フリーランスが失敗する原因|失敗談と対策・失敗後に転職できるかどうかを紹介!

営業転職

2021.08.06

新しい働き方としてフリーランスが浸透してきており、会社員から独立している人も増えています。
自由度が高く、会社員より稼げるイメージだけが一人歩きしているフリーランスですが、本当にそうでしょうか?

実際、フリーランスで稼げなかった人や会社員時代より忙しくてパンクしてしまった人もいます。
そこでこの記事では、フリーランスでの失敗の原因やその失敗を活かした対策が理解できるように詳しく説明していきます。

特に下記の方に一読していただきたいです。

・会社員でフリーランスとして独立を考えている方
・現在学生でフリーランスと会社員、どちらに進むべきか迷っている方
・現在フリーランスで、どうすれば成功できるか模索している方

<目次>
1.フリーランスの人口は約1,670万人と増加中!労働人口に占める割合は24%
2.駆け出しフリーランス時代は失敗続きで当たり前
3.フリーランスになって失敗する原因5選【マインド編】
好きな時間に仕事ができるので怠けてしまう
連絡や納期の遅れにより、クライアントからの信用を失う
スキルアップの機会を設けないと成長が止まる
不規則な生活により体調を崩す
お金関係の雑務を疎かにしている
4.フリーランスになって失敗する原因5選【仕事・営業編】
時間管理を疎かにしており、効率の悪い仕事をしている
嫌な仕事を断り切れずに続ける
仕事・営業スキルのレベルがそもそも低い
コミュニケーションを遮断している
クラウドソーシングサイト及び企業への営業をかけていない
5.独立後の失敗対策6選
サボれない人目のある環境で仕事をする
納期が遅れそうな時は先に連絡を入れておく
フリーランスと仕事ができるコミュニティに所属する
毎日の起床時間と就寝時間を一定する
相性の良いクライアントを見極める
毎月の目標金額を設定し、逆算して単価を交渉する
6.フリーランスで失敗しても再就職は難しくない
7.まとめ

 

 

 

1.フリーランスの人口は約1,670万人と増加中!労働人口に占める割合は24%


フリーランス失敗関連画像
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【ランサーズ】フリーランス実態調査 2021によると、フリーランスの人口は約1,670万人でした。

つまり、2021年の日本の労働人口(約6,637万人)と比較すると、約24%がフリーランスという計算です。

 

市場規模も28兆円規模に拡大し、昨年と比較して約10兆円増加しています。

増加中のフリーランスですが、独立後に成功する人と失敗する人の明暗が別れやすいです。

 

稼げるフリーランスと稼げないフリーランスの違いと対策を紹介していきます。

 

 

 

2.駆け出しフリーランス時代は失敗続きで当たり前


フリーランス失敗関連画像
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フリーランスで失敗する傾向として、やはり独立して間もない1年目に多いです。

営業経験のないフリーランスエンジニアやデザイナーが企業の案件を獲得するのは至難の技です。

 

ある程度の質が担保された成果物を納品しないと、継続的な契約には至りません。

仕事のペースを掴めずに、案件を受注しすぎてしまい、セルフブラックに陥ってしまうこともあります。

 

フリーランスは会社員と違い、仕事のモチベーションを維持しにくいので、仕事に身が入らずに怠けてしまう人もいます。

 

 

 

3.フリーランスになって失敗する原因5選【マインド編】


フリーランス失敗関連画像
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フリーランスの失敗は当たり前のことを日々こなしていれば、防げるものも多いです。

しかし、フリーランスは、自由度の高さ故怠けてしまい、会社員時代より生産性が下がってしまう人もいます。

 

この章ではフリーランスになって失敗する原因【マインド編】を紹介します。

 

好きな時間に仕事ができるので怠けてしまう

フリーランスの魅力は自由度の高さです。

会社のように就業規則がなく、仕事を始める時間も終える時間もバラバラで極端な話、夜12時始業も可能です。

 

しかし、その分自己管理が必要なため、怠け癖がついてしまうと、抱えている案件の納期に遅れてしまうかもしれません。

フリーランスとして自己管理しないと、自由度の高さにより、やる気がでない日は仕事をしなくなってしまいます。

 

 

連絡や納期の遅れにより、クライアントからの信用を失う

連絡や納期の遅れは、クライアントからの信用問題に発展します。

フリーランスのミスは自分に直接降りかかってくるためです。

 

例えば会社員の方がミスをした場合、そのミスは企業のミスに繋がり、企業のイメージダウンにつながってしまいます。

よっぽど大きなミスではない限り、取引が売り切りや会社が倒産することはありません。

 

しかし、フリーランスは自身(個人)の信用を売っているため、連絡や納期の遅れで次の仕事の受注に繋がらなくなる可能性もあります。

そのため、会社員以上に責任感を持つ必要があります。

 

 

スキルアップの機会を設けないと成長が止まる

フリーランスの中でもフリーランスエンジニアは新しいスキルを身に付けるべきです。

IT業界は流れが早く、必要な知識やスキルは日々変化していきます。

 

そのためITスキルは常に磨いておかないと時代遅れになり、参画できるフリーランス求人・案件の選択の幅を狭めてしまう可能性があったり、最悪の場合使い物にならなくなる可能性も有り得ます。

継続的な収入を得るにはオンラインサロンやニュース、フリーランス仲間から情報を得ておくべきです。

 

また、フリーランス求人・案件を確認して現在の市場で使用されている開発スキルを確認することもおすすめです。

 

フリーランススタートは、約203,000件以上のフリーランス求人・案件を取り扱っており、日々更新していますので、市場確認としても活用することが出来ます。

早速、市場を確認してみる方はこちらから→

 

 

不規則な生活により体調を崩す

フリーランスは基本的に自身で仕事をこなしていくことが多く、代わりを立てることが出来ません。

フリーランスは仕事する時間が決まっていないので、夜型の人も少なくありません。

 

納期が厳しいと徹夜で乗り切ろうとするため、運動不足も相まって体調を崩しやすいです。

病気で長期間休んでいても、仕事をしていない間の収入は発生せず、業務が滞ってしまいクライアントに迷惑がかかってしまいます。

 

 

お金関係の雑務を疎かにしている

クラウドソーシングサイトは手数料の代わりに、契約から報酬支払いまで保証されています。

しかしクライアントと直接契約している場合は、報酬未払いや契約より報酬額が少ない場合もあります。

 

そのため、求人・案件の単価や報酬の支払いを確認しておかないと、結果的に損をすることになりかねません。

 

 

 

4.フリーランスになって失敗する原因5選【仕事・営業編】


フリーランス失敗関連画像
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フリーランスとして生計を立てるため、仕事のスキルはもちろん、営業をして仕事を受注しないといけません。

高スキルでもフリーランスでは稼げず、会社員に戻った方が稼げた人はたくさんいます。

 

ここでは、フリーランスになって失敗する原因5選【仕事・営業編】を紹介します。

 

時間管理を疎かにしており、効率の悪い仕事をしている

フリーランスとして生産性の低い仕事をしていると稼ぐことができません

フリーランスの仕事は時給換算ではなく、成果物を納品して報酬を得ることが多いです。

 

効率良く、質の高い成果を出せることが重要です。時間管理ができないと仕事に追われてしまい、会社員の方が楽と感じるかもしれません。

 

 

嫌な仕事を断り切れずに続ける

フリーランスとして高圧的なクライアントや興味のない仕事を受け続けると、精神的に参ってしまいます

苦手な仕事や高圧的なクライアントにもNOと言えることが大切です。

 

複数のクライアントと契約できるのがフリーランスの強みです。

一つのクライアントとの付き合いで悩んでいる状況は、上司との関係に悩んでいる会社員と同じです。

 

フリーランスとして、自身のスキルアップに繋がる仕事を除き、興味のない仕事、単価相場に見合っていない仕事は断ることが大切です。

 

エンジニアとして自身の単価相場が分からない方は、下記記事をご一読ください↓

 

 

仕事・営業スキルのレベルがそもそも低い

開発スキルのレベルが低いとフリーランスとして成功するのは難しいです

仕事の発注者側である企業(クライアント)がフリーランスを活用する理由として、即戦力を求めています。

 

そのため、開発スキルがないフリーランスに仕事を頼みたい企業(クライアント)は非常に少ないです。

未然に失敗を防ぐために、フリーランスになる前に自分のスキルは業界でどの程度のレベルなのか確認しておくことをおすすめします。

 

知識やスキルは自発的に学ぶしかありません。仕事のスキルは、クライアントのマニュアルや仕事の経験を積むことで身につきます。

しかし、営業スキルがないと仕事自体を受注できないので、スキルアップできません。

 

そのため、自分のスキル不足を自覚して、勉強して自分の能力を高める必要があります。

 

フリーランススタートでは、Java、PHP、JavaScriptなど各開発スキルやフロントエンドエンジニア、サーバーエンドエンジニア、Webデザイナーなど各職種毎の平均単価を見ることができ、現時点での自身の単価を分析することが可能です。

早速、フリーランススタートで自身の単価を確認してみる方はこちらから→

 

 

コミュニケーションを遮断している

稼げないフリーランスほどコミュニケーションを蔑ろにしています

フリーランスとして協調性のない人に仕事を依頼したい企業(クライアント)はいないためです。

 

フリーランスは雇用契約ではなく、業務委託契約です。

コミュニケーションコストの高い人と判断されれば、すぐに契約を打ち切られてしまいます。

 

 

クラウドソーシングサイト及び企業への営業をかけていない

フリーランスは営業力が一番大事なスキル言っても過言ではありません

なぜなら、営業をかけないと仕事を得ることはできないためです。

 

クラウドワークスランサーズココナラなどクラウドソーシングサイトで、仕事を発注している企業は多いです。

生活が不安定なフリーランス1年目の人は登録しておくことをおすすめします。

 

募集している案件に対して、「自分は何ができるのか」を伝える提案文とポートフォリオを企業に送ってみてください。

 

フリーランスとして、営業力に自信を付けたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

5.独立後の失敗対策6選


フリーランス失敗関連画像
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フリーランスとして成功するには、スキルを磨くことと情報を収集することが重要です。

しかし、それだけでは稼げるフリーランスにはなれません。

 

継続的なモチベーションの維持やクライアントとの関係など対策すべきことができることはたくさんあります。

ここでは、独立後の失敗対策を紹介します。

 

サボれない人目のある環境で仕事をする

フリーランスは在宅で仕事ができる案件も多く、その場合仕事モードに切り替えるのが難しいです。

そこで以下の場所に行き、環境を変えることを試してみてください。

カフェ
コワーキングスペース
図書館

 

集中している人が多い場所にいくと、自然と集中モードに入りやすくなります。

 

東京のコワーキングスペースやカフェで仕事の環境を変えたい方におすすめの記事です↓

 

 

納期が遅れそうな時は先に連絡を入れておく

オーバーワークになり、納期が遅れそうになったら、先に企業(クライアント)へ連絡を入れておくべきです。

早めに連絡すれば企業(クライアント)側で、納期を再度調整してもらえる可能性があるためです。

 

納期の遅れが一番最悪の状態です。プライドを捨てて、間に合わない時は正直に納品が厳しいことを伝えてみてください。

また、こまめに連絡が取れるだけでも、企業(クライアント)からの信用につながります。

 

抱えている求人・案件ごとに優先順位を決め、返信し忘れがないか確認してみてください。

 

 

フリーランスと仕事ができるコミュニティに所属する

フリーランスにとって、最新情報にアンテナを張っておくことは大切です。

最近の業界動向やニュースを知っておくと、仕事に活かせるかもしれません。

 

同業者が集まるコワーキングスペースを契約したり、セミナーに参加することをおすすめします。

駆け出しフリーランスで不安な時期に、フリーランスとして活躍をしている人の生の声が聞ける可能性があったり、同じ悩みを抱えているフリーランスの人々とコミュニケーションを取れるため、大きな財産になるでしょう。

 

 

毎日の起床時間と就寝時間を一定する

フリーランスは、時間を自由に使えるので生活が不規則になりがちです。

生活リズムの乱れは病気のリスクを高めます。

 

自己管理の一環として、日々の睡眠時間を確保して規則正しい生活をお勧めします。

オーバーワークを防ぐことができ、生活リズムが整うので精神的にも安定します。

 

 

相性の良いクライアントを見極める

フリーランスとして相性の良いクライアントと付き合うことをおすすめします。

複数のクライアントと比較してみてください。比較すると、単価や仕事のしやすさなど相性の良いクライアントが分かりやすいです。

 

フリーランスは、業務委託契約なので契約終了させることもできます。

そのため、精神的にツラいと思ったら無理をしないようにすることをお勧めします。

 

近年、フリーランスに様々なフリーランス求人・案件を紹介してくれるフリーランスエージェントが数多くいるため、フリーランスエージェントを通して仕事を受注することも検討しておきましょう。

フリーランスエージェントを通してフリーランス求人・案件に参画した場合、単価交渉や、定期的なフォローアップ、福利厚生など、様々なサポートを受けることが出来ます。

 

そのため、フリーランスにとってのメリットが非常に多いです。

 

早速、どのようなフリーランスエージェントがあるのか調べてみる方はこちらから→

 

 

毎月の目標金額を設定し、逆算して単価を交渉する

生活にかかる固定費用を計算してみてください。

固定費用を最低限稼ぐべき額として、貯金のためにも毎月の目標金額を設定することをおすすめします。

 

月の労働時間と自分の作業スピードを把握しておき、目標額に稼ぐために必要な単価を交渉します。

もちろん、自分のレベルに見合わない単価を交渉してしまうと、契約打ち切りや信頼関係が崩れるリスクがあります。

 

そのため、クラウドワークスランサーズココナラなど、クラウドソーシングサイトや案件求人サイトで、自分と近いレベル感の案件の単価の相場を確認してみてください。

 

 

 

6.フリーランスで失敗しても再就職は難しくない


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フリーランスで活動していた時と同職種であれば、会社員に戻る場合でも再就職の難易度は高くありません。

フリーランスとして働いた経験とスキルが身についているためです。

 

しかし、フリーランスから会社員に再就職した場合でもチームでの作業や生活リズムの乱れから慣れるまでに時間がかかる人もいます。

そのため、再就職を決めた際には、生活リズムの改善や人と話す機会を増やした方がいいかもしれません。

 

 

 

7.まとめ


フリーランスの人口やフリーランスの失敗の原因、その対策など詳しく解説してきました。

社会的常識や継続力、スキルがあれば、フリーランスとして生計を立てることは難しくありません。

 

今後、働き方改革で副業が解禁になったり、リモートワークが徐々に常識化されてきている現代では、今以上に働き方が見直され、フリーランスが増加してくる可能性は高いです。

ぜひ本記事でフリーランスの知識を高めていただき、フリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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