公開日:2021.09.02
更新日:2025.03.24
エンジニア、またはフリーランスエンジニアを目指している方であれば、Pythonを習得しておくべきか悩むことがあります。
Pythonも含め、プログラミング言語の習得によって、受注できる案件の幅が広がることを考えると、積極的に学んでおくべきなのは確かです。
今回はPythonに関する基礎知識やPythonメリット・デメリット、そしてPythonでできる開発やPythonの将来性についてお話します。
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<目次>
1.Pythonとは
2.Pythonを使用するメリット
Pythonのコードはシンプル
AI関連のフレームワーク・ライブラリが豊富
可読性が高いので保守性も高い
コンパイルが必要ない
3.Pythonのデメリット
日本語でのドキュメントが少ない
実行速度が遅い
インデントが必須
4.Pythonでできる開発
統計解析
機械学習を活用したAIの開発
Webサービスの開発
スクレイピング機能の開発
デスクトップアプリの開発
5.Pythonの将来性
6.まとめ
Pythonとはプログラミング言語です。
Windows・Mac・Linuxなど、ほとんどのOSで動作するため、プログラミングの初心者に人気があります。
実際にPythonからプログラミングの基礎を学び始めて、他のプログラミング言語を習得するという方もいらっしゃいます。
また、Pythonは学びやすいプログラミング言語でありながら、習熟することで様々な領域の開発に強くなれることから、早い段階から学び始めて使いこなすことで、将来的に安定して案件を受注できる可能性も高いです。
ただし、学習コストや時間的なコストのことを考えると、Pythonを学ぶべきか、それとも他のプログラミング言語にすべきか悩ましいのも事実です。
Pythonのメリットやデメリット、そしてPythonで何が開発できるかを知り、ご自身に必要かどうかしっかりと判断してみてください。
次にPythonを使用するメリットをご紹介します。
Pythonのコードは非常にシンプルであり、コードがわかりやすいというメリットがあります。
プログラミング初心者におすすめされる理由であり、学びやすいとされる理由でもあります。
プログラミング言語の習得は得手不得手、向き不向きがあるものの、Pythonは学びやすい=継続した学習がしやすいことで結果的にスキルとして身につけやすいプログラミング言語であると言えます。
PythonはAI関連のフレームワーク・ライブラリが豊富な点もメリットです。
AIによる機械学習などはこれから先も需要のある技術・分野であることから、Pythonを通じてAIや機械学習に強くなることで、案件を受注する幅が広がるだけでなく、生涯的な年収のアップにもつながります。
Pythonは可読性が高く、他の人が書いたコードでも読みやすいため保守しやすいののもメリットです。
前述したようにコードがシンプルであり、きちんとPythonを学んだ人同士であれば、お互いの意思疎通もしやすいということでもあります。
すなわち、Pythonの保守やメンテナンスの案件についても受注しやすくなり、プロジェクトへの参画などもスムーズであるということです。
Pythonはコンパイルする必要がないのもメリットです。
コンパイルに要する時間を必要とせず、記述したコードをすぐに実行できるため「書いて、動かす」というプログラミングの基礎をすぐに実践できるということです。
そのため、コードを書いてみようという意欲も沸きやすく、ささっと書いて動かすといったようなエンジニアとして良い癖が付くのも魅力と言えます。
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次にPythonのデメリットをご紹介します。
Pythonは日本語でのドキュメントが少ないというデメリットがあります。
世界的な人気が高まっており、日本でも注目はされはじめたものの、他のプログラミング言語と比べると情報量が少ないと感じる可能性があるということです。
ただし、昨今ではオンラインでPythonを学べるサービスも増えていることから、数少ないとはいえオンラインのドキュメントや動画を参考にすることで、Pythonの基礎から学ぶことは可能です。
Pythonはコンパイルしなくて良い分、実行速度が遅いというデメリットがあります。
また、幅広い分野で開発できるものの実行速度が遅いために大規模なシステム開発などのは向かない場合もあります。
自分自身がどのようなソフトウェアを作りたいのかによってはPython以外のプログラミング言語を学んだ方が高効率な可能性があるということです。
Pythonはインデントが必須というデメリットがあります。
字下げによってブロックを判別するのが理由ですが、インデントの間違いがそのままエラーになることも考えられます。
例えば、他のプログラミング言語の手癖で見やすくコーディングしたつもりが、Pythonの場合ですと思わぬエラーとなり、インデントに気が付けずに修正やメンテナンスに時間が掛かる恐れがあります。
次にPythonでできる開発について解説します。
Pythonは統計解析や分析など、数値やデータを扱う開発に向いています。
データを処理するためのライブラリも豊富であり、データベースの取扱いなどにも強いです。
そのため、ビックデータの活用などの分野でも活躍しており、データサイエンティストのような方であればPythonを好んで使うこともあります。
Pythonは機械学習を活用したAIの開発に向いています。
機械学習のライブラリやフレームワークも豊富であり、ディープラーニングを学びたい場合にもおすすめと言えます。
機械学習やディープラーニング、AIの分野は業界や業種問わず需要が高まっていることから、Pythonを通じて新しい技術・商品・サービスの開発に携われる可能性も高いです。
PythonはWebフレームワークも充実しており、Webサービスの開発も可能です。
WebアプリケーションフレームーワークであるDjangoであれば、Pythonを学びつつサーバーはWebに関する技術への知見も深まります。
自然とHTMLやCSSについても触れられるようになるため、さらに自分のスキルを増やしたい場合はWebサービスの開発の基礎にも注力すると良いでしょう。
Pythonはスクレイピング機能の開発にも向いています。
スクレイピングおよびクローリングによって、任意のWebページから特定の情報を収集することが可能です。
ビックデータの活用とともに外部で公開されている情報を組み合わせたり、機械学習やAIを組み合わせることで、新しい技術の開発や商品の創出のアイデアや根拠などの調査も可能となります。
Pythonはデスクトップアプリの開発も可能です。
GUIによるインターフェイスも開発可能であり、ちょっとしたアプリであれば誰にでも開発できるようになります。
ただし、他の言語と比べるとデスクトップアプリやスマートフォンアプリの開発には用いられてることが少ないため、Pythonでできる開発や得意とする分野と組み合わせる必要がある場合でなければ他のプログラミング言語を選択肢にした方が効率が良い可能性もあります。
Pythonは世界的にも人気の高いプログラミング言語であり、日本においてもPythonエンジニアの需要は高まっています。
また、前述したように統計解析・機械学習・AIなど最新のIT技術の分野での開発需要も高まっていることから、Pythonを習得する価値は充分にあると言えます。
その他にもWebサービスの開発、デスクトップアプリの開発など幅広い分野での応用が利くことから、習得して習熟することで生涯的な年収のアップと安定した案件の受注が期待できます。
まだプログラミング言語を習得していない、もしくはプログラミング未経験の場合でもPythonはおすすめであり、オンラインサービスによる学習やインターネット上の情報を元に少しずつでも学び始めると良いでしょう。
今回はPythonに関する基礎知識やPythonメリット・デメリット、そしてPythonでできる開発やPythonの将来性についてお話しました。
Pythonは習得や習熟しやすいプログラミング言語であり、将来性についても高いことは明白です。
また、Pythonの習得を通じてエンジニアとしての成長につながることを考えると、長い時間をかけてPythonのスキルや知識を磨いておくことは有意義であると言えるでしょう。
ご自身の可能性を少しでも広げたいとお考えであれば、ぜひともPythonの習得することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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