2022.01.05
JavaとJavaScriptは字面が似ているため、混同されがちです。とはいえ、似て非なるのもので、プログラミング言語としての特徴は大きく異なります。
そこで当記事では、JavaとJavaScriptの違いについて、言語の特徴から年収や求人数まで、詳しく解説していきます。それぞれの違いを把握し、混同しないようにしましょう。
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<目次>
1.Javaとは
サーバーサイド(バックエンド)を開発するプログラミング言語
Javaはコンパイラ言語である
Javaは今でも最も使用されているプログラミング言語の一つ
2.JavaScriptとは
フロントエンドを開発するプログラミング言語
Node.jsを使用すればサーバーサイドでも動く
3.非エンジニアはJavaとJavaScriptを混同しがちなので注意が必要
4.Javaエンジニア
Javaエンジニアの求人数
Javaエンジニアの年収
5.JavaScriptエンジニア
JavaScriptエンジニアの求人数
JavaScriptエンジニアの年収
6.まとめ
Javaはプログラミング言語の1つで、1995年にサン・マイクロシスズがリリースしました。
数あるプログラミング言語の中でもトップクラスに人気のある言語です。Javaの特徴は以下の3つとなります。
サーバーサイド(バックエンド)を開発するプログラミング言語
コンパイラ言語
最も使用されているプログラミング言語
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
Javaは、サーバーサイド(バックエンド)を開発するプログラミング言語です。
プログラミング言語は大別して、フロントエンドとバックエンドに分かれます。
フロントエンドは、ボタンや入力ボックスなどのユーザーが直接ふれる部分で、バックエンドはユーザーが直接ふれない部分を指します。
Javaでは、主にシステム開発などが可能です。
Javaはコンパイラ言語です。
プログラムを実行する際にコンピュータが読み取れる言語に翻訳することをコンパイルと呼び、事前にコンパイルする言語をコンパイラ言語と呼びます。
事前にコンパイルしているため「処理スピードが早い」のが特徴です。
その特徴から、Javaは幅広い分野で使用されています。
Javaはリリースから20年以上たった現在もなお、最も使用されているプログラミング言語の1つです。
日経クロステックが発表した「プログラミング言語人気ランキング2021」によると、普段使用しているプログラミングランキングで第5位。
また、検索エンジンに基づくTIOBEのランキング(2022年1月)では、世界で第3位の検索数を記録しています。Javaの国内外での人気ぶりが伺えるでしょう。
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JavaScriptは、1995年に誕生したプログラミング言語の1つです。
それぞれのブラウザに対し、独自のカスタマイズが行われており、毎年のようにアップデートされています。
JavaScriptの特徴は以下の通りです。
フロントエンドを開発するプログラミング言語
Node.jsを使用すればサーバーサイドでも動く
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
Javaはバックエンドを開発するプログラミング言語である一方、JavaScriptはフロントエンドを開発するプログラミング言語です。
JavaScriptでは、Webサイト・サービスに動きをつけることができます。
例えば、画像がスライドする動きやボタンのクリックに応じたポップアップ表示などが含まれます。
昨今のWebサイト・サービスのほとんどはこうした動きがあり、JavaScriptが使用されています。
JavaScriptはフロントエンドのプログラミング言語ですが、Node.jsを使用することで、サーバーサイドでも動かすことが可能です。
Node.jsとは、MicrosoftやYahoo!などの大手IT企業が推奨しているJavaScriptの実行環境のことです。
基本的に、フロントエンドとサーバーサイドは別のプログラミング言語で作業します。
しかし、JavaScriptは同じ言語でどちらも開発できるため、使い勝手の良いプログラミング言語とされています。
非エンジニアの方は、JavaとJavaScriptを混同しがちなので、注意しましょう。
似ているのは名前だけで、プログラミング言語の特徴は大きく異なります。すでに説明した双方の違いを頭の中に入れておいてください。
また、プログラミング言語としての違いに伴い、取り扱うエンジニアの需要も異なってきます。
エンジニアの違いについても、見ていきましょう。
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一概にJavaエンジニアといっても、スマホアプリ開発から大手金融機関などの大規模なシステム開発まで、多岐にわたります。
さまざまなデバイスで動作するJavaの需要は高く、それに応じてJavaエンジニアの需要も高いです。
フリーランスのエンジニア案件は多数掲載されているフリーランススタートでのJavaの求人数(2022年1月時点)は32,486件です。
サーバーサイドエンジニアからソフトウェアエンジニアなど、幅広い案件があります。
昨年の案件数と比較し、30%ほど増加しています。
求人ボックス給料ナビによると、Javaエンジニアの平均年収は約499万円です。
全体の給与幅としては、306万円〜841万円と広く、スキルや経験に応じて異なります。
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JavaScriptエンジニアは、主にJavaScriptを使って開発するエンジニアを指します。
JavaScriptは汎用性が高く、他のプログラミング言語と併用して開発することが可能です。
それでは、JavaScriptエンジニアの求人数、年収を見ていきましょう。
フリーランスのエンジニア案件は多数掲載されているフリーランススタートでのJavaScriptエンジニアの求人数は、12,215件です。
大手企業サイトを担当するフロントエンドエンジニア業務からシステム開発業務まで、幅広い案件がそろっています。
求人数はJavaに劣りますが、それでも需要の高いエンジニアといえるでしょう。
昨年の案件数と比較し、250%と急速に増加しています。
求人ボックス給料ナビによると、JavaScriptを使用するフロントエンドエンジニアの平均年収は571万円です。
日本の平均年収と比べると、高い傾向にあります。
Javaエンジニアと同様、全体の給与幅は373万円〜930万円と開きがあり、スキルや経験によって大きく異なります。
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当記事では、非エンジニアのが混同しがちなJavaとJavaScriptの違いについて解説してきました。
JavaとJavaScriptの字面は似ていますが、似て非なるものです。
プログラミング言語としての特徴は大きく異なります。それぞれの特徴を把握し、混同しないように注意してください。
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