フリーランスから会社員に再就職・転職って難しい?再就職する理由やポイントを解説!

転職

2021.09.22

働き方改革の一環として、「フリーランス」や「個人事業主」のような個としての働き方や能力が重要視され始めた、昨今の日本経済。
特に、2020年は新型コロナウイルスの影響から、正社員削減に伴い、外注先の増加を検討する企業が増え、その需要はますます加速したように思えます。
しかし期待の反面、様々な理由から、「フリーランス」や「個人事業主」で活動していくことへの限界を感じ、正社員への再就職を検討され始めた方も多いのではないでしょうか?


今回は、「フリーランス」や「個人事業主」から、会社員へ再就職するために必要なことや重要なポイント、注意点について執筆していきます。

この記事を最後まで読んで頂ければ、「フリーランス」や「個人事業主」の皆さんが、再就職できるかどうか、すべきかどうか、自分なりの正しい結論を導き出せるでしょう。


特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスとして現在活動をされている方
・会社員として現在活動をされている方
・フリーランスを今後検討されている方
・新しい働き方に興味/関心がある方

<目次>
1.フリーランス(個人事業主)から再就職は出来る?
2.フリーランス(個人事業主)から会社員へ再就職する理由とは?
フリーランス(個人事業主)は金銭的に不安定
フリーランス(個人事業主)は長時間労働になりやすい
フリーランス(個人事業主)は孤独なのでチームで働きたい
3.フリーランス(個人事業主)から会社員に再就職する方法
取引先から会社員へのオファーを受ける
再就職するための転職活動を行う
・SNSで再就職を行う
・転職サイトや転職エージェントを活用する
4.フリーランス(個人事業主)から会社員に再就職する際のポイント
フリーランス(個人事業主)から正社員に転職する明確な理由を伝える
フリーランス(個人事業主)に戻る意思はないことを伝える
5.まとめ

 

 

 

1.フリーランス(個人事業主)から再就職は出来る?


フリーランス(個人事業主)会社員関連画像
フリーランス(個人事業主)会社員関連画像

結論から申し上げると、「フリーランス」や「個人事業主」から再就職することは可能です!

しかし、希望する企業が、必ずしも正当な評価してくれるとは限りません。

 

一般的に、フリーランス(個人事業主)として活動してきた人は、再就職が難しい傾向にあると言われています。

その理由は、例えば、こんなものが考えられます。

自由にやってきた人は、我が強く、扱いづらい
能力面やメンタル面の不安
会社の強いられた枠組みに耐えられるか不安
年齢的に、就かせるポジションがない

 

もちろん個人スキルが高く、会社にとって必要だと判断された場合、どんな業界のどんな職種であれ再就職は十分に可能です。

再就職において肝心なことは、根気強く転職活動を続けることです。

 

これまで培ってきたスキルやノウハウは決して裏切りません。

その経験に自信を持ち、自己アピールを怠らないことが再就職への鍵になってくるでしょう。

 

 

 

2.フリーランス(個人事業主)から会社員へ再就職する理由とは?


フリーランス(個人事業主)会社員関連画像
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では、フリーランス(個人事業主)の皆さんは、なぜ会社員へ再就職したいと思うようになったのでしょうか?

様々な理由が考えられますが、ここではその真意に迫りたいと思います。

 

フリーランス(個人事業主)は金銭的に不安定

フリーランス(個人事業主)として働いていると、どうしても金銭的な不安定さが付きまといます。

その理由は、時期によって仕事量に大きな差ができてしまうからです。

 

フリーランス(個人事業主)は、仕事(案件)を自分で獲得してくる必要があります。

案件の掛け持ちや高単価案件を受注できれば、会社員よりも多くのお金を稼ぐことができます。しかし受注できなければ、収入がゼロの可能性もありえます。

 

会社員になれば当たり前のように仕事も振り分けられますし、毎月安定した給料も保障されるため、その魅力に引かれる理由にも納得がいきます。

 

 

フリーランス(個人事業主)は長時間労働になりやすい

フリーランス(個人事業主)の仕事(案件)は「成果報酬型」の仕事(案件)が多いです。

仕事量に対して、報酬が釣り合わず、中にはアルバイトよりも時給が低くなってしまうケースもあります。

 

そのため、安定的にお金を稼ぐためには、毎日多数の仕事(案件)をこなし続ける必要があります。

そんな生活を続けているうちに、1日12時間働くことは当たり前。毎日徹夜で1ヶ月間休みなしもあり得ます。

 

長時間労働で疲労が蓄積し、体を壊してしまう可能性も十分考えられます。

その点、会社員は就労時間が決まっており決まった休日もありますので、生活リズムを壊しにくく体調管理もしやすいです。

 

余った時間は大切な家族との時間や趣味に使ってもいいですし、自由な副業をしてもいいです。

毎月安定した収入と休日がある方がワークライフバランスの観点から、人生の充実度が増し効率がいいのです。

 

 

フリーランス(個人事業主)は孤独なのでチームで働きたい

自分の好きなことで時間や環境にも縛られず、自由にお金を稼げるフリーランス(個人事業主)は、毎日会社に出社している会社員からすると魅力的に見えてしまうものです。

しかし、思っているよりフリーランスは孤独です。

 

何をするにも、常に1人。環境にもよりますが相談できる先輩フリーランス・同僚フリーランスは非常に少ないです。

また個人でできる仕事には限界があり、報酬もある一定の段階までいくと、そこから上がりにくかったりもします。

 

企業に就職しチームの一員として、自分のスキルやノウハウを活かし大きなプロジェクト案件をこなしたい。もっと大きなお金を動かしたい。

そう思えば思うほど、理想とは違う現状の自分に引目を感じ、会社員への魅力が増してしまうのです。

 

 

 

 

3.フリーランス(個人事業主)から会社員に再就職する方法


フリーランス(個人事業主)会社員関連画像
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フリーランス(個人事業主)として、会社員に再就職したい理由をおおよそ整理できたところで、

ここからは、会社員に再就職する方法について考えていきます。

あくまで一例ですので、参考程度にご確認いただければと思います。

 

取引先から会社員へのオファーを受ける

フリーランス(個人事業主)として仕事をこなす中で、普段お世話になっているクライアントから直接スカウトを受けて、そのまま就職するという方法です。

お互いの人間性やスキル等をある程度把握し信頼関係を気づけているので、採用後のミスマッチが少なく、一番理想的な再就職方法と言えるでしょう。

 

 

再就職するための転職活動を行う

新卒の学生や転職希望の会社員の方と同じように、ハローワークや求人サイトや転職エージェントに登録して仕事を探す方法です。

 

 

・SNSで再就職を行う

近年はソーシャルリクルーティングという言葉が注目されているように、大手企業からベンチャー企業までSNS通して採用活動が行われる時代です。

企業側は採用活動にかかる時間や金銭的なコストを削減できますし、求職者の投稿内容からその人の人柄や性質を把握しやすいです。

 

求職者も企業についての情報を集めやすく、双方のミスマッチを防げるメリットがあります。

 

 

・転職サイトや転職エージェントを活用する

大手の転職エージェントを活用し、安定したホワイト企業を紹介してもらう方法です。

希望している案件の紹介はもちろんのこと、世にあまり出回っていない非公開案件の紹介や面接時の注意点などのアドバイスをもらえたりと、誠心誠意、会社員への再就職をサポートしてくれるため、転職エージェントはオススメです。

 

フリーランスとしてエンジニアに強い転職サイトや転職エージェントを探している方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

4.フリーランス(個人事業主)から会社員に再就職する際のポイント


フリーランス(個人事業主)会社員関連画像
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再就職したい理由について整理し、方法もわかればあとは行動あるのみです。

ここでは、フリーランス(個人事業主)から会社員に再就職する際のポイントや注意点についていくつか考えていきましょう。

 

フリーランス(個人事業主)から正社員に転職する明確な理由を伝える

再就職の際は、フリーランス(個人事業主)から会社員に戻る理由を明確に説明できるようにしましょう

「なぜ、会社員に戻ろうと思ったのか」「その企業に対して、自分がどのような活躍を出来るのか」「その企業から何を学びたいのか」など、採用する企業にとってどんなメリットがあるのかをしっかりとアピールしましょう。

 

今まで、フリーランス(個人事業主)として、仕事(案件)獲得や業務遂行、経理処理など、その全てを1人で行ってきているため、その器用さと根気強さは評価に値することです。

フリーランス(個人事業主)だからこそ自信を持ってどんどん活動しましょう。

 

 

フリーランス(個人事業主)に戻る意思はないことを伝える

企業はできることなら、自分たちの会社に長く在籍してもらいたいと思っています。

仮に再就職しても、再度フリーランス(個人事業主)に戻られては時間や教育費の無駄になるため、できるだけリスクは犯したくないのです。

 

会社員として働く場合は自分が嫌な仕事も率なくこなし、苦手な上司とも上手く付きあったりなど、ストレスのかかる場面が多々あります。

働く時間も環境も自由なフリーランスにとって、窮屈に感じるかもしれません。

 

しかし、会社員とフリーランス(個人事業主)どちらも経験した上で、会社員へ再就職をすることを決めています。

その点を覚悟し、フリーランス(個人事業主)に戻る意思はないことをしっかりとアピールしましょう

 

 

 

 

5.まとめ


今回は、フリーランス(個人事業主)から再就職は出来るのか?というテーマについて考えてきました。

結論、フリーランス(個人事業主)から会社員への再就職は可能です。スキルや経験、ポテンシャルなど、条件によっては難しくもなる場合もあります。 

 

ですが、フリーランス(個人事業主)だったからという理由で、再就職を諦める必要は一切ありません。

就職面接の際は、今日まで培ってきたスキルやノウハウを武器に、存分に自己アピールしましょう。

 

皆さんが様々な思いを巡らせ決断した再就職。皆さんの将来的ビジョンと強い信念が、理想的なワークライフバランスに繋がることを心から願っています。

 

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