フリーランスの経歴書(履歴書・職務経歴書)の書き方教えます。

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2019/09/24

フリーランスとして活動するにあたって、クライアントとの面談や案件の商談の際に職務経歴書やポートフォリオの提出を求められるケースが多いです。そのため、履歴書や職務経歴書などの経歴書を持っておくことが重要です。
経歴書は自身が経験してきたことを相手にアピールするための書類です。しかし、履歴書や職務経歴書におけるフリーランスとしての職務内容や実績、資格、スキル、志望動機、自己PRなどはどのようにアピールすることが望ましいのでしょうか。

今回は、フリーランス履歴書と職務経歴書の経歴書の書き方や注意点を項目ごとに分けて解説していきます。

<目次>
1.フリーランスと個人事業主の違い
2.フリーランスの履歴書
3.フリーランスの職務経歴書
 ・職務要約
 ・業務内容や実績
 ・資格
 ・志望動機
 ・自己PR
4.フリーランスが履歴書を書く時のよくある疑問と注意点
5.まとめ

 

 

 

1.フリーランスと個人事業主の違い


まず、経歴書を解説する前にフリーランスと個人事業主の違いについて見ていきましょう。

フリーランスは単発の仕事ごとに契約を結び、仕事をこなすことで報酬を得る人を指します。近年では働き方という意味でも使います。主に請負契約や準委任契約などを結び、案件ごとの発注書を受け取り仕事をスタートするケースが一般的です。
例えば、フリーランスエンジニア・フリーライター・フリーカメラマン・フリーWebデザイナーがあります。
個人事業主は企業に属さず個人で事業を営んでいる人や働き方のことです。
例えば、居酒屋・美容室・花屋・税理士などがあります。

 

 

 

2.フリーランスの履歴書


履歴書は自身の学歴や職歴を読み手に簡潔に伝える書類です。
基本となる項目は通常の履歴書と同じです。履歴書は手書きではなく、PCで作成をしてデータとして持っておきましょう。
履歴書に書く項目は氏名、生年月日、性別、現住所、連絡先(必要な場合)、本人証明写真の6項目があります。
氏名や住所の読みはふりがなと書かれていれば平仮名で書き、フリガナとあればカタカナで記入します。
証明写真については、データとして写真を持っておきましょう。その理由はメールでの添付するケースやDropboxなどのSaaSなど使い経歴書を提出するケースが多いためです。また、企業によっては写真を貼り提出するケースもありますので、事前にしっかり確認することをオススメします。写真はパスポートや運転免許証と同様に撮影してから3ヶ月以内のものを使用すると良いです。データとして写真を保持する場合は、半年以内に撮影したものが好ましいでしょう。

 

なお、フリーランスの履歴書の記載例を以下にてお伝え致します。

<例1:エンジニアからフリーランスエンジニア>
----------------------------------------------------
平成26年 4月 株式会社〇〇 入社
         〇〇支社 開発部に配属
         新規サービス開発を担当
平成28年 3月 一身上の都合により退社
平成28年 4月 フリーランス(個人事業主)として活動
平成28年 5月 フリーランスエンジニアとして従事
令和元年 6月 一身上の理由により活動停止
----------------------------------------------------

 

<例2:エンジニアからフリーランスエンジニア>(開業届提出している方)
----------------------------------------------------
平成26年 4月 株式会社〇〇 入社
         〇〇支社 開発部に配属
         新規サービス開発を担当
平成28年 3月 一身上の都合により退社
平成28年 4月 フリーランス(個人事業主)として開業(「屋号〇〇」)
平成28年 5月 フリーランスエンジニアとして従事
令和元年 6月 一身上の理由により廃業/事業売却
----------------------------------------------------

 

上記例のように、フリーランスを職歴欄に記載する場合は、活動、活動停止、開業、廃業、従事、請負という言葉を使用します。

 

 

 

3.フリーランスの職務経歴書


職務経歴書についてお伝え致します。職務経歴書はフリーランスにとってどのような仕事を請け負ってきたか・経験があるのか詳しく紹介する書類です。そのため企業が書類審査や面接、面談を行う際に履歴書よりも重視して見ています。では、職務経歴書を項目ごとに分けてご紹介致します。

 

・職務要約

フリーランスになるまでの経緯やフリーランスとして主にどのような仕事をしてきたのかなど今までの歩みを記載します。職務要約は読み手がどのようなことを経験してきたのかを瞬時に判断するためのものです。そのため、具体的な業務内容や実績を簡単にまとめましょう。

 

<例>
-------------------------
「〇〇卒業後、株式会社〇〇に就職しエンジニア職に従事。新規Webサービス開発のチームリーダーとして、Web開発、顧客折衝、マネジメントを経験。その後フリーランスエンジニアとして活動し、新規Webサービスの立ち上げやSaaS開発などに従事」
-------------------------

 

 

・業務内容や実績

経験した業務がどのようなものかイメージできるように、仕事を請け負った企業や期間などを含め、出来るだけ詳しく記載しましょう。
読み手が分かりやすいようにプロダクト名やプロダクトURLを記載すると良いでしょう。
クライアントとの守秘義務契約でプロダクト名やURLが公開できない場合には記載せず、面接などで聞かれた場合には回答することをオススメします。
また、大変だった点や改善した点などの過程について記載すると、読み手にどのような人物像でどのような思考を持っているのかを伝えることが出来ます。
実績については、業務に対して結果が見えているものを記載します。
例えば、エンジニアの場合、携わったプロダクトの売り上げ金額や利用者数、受賞した賞など、瞬時に理解できるものを示すことで読み手に伝わりやすく効果的でしょう。

 

<例:エンジニア>

主な職務内容
2019年5月 〜 2020年4月
株式会社〇〇
Webアプリ開発
【職務内容】
新規機能開発や既存機能の改善、サービス運用、新規事業のアプリ開発
【担当フェーズ】
要件定義〜実装
【メンバー/役割】
5人/リーダー
【苦労した点】
・例:キャッチアップを素早くすること
【改善した点】
・例:コードをメンテナンス/見やすく改修
【開発環境】
■開発言語:JavaScript、Vue.js、CSS3、HTML5、Node.js
■コミュニケーションツール:Slack
【実績】
・例)100万回ダウンロード数達成(リリースから半年)
・例)App Award 2019受賞
・例)メディアや雑誌に取り上げられました(テレビ、雑誌等)
・例)リツイート数:4000件、Facebookシェア数:300件

 

 

・資格
国家資格の他にベンダー資格を保有していれば記入します。〇〇1級や準1級のような高度なものや業務に役に立ちそうな資格などを積極的に記載していきましょう。
なお、ベンダー資格の場合は合格から3年間有効などの期限が設けられている可能性がありますので記載する前に確認しましょう。

 

 

・志望動機

志望動機は読み手にとって非常に重要な項目です。読み手が求めていることを見極め、自身の志望動機が明確に伝わるように書く必要があります。
読み手としては即戦力になるのかを大前提としてスキル面や人物面、どのような思いで企業や案件に携わりたいのかなどの部分を非常に重要視しています。しかし、過剰な表現になってしまわないように気を付ける必要はあります。お互いに良きビジネスパートナーになれるという事を平和的に伝えつつも、あくまで自身のスキルアップも兼ねているという事を伝える事で、高い意識で仕事を行っている事がアピールできるでしょう。

 

 

・自己PR

読み手は、フリーランスに対して、即戦力として活躍できると期待する一方、組織の一員として働くことができるか、コミュニケーション能力があるか不安を抱いていることも事実です。自己PRでは、これらの不安を払拭できるようなアピールを行います。そのため、読み手がコミュニケーション能力や協調性があると納得できるようなエピソードを交えて記載することをオススメします。また、企業HPや求人情報から選考ポイントを確認して、求めている人物像や思考性を考えるのも良いでしょう。

 

 

 

4.フリーランスが履歴書を書く時のよくある疑問と注意点


経歴書を作成する際の注意点をQ&A形式にてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

 

Q:PCで作成する場合の文字サイズやフォント、色は?
A:文字サイズは10.5~11pt(氏名のみ14~18pt)がオススメです。フォントはArialや明朝体で色は黒一色で統一するとまとまります。


Q:見やすくするために手書き&青いペンはOK?
A:手書き&青いペンはOKです。しかし、手書きや青ペンは字を間違えた時に直せないため、PCで作成することをオススメします。


Q:数字はアラビア数字・漢数字など指定ありますか?
A:アラビア数字で記入します。実績などでアラビア数字以外を記入する場合は【】や「」で括るなど区別すると見やすくなるでしょう。

 

 

 

5.まとめ



今回はフリーランス履歴書と職務経歴書の書き方についてお話してきました。
履歴書と職務経歴書は書き手の人間性や思考性、仕事に対するスタンスなど、文字で表したものです。
フリーランスとして仕事や求人・案件を獲得していくために、自身の分身である履歴書や職務経歴書に時間を費やし、しっかり作成しましょう。
読み手にどのように伝わるのか確認するために、友人やフリーランスエージェントなどの第三者に履歴書や職務経歴書を見てもらうと、より良い経歴書が作成出来ます。
フリーランスエージェントの場合、履歴書や職務経歴書を添削するサービスも行っています。

なお、フリーランスエージェントの活用を希望している際はフリーランススタートをご覧ください。複数のフリーランスエージェントの求人・案件を一括検索出来ます。

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本記事が皆様のお役に少しでも立てましたら幸いです。