公開日:2020.05.13
更新日:2025.03.24
フリーランスプログラマーとして働く人が増えており、案件の多さから働きやすい環境化になっています。
フリーランスプログラマーは実力次第で会社員の倍額近い年収を稼ぐことができるため、独立志向のある会社員プログラマーの方も少なくありません。
しかし、プログラマーの評価ポイントやフリーランスプログラマーの月額報酬・案件数、報酬の上げ方などしっかり理解できていない方もいると思います。
そこでこの記事では、フリーランスのプログラマー案件について網羅的に知れるように詳しく説明していきます。
特に下記の方にこの記事は一読していただきたいです。
・現在正社員のプログラマーでフリーランスになろうと検討している方
・現在フリーランスでもっと良いプログラマー案件がないか探している方
・異業種からフリーランスプログラマーへの転身を検討している方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.プログラマーの仕事内容
プログラマーとは
システムエンジニア(SE)との違い
プログラマーは何で評価されるか
2.プログラマーの報酬(フリーランスと正社員)
正社員プログラマーの年収
フリーランスプログラマーの月額報酬(年収)
3.フリーランスのプログラマー案件
フリーランスのプログラマーの案件数
フリーランスのプログラマーの案件例
4.フリーランスのプログラマーの働き方(在宅(リモート)ワークも可能)
5.プログラマーが報酬を上げるためには
得意なプログラム言語を増やす
システムエンジニア(SE)の領域にチャレンジする
マネジメントにチャレンジする
6.まとめ
プログラマーの主な仕事内容は、システムエンジニア(SE)が設計したシステムに対してプログラミング作業を行うことです。
プログラマーの仕事の流れは、以下の通りです。
1.打ち合わせ(システムエンジニア(SE)が作成した設計書の内容やクライアントの要望を知る)
2.複数人のプログラマーに作業を振り分けられる
3.システム開発・テスト
4.担当のシステムエンジニア(SE)に納品
プログラマー:コンピューターを動かす「プログラミング言語」を用いて、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。
プログラマーが作成するシステムやソフトウェアは、以下の通りです。
・法人:物流システムや金融システム
・個人:スマホやテレビ、家電製品全般
IoTの急速な発展により様々な業界でIT技術が必要とされており、プログラマーが活躍できる場所は多くなっています。
プログラマーの案件を少し覗いてみる↓
システムエンジニア(SE)とプログラマーの仕事内容は、担当するシステム開発の工程が異なります。
システムエンジニア(SE)とは、プログラミングの設計をし、システム開発の上流工程を担当する仕事です。
システム開発の流れは、要件定義→設計(基本設計・詳細設計)→システム構築→テスト→実装→運用で進んでいきます。
主なシステムエンジニア(SE)の担当は要件定義〜設計の部分です。
要件定義ではシステム全体の使用を決め、基本設計、詳細設計でシステムの細い部分を設計していきます。
一方、プログラマーはシステム開発のシステム構築〜運用まで担当します。
システムエンジニア(SE)が設計した詳細設計を元にコーディングしていくがメイン作業です。
プログラミング単体の動作をチェックする「単体テスト」やシステム全体の動きに滞りがないかチェックする「結合テスト」は、設計書を作成したシステムエンジニア(SE)が担当します。
ユーザが使える状態に公開する「実装」、バグの発生の対処やメンテナンスなど「運用」をプログラマーが対応していきます。
システムエンジニア(SE)の案件を少し覗いてみる↓
プログラマーは、システムエンジニア(SE)の設計書を元に求められる動作を実現できるコーディング能力で評価されます。
しかし、プログラマーの評価されるポイントは他にもあります。
・博識さ:様々な言語の知識、問題解決に向けて効率良い方法が取れること
・吸収力:技術の移り変わりの激しい業界だからこそ、新技術を常に学ぶ姿勢があること
・チームプレイ:関係者とコミュニケーションを取り、円滑にプロジェクトを進めれること
プログラマーの報酬は、フリーランスと正社員ではかなり開きがあります。
会社員は給料の安定であること、フリーランスは作業量が給料に直結することが、それぞれのメリットです。
ここでは、フリーランスと正社員の年収を紹介していきます。
正社員プログラマーの平均年収は、企業規模ごとに異なります。
企業規模別の平均年収(賞与あり)は、以下の通りです。
・従業員10人以上の会社:約420万円
・従業員10〜99人以上の会社:約389万円
・従業員100〜999人以上の会社:約414万円
・従業員1000人以上の会社:約494万円
(参照:厚生労働省 平成29年度賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種)
正社員プログラマーの場合、大企業と中小企業の年収の差は約100万円程度と極端な差はありません。
一方、フリーランスプログラマーの月額報酬と年収は、正社員プログラマーより稼げる可能性が高くなっています。
フリーランススタートの最高月額報酬は80〜100万円(年収換算960〜1200万円)で、最低月額報酬が20万円(年収換算240万円)です。
(参照:フリーランススタート プログラマー案件)
レバテックフリーランスの平均月額報酬が70万円(年収換算840万円)最高単価が145万円で、最低単価が30万円です。
(参照:レバテックフリーランス プログラマーの平均年収)
最低報酬でも副業なら十分な稼ぎですし、スキルさえ磨いていけば、正社員時代より大きく収入を伸ばすことができます。
スキルや自分の働いた時間が報酬に還元されるため、フリーランスの方がモチベーションが上がりやすいでしょう。
フリーランスプログラマーの案件数は、現状豊富にあります。
しかし、フリーランス求人・案件を探すサイトによっては業務委託案件が少ない場合もあるので、注意が必要です。
ここでは、フリーランスプログラマーの案件数や実際に募集中の案件例を紹介します。
プログラマーの業務委託(フリーランス)案件数は、以下の通りです。(2021年5月時点)
・フリーランススタート:4,501件
・indeed:947件
・レバテックフリーランス:5,042件
indeedは、業務委託より正社員やアルバイト求人が多く、フリーランスが使用しにくいかもしれません。
フリーランススタートは、業界大手のレバテックフリーランスに引けを取らない案件数を保持しています。
また、両サイト共に「案件について話を聞く」ボタンで、案件の詳細について知ることができ、自分にあった案件を受注しやすいです。
そのため、業務委託案件を探す際は、フリーランスや副業の案件に特化したサイトを利用することをおすすめします。
フリーランススタートでは、機械学習やWeb系、ゲーム系など幅広いジャンルのプログラマー案件を募集中です。
ここでは、実際にフリーランススタートで募集中の案件を紹介します。
専門家提案型メーカーマッチングサービス開発:既存サービスの追加開発、新規サービスのどちらかを担当。
月額報酬:85万円
開発環境:Ruby、Ruby on Rails
必須スキル:
・Ruby on Railsでの開発実務経験1年半以上
・Webシステムの設計、実装の実務経験3年以上
ゲーム攻略サイトのアプリ開発:アプリのサーバー・フロントの開発+広告配信のためのSDK開発や運用。
月額報酬:40〜45万円
開発環境:Kotin、Swift、GitHub、Git
必須スキル:
・SwiftもしくはKotinでの開発経験(実務経験3年以上)
・システムの使用策定、設計ができる
クライアントプログラマー:新規スマホ向けゲームの企画から運用まで一貫して行う。
月額報酬:60〜80万円
開発環境:Unity、iOS、Android、Shell、Ruby、Python
必須スキル:
・基本的なプログラムの知識
・スマホゲームの制作、リリース経験
・Unity3dでの開発経験
(参照:フリーランススタート)
フリーランスプログラマーは、以前企業に常駐して働くことがメインでした。
しかし、現在なら在宅(リモート)で働くことも可能です。
なぜなら、クラウドソーシングやマッチングサービスが増加し、在宅(リモート)勤務でもスキルのあるプログラマーが増えたから。
現状、フリーランススタート上では常駐案件が年間3,894件と圧倒的に多く、在宅(リモート)案件はまだまだ多くはありません。
しかし、コロナウイルスの影響で働き方が見直され、在宅(リモート)で対応可能な仕事や外注できる仕事は在宅(リモート)で行う流れがきています。
そのため、フリーランスプログラマーが、在宅(リモート)案件と常駐案件の好きな方を選べるようになるのも遠い未来ではないでしょう。
プログラマーのリモートワーク案件を少し覗いてみる↓
プログラマーが報酬を上げるには、コーディングの技術を上げる他に付加価値を付ける必要があります。
ここでは、プログラマーが報酬を上げる方法を紹介します。
プログラマーが報酬を上げるには、得意なプログラム言語を増やすことです。
扱える開発言語が増えれば、受注できる案件の幅も圧倒的に拡大するためです。
現在のフリーランスプログラミング案件では、PHP、Ruby、Unity、Javaなどを使用している企業が多いため、案件受注には困りません。
また、PythonやC言語、C++など機械学習系の開発言語は扱える人材の少なさから希少価値が高く、年収も高額になりやすいです。
そのため、自分の受注したい案件に必要な言語の勉強してみることもプログラマーが報酬を上げることに繋がりやすいでしょう。
プログラマーが報酬を上げるには、システムエンジニア(SE)の領域にチャレンジすることです。
プログラマーとして、システムエンジニア(SE)が行う上流工程を担当出来ることは非常に重宝されるためです。
例えば、プログラマーの案件だとしてもシステムエンジニア(SE)の業務に貢献できるスキルがあれば、希少価値の高い人材としてキャリアアップを目指せます。
プログラマーが飽和状態になっても、上流工程を請け負った経験からシステムエンジニア(SE)の業務を受けることも可能です。
プログラマーが報酬を上げるには、マネジメントにチャレンジすることです。
プログラマーにおいても、企業はプレイングマネージャーレベルを求めていることが多いためです。
プログラマーの業務に精通している人材がマネジメントもすることにより、チームの成果は上がりやすいです。
また、進捗管理やプロセス改善などマネージャー業務を学び、開発を全体的に見る目を養うことが可能です。
普段仕事を行う上で必要のない技術も習得するため、プログラマーとしてのスキルアップにも繋がります。
プログラマーの評価ポイントやフリーランスプログラマー月額報酬、報酬の上げ方など詳しく解説してきました。
プログラマーは、近年人材不足が深刻化しており、高単価でも即戦力のフリーランスプログラマーの需要は高まっています。
ぜひ本記事でフリーランスプログラマーの案件の知識を高めていただき、フリーランスプログラマーを目指してみてはいかがでしょうか。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版も2020年6月にリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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