公開日:2022.05.27
更新日:2025.03.24
Google広告認定資格とは、Google広告に関するスキルや知識を認定する資格です。
本記事ではWebプロデュース試験について以下の点を詳しく解説します。
・Google広告認定資格とは何かについて
・Google広告認定資格試験の詳細について
・Google広告認定資格取得のメリット・デメリットについて
・Google広告認定資格試験合格のためのおすすめの参考書や学習方法について
・Google広告認定資格を取得した際の履歴書の書き方について
Google広告認定資格試験合格に向けて現在勉強している/今後勉強する予定の方はぜひご一読ください.
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.Google広告認定資格とは
2.Google広告認定資格試験
Google広告認定資格の各科目の問題数・合格ライン・内容
Google広告認定資格の難易度
Google広告認定資格の受験手順
Google広告認定資格の有効期限
Google広告認定資格の勉強時間
3.Google広告認定資格の資格取得のメリット
Google広告の専門知識が身に付く
Google Partnerになれるようにサポートできる
IT/Webを含む企業の転職・就職に活用できる可能性がある
4.Google広告認定資格の資格取得のデメリット
勉強時間を確保する必要がある
5.Google広告認定資格合格のためのおすすめの参考書や学習方法
おすすめ問題集①:1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本
おすすめ問題集②:いちばんやさしいGoogleアナリティクスの教本 人気講師が教えるWeb解析と広告計測の基本
理解度テストやeラーニング コースで学習しよう!
6.Google広告認定資格取得した際の履歴書の書き方
7.まとめ
Google広告認定資格とは、Google広告に関するスキルや知識を認定する資格です。
この認定資格を保有すると、Google広告のプロフェッショナルであることを証明できます。
試験では、Google広告に関するスキルや知識が問われます。
出題形式は、4択問題/正誤問題/複数選択問題/並び替え問題など記述式以外の様々なタイプです。
試験はオンライン上でいつでも(24時間365日)、何度でも無料で受験可能です。
ただし受験は1日1回のみという点に注意しましょう。
また試験で利用できる言語は22ヶ国語あります。
なお現在取得できるGoogle広告認定資格は、以下6点です。
資格名 |
説明 |
---|---|
Google検索広告認定資格 |
Google検索キャンペーンを作成し、最適化する方法に習熟していることをアピールできます。認定を受けたユーザーは、スマート自動入札、オーディエンスソリューションなどの自動化ソリューションを利用して、特定のマーケティング目標達成のためにキャンペーンの成果を上げる技能を備えています。 |
Googleディスプレイ広告認定資格 |
Googleディスプレイ広告への投資によって最大限の成果を得るために必要な専門知識を測ります。認定を受けたユーザーは、効果的なディスプレイ広告の戦略を立案してキャンペーンを作成し、特定のマーケティング目標を達成する技能を備えています。 |
Google広告の動画広告認定資格 |
YouTubeとGoogleの動画広告ソリューションで成果を得るための技能をアピールできます。認定を受けたユーザーは、YouTubeで効果的なストーリーを展開し、購入経路の全段階で見込み顧客にリーチする方法を理解しています。 |
ショッピング広告認定資格 |
ショッピング広告を使用し、最適化する方法の習熟度を測ります。認定を受けたユーザーは、リーチとコンバージョンを最大化するショッピングキャンペーンを作成し、最適化するための知識を有しています。 |
Google広告「広告アプリ」認定資格 |
Googleアプリキャンペーンを作成してビジネスを促進する方法に習熟していることをアピールできます。認定を受けたユーザーは、キャンペーン作成に関する基礎と高度な最適化戦略を理解しています。 |
Google広告測定認定資格 |
Googleの測定ソリューションを使用して、デジタル広告のパフォーマンスを測定、最適化できることをアピールできます。認定を受けたユーザーは、重要な指標を理解しており、主要なインサイトを活かして Google広告のパフォーマンスを高め、ビジネスの成長につなげる技能を備えています。
※Google広告測定認定資格は、Google Partner バッジの対象としてカウントされません。 |
(引用:https://support.google.com/google-ads/answer/9702955?hl=ja)
試験に合格すると、Google広告認定資格またはGoogle Partnerバッジが取得できます。
Google Partnerバッジとは、Googleが広告代理店に対して「正規の代理店:Google Partner」だと証明するものです。
Google Partnerになるためには、「実績」、「ご利用金額」、「認定資格」の3要件を満たす必要があります。
Google PartnerまたはPremier Partnerになる方法についての詳細はこちらをご確認ください。
ここからはGoogle広告認定資格試験の詳細について見ていきます。
Google広告認定資格の取得には、「理解度テスト」に合格する必要があります。
理解度テストとは、Google広告のスキルや知識を測定するテストです。
理解度テストは、Googleが提供するスキルショップにて受講できます。
理解度テスト |
出題範囲 |
制限時間 |
問題数 |
合格基準(正答率) |
---|---|---|---|---|
検索広告 |
検索広告の作成、管理、測定、最適化に関する効果的な設定方法など |
75分 |
50問 |
80%以上 |
ディスプレイ広告 |
ディスプレイキャンペーンの作成、管理、測定、最適化に関する効果的な設定方法など |
75分 |
49問 |
80%以上 |
動画広告 |
YouTubeやウェブに配信する動画広告キャンペーンの作成、管理、測定、最適化に関する効果的な設定方法など |
75分 |
50問 |
80%以上 |
ショッピング広告 |
Merchant Centerアカウントと商品データフィードの作成、ショッピング キャンペーンの作成と管理における効果的な設定方法など |
75分 |
46問 |
80%以上 |
測定 |
検索/ディスプレイ/動画/アプリ等の広告配信における指標の確認方法や設定方法、簡単なトラブルシューティングなど |
75分 |
50問 |
80%以上 |
アプリ広告 |
特定のマーケティング目標に合うアプリキャンペーンの作成・パフォーマンスの向上など |
75分 |
49問 |
70%以上 |
理解度テストを開始するとタイマーがスタートし、試験を一時停止することはできません。
なお理解度テストを再受験するには、1日待つ必要があります。
Google広告認定資格試験で出題される問題は、基礎的な問題が多く、難易度はそこまで高くないと言われています。
しかし、合格基準(正答率)が約80%以上あるため、仮に基礎的な問題だとしても、油断は禁物です。
現状のスキルや知識を把握するためにも、試験対策として過去問を解いてみることがおすすめです。
Google広告認定資格の受験手順は以下の通りです。
1.スキルショップへアクセス
※認定試験を受ける際、Googleアカウントが必要です。必ず作成しましょう。
※スキルショップのアカウントの設定方法についての詳細
2.スキルショップへログイン
3.受験したい資格の種類を選択
4.理解度テスト受験開始
5.合格発表
※最終問題を解答し終えると、すぐに合否が表示されます。
無事合格できていれば、その瞬間から資格を取得したことになります。
Google広告認定資格の有効期限は1年間です。
なお認定資格を更新するには、各認定資格の理解度テストに再度合格する必要があります。
6つ全てのGoogle広告認定資格試験に合格するための勉強時間として、36時間以上は必要でしょう。
Googleのスキルショップにてそれぞれの資格についての学習(e-ラーニング)ができ、1セクションの学習に約3時間かかります。
1つの広告認定資格に対し、2セクションを勉強するとなると、約6時間程度が試験勉強の目安です。
つまり、6つ全ての資格を取得するためには、6時間×6資格=36時間程度の勉強時間が必要と言えます。
ここでは、Google広告認定資格の資格取得のメリットについて3点解説します。
認定資格を取得すると、多くのGoogle広告の専門知識が身に付きます。
例えば、以下のような専門知識を扱えるようになります。
・Google広告キャンペーンの管理・測定・最適化
・入札単価の調整方法
・品質スコア
・ディスプレイ広告
・広告動画
認定資格を取得すると、所属代理店がGoogle PartnersプログラムのパートナーまたはPremier Partnerになれるようサポートできます。
Google Partnerになると、以下のような特典が獲得できます。
・サービスに関するトレーニングと認定資格
・消費者インサイト レポート
・サービスのベータ版
・アカウントと技術的問題に関するサポート
・Google 広告の高度なサポート
・コンペと賞品
・プロモーションの特典
・Google Partner バッジ
・ディレクトリ
・Premier Partner Awards
(参考:https://www.google.com/intl/ja/partners/become-a-partner/)
認定資格を取得すると、ITやWeb系企業の転職・就職に活用できます。
Google広告認定資格を保有すれば、認定資格証明書を保有でき、Google広告のエキスパートであることを客観的に証明できます。
そのため、クライアントや見込み顧客にスキルや知識をアピールでき、ITやWeb系企業の転職・就職を有利に進めることが可能です。
特に将来、広告やマーケティングなど業界や業務に関わりたい方は取得したい資格と言えるでしょう。
ここでは、Google広告認定資格の資格取得のデメリットについて1点解説します。
先ほども解説しましたが、6つ全てのGoogle広告認定資格試験に合格するための勉強時間は、36時間以上です。
仕事や学業で忙しい日々の中、まとまった勉強時間を確保することは難しいですよね。
そのため、せっかくの休日や通勤・休憩などのスキマ時間を活用し、勉強時間を確保しなければならない点は大きなデメリットと言えるでしょう。
ここでは、Google広告認定資格合格のためのおすすめの参考書や学習方法について2点解説します。
(出典:Amazon)
【本書のおすすめポイント】
・著者・監修者あわせて総勢31名の最前線で活躍するWebマーケターたちがGA4の全体像と基礎知識を提供することを目指し出版された日本初のGA4解説書
・全488ページとボリュームのある内容になっているだけでなく、解説も丁寧にされているため、しっかり知識が身に付く
・効率的に勉強できるよう、7日間(7章)構成になっている
(出典:Amazon)
【本書のおすすめポイント】
・データ活用の本質を「取る」「見る」「使う」の3段階で整理し、仕事の課題別に活用のポイントが解説されているため、勉強しやすい
・著者のコメントやアドバイスをイラストとともに掲載しているため、セミナー感覚で読み進めることができる
・集客やネット広告、ECサイトの売上などWebサイトのジャンルや目的別の使い方を解説されているだけでなく、SEOやサイト改善につながるレポート画面の見方も解説されている
Google広告認定資格合格には、理解度テストやeラーニングコースも活用しましょう。
eラーニングとは、主にインターネットを利用した学習形態のことです。
上記画像は、ディスプレイ広告認定資格のeラーニングコースです。
Googleには6つの認定資格それぞれに無料のeラーニングコースが用意されており、内容を全て理解できれば理解度テストに合格できるよう構成されています。
理解度テストは受験後すぐに合否がでます。
仮に合格できなくても、理解度テストは何度でも受験可能です。
しかし、再受験は24時間後になるため、注意しておきましょう。
Google広告認定資格は履歴書に書くことができます。
履歴書と書き方として明確な基準はありませんが、基本的に正式名称「Google〇〇広告認定資格」で記入するようにしましょう。
複数の認定資格を記入する場合は、「Google広告認定資格(〇〇/〇〇広告)」と記入すると良いでしょう。
また履歴書以外にもレジュメや名刺、LinkedInなどのソーシャルメディアのプロフィールに、Google広告認定資格について記載しても問題ありません。
今回は、Webプロデュース試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方に向けて、Webプロデュース試験の概要や詳細、取得するメリット・デメリット、合格に向けたおすすめの参考書などについて詳しく解説してきました。
・Google広告認定資格とは、Google広告に関するスキルや知識を認定する資格です。
・Google広告認定資格試験の資格取得のメリットは、以下の3点
①Google広告の専門知識が身に付く
②Google Partnerになれるようにサポートできる
③IT/Webを含む企業の転職・就職に活用できる可能性がある
・Google広告認定資格試験の資格取得のデメリットは、以下の1点
①勉強時間を確保する必要がある
・Google広告認定資格試験合格のためのおすすめの参考書や学習方法は以下の2点
①1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本
②いちばんやさしいGoogleアナリティクスの教本人気講師が教えるWeb解析と広告計測の基本
・Google広告認定資格を取得した際の履歴書の書き方は、基本的に正式名称「Google〇〇広告認定資格」で記入する
※複数の認定資格を保持している場合は、「Google広告認定資格(〇〇広告、〇〇広告)」と記入すると良い
Google広告認定資格を保有すれば、認定資格証明書を保有でき、Google広告認定スペシャリストであることを客観的に証明できるため、ITやWeb系企業の転職・就職を有利に進められます。
将来的に広告やマーケティング業界で活躍したいと考える方は、ぜひこの機会にGoogle広告認定資格試験にチャレンジしましょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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