公開日:2022.01.04
更新日:2025.03.24
基本情報技術者試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、情報処理の促進に関する法律に基づいて実施する試験です。
この試験に合格すると、システムエンジニア(SE)やプログラマーとしての基礎スキルがあることを証明できる国家資格が取得できます。
本記事では基本情報技術者試験について以下の点を詳しく解説します。
・基本情報技術者試験とは何かについて
・基本情報技術者試験の詳細について
・基本情報技術者試験を取得するメリットについて
・基本情報技術者試験を取得するデメリットについて
・基本情報処理技術者資格を合格するためにはどうすればよいかについて
基本情報技術者試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方はぜひご一読ください。
また2023年4月より基本情報技術者試験の様式が大幅改定されることが決定されており、その詳細について知りたい方もご一読ください。
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<目次>
1.基本情報技術者試験とは
ITパスポートとの違い
2.基本情報技術者試験の詳細を知ろう
基本情報技術者試験の試験会場・日程・受験料・試験時間・出題形式・出題数
基本情報技術者試験の出題範囲
基本情報技術者試験の受験者数・受験者層・合格率
基本情報技術者試験の難易度・勉強時間
3.基本情報技術者試験を取得するメリット
IT系企業に就職しやすい
情報処理の基礎知識が身に付く
上位資格取得の基礎となる
資格手当や報奨金を貰える
4.基本情報技術者試験を取得するデメリット
企業によっては評価されないことも
学習時間を確保する必要がある
5.基本情報処理技術者資格を合格するために
IT技術を学べるスクールに通う
独学で学ぶ
学習サイトやアプリを活用する
6.まとめ
基本情報技術者試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、情報処理の促進に関する法律に基づいて実施する試験です。
この試験に合格すると、高度IT人材(システムエンジニア(SE)やプログラマーなど)の基礎スキルがあることを証明できる国家資格が取得できます。
基本情報技術者試験では主に以下のノウハウが試される問題が出題されます。
・統計や数学 |
・メディア表現 |
基本情報技術者と似た資格に、ITパスポートというものがあります。
ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する、経済産業省認定の国家資格です。
基本情報技術者 |
ITパスポート |
---|---|
高度IT人材(システムエンジニア(SE)やプログラマーなど)の基礎スキルがあることを証明できる国家資格 ・レベル2(実践レベル) |
ITに関する基礎的知識を証明する、経済産業省認定の国家資格 ・レベル1(基礎レベル) |
2つの資格の決定的な違いは、プログラミングに関するスキルや知識が実践レベルか否かです。
基本情報技術者の試験では、データ構造やアルゴリズムなどが出題されるため、プログラミングに関する高度な知識が必須です。
一方、ITパスポートの試験は、ITを使って仕事をする全ての方に向けた資格のため、基礎的な問題が多く、簡単なプログラミングに関する知識で十分と言えます。
なお、2023年4月より基本情報技術者試験の対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」から「IT を活用したサービス,製品,システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」へ改定されます。
ここでは、基本情報技術者試験の詳細について見ていきます。
基本情報技術者試験の試験会場・日程・受験料・試験時間・出題形式・出題数について記載します。
【試験会場】
全都道府県において、1か所以上の試験会場が用意されています。
試験会場は、こちらからご確認ください。
また試験当日の受験の流れはこちらをご覧ください。
【試験日程】
基本情報技術者試験は毎年上期・下期の2回に分けられ実施されます。
令和4年(2022年)度の試験実施時期に関してはこちらからご確認ください。
なお、2023年4月より基本情報技術者試験は随時受験可能に変更(改定)されます。詳細はこちらから確認できます。
【試験受験手数料】
7,500円(消費税込み)
受験手数料は5,700円でしたが、以下時期より上記7,500円に改定されています。
・筆記により実施する試験区分 令和3年度秋期試験から適用
・CBT方式で実施する試験区分 令和4年(2022年)4月から実施する試験に適用
【基本情報技術者試験の試験時間・出題形式・出題数】
午前 |
午後 |
|
---|---|---|
試験時間 |
150分 |
150分 |
出題形式 |
多肢選択式(四肢択一) |
多肢選択式(選択問題あり) |
出題数 |
80問 |
11問 |
解答数 |
80問 |
5問 |
(参照:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.4.8)
2023年4月より以下のように改定になります。
【基本情報技術者試験の試験時間・出題形式・出題数】
科目A試験 |
科目B試験 |
|
---|---|---|
試験時間 |
90分 |
100分 |
出題形式 |
多肢選択式(四肢択一) |
多肢選択式 |
出題数 |
60問 |
20問 |
解答数 |
60問 |
20問(選択問題なし(全問必須)) |
(参照:情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験における実施方式、出題範囲などの変更について(試験要綱抜粋))
採点方式について従来は午前が各1.25点、午後が問番号2〜5が各15点、6が25点、7〜11が25点でしたが、2023年4月より採点方式はIRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づく方式に変更されます。
基本情報技術者試験の出題範囲についてみていきましょう。
また、2023年4月より基本情報技術者試験は大幅改定があり、出題範囲も変更がありますので、その変更内容も解説します。
【午前】
・基礎理論(基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)
・コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)
・技術要素(ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ)
・開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)
・プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメント)
・サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)
・システム戦略(システム戦略、システム企画)
・経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)
・企業と法務(企業活動、法務)
(参照:情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験における実施方式、出題範囲などの変更について(試験要綱抜粋))
基本情報技術者試験【午前】という試験名称は2023年4月より【科目A試験】に変更され、出題内容に変更があります。
改定内容の詳細はこちらより確認できます。
【午後】
・コンピュータシステムに関すること
(1)ソフトウェア・ハードウェア
OS,ミドルウェア,アプリケーションソフトウェアなど
(2)データベース
データベースの種類と特徴,データモデル,正規化など
(3)ネットワーク
ネットワーク構成,インターネット,イントラネットなど
・情報セキュリティに関すること
情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,データベースセキュリティなど
・データ構造及びアルゴリズムに関すること
配列,リスト構造,木構造など
・ソフトウェア設計に関すること
ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア詳細設計など
・ソフトウェア開発に関すること
プログラミング(C,Java,Python,アセンブラ言語,表計算ソフト),テスト,デバッグなど
・マネジメントに関すること
(1)プロジェクトマネジメント
プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画),プロジェ
クトチームのマネジメント,スケジュールの管理など
(2)サービスマネジメント
サービスマネジメントシステム(サービスレベル管理,供給者管理ほか),サービスの運用(システム運用管理,運用オペ
レーション,サービスデスク) など
・ストラテジに関すること
(1)システム戦略
情報システム戦略(全体システム化計画,業務モデルほか),業務プロセスの改善(BPRほか),ソリューションビジネス など
(2)経営戦略・企業と法務
経営戦略手法(アウトソーシング,競争優位,SWOT 分析ほか),マーケティング(マーケティング理論,マーケティング手法ほか),企業活動など
(参照:試験要綱Ver.4.9)
上記が2023年4月までの【午後】試験の出題範囲です。
2023年4月以降の改定では「午後」試験は「科目B試験」へと名称の変更があり、出題範囲も以下になります。
【科目B試験】
・プログラミング全般に関すること
実装するプログラミングの要求仕様(入出力,処理,データ構造,アルゴリズムほか)の把握,使用するプログラム言語の仕様に基づくプログラムの実装,既存のプログラムの解読及び変更,処理の流れや変数の変化の想定,プログラムのテスト,処理の誤りの特定(デバッグ)及び修正方法の検討 など
注記 プログラム言語について,基本情報技術者試験では擬似言語を扱う。
・プログラムの処理の実装に関すること
型,変数,配列,代入,算術演算,比較演算,論理演算,選択処理,繰返し処理,手続・関数の呼出し など
・データ構造及びアルゴリズムに関すること
再帰,スタック,キュー,木構造,グラフ,連結リスト,整列,文字列処理など
・情報セキュリティの確保に関すること
情報セキュリティ要求事項の提示(物理的及び環境的セキュリティ,技術的及び運用のセキュリティ),マルウェアからの保護,バックアップ,ログ取得及び監視,情報の転送における情報セキュリティの維持,脆弱性管理,利用者アクセスの管理,運用状況の点検 など
(参照:情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験における実施方式、出題範囲などの変更について(試験要綱抜粋))
上記を見ても分かる通り、改定後の方が試験範囲も限られていることがわかります。
上記科目B試験については出題範囲を細部まで記載していますが、改訂前との違いを理解したい方はこちらより確認できます。
ここでは、基本情報技術者試験の受験者数・受験者層・合格率について見ていきます。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公式に掲載している「統計情報」を基に、平成29年〜令和3年までの過去5年間における基本情報技術者試験の受験者数・受験者層・合格率について調べてみました。
【基本情報技術者試験(春期・秋期)】
受験者数(人) |
合格者数 (人) |
合格率 (%) |
|
---|---|---|---|
平成29年度 |
105,252(36,533) |
23,288(8,854) |
22.1(24.2) |
平成30年度 |
111,381(36,610) | 28,552(10,235) |
25.6(28.0) |
令和元年度 |
121,556(38,926) | 31,224(10,549) |
25.7(27.1) |
令和2年度 |
52,993 | 25,499 |
48.1 |
令和3年度 |
32,549 | 13,544 |
41.6 |
※各年度の( )は学生の数値です。
※令和2,3年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で学生受験者数の正確な数値が確認できないため記載無。
過去5年間において、基本情報技術者試験の平均合格率は32.6%という結果になりました。
この数値だけを見ると、基本情報技術者試験は比較的難しい部類の試験だと推測されます。
しかし、年度や出題問題によっても合格率にばらつきがあるため、あくまで目安として考えておきましょう。
また令和2、3年度に関しては、受験者数や合格者数が例年より少なく、合格率が高くなっています。
これは、新型コロナウイルスの影響に伴い、受験できる方が一定期間少なくなってしまったことが影響します。
例年よりも合格率が高い理由は、受験者の母数が少ないことに加え、外出自粛期間中に自宅で勉強時間を確保できた方が多いためだと推測できます。
さらに、過去5年のデータ(新型コロナウィルスの影響が大きい令和2年度・3年度を除く)を元に、受験者層別の合格率を割り出すと、社会人より学生の受験者の方が、合格率がやや高い傾向にあるとわかりました。
社会人に比べると、学生の方が勉強時間を長く確保できるケースが多いです。
そのため学生の受験者の方が合格率が高いのでしょう。
先ほども解説したように、平成29年〜令和3年までの過去5年間において基本情報技術者試験の平均合格率は32.6%です。
そのため、基本情報技術者試験は、誰でも簡単に合格できる試験とは言い難いでしょう。
【基本情報技術者試験の難易度が高いと考えられる理由】
・アルゴリズムとプログラミングのスキルやノウハウが問われる試験問題が多く、IT初心者には難しい内容になっている
・基礎的な内容が多いため試験範囲が広く、勉強量が多すぎる
・(特にIT業界未経験の方は)勉強時間を多く確保する必要がある
基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の中ではレベル2にあたります。(レベルには1~4まである)
つまり比較的基礎レベルの資格・試験であることを意味しています。
情報処理技術者として就業経験がある場合は、比較的取り掛かりやすく、合格しやすい試験とも言えます。
しかし、ITに関するノウハウが全くないところから勉強し始めた場合は、膨大な勉強量が必要となるでしょう。
またITに関するノウハウが全くないところから勉強し始めた方が基本情報技術者試験に合格するには、約200時間の勉強が必要だといわれています。
そのため、基本情報技術者試験に合格したいのであれば、できるだけ長い勉強時間を確保するようにしましょう。
ここでは、基本情報技術者試験に合格し、資格を取得するメリットについて4点解説します。
基本情報技術者の資格を取得すると、IT系企業に就職しやすいです。
基本情報技術者試験は、ITに関する資格の中でも知名度・認知度が高いです。
また、とある企業では、基本情報技術者試験に合格した資格取得者を昇進や人事配置で優遇するケースもあるなど、IT業界では注目を集めている資格の1つです。
基本情報技術者の資格を保有しているだけで、ある程度のITスキルをアピールできるため、転職活動にも役立つことでしょう。
基本情報技術者試験の勉強をすると、情報処理の基礎知識が身に付きます。
例えば、プログラミングの基礎知識や専門用語が身に付きます。
基礎的なプログラミングスキルが身につくと、今まで手作業で繰り返してきた業務を自動で処理できるようになります。
業務を簡略化でき、自動処理のノウハウを持つエンジニアは企業で重宝される人材の1人です。
将来の出世やキャリアアップを目指すのであれば、基本情報技術者は取得する価値のある資格と言えるでしょう。
基本情報技術者の資格を取得すると、上位資格の取得に役立ちます。
基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の共通キャリアフレームワークの中でレベル2と設定されています。
基本情報技術者試験に合格すると、応用情報技術者試験(レベル3)、プロジェクトマネージャ試験など各種高度試験(レベル4以降)の受験資格を得れます。
上位試験の試験範囲は基本情報技術者試験の範囲を深くしたものが多く出題されるため、基本情報技術者の資格を保有することで上位試験を合格する手助けになるでしょう。
基本情報技術者の資格を取得すると、資格手当や報奨金を貰えるケースがあります。
近年、社員の資格取得に対して資格手当や報奨金を出す企業が増加しています。
基本情報技術者試験は、数あるIT系資格試験の中でも比較的簡単な試験です。
そのため、多額の手当は期待できませんが、月々5,000円が支給される企業もあります。
また企業によっては、資格の保有者数を公表している場合もあり、企業ブランドの価値を向上させるという意味でも基本情報技術者の資格は優遇されます。
ここでは、基本情報技術者試験を取得するデメリットについて2点解説します。
基本情報技術者の資格を取得しても、企業によっては評価されないことがあります。
特に、親会社が海外にある外資系企業や外人従業員が多い企業においては、基本情報処理技術者資格の認知度は低く、あまり評価されない傾向にあります。
エンジニア職種によっても取得する資格は異なりますが、以下にて一例として資格をご紹介します。
【外資系企業で役立つIT系資格やサービス】
資格名 |
概要 |
---|---|
Cisco Certified Network Associate(CCNA) |
コンピュータネットワーク機器の大手、Cisco(シスコ)社による認定資格。 |
AWS認定試験 |
Amazon Web Services(AWS)に関する専門知識やスキルを有していることを認定する資格試験。 |
Oracle認定Javaプログラマ |
Javaを扱うエンジニア向けの資格。 |
基本情報技術者の資格を取得する際、膨大な学習時間を確保する必要があります。
基本情報技術者試験は試験範囲が幅広く、覚えるべき基礎的な知識が多いためです。
先ほども簡単に解説しましたが、一般的に、IT未経験者が基本情報技術者の資格取得に必要な勉強時間は200時間と言われています。
この200時間という数字は、比較的時間に余裕がある学生であれば、そこまで多い時間とは言えませんが、日中仕事に励む社会人にとっては膨大な学習時間と言えるでしょう。
基本情報技術者試験に合格するには、自分に合った勉強法を見つけるのが成功の近道です。
ここでは、効果が期待できる勉強法を3つ紹介します。
基本情報技術者試験に合格するには、IT技術を学べるスクールに通うことがおすすめです。
ここでいうスクールとは、実際に通学する専門学校だけに限らず、通信講座やインターネットスクールも含みます。
以下に、スクールに通うメリットや基本情報処理技術者試験に強いスクールについてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
【スクールに通うメリット】
・最新のIT技術を網羅しながら、体系的に学習できる
・分野に精通した専門の講師が講義を担当してくれるため、重要ポイントがわかりやすい
・学生の資格取得のサポートがある
・また時間や場所を問わず、自分の都合に合わせて学習できるため、忙しい社会人にとって学習時間を確保しやすい
【基本情報処理技術者試験に強いスクール】
・スタディング
・資格の学校TAC
・資格の大原
基本情報技術者の資格を取得する際、自分のペースで勉強したい場合は独学で勉強することも1つの選択肢です。
基本情報技術者試験は、過去問が公式サイトで公開されています。
現状自身のIT知識がどのくらいか判断できかねる方は、基本情報技術者試験の過去問を実際に解いてみましょう。
間違えた問題を振り返り、足りない知識を補うことで、IT知識が向上します。
また勉強や復習に役立つのが、参考書や問題集です。
特に、試験内容にもあるプログラミングとアルゴリズムの分野は、専門的なノウハウが必要です。
プログラミングとアルゴリズムの分野は難易度が高いため、解説が詳しい参考書や問題集で勉強するようにしましょう。
【おすすめの参考書や問題集】
・令和04年 イメージ&クレバー方式 栢木先生の基本情報技術者試験教室
・令和04年 基本情報技術者 合格教本
・令和04年【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
基本情報技術者の資格を取得する際、学習サイトやアプリで勉強することも1つの選択肢です。
特に、参考書や問題集を開いて勉強することが苦手な方におすすめです。
学習サイトやアプリは、スマホやタブレット端末を通じて映像で学習できるため、参考書や問題集を持ち歩く必要がなく、その便利さから自分の好きな時間に勉強できます。
学習サイトやアプリによっては、過去問を集中解説しているものあるため、参考書や問題集と並行して活用することもおすすめです。
【基本情報技術者試験に向けたおすすめ勉強アプリ】
今回は、基本情報技術者試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方に向けて、基本情報技術者試験の概要や取得するメリット・デメリット、合格に向けた対策などを詳しく解説してきました。
・基本情報技術者試験とは、高度IT人材(システムエンジニア(SE)やプログラマーなど)の基礎スキルがあることを証明できる国家資格
・基本情報技術者試験の詳細は以下
→基本情報技術者試験の平均合格率は32.6%
→勉強時間が確保しやすいという観点から、社会人よりも学生の方が合格率が高い傾向にある
→初心者が基本情報技術者試験に合格するには約200時間の勉強時間が必要
・基本情報技術者試験を取得するメリットは、以下4点
①IT系企業に就職しやすい
②情報処理の基礎知識が身に付く
③上位資格取得の基礎となる
④資格手当や報奨金を貰える
・基本情報技術者試験を取得するデメリットは、以下2点
①企業によっては評価されないことも
②学習時間を確保する必要がある
・基本情報処理技術者資格を合格するためには、以下3つが重要
①IT技術を学べるスクールに通う
②独学で学ぶ
③学習サイトやアプリを活用する
基本情報技術者試験は、IT技術者を目指す方であれば、最初に合格したい試験です。
難易度はレベル2と低めですが、出題される分野も範囲も広く決して簡単な試験ではありません。
しかし、基本情報技術者を資格を保有できれば、IT業界で活躍できる人材に近づけるでしょう。
今後IT業界への就職や活躍を検討している方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
基本情報技術者試験合格を今すぐ目標にしていない方は、2023年4月よりいつでも受験可能になることや出題範囲の改定により出題範囲が従来より限られますので、そのタイミングまで待った方が良いでしょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
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