょう。ご自身が経験のあるスキル・希望している職種などの具体的な内容を決めて、登録するとより案件に参画しやすいでしょう。
クラウドソーシングサイトを活用する場合は、年齢不問の案件や仕事内容も多岐にわたっているので、比較的スキルを活かした仕事を見つけやすいでしょう。
しかし、クラウドソーシングは学生から主婦まで幅広く登録しているため、希望している案件を受注出来なかったり、報酬が少なかったりする場合があります。

 


・フリーランスエンジニアとは別の仕事を持つ

フリーランスエンジニアとして稼働しながら、スキマ時間で自身のビジネスされている方もいます。ビジネスサイドだと、エンジニアとは異なり物事の見かたなどを変えていかればなりません。その知識がフリーランスエンジニアの際も活きてくる場合があります。
40代フリーランスエンジニアとして開発側だけではなく、ビジネス側の両極面から俯瞰的に物事を捉えることが出来るため周囲に対して説得力のある発言が出来ます。

 

 

 

4.40代フリーランスエンジニアにオススメのフリーランスエージェント5社


40代のフリーランスエンジニアでも活躍をサポートしてくれるフリーランスエージェントを5社ご紹介します。
どのフリーランスエージェントも、それぞれ強みが異なるため、気になるフリーランスエージェントがございましたら、ぜひ詳細を見てみてください。

 


・PE-BANK

PE-BANKは株式会社PE-BANKが運営するフリーランスエンジニア専門エージェントです。 
1989年に設立された首都圏コンピューター技術者共同組合が前進で日本で最も古いフリーランスエンジニアを支援する企業です。 
PE-BANKは日本全国に常時50000件以上のフリーランス案件を保有しおり、取引社数は1000社を超えます。契約中のフリーランスエンジニアは1945名(2018年8月時点)に登り、まさに国内で最大規模のフリーランスエンジニアエージェントです。

PE-BANKはフリーランスエンジニアの保障に力を入れていることが特徴です。
40代のフリーランスエンジニアが安心して案件に取り組める環境を提供しています。PE-BANKと契約する事で、共済会に月々2500~12850円で入会することが可能です。

共済会の内容:
・所得補償手当て
・生命共済
・がん共済
・入院日額手当て
・連鎖倒産防止制度
・事業資金/起業支援貸付制度
・資格取得支援制度
・慶弔金制度

福利厚生も充実しており、40代のフリーランスエンジニアも安心して働く環境がPE-BANKには整っています。

 

PE-BANKの詳細はこちら



・ハイパフォーマーコンサル
ハイパフォーマーコンサルはINTLOOP株式会社(イントループ株式会社)が運営するフリーランスのプロ人材として活躍できるスキルの高いコンサルタントのためのフリーランスエージェントです。 
ハイパフォーマーコンサルはSAPやPMO案件など常に豊富な案件数を確保し、フリーランスコンサルタントの方が目指すスキルアップやキャリアプランの実現に向けた優良かつ高単価のコンサルティング案件を提案してくれると評判のフリーランスエージェントです。
40代フリーランスとしてコンサルタントの仕事を希望している方は登録すべきフリーランスエージェントです。

 

ハイパフォーマーコンサルの詳細はこちら



・レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはレバテック株式会社が運営する78,000人の登録者数を誇る業界トップクラスのフリーランスエージェントです。レバテック株式会社は2017年8月にレバレジーズ株式会社のレバテック事業を分社化し設立されました。
国内最大手のフリーランスエージェントで、ベンチャー企業から大企業まで案件を幅広く取り扱い、市場にあまり出回っていない非公開案件を多数保有しています。 
エンド直請けであること、クライアント企業との信頼も厚いことなどが高単価案件になっている理由です。 
年間3000回現場を訪問している専門知識豊富な専任カウンセラーがサポートします。フリーランスをヒアリング、案件紹介、参画中、参画後の全ての場面において手助けします。そのため、案件のマッチング精度が高いだけでなく、利用しているフリーランスの評価も高いです。
40代フリーランスエンジニアのために豊富な案件数を保有しているかつ高単価で紹介可能です。
業界最大手ということもあり、定期的な勉強会・税理士やFPの紹介・記事の情報量の多さなど様々な手厚いサポートや福利厚生が受けれます。

40代フリーランスエンジニアは登録すべきフリーランスエージェントです。

 

レバテックフリーランスの詳細はこちら



・Humalance(ヒューマランス)

Humalance(ヒューマランス)は東証マザーズ上場(証券コード:3986)の株式会社ビーブレイクシステムズが運営するフリーランスエンジニアエージェントです。
主に「フリーランスエンジニア・起業・副業を検討されている方との最適なマッチングを行うこと」をコンセプトに様々な案件の紹介をしています。
Humalance(ヒューマランス)の特長はクライアント企業の多くが上場企業などの大企業ということです。
40代フリーランスエンジニアとして大手企業の開発案件や直商流で高単価案件への参画を希望している方にオススメのフリーランスエージェントです。

 

Humalance(ヒューマランス)の詳細はこちら



・PMO NAVI(PMO ナビ)

PMO NAVI(PMO ナビ)はエッジコンサルティング株式会社が運営するフリーランス案件紹介サービスです。主にベンチャー企業から大手企業のPM/PMOやITコンサルタント案件を扱っています。 
専門性の高いデータサイエンティスト、データアナリスト、ITコンサル、PM/PMOなどの高単価案件を紹介していることや2012年以降契約継続率90%の実績で安定性があることが特徴です。
案件の多くがPM/PMOやITコンサルを扱っていることがPMO NAVI(PMO ナビ)の特長です。業種は金融、保険、製造、流通、公共、医療など殆どの業界を網羅しており、高単価案件かつ稼働時間に柔軟性があります。
40代フリーランスエンジニアとして専門性の技術をさらに高めたい・上流工程で活躍したい方にオススメのフリーランスエージェントです。

 

PMO NAVI(PMO ナビ)の詳細はこちら

 

 

 

5.まとめ


今回は40代でもフリーランスエンジニアとして活躍出来るのかどうかについてお話してきました。
40代のフリーランスエンジニアはフリーランス市場やIT市場で大いに活躍出来ます。しかし、若い時以上に市場の動向を常に確認したり、最新技術を身につけていくことは必要です。
40代になると経験が豊富になるため、開発エンジニア寄りも可能ですが、PM/PMOなどのマネジメントの仕事も積極的に参画することもオススメです。
積極的にフリーランスエージェントなどを活用して市場に求められるようなフリーランスエンジニアとして活躍しましょう。
その他、ご自身でビジネスを起こしてみることも活躍を広げる1つの良い機会かもしれません。

 


本記事が皆様のお役に立てましたら幸いです。

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