フリーランスは気楽じゃない!会社員との違いや収入を得るためのポイント

フリーランス常識起業・開業

2022.07.13

気楽に働けるフリーランスに憧れを抱く方も多いかと思います。

しかしフリーランスは必ずしも気楽とは限らず、会社員よりも大変なことも多いです。
漠然としたイメージでフリーランスとして独立すると、後で後悔する結果となります。

本記事ではフリーランスが必ずしも気楽ではない理由について解説します。
くわえて、フリーランスができる限り気楽に生活するにはどうすれば良いかについても触れていきます。

本記事を読むことでフリーランスのリアルを知ることができ、本当にフリーランスを目指すべきか判断できるようになるでしょう。
フリーランスを目指す方はぜひ本記事を参考にしてください。

 

 

 

1.フリーランスは気楽ではない理由


フリーランス気楽関連画像
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フリーランスというと会社員よりも気楽なイメージを持つ方も多いです。

しかし実際はフリーランスはそこまで気楽というわけではありません。

 

フリーランスが気楽ではない理由は次の3つです。

 

収入が安定しない
継続して稼げる必要がある
業務を1人で完遂しなくてはいけない

 

1つ1つの理由について詳しく解説していきます。

 

収入が安定しない

フリーランスは会社員のように毎月もらえる給料が決まっているわけではなく、その月の求人・案件数などによって収入が決まるため、収入が不安定になることも多いです。

フリーランスは必ず求人・案件を獲得できるとは限らず、特に最初のうちは実績が蓄積されていないため求人・案件獲得に苦労する場合も多く、収入がゼロになる可能性もあります。

 

収入が安定しないと、常に不安を抱えたまま仕事を行うことになり、とても気楽な生活とは言えなくなってしまいます。

ランサーズはフリーランスを対象にアンケート調査を行っています。

 

調査内容をまとめた「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、「収入がなかなか安定しない」と答えた方は31.5%、「収入が低い」と答えた方は30.5%であり、収入に対する不安を感じるフリーランスは多いことが分かります。

 

 

継続して稼げる必要がある

フリーランスはある程度の収入が得られるようになってからも安心はできません。

今後10年、20年フリーランスを続けるには、継続して求人・案件を獲得できる必要がありますが、途中で急に稼げなくなるフリーランスも多くいます。

 

たとえば、フリーランスエンジニアの場合、現在はPHPやPythonなどの言語が主流になっていますが、10年後には他の言語に代わる可能性もあります。

フリーランスエンジニアは新しい言語を勉強し続けていないと、10年後には求人・案件を獲得できなくなる可能性があります。

 

このように、フリーランスが継続して稼げるようになるには、単に仕事をこなすだけでは不十分と言えます。

 

 

業務を1人で完遂しなくてはいけない

フリーランスは業務を1人で完遂しないといけません。

分からないことがあっても上司などに相談できず、自分で解決する必要があります。

 

フリーランスが求人・案件を獲得する際は企業と準委任契約以外に請負契約を結ぶことも多いです。

請負契約の場合制作物を完成させないと、報酬を受け取ることができません。

 

また、その後も企業から他の求人・案件をもらえなくなってしまうでしょう。

そのため、業務で分からないことを自己解決できないと、収入がなくなってしまう可能性もあります。

 

 

 

 

2.フリーランスが気楽になるためのポイント


フリーランス気楽関連画像
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フリーランスが気楽ではない理由を解説してきました。

ただ、工夫次第でフリーランスでもある程度は気楽な生活に近づけることは可能です。

 

フリーランスが気楽になるためのポイントは次の4つです。

 

まずは副業で仕事を行う
スキルアップを継続的に行う
貯金をある程度確保しておく
求人・案件を獲得するさまざまな手段を知っておく

 

1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。

 

まずは副業で仕事を行う

フリーランスを目指すならまずは副業として仕事を獲得してみることをおすすめします

たとえば、クラウドソーシングサービスにはプログラミングやWeb制作などの仕事が多く掲載されており、副業ワーカーでも仕事を受注することが可能です。

 

ある程度副業で稼いでからフリーランスとして独立した方が、その後の収入が安定しやすくなり、安心して働き続けることができるでしょう。

また、副業求人・案件に特化したWebサイトの活用でも良いでしょう。

 

例えば、doocyJobという副業・フリーランスエンジニア向け求人・案件情報サイトがあり、有名企業をはじめ、ベンチャー、スタートアップ企業から大手企業まで850社以上の副業・フリーランス求人・案件情報を8,500件以上掲載しています。

掲載している副業・フリーランス求人・案件はすべて企業との直接契約であるため、中間マージンや⼿数料は発生せず、高単価での参画が実現出来ます。

 

興味/関心のある副業・フリーランス求人・案件に出会える可能性がありますのでぜひご覧ください。

 

 

スキルアップを継続的に行う

フリーランスはスキルアップを継続的に行うことも重要です

特にフリーランスエンジニアの場合、新しい技術を積極的に学ばないと、IT技術のトレンドについていくことができず、仕事が徐々に減ってしまいます。

 

フリーランスエンジニアの方は、IT系のニュースサイトなども常にチェックし、今後どの分野がトレンドとなるか考え、先回りして勉強することが望ましいです。

また、同じような求人・案件ばかり受注しないことも重要です。

 

ある程度フリーランス経験が長くなると、早く済ませられるからとつい慣れている求人・案件ばかり受けてしまいがちですが、それでは新しいスキルを獲得できません。

 

 

貯金をある程度確保しておく

フリーランスとして活動するなら、貯金をある程度確保しておくことが望ましいです

フリーランスは収入が不安定になりがちですが、貯金があればひとまず生活はできるため、ある程度は気楽になります。

 

フリーランスの方は半年程度生活できるだけの貯金があると良いでしょう。

 

 

求人・案件を獲得するさまざまな手段を知っておく

フリーランスは求人・案件を獲得するさまざま手段を知っておくと良いです

たとえば、フリーランスエンジニアが求人・案件を獲得するには、次の方法があります。

 

前職で関わりのあった人から紹介してもらう
クラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングサービスを活用する
フリーランスエージェントを活用する
SNSやブログでセルフブランディングを行う
コミュニティで知り合った友人から紹介してもらう

 

さまざまな方法で求人・案件を獲得できるようになると、どれか1つで求人・案件を得られなくなっても、収入が途絶えることはありません。

フリーランスであっても安定した収入を得るためのコツと言えます。

 

 

 

 

3.会社員からフリーランスとして独立するメリット


フリーランス気楽関連画像
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ここまでフリーランスの大変さについて解説してきましたが、フリーランスは会社員にはないメリットも多くあります。

会社員からフリーランスとして独立するメリットは次の3つです。

 

スキル次第で収入を上げられる
通勤時間を削減できる
仕事の取捨選択がしやすい

 

1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

 

スキル次第で収入を上げられる

フリーランスはスキルや実績次第で収入を上げることが可能です。

会社員の場合優秀な成果を出しても、年功序列などの制度によって、なかなか収入が増えないことも多くあります。

 

フリーランスはスキルや実績が高まれば、徐々に高単価の求人・案件を獲得することが可能です。

また、仕事をこなす速度が早まれば複数求人・案件を同時にこなすことができます。

 

さらに、企業から仕事を受注するだけでなく、自分でアプリやシステムを開発し収入を得られる可能性もあるでしょう。

このようにフリーランスは収入に上限がなく、努力次第で上げることができるため、夢があると言えるでしょう。

 

ただし、これはあくまでスキルが高い人の話であり、スキルが低い人や実績がない人は会社員よりも収入が低くなってしまうことも多いので注意が必要です。

 

 

通勤時間を削減できる

フリーランスは会社に所属していないため、在宅ワークやフルリモートワークの求人・案件に参画した場合、通勤時間を削減することが可能です。

満員電車のストレスもなくなりますし、通勤時間がなくなる分スキルアップなどに時間を費やすことができます。

 

フリーランスは仕事をやる場所も時間も自分でコントロールできるのがメリットです。

ただし、フリーランスエンジニアの場合顧客先常駐求人・案件も多いので、必ずしも通勤時間を削減できるとは限らないので注意してください。

 

 

仕事の取捨選択がしやすい

フリーランスは仕事の取捨選択がしやすいのもメリットです。

スキルアップにつながらなかったり単価が低かったりする仕事は断ることもできます。

 

会社員の場合、上層部に言われた業務をこなさないといけない場合も多いです。

フリーランスは仕事を取捨選択しやすいため、興味があるスキルを中心に高めやすく、キャリアプランどおりに進める可能性も高くなります。

 

 

 

 

4.フリーランスに向いている人の特徴


フリーランス気楽関連画像
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最後に、フリーランスに向いている人の特徴をまとめました。

次の3つに該当する方はフリーランス適性が高いと言えます。

 

向上心が強い
何事も自分で決断できる
自己管理能力が高い

 

1つ1つのフリーランスに向いている人の特徴について詳しく解説していきます。

 

向上心が強い

向上心が強い方がフリーランスには向いています。

現状維持で満足せず「年収を1,000万円まで増やしたい」「エンジニアとして有名になりたい」など高い目標がある方が、フリーランスとして安定して稼ぎやすいです。

 

現状維持で満足してしまうと、スキルアップを行わなくなるため、現状維持どころか収入が下がってしまう結果になりかねません。

フリーランスとして長く活躍するには、向上心を持つことが肝心です。

 

 

何事も自分で決断できる

フリーランスは何事も自分で決断できる人の方が向いています。

フリーランスは働く時間・場所をはじめ、受注する求人・案件、今後の事業プランなどすべて自分で決めないといけません。

 

フリーランスとして独立しても何をしたら良いか分からなくなり、会社員に戻ってしまう人も多くいます。

何事も自分で決断するには、やりたいことや今後の目標を明確に定め、そのためにフリーランスとして今何をすべきか考える必要があります。

 

 

自己管理能力が高い

フリーランスは自己管理能力が高い人の方が向いています。

フリーランスは自分の業務を確認してくれる人がいないため、いくらでもサボれます。

 

自己管理ができないと納期に間に合わなくなり企業からの信頼を失ってしまい、求人・案件を獲得できなくなってしまいます。

自分で自分を律せる人でないとフリーランスは厳しいでしょう。

 

また、フリーランスは体調管理もしっかり行う必要があります。

会社員なら体調を崩しても有給を取得できますが、フリーランスは仕事ができないと収入がゼロになってしまうからです。

 

自己管理が正しくできることはフリーランスにとって必須能力と言えます。

 

 

 

 

5.まとめ


本記事ではフリーランスが気楽ではない理由について解説しました。

フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があるうえに、営業や契約周り、経理などすべての業務を自分で行わなくてはいけないため、大変なことも多く気楽とは言えないかもしれません。

 

とはいえ、ある程度貯金を確保したり稼ぎ口を複数用意したりすれば心の余裕につながり、フリーランスでもある程度は気楽に生活することが可能です。

また、フリーランスには会社員にはないメリットも多くあります。

 

そのため、フリーランスのリアルを認識し、独立のための準備をしっかり行っている方なら、フリーランスになることはおすすめできます。

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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