公開日:2020.07.02
更新日:2025.03.24
エンジニアは年収が高いという話を聞いたことがありますか?
近年、IT技術の飛躍的な進歩でIT企業の活躍が目立つようになり、エンジニアを目指す人も増えてきています。
そこでエンジニアの年収って実際はどのぐらいなのか、知りたい方が多いのではないでしょうか。
エンジニアとして既に活躍をしている方は、自身の稼いでいる報酬は平均なのか、それ以上なのか以下なのか、疑問に思っている方も多いかと思います。
そんな今回はTypeScript(プログラミング言語)に絞り、TypeScriptエンジニアの年収について解説していきます。
また、TypeScriptエンジニアの仕事内容、TypeScriptエンジニアとして年収をアップさせる方法、フリーランス求人・案件数から見るTypeScriptのニーズ、TypeScriptエンジニアの将来性についても解説していきます。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・TypeScriptエンジニアの年収を知りたい方
・TypeScriptエンジニアとして既に活躍をされている方
・TypeScriptエンジニアを将来的に検討している方
・TypeScript(プログラミング言語)に興味/関心がある方
・TypeScriptエンジニアの年収について深く理解をしたい方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.TypeScript(プログラミング言語)とは
2.TypeScriptエンジニアの仕事内容
3.TypeScriptエンジニアの平均年収
4.フリーランス求人数から見るTypeScriptのニーズ
5.TypeScriptエンジニアとして年収アップさせる方法
TypeScript(プログラミング言語)の習得
TypeScript以外の開発スキルがある
上流工程の経験
6.TypeScriptエンジニアの将来性
7.まとめ
TypeScript(プログラミング言語)について解説していきます。
TypeScriptは、2014年Microsoft社により開発され、メンテナンスされているオープンソースのプログラミング言語です。
TypeScriptは、大規模開発向けに設計されており、Googleの開発で採用されるなど、2020年現在世界的に注目を集めているプログラミング言語です。
TypeScriptの特徴として、JavaScriptとの互換性が高いこと、JavaScriptより短く読みやすいコードが記述できること、型を宣言するためエラーを未然に防げること、比較的新しいプログラミング言語であるため日本語の情報が少ないこと、静的型付けのクラスベースオブジェクト指向言語であること、
TypeScriptとJavaScriptの違いですが、TypeScriptは静的型付けの言語であり、JavaScriptは動的型付けの言語であることが大きな違いです。その他TypeScriptはクラスの作成ができることなども違いです。
TypeScriptでの開発が推奨されているフレームワークはAngularです。またVue.jsやNest(NestJS)、CurveballなどのフレームワークでもTypeScriptを使用することができます。
TypeScriptはWebアプリ開発、Webシステム開発、スマホアプリ開発、人工知能(AI)関連開発、IoT関連開発などに様々な開発に適しています。
TypeScriptを採用しているサービスは、はてなブログ、pixiv chatstory、Kibela、Issuehunt、Backlog、Cacoo、Mackerel、グノシー、はてなブックマーク、BASE、SmartNews、AWA、Komercoなどがあります。
この章では、TypeScriptエンジニアの仕事内容について解説していきます。
TypeScriptエンジニアとして、下記5つの開発を携わる事ができます。
・Webアプリ開発
・Webシステム開発
・スマホアプリ開発
・人工知能(AI)関連開発
・IoT関連開発
TypeScriptエンジニアとしてWebアプリ開発、Webシステム開発、スマホアプリ開発、人工知能(AI)関連開発、IoT関連開発など、様々な開発に携わることが出来ます。
TypeScriptは、特にエラーが少ないことや、分かりやすいコード記述ができることなどの理由により、大規模開発に適しています。
またTypeScriptエンジニアとして、参画する求人・案件やプロジェクトによってはサーバサイドの開発を担当する場合もあります。
TypeScriptエンジニアとして、大規模なシステム開発業務であるため、チームで業務に参画することが多いです。TypeScriptの開発スキル以外にもJava、JavaScript、PHP、Go言語、HTML/CSS、MySQL、Git、Docker、Redis、Linux、AWS、Azure、Google Cloud Platform(GCP)など、他プログラミング言語スキルやTypeScript周辺で必要になる開発スキル、要件定義や設計など上流工程の経験や知識が必要になることもあります。
TypeScriptエンジニアの中でもJava、JavaScript、PHP、Go言語、HTML/CSS、MySQL、Git、Docker、Redis、Linux、AWS、Azure、Google Cloud Platform(GCP)など他プログラミング言語を用いた開発経験やTypeScript周辺で頻繁に使われる開発環境の知識、上流工程の経験、チームマネジメント経験などがあれば、非常に重宝され高年収を獲得できる可能性があるでしょう。
この章ではTypeScriptエンジニアの平均年収について見ていきましょう。
また、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアを比較した年収も解説します。
TypeScriptのフリーランスエンジニアの年収詳細です。
職種名 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
TypeScriptエンジニア | 855万円 | 1,680万円 | 360万円 |
TypeScriptの平均年収が855万円、TypeScriptの最高年収が1,680万円、TypeScriptの最低年収が360万円です。(フリーランススタート 調べ/2021年6月時点)
TypeScriptのフリーランスエンジニアの年収詳細は下記TypeScriptのフリーランスエンジニアの月額単価を年ベースで算出したものです。
フリーランススタート TypeScriptのフリーランス求人・案件 月額単価相場では、TypeScriptの平均月額単価が71.3万円、TypeScriptの中央値月額単価が70万円、TypeScriptの最高月額単価が140万円、TypeScriptの最低月額単価が30万円となっています。
では、TypeScriptの時給単価を見ていきましょう。
doocy Job TypeScriptのフリーランス求人・案件 時給単価相場では、TypeScriptの平均時給単価が4,827円、TypeScriptの中央値時給単価が4,720円、TypeScriptの最高時給単価が7,000円、TypeScriptの最低時給単価が2,850円となっています。(doocy Job(ドーシージョブ) 調べ/2021年6月時点)
次に会社員エンジニアの平均年収を見ていきましょう。
会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。
会社員エンジニアの年収をもう少し詳しく見ていくと、20代のエンジニア平均年収が373万円、30代のエンジニア平均年収が509万円、40代のエンジニア平均年収が605万円、50代以上のエンジニア平均年収が701万円という結果が出ています。
その中でTypeScriptの会社員エンジニアの平均年収はおおよそ569万円と言われています。
会社員エンジニア全体の平均年収を比較するとTypeScriptの会社員エンジニアの方が平均年収が高くまた、30~40代の会社員エンジニアの平均年収内であることが分かります。
また、TypeScriptのフリーランスエンジニアとTypeScriptの会社員エンジニアと比較してみると、TypeScriptのフリーランスエンジニアの方が286万円程(約1.5倍)年収が高いという結果が分かりました。
TypeScriptエンジニアとして活躍をするのであれば、TypeScriptの会社員エンジニアよりも平均年収が高く、かつ高年収が獲得しやすいフリーランスエンジニアをおすすめします。
TypeScriptエンジニアとしてフリーランス求人・案件を早速ご覧になりたい方はこちらから↓
この章ではフリーランス求人・案件数でTypeScriptのニーズを解説していきましょう。
フリーランススタートで公開されている開発言語・スキルを分析してみると、TypeScriptは843件です。(※フリーランススタート調べ/2021年6月)
2021年6月時点でフリーランススタートが取り扱っているフリーランス求人・案件数は197,592件です。
TypeScriptのフリーランス求人・案件を占有率は約0.4%ということが分かります。
上記結果から、TypeScriptのフリーランス求人・案件数は他プログラミング言語のフリーランス求人・案件数と比較して現時点ではあまり多いとは言え無いでしょう。
しかし、TypeScriptはGoogle社内の標準開発言語に承認されており、また昨年のTypeScriptフリーランス求人・案件数と比較すると急増しているため、今後TypeScriptのニーズは十分にあると言えるでしょう。
この章ではTypeScriptエンジニアとして最大限活躍し、年収をアップさせる方法を解説していきます。
TypeScriptエンジニアとして年収をアップさせる方法は、TypeScript(プログラミング言語)を習得することが必要です。
しかし、TypeScriptを完璧にマスターしているエンジニアはほとんど存在しないでしょう。
TypeScriptを含むプログラミング言語は日々進化しているいるため、完璧に習得することは不可能に近いです。
その中でもTypeScriptエンジニアとして年収をアップさせている方は常に学習する姿勢があることや学習意欲を持ち続けています。
TypeScriptエンジニアとして学習し続けることにより、日々成長することができます。
そのためTypeScriptエンジニアとして、結果的に経験や活躍できる仕事のフィールドが広がり、高年収の求人・案件に参画できるのです。
TypeScriptはJavaScriptとの互換性があるため、JavaScriptを習得しているエンジニアは比較的楽に習得できるでしょう。
TypeScriptエンジニアとして年収をアップさせる方法は、TypeScript以外の開発スキルがあることです。
TypeScriptはWebアプリ開発、Webシステム開発、スマホアプリ開発、人工知能(AI)関連開発、IoT関連開発に携わることが出来ます。
TypeScriptエンジニアとして、他プログラミング言語にTypeScript開発において使用することが多い周辺の開発スキルや知識を求められることも多いです。
具体的には、TypeScriptエンジニアとしてJava、JavaScript、PHP、Go言語、HTML/CSSなどサーバーサイド開発で使用するプログラミング言語のスキルや知識、MySQL、Git、Docker、Redisなどのミドルウェアのスキルや知識、Angular、Vue.js、React、 Node.js、Nest(NestJS)などのフレームワーク経験や知識、LinuxのOS知識、AWS、Azure、Google Cloud Platform(GCP)などIaaSの知識などがあることにより、担当可能な業務の幅が広がり年収アップに繋がります。
さらにSlack、Github、Redmine、Backlogなどのツールの使用経験や知識があるとより歓迎されるでしょう。
TypeScriptエンジニアとして広い視野を持ち、様々な開発経験や開発スキル、参画する業界の知識を持つことが高年収を獲得する上で必要と言えます。
TypeScriptエンジニアとして年収をアップさせる方法は、上流工程の経験をすることです。
上流工程では、顧客へのヒアリングの機会や顧客の要望の中からシステム的に実現可能なもの、不可能なものを選別しつつ、その内容を説明する機会、ドキュメント作成などを行う機会、プログラマーやエンジニア、他チームメンバーをまとめる機会などがあり、エンジニアとして開発するスキル以外に経営に近いスキルを必要とします。
そのため、TypeScriptエンジニアとして要件分析、要件定義、機能設計など上流工程の経験がある方は、希少性が高く高年収になりやすいでしょう。
TypeScriptエンジニアとして高年収を獲得したい方は上流工程の経験をすることをおすすめします。
この章ではTypeScriptエンジニアの将来性について解説します。
TypeScriptエンジニアのニーズは今後高まっていく可能性が高いでしょう。
TypeScriptエンジニアのニーズが高まっていく理由として、
フリーランススタートでTypeScriptのフリーランス求人・案件数のであることが挙げられます。
TypeScriptのフリーランス求人・案件数は843件です。
フリーランススタートで取り扱っている開発技術の中でもTypeScriptのフリーランス求人・案件数は一定数あり、徐々に増加傾向にあります。
その他、TypeScriptエンジニアのニーズが高まっていく理由として、
TypeScriptはWebアプリ開発、Webシステム開発、スマホアプリ開発、人工知能(AI)関連開発、IoT関連開発などに使用されていること、2014年に開発されたプログラミング言語にも関わらず、PYPL IndexのGoogle検索エンジンにおいて話題になったプログラミング言語として10位に位置しており人気があること、2019年「The State of JavaScript 2019」というJavaScript関連の調査データを公開し、JavaScriptの代替言語としてTypeScriptが1位を獲得していることなどが挙げられます。
IT市場を分析し、TypeScriptエンジニアのニーズが高まっていく理由を見ていきましょう。
Web業界の市場規模は2010年の9.9兆円から2020年47.2兆円にまで成長すると予測されており、この10年間で4.5倍もの成長を遂げると予想されています。
さらにAI(人工知能)、ビッグデータ、IoT、ブロックチェーン、xR、5GなどによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩、エンジニアの高齢化などの観点より、TypeScriptエンジニアを含むITエンジニアは人材不足に陥る可能性が高いです。
2030年まで79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。
上記様々な分析を考慮すると、TypeScriptエンジニアのニーズは短期的な視点から見てニーズが高まっていく可能性は高く、また5~10年程の中・長期的視点から見てニーズが続いていく可能性が高いでしょう。
今回はTypeScript(プログラミング言語)に絞り、TypeScriptエンジニアの年収、TypeScriptエンジニアの仕事内容、フリーランス求人・案件数から見るTypeScriptのニーズ、TypeScriptエンジニアとして年収をアップさせる方法、TypeScriptエンジニアの将来性について解説してきました。
TypeScriptエンジニアとして、Webアプリ開発、Webシステム開発、スマホアプリ開発、人工知能(AI)関連開発、IoT関連開発など、様々な開発に携わることができます。
TypeScriptは、近年人気のあるプログラミング言語やJavaScriptの代替言語候補1位であるため、TypeScriptエンジニアを求めている企業やTypeScriptを活用したサービスが多いのも事実です。
TypeScriptエンジニアとして、明確な目標を立て常に学習し続けることが活躍をする上で大切となってくるでしょう。明確な目標を立てることでやるべきことの方向性が定まり、自ずと年収もアップしてくるでしょう。
TypeScriptエンジニアとして、高年収を獲得したい方はフリーランスとして独立することをおすすめします。
エンジニア未経験でフリーランスとして独立しても参画できるフリーランス求人・案件は非常に少ないです。
そのため、TypeScriptやJavaScript開発経験、TypeScript開発で必要になる周辺の開発スキルや知識を数年程積んだ後、フリーランスとして独立することを検討してみましょう。
TypeScriptエンジニアとして高年収獲得のため、第一歩を踏み出してみませんか。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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