公開日:2023.03.01
更新日:2025.03.24
エンジニア採用に力を入れていきたいと思い、人材紹介サービスについて調べているが、エンジニア向けの人材紹介サービスは何が良いのか分からない、という人事担当者も多いかと思います。
優秀なエンジニアを確保し新事業を行いたい企業は多いため、人材紹介サービスも多くの種類があります。
本記事ではエンジニア採用に強い人材紹介サービスを紹介します。
加えて、エンジニア採用で人材紹介サービスを使うメリットや注意点についてもまとめました。
本記事を読むことで、人材紹介サービスに関する知識を深めることが可能です。
エンジニア採用を検討している人事担当者や管理職の方はぜひ参考にしてください。
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<目次>
1.人材紹介サービスとは
2.エンジニア採用で人材紹介サービスを使うメリット
マッチ度の高い人材に出会いやすい
素早く採用を行える
採用が決まるまでは無料なことが多い
選考に必要な作業を代行してくれる
3.エンジニア採用で人材紹介サービスを使う注意点
採用コストが大きく上がる可能性もある
必ずしもマッチ度の高い人材が見つかるとは限らない
4.エンジニア採用に強い人材紹介サービス5選
レバテックキャリア
UZUZ
GEEKLY
TechClips
JELLYFISH
5.人材紹介サービスを選定する際のポイント
他社求人を確認して人材の傾向を調べる
利用料金・料金形態を比較する
6.まとめ
人材紹介サービスは、自社に登録している求職者を企業に紹介するサービスです。
「転職エージェント」や「人材紹介会社」とも呼ばれることが多いです。
人材紹介サービスは、求職者のスキルや実績などのデータを保有しています。
そのデータを元に、企業の希望に則しているかを判断し、マッチ度の高い人を厳選します。
例えばエンジニアを採用したい場合、求職者が経験のあるプログラミング言語や保有するIT資格などの情報を元に、企業の要望とマッチングする人材か検討してくれます。
このように、求職者と企業の要望のマッチングを支援してくれるのが、人材紹介サービスです。
エンジニア採用で人材紹介サービスを使うメリットは次の4つです。
・マッチ度の高い人材に出会いやすい
・素早く採用を行える
・採用が決まるまでは無料なことが多い
・選考に必要な作業を代行してくれる
企業側にとってこのように多くのメリットがあるため、求人サイトだけでなく人材紹介サービスを活用するIT企業は多いです。
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
人材紹介サービスを使う場合、求人サイトやハローワークを使うよりもマッチ度の高い人材に出会いやすいと言えます。
求人サイトの場合、自社にまったく合わない求職者も応募してくることがあり、求職者の選別が大変になる可能性があります。
一方で人材紹介サービスの場合、担当者が自社に合うかどうかを吟味したうえで求職者を紹介してくるので、企業側で求職者を選別する必要がありません。
特にエンジニア向け人材紹介サービスの担当者は、ITスキルに精通している場合が多いため、求職者のスキルレベルをしっかり判断したうえで紹介してくれます。
人材紹介サービスを使った方が、採用活動が素早く終わることが多いです。
有名な人材紹介サービスには、多くのIT人材が登録を行っています。
IT人材をなるべく早く欲しい場合、担当者がすぐに登録者と連絡を取ってくれるため、選考までの期間を短くすることが可能です。
「エンジニアが急に退職して人手が足りない」などすぐに人材を補給しなければならない場合にも、人材紹介サービスは有効に活用することができます。
人材紹介サービスの多くは成功報酬型であり、採用決定まで無料で使える場合が多いです。
求人サイトの場合、求人を掲載しただけで料金が発生する掲載報酬型や、応募時に料金が発生する応募報酬型を取っている場合もあり、採用数が少なくても多くの費用がかかることがあります。
成功報酬型なら初期費用もかかりませんし、少ない人数を採用したい場合には料金を抑えることが可能です。
人材紹介サービスでは、選考に必要な時間のかかる作業を代行してくれます。
採用活動時には、面接対応だけでなく多くの作業が発生します。
応募書類をチェックしたり、応募者と日程調整などのやり取りを行ったりしなくてはならず、それらに時間がかかりすぎて、面接に注力できないこともあります。
人材紹介サービスを使えば、そのような作業は担当者が行ってくれるため、人事担当者は面接での質問事項作成や合否の判定など、力を入れるべきことにリソースを注ぐことが可能です。
続いて、エンジニア採用で人材紹介サービスを使う際の注意点を解説します。
注意点は次の2つです。
・採用コストが大きく上がる可能性もある
・必ずしもマッチ度の高い人材が見つかるとは限らない
これらの注意点を意識しないと、人材紹介サービスを使った結果、むしろ損失になってしまう可能性があります。
1つ1つの注意点について詳しく解説します。
人材紹介サービスを使う場合、採用コストが大きく上がる可能性もあります。
確かに、採用確定するまで料金はかからないですが、その変わり採用確定時には、求人媒体よりも高額な手数料が発生することもあります。
多くの人材を採用すれば、それだけコストが増えてしまうでしょう。
ただコストがかかる分、優秀な人材を採用しやすいのが人材紹介サービスのメリットです。
コストと応募人材の質のどちらを取るべきかは、企業の今後の展望などにも寄ります。
人材紹介サービスを使ったからといって、必ずしも優秀な人材が見つかるとは限りません。
なぜなら、サービスの種類によって登録している人材の傾向は異なるためです。
例えば、20代未経験者が中心の場合もあれば、管理職経験者が中心の場合もあります。
そのため、欲しい人材が多く登録している人材紹介サービスを選ぶことが肝心です。
エンジニアを中心とした人材紹介サービスは多くあります。
その中でも代表的なのは次の5つです。
・レバテックキャリア
・UZUZ
・GEEKLY
・TechClips
・JELLYFISH
これら5つはサービスとしての規模も大きく、登録者数も多い傾向があります。
1つ1つのサービスの詳細やメリットについて詳しく解説します。
レバテックキャリアはトップクラスに知名度が高い人材紹介サービスです。
他にもフリーランス人材を紹介するレバテックフリーランスなど、多数のサービスを運営しており、人材紹介の実績が豊富なのが特徴です。
知名度が高いため登録者数も多く、幅広いIT人材が登録しているため、採用したい人材の条件を細かく指定しても紹介してくれる場合が多いです。
エンジニア採用を行いたいなら、まず候補に入れたい人材紹介サービスでしょう。
UZUZは既卒・第二新卒のキャリアサポートを行う人材紹介サービスです。
エンジニアとしての経験は浅いがポテンシャルに優れた人材が多く登録しています。
また、UZUZは自社でウズウズカレッジという人材育成事業も行っています。
ウズウズカレッジで育てたプログラマーやインフラエンジニアも紹介してくれます。
未経験、もくしは経験が浅い人材の採用を行う場合に、UZUZはおすすめです。
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に強い人材紹介サービスです。
Geeklyの特徴は、登録者全員と面談を行っている点です。
各IT人材の技術レベルやキャリアプランをしっかりチェックしているため、マッチ度の高い人材を提供することを可能にしています。
実際、Geeklyが紹介した求職者の半年以内の離職率は2.6%と低く、マッチング力が高いことが分かります。
TechClipsもマッチング力の高い人材紹介サービスです。
TechClipsの特徴は、担当者が現役エンジニアである点です。
現役エンジニアは最新技術や転職市場で需要の高いIT技術などを知っているため、企業が求めるスキルとの適合性を踏まえたうえで最適な人材紹介ができます。
また、登録者には性格診断を行うことを推奨しています。
そのため、IT人材のメンタル面も踏まえたうえで面接すべきか決めることが可能です。
JELLYFISHは海外のITエンジニア採用に特化したサービスです。
最近では海外のIT人材採用にも注目が向けられています。
海外には最新技術に精通した優秀な人材も多くいるためです。
JELLYFISHには特に、日本語能力試験を保有している人材が多く登録しています。
そのため、コミュニケーション面をそこまで心配せずに採用活動を行えます。
最後に、人材紹介サービスを選定する際のポイントをまとめました。
ポイントは次の2つです。
・他社求人を確認して人材の傾向を調べる
・利用料金・料金形態を比較する
エンジニア採用を成功させるためには、自社に合った人材紹介サービスと契約することが重要です。
1つ1つのポイントについて詳しく解説します。
先程解説した通り、人材紹介サービスの種類によって、登録人材の傾向は異なります。
そこで、サービスに掲載している他の企業の求人を確認することをおすすめします。
他の求人を調べることで、そのサービスの人材傾向が分かり、人材紹介サービスとのミスマッチを防ぐことが可能です。
自社に合った利用料金・料金掲載のサービスを選択することも大切です。
人材紹介サービスによって手数料の額は異なります。
手数料は、採用した人材の理論年収の30%程度が相場です。
つまり、年収が500万円の場合150万円の手数料が発生します。
また、手数料の請求時期は、提供サービスによって異なる場合があります。
各サービスの支払いタイミングや手数料を比較し、自社の採用予算に合ったものを選択しましょう。
本記事ではエンジニア採用に強い人材紹介サービスを紹介しました。
各サービスの特徴やメリットなどがお分かりいただけたかと思います。
人材紹介サービスを使うことで、採用活動の効率を高めたりミスマッチな人材を採用してしまう問題を解消したりすることが可能です。
ただし、人材紹介サービスによって登録エンジニアの種類や、手数料の金額などは異なります。
そのため、自社で採用したいエンジニアの特徴を洗い出し、どのサービスを使うともっとも効果的な採用が行えるか、吟味する必要があるでしょう。
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