転職して後悔しないためには?なぜ、転職後に後悔する人がいるのか?

転職

2021.12.28

転職時、不安になる理由のひとつに「転職したことを後悔しないかどうか」が挙げられます。


会社を辞めて新たな企業へ就職しても本当にやっていけるのかどうか、次の会社でもすぐに辞めたいと転職を後悔しないかなど、転職時にはさまざまな不安がつきまといます。

かと言って転職を諦めるわけにはいきません。


今回は、転職で後悔しないために転職前に確認すべきことや、転職後にすぐ辞めたいと思ってしまう理由、転職時に活用したいサイトや不安を軽減するための方法についてご紹介します。

<目次>
1.転職で後悔しないため、転職前に確認すべきこと
転職前の確認事項①:仕事内容・職種・役職は詳しく確認
転職前の確認事項②:給与や待遇面を詳しく確認
転職前の確認事項③:転職先企業の将来性を条件や社内環境で確認
転職前の確認事項④:自分のスキルが通用するか判断
2.転職後、すぐ辞めたいと思ってしまう3つの主な理由
職場環境に対する不満
仕事内容に対する不満
労働条件・待遇面に対する不満
3.転職後の後悔の乗り越え方
職場環境に対する不満や後悔への対処法
仕事内容に対する不満や後悔への対処法
労働条件・待遇面に対する不満や後悔への対処法
4.後悔しない転職をするために
本当に転職すべきなのかを考える
自己分析を深くまで行う
企業研究をする
転職サイトや転職エージェントを活用する
5.まとめ

 

 

 

1.転職で後悔しないため、転職前に確認すべきこと


転職の後悔関連画像
転職の後悔関連画像

転職で後悔しないためにも、まず企業(会社)を辞める前に確認しておくべきことが4つあります。

自分が本当にその企業(会社)へ転職したいと感じているのか、実際に転職して自分の力が通用するかなど、具体的なことを考慮する必要があります。

 

転職前の確認事項①:仕事内容・職種・役職は詳しく確認

まず、転職先の仕事内容・職種・役職を詳しく確認しましょう

転職後に出てくる不満のひとつとして、仕事内容が聞いていたものと違う、自分はこの仕事をしたかったのに違う部署や役職になっていたなど、イメージと異なっていることが挙げられます。

 

例えば、仕事内容が異なることにより自分が予想していたより裁量権があり、自分で判断して進められる反面、責任が重くなり精神的に大変になってしまうこともあります。また逆も然りです。

こうした食い違いはモチベーションが下がってしまう一因になるため、転職前に次の企業(会社)によく仕事内容などを確認し、後悔しない転職ができるようにしておきましょう。

 

転職の面接の際「仕事内容」について面接官に詳細に質問しましょう。

 

 

転職前の確認事項②:給与や待遇面を詳しく確認

仕事内容と同じく大きな不満になりやすいのが、給与・待遇面です。

たとえば、ステップアップや年収アップのために他企業(会社)へ転職をしたにも関わらず、給与が以前の会社とさほど変わらない、待遇が思ったより悪いなどの不満があると、転職を後悔する原因になります。

 

転職を考えている企業(会社)が公開している募集内容をよく確認し、仕事内容とともに給与は今とどれくらい変わるのか、福利厚生などの待遇はどうなっているのかを細かくチェックしましょう。

「給与面や待遇面」についてわからない点がある場合は、転職の面接の際、面接官に質問しましょう。

 

役職や仕事内容はもちろんですが、給与面のギャップは転職後に大きなストレスになる可能性があるため、転職先企業(会社)との相違がないようよく確認しましょう。

 

 

転職前の確認事項③:転職先企業(会社)の将来性を条件や社内環境で確認

転職を考えている企業(会社)について、現状だけでなく今後どうなっていくかを考慮しましょう

たとえば、大手企業が手をつけにくいような事業を立ち上げ、世に発信している「ベンチャー企業」は、すでに成長しきっている大手企業とは異なり、今後さまざまなブレイクを果たす可能性があります。

 

教員などの安定した雇用と収入を見込める公務員や、すでに大手企業として名の上がる企業への転職も魅力的ですが、ベンチャー企業は会社によって今後大きな伸びしろがあり、大きな可能性を秘めているという魅力があるでしょう。

転職先企業(会社)が今後どうなっていくか、その企業が取り組む事業や、事業に対する需要を知っておけばモチベーションアップにもつながります。

 

自分の転職の目的や軸と将来性や条件を照らし合わせて転職前には必ずチェックしておきましょう。

さらに、転職先企業(会社)の社内環境も要確認事項としてチェックしましょう。

 

どんなに将来性があると有望視されていても、社内環境が劣悪な場合は仕事を続けられません。

転職後に後悔しないためにも、給与や待遇、実際の仕事内容のほか、社員同士の雰囲気や風通しの良い企業(会社)なのかを確認しておきましょう。

 

 

転職前の確認事項④:自分のスキルが通用するか判断

転職時に大きなギャップを生みかねないのが、自分のスキルが転職先企業(会社)で通用するかどうかです。

現在の仕事で用いているスキルが、転職後にはまったく活かせなくなってしまったり、さらに現在のスキルと乖離するほどの高いスキルを習得する必要があったりすると、転職直後にモチベーションが下がってしまいかねません。

 

ステップアップのために新たな資格取得に動くのはもちろん良いことですが、転職直後はまず仕事に慣れる必要があり、転職後すぐの資格やスキル取得が大きな負担になる可能性があります。

転職後の仕事に自分が現在持つスキルが通用するかどうか、転職の面接時などに詳しい仕事内容を聞きながら、転職時に後悔しないよう確認しておきましょう

 

40代で転職を行っている/今後検討する方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

2.転職後、すぐ辞めたいと思ってしまう3つの主な理由


転職の後悔関連画像
転職の後悔関連画像

転職後にすぐ「辞めたい」と思ってしまう理由は、主に3つあります。

転職後企業(会社)が実際にどのような所なのか、自分がこれからどのような仕事をしていくのかなど漠然とした不安があるのはもちろんですが、転職後にやる気が出ずむしろ辞めたいと感じるのは、何か大きな不満を抱えているからです。

 

辞め癖がついてしまうと懸念したり、辞めたいと思ってしまう自分を責めたりする方もいますが、転職後にすぐ辞めたいと思う主な理由は、転職先企業(会社)に対するさまざまな不満が考えられます。

 

職場環境に対する不満

まず、転職先の職場環境に対する不満です。

いくら転職先企業(会社)の給与や待遇が良くても、職場環境が悪ければ働きづらく、転職を後悔したり別の企業(会社)への転職を考えたりする可能性が出てきます。

 

たとえば、多くの社員がいる職場ではそれだけ多様な考え方があり、時にはぶつかるなど、人間関係でトラブルが起こることも考えられます。

こうした人間関係のトラブルについては、転職したばかりの新人一人では職場環境を変えることは難しいかもしれません。

 

また、人間関係以外にも職場の衛生面をはじめ、設備が古く仕事が進まないなど、環境面での不満を抱えることもあります。

転職してすぐ上司にこうした不満を訴えるのは抵抗があり、自分が我慢せざるを得ない状況になるため、転職後であっても「辞めたい」と思ってしまいます。

 

 

仕事内容に対する不満

次に、転職先企業(会社)での仕事内容に対する不満です。

実際に行う仕事内容について、転職前に聞いていた内容と大きく異なっていた場合、自分が難なく対応できるものであれば良いかもしれませんが、そうでない場合は大きなストレスになります。

 

一から覚えなくてはならないことや新たに覚えなくてはならないことは、転職をすればどのような職業でもありますが、転職前に把握していたものと大きく異なっている場合は「なぜ事前に教えてくれなかったのか」と不満が募るでしょう。

週の大半を占める仕事に対して不満がある場合、毎日憂うつな気分で仕事をすることになります。

 

そのため、仕事内容に対する不満が大きいと、たとえ転職直後であっても「辞めたい」と思うことはあるでしょう。

 

 

労働条件・待遇面に対する不満

そして3つ目は、転職先企業(会社)での労働条件・待遇面に対する不満です。

どの条件も、転職前に聞いていた条件と違っていると大きな不満になりますが、給与・残業時間・出社時間・福利厚生などの条件に相違があると、転職したこと自体を後悔する可能性があります。

 

たとえば、同じ職種で給与が大きく上がることを見込んで転職をしたにもかかわらず、さほど変わらなかったりもらえると聞いていた手当てが付かなかったりすることが挙げられます。

働くうえで給与や残業時間など、自分の生活に大きな影響を与えることにギャップがある場合、転職しなければ良かった・別の企業(会社)に転職したいなど、転職を後悔したり、すぐに別の企業(会社)へ転職したいと思う可能性があるでしょう。

 

30代で転職を行っている/今後検討する方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

3.転職後の後悔の乗り越え方


転職の後悔関連画像
転職の後悔関連画像

転職後に後悔した・失敗したと感じた時に、どのように対処すれば良いのか、その乗り越え方を見てみましょう。

実際に転職してみなければ、転職先企業(会社)の詳細まではわからないことが多いため、念入りなリサーチをしても転職後に後悔することがあるかもしれません。

 

しかし、もし転職後に後悔したと感じた時、その乗り越え方・対処法を知っておけば前向きに仕事に取り組むことが可能です。

 

職場環境に対する不満や後悔への対処法

職場環境に対する不満については、会社内の人間関係や一人で解決できるケースとそうでないケースが考えられます。

まず、職場の衛生面や設備に関する内容についてです。

 

衛生面に関しては自身のスペースを清潔に保つこと、トイレや給湯室など共用の場所は自分が片づけても良いか、清潔を保つように周囲に促してもらえるかなどを上司と相談すると良いでしょう。

続いて、人間関係のトラブルについてです。

 

トラブルに巻き込まれている当事者が自分である場合、相手と話し合いをできる場合はまず自分で解決するように対話をし、それでも一人で解決できないと思った際には上司や周囲の先輩に相談しましょう。

 

 

仕事内容に対する不満や後悔への対処法

仕事内容に対する不満については、その不満が企業(会社)との相違なのか、自分との相違なのかを確認しましょう。

企業(会社)との相違とは、転職前に提示されていた仕事内容と、転職後に実際に取り掛かる仕事内容がまったく別のものである場合です。

 

自分との相違とは、自分が転職後にこんな仕事をするというイメージを持っていた仕事内容と現実とのギャップがある場合です。

前者の場合は就職活動中に得た資料や雇用契約書などをもとに、直属の上司へ相談/改善の提案を行うと良いでしょう

 

転職前に聞いていた内容と、転職後に行う仕事内容に大きな食い違いがある場合、より適切なチーム・部署への異動や、適切な仕事を回してもらうなど配慮してもらえる可能性があります。

後者の場合、自分が勘違いをしてしまった場合や、新しい企業(会社)・仕事への期待が膨らみ過ぎている場合が考えられます。

 

そのギャップをどうしても埋められずに不満が大きくなったり後悔が続いたりする場合は、自分が思い描く仕事内容について、将来的に自分が関われるのかどうかを先輩・上司に聞いてみると良いでしょう

 

 

労働条件・待遇面に対する不満や後悔への対処法

労働条件・待遇面に対する不満については、まずどの部分が違っている・不満があるのかを明確にしましょう。

不満を洗い出し、まずは上司に確認・相談する前に、転職時に提示されていた条件と異なっていないかどうかを、労働条件通知書や雇用契約書をもとに確認します。

 

この時、自分が労働条件について勘違いしていたことがわかるケースもあります。

その場合には、現状の労働条件が労働基準法に触れているような働き方でないか、改善するために自分で取り組めることがあるかどうかを考えてみましょう

 

もし労働条件通知書の内容と異なっている労働条件の場合、転職前の条件と異なっているため、このまま働いていくと大きな不満が残り、転職を後悔することになるかもしれません。

労働条件が異なっていた場合、労働条件通知書とともに上司へ相談/する/改善の提案を申し出ると良いでしょう。

 

20代で転職を行っている/今後検討する方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

4.後悔しない転職をするために


転職の後悔関連画像
転職の後悔関連画像

転職時に後悔しないために、自分でできることがあります。

転職前にすべてを把握して転職先企業(会社)へ入ることは難しいかもしれませんが、少しでも転職時の後悔をなくすためにも、まずはできることから始めましょう。

 

本当に転職すべきなのかを考える

この転職は本当にすべきかどうかを考え、いったん冷静に見つめ直してみましょう

たとえば、現在の仕事は毎日とてもスムーズに進むけれど、やりがいや面白味が特に感じられず、もっと自分の能力を活かせる企業(会社)に転職したいと考えている場合です。

 

転職時に他の企業(会社)で面接をした際に、現在の企業(会社)で何を得られたのか、どのようなスキルが身に付いたのかどうかを、果たして明確にアピールできるでしょうか。

現状の仕事で毎日取り組む業務の中には、少しやり方を工夫して効率化を図れることがあるかもしれません。

 

新たなマニュアルを作って効率化を図り、業務内容の改善や残業時間短縮などの結果を出すことができれば、それはひとつの成果になります。

さらに、転職の面接時にアピールできるでしょう。

 

このように、現状の企業(会社)・仕事内容では思うように自分のスキルを活かせないという不満を持っている場合、スキルアップ・キャリアアップのために転職を急ぐのではなく、「今の企業(会社)で何を成し遂げたか」を明確にできるようにしておきましょう。

何も残せないまま転職をすると、自分が今まで取り組んできた仕事にも自信を持てなくなるかもしれません。

 

なぜ転職したいのか、自分が希望しているものは、転職によって得られるのか、本当に今のタイミングで転職すべきなのか、収入面はもちろん、仕事内容、自分のスキルなどを今一度冷静に見つめ直してみましょう。

 

 

自己分析を深くまで行う

自分にはこの仕事が向いているだろう、この仕事は向いていないだろうと自己分析を行い、職業選択をすることがあります。

しかし、自分向きだろうと思い描いていた職業が実際には向いていなかったり、仕事をするのが苦痛だったりすることもあります。

 

こうした思い違いは、転職時にも大きな影響をもたらします。

自分にはできると思っていてもできないことがあったり、できないと思っていたのに実際にはできることもあったりするため、まずは自分の気持ちに正直になって転職を考えてみると良いでしょう。

 

たとえば、なぜ現在転職を考えているのか、その理由をどのようなことでも良いので書き出します。

給与が少ない
思っていた仕事内容と違う
隣のデスクの先輩と合わない
上司のパワハラがある
今の仕事に飽きた

 

など、さまざまな理由があるでしょう。

 

その中で、最も自分が転職をしたい理由として考えていることは何なのか、順位付けをします。

そして、転職をしてその重要な条件をクリアすれば、果たして転職を後悔しないのかどうかを考えてみましょう。

 

自分が働くうえで何を求めているのか、金銭的対価なのか、仕事のやりがいなのか、残業がない会社を希望しているのか、それ以外なのかを見つけ出すために転職前にはじっくりと自己分析を行ってみましょう

仕事内容に対しても好きな仕事ではなく得意な仕事を発見することの自己分析も行いましょう。

 

 

企業研究をする

転職先の企業(会社)について、転職前にできる限りの情報を集めて企業研究を行いましょう

たとえば、転職先に知人や先輩がいれば内密な情報(社内環境や給与・待遇面)を教えてもらったり、伝手がない場合には企業(会社)の口コミサイトをチェックできます。

 

また、企業(会社)の公式サイトには会社概要だけでなく役員や社員紹介が掲載されていることもあり、事前にどのような人がその企業(会社)に勤めているのかを見ておくのもおすすめです。

こうした情報を集めておくと、転職後のイメージがつかみやすくなるほか、面接時に人事担当とやり取りのバリエーションを増やすこともできます。

 

どのようなことでも情報を集めて知っておけば、転職後のギャップを少なくし、転職を後悔する可能性も低くできるでしょう。

 

 

転職サイトや転職エージェントを活用する

転職サイトや転職エージェントを活用した転職は、キャリアアドバイザーによる面接を経て転職するため、入社後のギャップが生まれにくくなっています。

転職先の企業(会社)に対して直接入社後のことを聞くのは抵抗がありますが、キャリアアドバイザーを通じて企業(会社)側にさまざまな質問ができ、転職後に生まれやすいギャップを減らすことが可能です。

 

また、これまでの経歴や自身の特性・希望をもとにヒアリングしてもらえるため、より自分に合った転職先を紹介してもらえること、客観的な目で見たおすすめの職種・企業(会社)を紹介してもらえるのは大きなメリットです。

自分一人で転職について考えると、どうしても同じような考えに偏ってしまったり、同じ職種のみで転職を考えてしまいやすく、自分に合った働き方を提案してもらえる転職エージェント・転職サイトは積極的に活用したいコンテンツでしょう。

 

転職先企業(会社)に持つ不安や疑問を解消してから転職できるため、転職後に後悔したくない方にとって大きなメリットが得られます。

転職サイトや転職エージェントを活用する際は、複数に登録しておきましょう。

 

転職サイトや転職エージェント毎も客観的に利用することにより、情報の信憑性が増したり、比較/検討出来ます

 

 

 

5.まとめ 


転職を後悔しないために、自分でできることは様々です。

転職サイトや転職エージェントの活用、転職を検討する企業(会社)の企業分析、そして転職を後悔しないため、自分が何をしたいのか改めて見つめ直すことが大切です

 

年収や仕事内容など様々な条件はありますが、転職活動をスムーズにそして後悔のないように終わらせるためにも、まずは各方面から情報収集を行いましょう。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

 

フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!

 

フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから

 

フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→

 

 

本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

twitterでシェア
facebookでシェア
facebookでシェア

フリーランスお役立ち記事を検索

新着フリーランス求人・案件

おすすめフリーランス求人・案件