ウェブ解析士とは?合格率や難易度、メリットなどの詳細やウェブ解析士、上級ウェブ解析士の資格取得も解説

資格マーケティング・広報

2022.09.04

ITやウェブに関する需要の拡大に伴い、ウェブマーケティングの専門的な知識やスキルのニーズも、日々拡大を続けています。

そんな中ウェブマーケターになるため、もしくはマーケターとしてのスキルの証明のために、資格の取得に興味を持っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はウェブ解析のスキルを証明する資格、「ウェブ解析士」の概要や種類、出題範囲や難易度、および資格取得のメリットデメリットなどを一挙にご紹介します。
試験合格までの必要な情報を網羅した記事になっていますので、現在勉強している方や今後取得を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

<目次>
1.ウェブ解析士資格とは
2.ウェブ解析士の種類
ウェブ解析士
上級ウェブ解析士
ウェブ解析士マスター
3.ウェブ解析士試験
ウェブ解析士認定取得の流れ
ウェブ解析士の詳細
ウェブ解析士の出題範囲
ウェブ解析士の受験者数・合格率・難易度
ウェブ解析士の申し込み手順
ウェブ解析士の有効期限・資格維持
ウェブ解析士の勉強時間
4.ウェブ解析士の資格取得のメリット
ウェブ解析・デジタルマーケティングのスキルや知識が身に付く
ITやWeb企業の転職・就職に活用できる
資格手当や報奨金を貰える可能性がある
5.上級ウェブ解析士認定取得の流れ
6.ウェブ解析士マスター認定取得の流れ
7.ウェブ解析士合格するには
8.ウェブ解析士って実際いらない?
9.まとめ

 

 

 

1.ウェブ解析士資格とは


ウェブ解析士とは関連画像
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ウェブ解析士資格とは、一般社団法人ウェブ解析士協会が運営する民間資格の総称です

ウェブマーケティングの知識・スキルを習得するために基盤となる「ウェブ解析」について「体系的に学べる環境」や「スキルの評価基準」を設け、必要な能力や知識を身に付けられる資格(公式サイトより引用)とされています。

 

実際の実務ですぐに使えるノウハウを習得でき、すぐに業務に役立てられるのが特徴です。

またオンラインでの受講、受験も可能です。

 

また定期的なセミナーも開催されており、最新の事例や技術のキャッチアップ、また人脈の形成にも役立てられています。

 

 

 

2.ウェブ解析士の種類


ウェブ解析士とは関連画像
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ウェブ解析士資格には以下のように3つのグレードが設けられています。

この章では、それぞれの違いについて見ていきます。

 

ウェブ解析士
上級ウェブ解析士
ウェブ解析士マスター

 

ウェブ解析士

「ウェブ解析士」はウェブ解析士資格の中でも、ウェブマーケティングやウェブ解析に関する基礎知識を習得できる資格です

ウェブ解析士を受験する事で、以下の習得が可能になります。(公式サイトから引用)

 

ウェブマーケティング、ウェブ解析を行う上で必要な用語(定義~使い方)
アクセス解析から得られる情報の認識・分析方法・計算方法(用途に応じた適切な利用)
ウェブ解析による課題の発見方法と改善手段(事業成果に繋がる解析の考え方)

 

ウェブ解析士は、「ウェブによる解析データを活用し、デジタルマーケティングを通じて事業を成功に導く人材」と定義されています。

ウェブ解析士を取得する事で、基本的な解析データの扱いができ、そしてデジタルマーケティングに関して理解のある人材である事がアピールできます。

 

ウェブ解析士を取得する事で、より実践的な「上級ウェブ解析士」の受講が可能になります。

 

 

上級ウェブ解析士

「上級ウェブ解析士」は、ウェブ解析士資格の中でも、ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する応用知識を習得できる資格です

上級ウェブ解析士を受験する事で、以下の習得が可能になります。 (公式サイトから引用)

 

KPI(重要業績評価指標)の設定とウェブマーケティング計画の設計・立案(事業目的に対して適切な計画)
時系列分析のセオリー、ウェブ解析の基準値、業務設計(業務効率化による事業収益化促進)
分析結果のコメント・アドバイス方法(課題抽出と改善策、事業成果に繋げる提案ポイント)

 

上級ウェブ解析士は、前述の「ウェブ解析士」を取得する事で、初めて受講できる資格です。

ウェブ解析に関してより応用的な知識を習得し、成果につなげるための提案や、クライアントに対してデータに基づいた根拠のある説明や説得ができるようになります。

 

 

ウェブ解析士マスター

「ウェブ解析士マスター」は、ウェブ解析士資格の中でも最上位の資格です。

ウェブマーケティングやウェブ解析に関する教育や指導が行えるようになる事を目指す資格です

 

ウェブ解析士マスターの受講で、以下の事が可能になります。(公式サイトから引用)

 

ウェブ解析士・上級ウェブ解析士認定講座開設
講座集客のためのセミナー開設
ウェブ解析士・上級ウェブ解析士の指導

 

ウェブ解析士マスターとして認定されるためには、現役のウェブ解析士マスターによる審査を通過する必要があります。

現在在籍しているウェブ解析士マスターはウェブ解析士の10%未満となっており、難易度の高さがうかがえます。

 

 

 

3.ウェブ解析士試験


ウェブ解析士とは関連画像
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この章ではウェブ解析士の試験の取得の流れや試験の詳細、および合格率や申し込み手順について見ていきます。

 

ウェブ解析士認定取得の流れ

ウェブ解析士に認定されるためには、以下のステップを踏む必要があります。

 

1.公式テキストを事前に購入し、予習
2.「ウェブ解析士認定講座」を受講する(任意)
3.ウェブ解析士認定試験を受験する
4.試験合格後、2週間以内にレポートを作成する

 

ウェブ解析士の認定試験は、公式テキストの内容から出題されます。

②のウェブ解析士認定講座も、公式テキストの予習が前提で進行されます。

 

ウェブ解析士認定講座の受講は任意ですが、試験の合格のため、またデジタルマーケティングの理解を深めるため、受講が推奨されています。

そしてウェブ解析士認定試験を受験して合格した場合は、合格後から2週間以内に認定レポートを作成し、提出する必要があります。

 

提出した認定レポートが合格なら、ウェブ解析士として認定されます。

もし認定レポートが不合格の場合はレポートの再提出が求められますが、③の試験からやり直す必要はありません。

 

 

ウェブ解析士の詳細

ウェブ解析士試験の詳細については、以下の通りです。
 

試験会場

オンライン

試験日程

随時(週1~3回程度)

試験時間

60分

試験方式

CBT(Computer Based Testing)形式

試験形式

4択選択式

出題数

60問

合格基準

非公開

受験料

17,600円(税込)
※再試験の方は12,100円(税込)

受験資格

ウェブ解析士協会の「正会員」、もしくは「法人会員」として登録している事

試験結果

試験終了直後に判定

 

ウェブ解析士の認定試験は随時(週1〜3回程度)開催しており、またオンラインで受験できるため、ご自身の都合に合わせて受験できます。

またウェブ解析士の認定資格を受験するための条件として、ウェブ解析士協会の「正会員」、もしくは「法人会員」としての登録が必要です。

 

 

ウェブ解析士の出題範囲

ウェブ解析士の試験は、公式テキストの内容から出題されます。

公式テキストは以下の内容となっています。

 

第1章 ウェブ解析と基本的な指標
第2章 事業戦略とマーケティング解析
第3章 デジタル化戦略と計画立案
第4章 ウェブ解析の設計
第5章 インプレッションの解析
第6章 エンゲージメントと間接効果
第7章 ウェブサイトの解析
第8章 ウェブ解析士のレポーティング

 

公式テキストを読み込む事で、ウェブ解析やデジタルマーケティングの基礎的な知識が身に付き、デジタル化戦略と計画立案、KPI策定方法などを一通り学習できます。

また認定試験の前に任意で受講できる「ウェブ解析士認定講座」も、この公式テキストがベースとなって進行されます。

 

ウェブ解析士認定試験の合格率を上げる事はもちろん、これからデジタルマーケティングに関するより深い知見を得るためにも、十分役立つ内容のテキストとなっています。

 

 

ウェブ解析士の受験者数・合格率・難易度

ウェブ解析士の受験者数、合格者数、合格率については以下の通りです。(いずれも2021年1~12月合計)

 

受験者数

3,993人

合格者数

693人

合格率

61.06%

 


ウェブ解析士の難易度については、「そこまで難しいレベルでもないが、決して簡単に受かるレベルの資格でもない」と考えるといいでしょう。

類似資格でいうと「ネットマーケティング検定」がありますが、この資格の方が85.9%と合格率も高く取得しやすいでしょう。

 

ウェブ解析士も同様で合格率が60%以上ですが、言い換えれば約半数が不合格である事も事実です。

そのため、ある程度しっかりと対策を行ったうえで挑まないと難しい事は間違いありません。

 

なお、ウェブ解析士資格の保有資格者数については以下の通りとなっています。

 

ウェブ解析士

9,549人

上級ウェブ解析士

9,549人

ウェブ解析士マスター

108人

 

ウェブ解析士の保有資格者数のうち、ウェブ解析士マスターの保有資格者数はおおよそ0.01%程度となっています。

ウェブ解析士マスターはウェブマーケティング指導や教育のスキルを伴う事から、その難易度の高さがうかがえます。

 

 

ウェブ解析士の申し込み手順

ウェブ解析士の認定試験への申し込み手順は、以下の通りです。

 

1.ウェブ解析士協会の「正会員」、また「法人会員」として登録する
2.ウェブ解析士協会の公式サイトより、希望の受験日で認定試験に申し込む
3.ウェブ解析士協会から案内メールが届いたら、入金
4.入金確認後、メールで受験票が送付される
5.試験当日、試験システムにログインし「受験開始ボタン」を押す

 

まずはウェブ解析士の認定試験を受験する前に、ウェブ解析士協会の「正会員」もしくは「法人会員」としての登録が必要になります。

かつて「無料会員」でも認定試験を受験できる制度がありましたが、2016年に廃止となりました。

 

会員登録後、ウェブ解析士協会の公式サイトから希望の受験日を選び、名前やメールアドレスなどの必要情報を入力し、申し込みます。

申込後は案内メールが届くので、案内メールの内容に従い、受験料を「銀行振込」もしくは「クレジットカード決済」で支払います。

 

支払いが確認されたら、メールで受験票が送付されます。

受験票には「ログインURL・ログインID・パスワード」が記載されており、受験の際に必要になります。

 

試験当日、受験票の情報をもとに受験システムへログインのうえ、「受験を開始する」ボタンをクリックすると、試験開始となります。

 

 

ウェブ解析士の有効期限・資格維持

ウェブ解析士の資格の有効期限は、「1年間」です。

翌年もウェブ解析士の資格を維持するためには、以下2つのステップが必要になります。

 

最新の公式テキストの内容に基づく「フォローアップテスト」を受験し、合格する
年会費を支払う

 

毎年11月末までに、最新の公式テキストの内容に基づいた「フォローアップテスト」に合格する必要があります。

フォローアップテストはオンラインで時間無制限、また無料なので何度でも受講可能です。

 

しかし年末までに合格できなかった場合、資格は失効・ランクダウンします。

またフォローアップテストとは別に、毎年、年末までに年会費6,600円をウェブ解析士協会に支払う必要があります。

 

以上の2ステップを行って資格を更新した場合、特典として公式テキストと、各種イベントの参加費割引、一部のセミナー動画の閲覧などのサービスがつきます。

ウェブの技術やトレンドは移り変わりが激しく、過去の情報が廃れやすい分野です。

 

こまめな資格の更新や、情報のキャッチアップは欠かさず行いたいものです。

 

 

ウェブ解析士の勉強時間

ウェブ解析士の勉強時間について見ていきます。

ウェブ解析士協会の公式サイトで算出されている、平均的な目安となる勉強時間は以下の通りです。

 

ウェブ業界経験者

1か月~1か月半(学習時間:15〜30時間)

ウェブ業界未経験者

2か月~4か月(学習時間:40~60時間)

 

また参考までに、「2021年度のテキストは400ページ程度で、平均勉強時間は約25時間」という統計もあります。

しかし、上記はあくまで目安です。

 

人それぞれに勉強の方法も違えば、知識の吸収の速度や記憶力も違います。

そのため、必要な勉強時間を一概に表現するのは難しい事です。

 

勉強時間の短縮のためには、わからない部分に焦点を当て、部分的に公式テキストを読み込む事です。

また認定講座の受講を上手に利用し、講師からの説明を受ける事で理解が深まり、合格率にも影響するでしょう。

 

 

 

4.ウェブ解析士の資格取得のメリット


ウェブ解析士とは関連画像
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ここでは、ウェブ解析士の資格を取得する事で得られるメリットを3つご紹介します。

 

ウェブ解析・デジタルマーケティングのスキルや知識が身に付く

ウェブ解析士の資格取得は、ウェブ解析・デジタルマーケティングに関する本格的なスキルや知識を身に付けるきっかけになります。

合格を目指して勉強する過程で、ウェブ解析やデジタルマーケティングに関する実践的なスキルを身に着けられれば、実際の職場でもマーケターやディレクターとして活躍できるでしょう。

 

マーケティングのスキルや知識はどんな仕事にも、時にはプライベートでも使える、非常に汎用性の高いスキルです。

IT業界に関わる方のみならず、ビジネスパーソンとして身につけておいて損はないでしょう。

 

 

ITやWeb企業の転職・就職に活用できる

ウェブ解析士の資格を取得すると、ITやWeb系の企業に転職・就職しやすくなります。

資格保有者である事が、ウェブ解析やデジタルマーケティングに関する知識を豊富に所有している事の証明になるため、入社時のアピールポイントとして活用可能です。

 

ITやWeb関連のスキルは、目の前で採用担当者に披露する事が難しいジャンルです。

しかし、ウェブ解析士のように一眼で能力を把握できる資格があれば、短い面接時間でも自分の実力を十分に伝えられます。

 

これからIT・Web系企業への就職を目指す人や、より良い条件を求めて転職をする人にとっても、ウェブ解析士の資格取得はメリットになるでしょう。

 

 

資格手当や報奨金を貰える可能性がある

勤めている会社の規則によっては、ウェブ解析士の資格取得が収入アップにつながる可能性があります。

企業は社員の自主的なスキル向上を支援するために、資格手当や試験合格時の報奨金制度など、あらゆるバックアップ体制を整える事が増えています。

 

ウェブ解析士を取得した場合、それらの制度に該当する可能性があり、結果的に年収に反映される事が考えられるのです。

ウェブ解析士を受験する際には、合格によって資格手当や報奨金を受け取れないかチェックしておく事が勉強のモチベーションのためにもおすすめです。

 

 

 

5.上級ウェブ解析士認定取得の流れ


ウェブ解析士とは関連画像
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ウェブ解析士の次のグレードに位置する「上級ウェブ解析士」の認定取得の流れについて見ていきます。

上級ウェブ解析士の認定取得までの流れについては、以下の通りです。

 

1.ウェブ解析士協会HPから申し込み
2.事前課題を作成・提出する
3.講座第1部(1~4章の構成)を受講する
4.ライブ授業1回目を受講する
5.中間課題を作成・提出する
6.講座第2部(5~8章の構成)を受講する
7.ライブ授業2回目を受講する
8.修了テストを受験する
9.修了レポートを作成・提出する
10.合格次第、認定

 

ライブ授業への参加はもちろんの事、事前課題や中間課題、およびレポートは、提出するだけでなくそれぞれに合格点が定められており、全て合格点に達している必要があります。

またその他、上級ウェブ解析士に関する詳細な情報は以下の通りです。

 

受講料

88,000円(受験料含む・税込)

資格取得期間

約1.5~2ヶ月

学習時間

1か月半~2か月(学習時間:40時間~60時間)

資格維持条件

フォローアップテストの合格
年会費のお支払い(6,600円)

 

上級ウェブ解析士は、ウェブ解析士を取得して初めて受験できる資格ですが、ウェブ解析士と同等の学習時間が必要となっており、難易度は高いといえます。

また資格の維持に関しては、ウェブ解析士同様、1年に1回のフォローアップテストの受験に加え、6,600円の年会費の支払いが必要です。

 

 

 

6.ウェブ解析士マスター認定取得の流れ


ウェブ解析士とは関連画像
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ウェブ解析士の最上位資格である、「ウェブ解析士マスター」の認定取得の流れについて見ていきます。

ウェブ解析士マスターの認定取得までの大まかな流れは、以下の通りです。

 

1.講座Ⅰ マクロ解析レポートコースを受講する
2.講座Ⅱ ミクロ解析レポートコースを受講する
3.講座Ⅲ 講師養成コースを受講する
4.合格次第、認定

 

上記の講座Ⅰでは提案レポートを作成、講座Ⅱでは提案を行います。

それを講座講師と先輩マスターが採点を行い、分析・提案がクライアント目線で納得ができるかどうかで合否が決まります。

 

講座Ⅰは「ウェブ解析士協会をクライアント企業とし、事業の目標達成のための提案」であるのに対し、講座Ⅲでは「ウェブ解析士協会サイトを閲覧しているユーザーをテーマとし、そのユーザーのウェブ上の行動履歴を分析し、ユーザーが幸せになるための提案」であり、スタンスが異なります。

講座Ⅲは講師養成コースとなっており、ウェブ解析士協会の認定講座である以下3テーマにおいて、質問への回答説明、また講座の一部の実施など、講師としての実践力が試される試験です。

 

「ウェブ解析士認定講座・Google アナリティクス講座」
「上級ウェブ解析士認定講座・上級Google アナリティクス講座」
「上級ウェブ解析士講座 レポートのフィードバック」

 

またその他、ウェブ解析士マスターに関する詳細な情報は以下の通りです。
 

受講料

マクロ解析レポートコース
110,000円(税込)
ミクロ解析レポートコース
110,000円(税込)
講師養成コース
220,000円(税込)
※講座・認定試験費用を含みます。

資格取得期間

3~4か月

学習時間

約150~200時間

資格維持条件

独自講座実施報告書の提出
カリキュラムレポートの提出
フォローアップテストの合格
年会費の支払い(6,600円)

 

ウェブ解析士マスター認定講座では、レポーティング課題と講座の開設準備に割く事に、少なくとも150時間以上の時間を要します。

また資格維持条件のハードルも高く、「独自講座実施報告書の提出」、「カリキュラムレポートの提出」、「フォローアップテストの合格」を1年以内にすべて行わなければなりません。

 

上級ウェブ解析士を取得し、さらなる高みを目指したい方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

7.ウェブ解析士合格するには


ウェブ解析士とは関連画像
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ウェブ解析士に合格するための最も効率のいい方法は、以下の2つです。

 

ウェブ解析士協会公式サイトにて、模擬テストを積極的に受ける
間違えたり、理解できない部分を公式テキストで繰り返し学習する
必要に応じて、認定講座を受講する

 

ウェブ解析士の認定試験は、公式テキストから出題されます。

そのため、まずはウェブ解析士公式サイトで公開されている模擬テストを積極的に受け、アウトプットする事が大切です。

 

模擬テストを積極的に行う事で、わからない部分や間違えた箇所、理解できない部分が明白になります。

わからない部分に焦点を当てて公式テキストを読み込んでインプットし、再度模擬テストでアウトプットする事を繰り返すのが、合格への近道です。

 

また必要に応じてウェブ解析士協会が主催する「認定講座」を受ける事も、合格率を上げるために有効といえます。

 

 

 

 

8.ウェブ解析士って実際いらない?


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ウェブ解析士について調べていると、「ウェブ解析士はいらない」「必要ない」という情報が出てきます。

確かにウェブ解析士は、弁護士や社会保険労務士のような「収入アップに直結する」ような資格ではない事は事実です。

 

ウェブ解析士を取得したからといって、いきなりアクセス解析ツールを使いこなせたり、とたんに仕事ができる人になれるわけでもありません。

しかし、ウェブ解析士を取得する事で、ウェブ解析に対する意識は変わります。

 

ウェブリテラシーの知見を活かしたウェブ解析スキルは、いまやどのような業界の企業であっても重宝されます。

「ウェブ解析士を取得した後、どう活かすか」によっては、意味がない結果になる事もあるかもしれません。

 

しかし、今後ウェブやITの業界に関わる方はもちろん、デジタルマーケティングの知識を活かして様々な業界に関わる方であれば、取得して損のない資格といえます。

 

 

 

 

9.まとめ


ウェブ解析士はITやWeb関連のみならず、様々な職種で働く際に役立つ「ウェブ解析」や「デジタルマーケティング」のスキルを得られる資格です。

勉強の過程で実践的なスキルを着実に育てられるため、効率的な学習をしたいのならぜひウェブ解析士の取得を目標にしてみてください。

 

受験の際には上記で紹介した勉強時間を参考に、公式テキストや認定講座を有効に活用して、合格までの具体的なスケジュールを立ててみましょう。

 

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