公開日:2021.02.05
更新日:2025.03.24
最終面接は社長や役員と面接を行うため、緊張して前日眠れない方もいるかと思います。
最終面接で普段通り落ち着いて話すために、最終面接とはどのようなもので、何を見られるかを把握し、自信を持って当日迎えることが大切です。
本記事では最終面接と他の面接の違いや、最終面接で見られる部分についてまとめました。
これから最終面接を受ける方、現在転職中の方はぜひ本記事を参考にしてください。
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.転職における最終面接と他の面接の違い
最終面接は「最終的な見極めの場」である
最終面接の面接時間と通過率は?
2.転職における最終面接でよく聞かれる質問
入社後の目標や展望、キャリアについて
事業をどのように成長させたいかについて
転職活動の状況について
当社の志望理由について
転職者側からの質問有無について
3.転職における最終面接で落ちる人の特徴
入社意欲が最終面接者に伝えられない方
企業との相性が合わない方
4.転職における最終面接前に確認すべきこと
志望動機の再確認
企業/業界分析を改めて実施
逆質問を考える
5.まとめ
転職における最終面接と他の面接の違いを解説します。
最終面接とはどういったもので、何が聞かれるのか、気になる点を解説します。
最終面接は「最終的な見極めの場」であることを意識しましょう。
一次面接では、「転職者に業務をこなせるだけのスキルがあるか」、を中心に見られます。
スキルに関しては、社員やその部署の管理職の方が見極めやすく、実際に現場で仕事をしている人達が面接を行います。
一方最終面接では、スキル面を聞かれることは少なく自社の社風に合いそうか、志望動機はしっかりしているか、企業に貢献してくれそうか、などマクロな視点で総合的に判断されます。
現場で仕事をしている面接官ではマクロ的な視点の見極めが難しい上に重要性が高いです。
そのため役員や経営者、社長との面接官になることが多いです。
また、面接官として最も防ぎたいのが、採用した人材が早期退職してしまうことです。
早期退職を防ぐために、役員や社長がその転職者の人柄や考え方を判断するのです。
だいたい30~40分程度が平均的です。しかし、最終面接の面接時間は企業により大きく異なります。
入社の意思確認だけなら10~20分程度で終了し志望動機など聞かれるのであれば、1時間程度かかるでしょう。
会社の面接時間を調べるなら、「転職会議」のクチコミを確認してみましょう。
面接を受けた転職者の書き込みがあり、面接時間についても記載されている可能性があります。
また、通過率に関しても会社次第です。
例えば、意思確認で殆ど全員通る会社もあれば、しっかり面接を行い通過率が50%未満の会社もあります。
最終面接まできたからといって、気を抜かず挑むことが重要です。
最終面接でよく聞かれる質問について解説します。
入社後の目標や展望、キャリアについて
事業をどのように成長させたいかについて
転職活動の状況について
当社の志望理由について
転職者側からの質問有無について
上記質問は最終面接で多く聞かれるので、回答を予め練っておくと良いでしょう。
最終面接を担当するのは役員や経営者、社長です。
役員や経営者、社長は長期目線で、会社に役立つ人材かを判断します。
企業にとって何ができるか、どんな企画を提案してくれるか、などを話すことが重要です。
特に聞かれるのは「入社して10年後にどうなりたいか」という質問です。
将来どういう役職に就きたいかだけでなく具体的にどんな事業を行い、どういった成果を出したいか、具体的に数値を出しながら説明すると良いでしょう。
大切なのは、役員や経営者、社長に「会社で活躍している状況をイメージさせられるか」です。
役員や社長は事業レベルで、どのような貢献をしてくれるか気になっています。
単に「一生懸命がんばります」というアピールはNGです。
自分のスキルを活かし、どのように事業を成長させられるか、具体的に話しましょう。
また、自分で企業分析をした際に感じた課題点を伝えることも良い印象を与えるでしょう。
自分の目標と会社のビジョンがしっかり合致していることも大切です。
転職活動の状況について良く聞かれます。
会社側は内定を出したらちゃんと入社してくれるか確認したいのです。
特に「この会社は第一志望ですか」と聞かれます。
このように質問された場合、「第一志望です」と答えましょう。
最終面接においてもっとも大事なのは、熱意を伝えることです。
ただし「選考を受けているのは御社だけです」と答えるのは嘘とバレるので良くないです。
並行している会社がある場合は良識の範囲で、素直に伝えることを心がけましょう。
一次面接でも志望理由は聞かれますが、最終面接でも改めて聞かれることが多いです。
役員や経営者、社長、は一次面接で答えた内容は把握していません。
そのため、志望理由は省略したりせず、しっかりと伝えるようにしましょう。
志望理由は一次面接の時より分かりやすくかつ簡潔にしましょう。
最終面接では「それはどうしてなのか」「なぜ他社ではなく、この会社でないと駄目なのか」と志望理由を深堀りされることも多いからです。
この会社だからこそ成し遂げられることを探し、それを志望理由に盛り込むようにしましょう。
最終面接では「最後に何か質問はありますか」と逆質問の時間が設けられることが普通です。
逆質問で「特にありません」と答えるのは、基本的に良くありません。
入社したい意思が弱いと見られてしまいます。
給与や年間休日、事業内容など、企業分析をしていれば理解できることを質問するのはNGです。
調べても分からなかったことや、調べた結果生まれた2~3つほどの疑問を質問するようにしましょう。
転職における最終面接で落ちる人の特徴を挙げていきます。
入社意欲が最終面接者に伝えられない方
企業との相性が合わない方
上記に該当する場合、落とされてしまう可能性があります。
最終面接で落とされると今までの努力が無駄になってしまうので、しっかり確認しておきましょう。
入社意欲が今ひとつ感じられない人は、落とされやすいです。
会社側としては、高いコストをかけて採用したのに早期退職されたり、給料を貰えればよいという気持ちで働かれたりするのを、避けたいと思っています。
そのため、入社意思があることをはっきり伝えることが大切です。
御社が第一志望であることを伝え、「なぜこの会社が良いのか」を納得できるように話しましょう。
また、最終面接では役員、経営者、社長が今後の会社のビジョンなどを熱く語ってくれることがあります。
そのような話をしてくれたら感想を言いつつ「御社に入社したい気持ちが強まりました」と、入社意欲が高まったことを伝えるのが良いです。
企業との相性が合わないと感じた場合も、落とされてしまいます。
スキル面だけでなく、会社が大切している価値観などと合致しているか確認されます。
相性が合わないのは仕方のないことですが、それでも入社したい場合は、企業研究をしっかり行い会社の理念や考え方を把握し、自分も同じ価値観であることを示すエピソードを用意しましょう。
転職における最終面接前に確認すべきことを解説します。
志望動機の再確認
企業/業界分析を改めて実施
逆質問を考える
これらは最終面接の前日までに、しっかり行っておくことをおすすめします。
最終面接は決して甘くはありませんので、最後まで気を抜かないのが大事です。
最終面接では、一次面接、二次面接で聞かれた志望動機を改めて深堀りされて質問される可能性があります。
志望動機は役員や社長、経営者の目線から見ても、分かりやすくかつ簡潔な理由にしておくことが重要です。
特に「なぜ他の会社では駄目なのか」と指摘されることがないようにしましょう。
企業/業界分析は今までやっていても、もう一度やることが大切です。
自分の認識と齟齬がないか確認すると共に、企業/業界分析をしましょう。
会社のホームページの内容はもちろん、IR情報や出版された本もチェックします。
最終面接の面接官が社長や経営者である場合、社長や経営者が書いた本は読んでおくのがおすすめです。
また、その会社だけでなく、関連会社や競合会社の情報も調べておきましょう。
そうすることで業界全体の知識が身につきます。
企業/業界分析を改めて実施したら、志望動機や自己アピールがずれたものになっていないか確認しましょう。
逆質問は必ず用意しておくべきです。
逆質問をしないと、入社意思が低いと見做されてしまうでしょう。
また、調べればすぐに分かるような逆質問も、企業分析が不足していると思われるため良くないです。
仕事内容に関する知識・熱意があることが分かる逆質問などが良いでしょう。
例えば「御社の○○事業に関わりたいと思っているのですが、事業を行う上で大切にしている考えがあれば教えてください」などです。
本記事では転職における最終面接の準備について解説しました。
最終面接に向けてどのような準備が必要か、最終面接ではどういったことを聞かれるか、お分かり頂けたかと思います。
最終面接でも落とされてしまうことはよくあるので、最後まで気を抜かずに準備を万全にしておくことが大事です。
特に役員や社長や経営者は、会社への入社意思の高さ、将来のキャリアプラン、についてかなり深堀りして質問してくることがあります。
志望動機や自己アピール内容を改めてまとめると主に、自分は会社でどのように活躍したいか考えておきましょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!
フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから→
フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
フリーランスお役立ち記事を検索
あなたの経験職種のフリーランス案件を見てみませんか?
SNSアカウントでログイン