公開日:2019.01.29
更新日:2025.01.27
「フリーランスとして案件が決まらないのではないか」
フリーランスエンジニアとして活動する、あるいはこれから活躍してみたいと考えている人の大きな悩みとなっているのが「営業」や「案件の獲得」についてです。
継続して案件の受注が苦手な方や今後活躍したいけど、営業活動に自信がない&やり方が分からない方に向けて案件獲得のコツを紹介します。
フリーランスエンジニアで安定した報酬を獲得するには営業は避けて通れない道ですが、営業が不得意な人でも、営業に関するコツを覚えれば、簡単に継続的に案件を受注することが出来ます。ここでは、そのためのポイントを確実に押さえ、豊かなフリーランスエンジニアライフを送りましょう。
以下、当てはまるフリーランスの方におすすめの内容です。
-フリーランスだけど案件が決まらない方
-フリーランスになりたいけど案件が決まらないかもと不安な方
- フリーランスで営業が得意になりたい方
- 営業が苦手なフリーランスの方
- フリーランスエージェントに手当たり次第、登録をしているフリーランスの方
- 今以上に単価アップを狙っているフリーランスの方
- 正社員からフリーランスとしてキャリアチェンジを検討している方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
目次
ここではフリーランスが営業活動をする前に大切な事前準備3つを紹介します。
しっかり準備をすることが営業に対する自信に繋がり成功率が向上します。
事前準備をしっかりと行い、準備万端な状態でフリーランスの営業活動を行いましょう。
1つ目は自己分析です。フリーランスとして報酬を得るには、仕事に対して責任を持なければいけません。高額案件になってくると責任もそれだけ大きくなります。
自身のスキルやレベルに適した案件か、求められている成果物は納期に完了することができるのか、正確に今現状で何が出来るのかを知らなければ、継続的にで仕事を取り続けることは困難です。
そのため、1度自己分析をして、現状のスキルと仕事に必要な作業時間を見極ることから始めましょう。例えば、今まで行ってきた案件を遂行するのにどれくらいの時間と工数を要するのかを明確に提示することにより、クライアント側に安心感を与ることが出来たり、重要な案件をクライアントから紹介されやすくなります。
2つ目はご自身の希望報酬の把握です。クライアントと契約をする際、相手側が報酬額を提示している場合がほとんどですが、業務が専門的だと、クライアントが相場や工数を理解していないケースがあります。上記のように工数や掛かる時間にプラスして、詳細な報酬額を提示することによって、クライアントに正確な判断をしてもらえるだけでなく、自身に見合った報酬を貰えます。
希望報酬を把握するためにまず、フリーランスエージェントのサイトを使い、自身に適した案件を選ぶことをオススメします。フリーランスとしてのスキルを第三者からの客観的な評価で把握することにより、報酬をしっかり確認出来ます。また、報酬に応じたスキルなども一緒に把握できるため今後のフリーランス人生の明確なビジョンを描きやすいです。
3つ目は資料作成です。これまで自己分析・希望報酬の把握を伝えてきましたが、この部分がフリーランスの営業として一番重要です。なぜなら、どんなに良い自己分析をしてもクライアント側に正確に自分のスキルや得意な分野を売り込まなければ、意味がないからです。
フリーランスとして営業で自分のスキルや得意な分野を売り込むために一番に効果的なのが「ポートフォリオ」です。ポートフォリオはクライアント側へ自身をアピールするための資料等のことです。何が出来るのか、自己分析や過去の実績などをまとめておくことでより伝えやすくなります。
守秘義務による過去案件の提示が難しい場合は、クライアントに提示できる例を自分で作成し、ポートフォリオの一部として付け加えましょう。
特にクライアントが自身に発注してくれそうな案件に関係があるような過去の実績を提示できると、相手も安心してあなたに仕事をまかせることができるでしょう。
この資料作成はフリーランスが営業をして案件を獲得できるかどうか分かれ道になる非常に重要なものです。しっかりと事前に準備することをオススメします。
ここからはフリーランスとして案件を継続的に獲得するための具体的な営業方法をお伝えします。
事前準備をしっかりこなしていなければ、いくら営業活動をしても最大限の力を発揮しません。
そのため、これからお伝えする3つの営業方法は事前準備とセットになっていることを忘れないでください。
1つ目はメール・電話・SNSでの営業です。まずは仕事をしたいと思うクライアントをリストアップして電話やメールで問い合わせをしてみましょう。
例えば、ビッグデータの案件に参画をしたい場合であればビッグデータのポジションをWantedlyやGreenに掲載している会社をリストアップし、電話やメールで営業連絡をしてみましょう。
また、メールの場合はポートフォリオや自身のアピールとして活用できるものを一緒にメールで送りましょう。たとえ、クライアントに断られても必ず丁重に返信をしましょう。
フリーランスエンジニアとして活動していく以上、人とのつながりは重要です。コネクションを持つことにより別の仕事につながるということもあり得ます。
他にもSNS・ブログ・LinkedInなどビジネス用プラットフォームなどを活用することもフリーランスとして大切な営業の一つです。
自身で経歴やポートフォリオなど積極的に発信・投稿して常にアップデートすることをオススメします。インターネット上にログとして残るため、クライアント側から情報を見た人直接仕事の依頼が舞い込んでくることもあります。
なお、知人に聞いて仕事を紹介してもらうことも営業です。その場で仕事の話に繋がる可能性もありますし、話が知人から別の人に情報が広がり拡散性の高い良い営業方法です。
2つ目はセミナー&コミュニティに参加することです。
セミナーやコミュニティに参加すると同業種・他業種の方々と交流できます。しかし、参加したとしてもその場で仕事がもらえることは珍しいです。この場は「自分を知ってもらうこと」が最優先です。
前述した通り、フリーランスエンジニアとして活躍をしていくには、人との繋がりやコネクションがある方が有利な場合が多いです。
今後のビジネスチャンスにつなげる事を目的として参加するといいでしょう。
2つ目はフリーランスエージェントに登録することです。
フリーランスエージェントを活用して案件に参画することはフリーランスとして一番安定して案件に参画できる営業手法です。
フリーランスは複数社のクライアントに登録をして案件を探すことをオススメします。それはクライアント毎によって、扱っている案件の特徴・自分に適したキャリアコンサルタントを見つけられる・フリーランスのための福利厚生など、様々な条件で選択が出来るからです。
以下、フリーランスエージェントは大手業界であること、扱っている案件が豊富であること、フリーランスのための福利厚生が充実していることの特長がありどれもオススメです。
・フリエン
なお、フリーランススタートには45社以上の提携フリーランスエージェントが掲載されているのでぜひ参考にしてみて下さい。
自身のスキルや経験等を登録しておけば、当てはまる案件をフリーランスエージェントのコンサルタントが一緒になり、探してくれます。その他、参画中のサポート・継続した案件紹介など徹底したサポートが受けれます。
フリーランス未経験の方や営業が苦手なフリーランスの方はフリーランスエージェントに登録すべきでしょう。
なお、登録するとクライアントなど面談や電話でのやりとりが発生します。この際に自身のスキル・ワークスタイルについてしっかり自分の意見をまとめておくといいでしょう。
フリーランスエージェントについて更に詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
※関連記事:
・優良フリーランスエージェントを見極める20のチェックポイント
・【決定版】フリーランスエージェントの面談って何するの?【準備〜当日の流れ】
・【元エージェントが教える】フリーランスエンジニアがエージェントに相談するメリットと注意点
今回はフリーランスとして活躍し続けていくための営業のコツをお伝えしましたが、自身で積極的行動することが、安定したフリーランスエンジニアライフを作ります。
その上で重要なことは、まず「自分自身を知る事」・「相手に自分を知ってもらう事」です。
様々な営業手法がありますので、自身に適した手法でクライアントの獲得や案件の獲得をしましょう。
さらに、フリーランスとして案件に参画出来るようになると、営業と仕事の両立をしていかなければなりません。
そのためには上記のことを継続するだけでなく、フリーランスとして営業の質を向上させ、効率的に次の案件に参画できる営業サイクルを作りましょう。
本記事が少しでもフリーランスの皆さんの営業活動の参考になれば幸いです。
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