JavaScriptの派遣エンジニアって実際どうなの?派遣エンジニアのメリットや将来性などを解説!

転職市場動向分析

2022.06.14

JavaScriptの派遣エンジニアを現在、あるいは将来的に検討されている方はいませんか?
最近人気を集めているJavaScriptエンジニアですが、派遣エンジニアとして働くのを検討されている方もいると思います。

しかし、派遣エンジニアとして働くにあたって、メリットやデメリットが分からないという方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、派遣エンジニアとして働くうえでのメリットとデメリット、将来性について詳しく解説します。

この記事を読んで、自分が派遣エンジニアに適しているのかを検討し直してみてください。

<目次>
1.JavaScriptとは?
2.JavaScriptエンジニアの単価相場
3.JavaScriptの派遣エンジニアとして働くメリット
様々なエンジニアの指導を受ける事が出来る
様々な企業でエンジニア経験が積める
ライフスタイルに合わせて仕事ができる
エンジニアとしての人脈形成を行いやすい
4.JavaScriptの派遣エンジニアとして働くデメリット
派遣エンジニアは会社員と比較して不安定である
会社員やフリーランスと比較して給与が低くなる可能性がある
企業での雇用期間が定められている
重要またはコアな開発業務を任されにくい
5.JavaScriptの派遣エンジニアの将来とは?
6.JavaScriptエンジニアとして仕事をする場合、派遣とフリーランスどっちがいいの?
7.まとめ

 

 

 

1.JavaScriptとは?


プログラミング言語年収関連画像
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JavaScriptとは、Webサイトに動きを付けるためのプログラミング言語です

1995年にBrendan Eichによって開発され、IEやGoogle Cromeといった代表的なブラウザにもJavaScriptのエンジンが組み込まれています。

 

主にHTMLやCSSと合わせて開発に使われ、現在世界中で動いている動的サイトはJavaScriptで開発されていると考えて問題ないでしょう。

つまり、JavaScriptはWeb業界で活躍を目指しているエンジニアであれば、必ず身に付けておきたい言語です。

 

また、当初は動的なWebサイトの開発が目的でしたが、現在では開発が進んでスマホのアプリやゲームの開発にも活用が進んでいます。

ちなみに、Javaというプログラミング言語もありますが、JavaScriptとは関係がない別の言語ですので注意してください。

 

 

 

2.JavaScriptエンジニアの単価相場


プログラミング言語派遣関連画像
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JavaScriptエンジニアの派遣単価はデータがなかったため、JavaScriptスキルを使用するフロントエンドエンジニアで単価を解説していきます。

 

求人ボックスによると、派遣社員におけるフロントエンドエンジニアの平均時給は2,341円です。

はたらこねっとによる2022年6月SE・プログラマ(WEB・スマホ系)の平均時給は2,490円です。

 

上記を考慮すると、JavaScriptを活用するフロントエンドエンジニアの平均時給は平均的と言えるでしょう。

また、フリーランスのJavaScriptエンジニアの平均時給を見ていきましょう。

 

職種名 平均時給単価 最高時給単価 最低時給単価
JavaScriptエンジニア 4,655円 10,000円 2,220円

(参照:doocyJob JavaScriptのフリーランスエンジニアの求人・案件 時給単価相場)

 

 

さらにフリーランスのJavaScriptエンジニアの月額単価を見ていきましょう。

職種名 平均月額単価 最高月額単価 最低月額単価
JavaScriptエンジニア 66.4万円 200万円 15万円

(参照:フリーランススタート JavaScriptのフリーランス求人・案件 月額単価相場)

 

フリーランスのJavaScriptエンジニアを年収でみると平均で796万円、最高で2,400万円、最低で180万円となっています。

JavaScriptのフレームワークの1つであるReactの案件数が2022年06月時点で9,718件あるので、安定して働けるでしょう。

 

令和2年における日本の平均給与は433万円ですので、スキルや実働年数にもよりますが、高収入が期待できる職種であるといえるでしょう。

JavaScriptの求人・案件の詳細が知りたい方はこちらから↓

 

JavaScriptのフリーランス求人・案件
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3.JavaScriptの派遣エンジニアとして働くメリット


プログラミング言語派遣関連画像
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JavaScriptの派遣エンジニアとして働き始めるメリットとして、次のような点が挙げられます。

 

様々なエンジニアから指導を受けられる
幅広い企業でエンジニア経験が積める
高い自由度で働ける
人脈形成がしやすい

 

IT人材が社会全体で最大79万人不足するとされているのもあり、期間限定で雇用できる派遣エンジニアが求められています。

さらに、DX人材白書2021の調査によると、デジタル事業に対応する人材の「量」の確保状況において「エンジニア/プログラマー」が不足していると回答した日本企業が47.5%との結果です。

 

高いレベルのスキルを持った派遣エンジニアであれば、安定して活躍し続けられるでしょう。

次に、JavaScriptの派遣エンジニアとして働くメリットについて、詳しく解説していきます。

 

様々なエンジニアの指導を受ける事が出来る

JavaScriptの派遣エンジニアとして働けば、企業に勤めている様々な先輩エンジニアから指導を受けられるメリットがあります

もちろん正社員のエンジニアとして働いても先輩から教えてもらえますが、特定の人から指導を教えてもらうだけでは成長に限界があるでしょう。

 

どれだけ長く勤めても、その人から学べるのはその人自身が持っている知識レベルまでです。

より高いレベルの知識を身に付けたいのなら、様々なエンジニアから学ぶ必要があります。

 

JavaScriptの派遣エンジニアであれば多くの職場で働けるので、今まで知らなかった知識や技術を身に付けられるでしょう。

それら知識や技術を取り入れてJavaScriptエンジニアとしてスキルアップを繰り返せば、さらなる年収アップも目指せます。

 

さらに、様々な価値観を持っているエンジニアと触れていけば、今後のキャリアプランもより明確になっていくはずです。

 

 

様々な企業でエンジニア経験が積める

JavaScriptの派遣エンジニアとして働いていれば、自然と様々な企業でエンジニア経験を積み上げて、さらなるスキルアップを目指せるでしょう

JavaScriptの派遣エンジニアはその特性上、雇用期間が終われば企業のプロジェクトから外れてしまうため、複数の企業を転々としなければなりません。

 

しかし、環境が異なる企業であれば担当する業務も異なるので、これまでに経験していない仕事を行えるでしょう。

様々な業務を担当してエンジニア経験を積み重ねれば、今まで知らなかったような幅広い知識や技術を身に付けられます。

 

企業が変わるごとに新しく勉強しなおすのは大変ですが、それに見合ったスキルアップが見込めるはずです。

幅広いスキルを身に付けていけば、仕事の幅も広くなっていき、より好待遇が期待できる企業に転職していけるでしょう。

 

さらに、スキルアップを重ねて優秀であると評価された場合、正社員として引き抜きを持ちかけられるケースもあります。

必ずしもそういった話があるわけではありませんが、うまくいけば就職が難しい大手に就職するのも不可能ではありません。

 

 

ライフスタイルに合わせて仕事ができる

JavaScriptの派遣エンジニアとしてのメリットとして、ライフスタイルに合わせて自由に働けるというものがあります

正社員であれば同じ企業に勤め続けられる安定感はありますが、自分に合わない企業に入社してしまっても簡単には辞められません。

 

その上、時間や場所もある程度会社に縛られてしまいますので、自分の時間を作るのは難しいでしょう。

しかしJavaScriptの派遣エンジニアであれば、案件によって違う時間や場所といった雇用条件のうち、自分に合っている条件の企業を選べます。

 

自身のキャリアプランを実現するための仕事内容を選べるので、自分の意思決定をより強く反映できるのです。

仮に自分に合わない企業に派遣されたとしても雇用関係がないので、正社員よりも辞めやすく柔軟に仕事先を変えられる身軽さもあります。

 

このように仕事の融通が利きやすいので、育児や介護といった事情があっても、スケジュールを調整して無理なく働けるのも派遣の大きなメリットです。

 

 

エンジニアとしての人脈形成を行いやすい

数年で様々な企業を転々とするJavaScriptの派遣エンジニアであれば、同じエンジニアとしての人脈形成を構築しやすいでしょう

実際に企業に勤めているような正社員の場合、営業職などといった役職でないと、エンジニア同士の人脈を広げるのは難しいです。

 

しかしJavaScriptの派遣エンジニアであれば、数年で企業を移るので、その都度新しい人と出会得る機会が増えます。

一度エンジニアとして働いた相手との関係性は会社との契約が切れた後も長続きするので、簡単に人脈を広げられるのです。

 

人脈を広げていけば、いざという時に助けとなってくれるだけでなく、新しい仕事やプロジェクトのきっかけともなるでしょう。

今後エンジニアとして活躍していくうえで、必要となる力がJavaScriptの派遣エンジニアで身に付くのです。

 

また、同じ人といつまでも働き続けるわけではないので、苦手な人と無理に関係を作る必要もないというメリットもあります。

 

 

 

4.JavaScriptの派遣エンジニアとして働くデメリット


プログラミング言語派遣関連画像
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ここまでJavaScriptの派遣エンジニアとして働くメリットについて解説しましたが、派遣エンジニアにはデメリットも存在します。

そのデメリットというのが、次の通りです。

 

会社員よりも安定性がない
給与が低くなる可能性がある
雇用期間が定められている
重要な仕事を任されにくい

 

派遣の契約形態が一時的である都合上、どうしても会社員と比べて安定性に欠けてしまうのが、派遣エンジニアの大きなデメリットとなります。

需要は常にあるとはいえ、安定性を求めるのであれば気を付けましょう。

 

次にデメリットについて詳しく解説をします。

 

派遣エンジニアは会社員と比較して不安定である

JavaScriptの派遣エンジニアは会社員と違い非正規雇用という立場なので、会社の都合によってリストラされてしまいかねません。

一時期、派遣切りという言葉がはやっていたこともあり、派遣の安定性に対して不安を感じてしまうでしょう。

 

確かな技術力や成果を残しているのであればリスクを抑えられるでしょうが、それでも可能性を0にはできません。

正社員であってもリストラされる可能性がある以上、JavaScriptの派遣エンジニアはそれ以上に不安定であるといえるでしょう。

 

また、JavaScriptの派遣エンジニアは案件がないと働けませんが、常に案件があるとは限りません。

正社員であれば案件がなくても雇用が途切れてしまう心配はありませんが、派遣の場合、案件がないと雇用も途切れてしまいます。

 

そうなれば当然給料ももらえなくなってしまうので、給料面でも安定しにくい働き方です。

 

 

会社員やフリーランスと比較して給与が低くなる可能性がある

派遣業界の中では給料が良いJavaScriptの派遣エンジニアですが、それでも会社員やフリーランスと比べると給与が低くなる可能性があります。

JavaScriptの派遣エンジニアは時給換算であるのがほとんどなので、長期休暇があればその分収入がなくなり、賞与やボーナスにも期待できません。

 

そういった事情もあって、年収で比較すると会社員よりも低いという自体になってしまいます。

もちろん給与がよい案件もありますが、それでも会社員と比べると収入面で劣ってしまうでしょう。

 

優秀なエンジニアであれば高収入も狙えますが、その場合でもフリーランスとして活躍する方が高収入が見込めます。

また、企業によっては待遇面で見ても、住宅手当や家族手当といった福利厚生は正社員と同等ではありません。

 

しっかりとライフプランや貯金を行っていないと、思わぬ損害を被ってしまう可能性があるのです。

ただし、2020年の派遣法改正によって、賃金や待遇の均衡が配慮されるようになったので、以前よりも改善されてきています。

 

 

企業での雇用期間が定められている

JavaScriptエンジニアを含む派遣エンジニアは平成27年の派遣法改正によって、同じ職場で働き続けられるのは最大3年までと決められています。

どれほど気に入っている職場であっても、3年が経過すればその職場を離れて別の職場に移らなければなりません。

 

職場の変化によって、キャリアアップや人脈形成といったメリットがある一方、人によってはストレスの原因となってしまいます。

また新しい職場で1から人間関係を築きなおすのは大変なので、そういった事態が積み重なってしまうと負担となってしまうでしょう。

 

しかし、1年以上の雇用によって希望があれば、期限のない無期雇用への転換も行えるようになりました。

もし気に入った職場があれば、転換を検討してみるのも手でしょう。

 

 

重要またはコアな開発業務を任されにくい

JavaScriptの派遣エンジニアは会社員と比べて弱い立場になりやすいので、企業にとって重要なプロジェクトや責任ある仕事は参加しにくいです。

企業にとっても重要であるプロジェクトに参加すればそれだけキャリアアップに繋がりますが、中核メンバーには基本的には正社員が優先されてしまいます。

 

JavaScript派遣エンジニアはそういった正社員の支援として、プロジェクトに携わっていくようになるでしょう。

支援という形でもそれなりに経験を積めるでしょうが、それでもプロジェクトの中核に携わるよりもスキルアップやキャリアアップに繋がりません。

 

重要なプロジェクトに参加できずにキャリアアップが遅れてしまうと、収入面にも影響が出てしまいます。

キャリアアップを重視するのであれば、JavaScript派遣エンジニアで身に付けた経験を武器に転職を目指してみましょう

 

 

 

5.JavaScriptの派遣エンジニアの将来とは?


プログラミング言語派遣関連画像
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JavaScriptは様々な開発に用いられており、またIT人材が社会全体で最大79万人も不足するため、派遣エンジニアは今後も需要があると考えられています。

Webサイトを作成する際は現在でもHTMLとCSSに加え、JavaScriptが必須レベルで使われているので、案件の量は安定しているでしょう。

 

さらに、JavaScriptはWebサイト制作以外にも、アプリ開発やバックエンド開発にも利用されている人気のプログラミング言語です。

それだけに人が足りなくなりやすいので、派遣エンジニアの需要も長続きするといえます。

 

 

 

6.JavaScriptエンジニアとして仕事をする場合、派遣とフリーランスどっちがいいの?


プログラミング言語派遣関連画像
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派遣とフリーランスはどちらも会社員と比べて自由度が高いですが、フリーランスの方が良い環境で働きやすいです

まず派遣の場合、企業によっては正社員と同様の扱いを受けられますが、給与や安定度に不安があります。

 

一方フリーランスの場合、働く場所も時間も自分で決められるほど自由に働ける野に加えて、会社員よりも高収入も目指せるでしょう。

JavaScriptの十分な実力と実績を持っているのであれば、フリーランスになるのがおすすめです。

 

また、福利厚生面からみてもフリーランスエージェントを活用すると、正社員並みの保障が受けられたり、非常に充実しています。

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おすすめのフリーランスエージェント一覧

 

 

 

7.まとめ


JavaScriptの派遣エンジニアになるメリットとデメリット、将来性について解説しました。

派遣エンジニアは派遣法の改正によって以前よりも待遇がよくなりましたが、それでも不安定な職場であるのは変わりません。

 

派遣エンジニアは経験の蓄積や人脈形成のために活用し、十分な実力を身に付けたらフリーランスに転職するとよいでしょう

 

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