公開日:2020.09.04
更新日:2025.03.24
「副業・複業フリーランスとして活動したいけど自分にできるか不安。副業・複業フリーランスについて詳しく教えてほしい」
本記事ではこのような悩みを解決します。
昨今働き方改革の影響により残業規制が厳しくなっています。
それ自体は良いことなのですが、残業代が稼ぐことができなくなってしまい、困っている方もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、副業・複業フリーランスとして個人で事業を行うことです。
現職を続けながら、週末など副業・複業フリーランスとして稼げば、少なくなった残業代分をカバーすることができます。
本記事では、副業・複業フリーランスのメリット・デメリットや、注意点についてまとめました。
これから副業・複業フリーランスになってみようと考えている方はぜひご覧ください。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスとして既に活躍をされている方
・フリーランスの副業・複業を将来的に検討している方
・フリーランスという働き方を理解したい方
・会社員のエンジニアやデザイナーとして現在活躍をされている方
・エンジニアやデザイナーに興味/関心がある方
・副業と複業の違いを理解したい方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.副業・複業フリーランスとは?
2.複業とは?
3.副業・複業フリーランスのメリットデメリット
<メリット>
副業・複業フリーランスとしての収入が増え所得が増加する
副業・複業フリーランスとして新しいスキルを身に付けることができる
副業・複業フリーランスとして個人の能力を活かせる
<デメリット>
副業を行っているため確定申告を行う場合がある
副業を行っているため自由時間が無くなる可能性がある
自己管理能力が必要になる
4.副業・複業フリーランスを会社員が行う際の注意点
就業規則の確認
確定申告などの税金を確認
5.副業・複業フリーランスの案件獲得の方法
副業・複業フリーランス案件を獲得のためフリーランスエージェントを活用する
副業・複業フリーランス案件を獲得のためクラウドソーシングサービスを活用する
副業・複業フリーランス案件を獲得のためSNSを活用する
副業・複業フリーランス案件を獲得のため自分で営業をする
6.副業・複業フリーランスとしておすすめの職業
フリーランスエンジニア
フリーランスWebデザイナー
フリーランスWebライター
7.まとめ
副業・複業フリーランスとは、会社員として活躍しながらも、副業・複業として個人で別の事業を行うことです。
例えば、週末にプログラマーとして活動するなど。
副業・複業フリーランスになれば、稼ぎ口を増やすことができ、収入をアップすることが可能です。
現在、副業・複業向けの求人・案件サイトやクラウドソーシングサービスが増えたこともあり、副業・複業フリーランスとして活動がしやすくなっています。
そのため、副業・複業フリーランスとして活動する人は増えていますし、今後も増加していくと推測されます。
この章では複業について解説します。
副業と複業の違いも解説するため、副業と混同している方は改めて知識として知っておきましょう。
複業とは本業と認識している仕事を複数持つ働き方を指します。また、パラレルワークや、複業をしている人をパラレルワーカーと呼ばれることもあります。
副業と比較し複業は多くの収入を得る可能性が高く、かつ本業と同程度の労力が必要です。
複業は本業に限りなく近く、責任の重さも本業と同様にあるのに対して、本業の空き時間で行われることが多い副業は、重い責任を負わないことが多いです。
副業・複業フリーランスのメリット・デメリットについて解説します。
良い面・悪い面を把握することで、自分が副業・複業フリーランスに適しているのか、がわかります。
<メリット>
・副業・複業フリーランスとしての収入が増え所得が増加する
・副業・複業フリーランスとして新しいスキルを身に付けることができる
・副業・複業フリーランスとして個人の能力を活かせる
<デメリット>
・副業・複業を行っているため確定申告を行う場合がある
・副業・複業を行っているため自由時間が無くなる可能性がある
・自己管理能力が必要になる
<メリット>
副業・複業フリーランスになることのメリットはやはり収入が増えることでしょう。
土日のみの副業で月に10万円以上稼ぐ人も中にはいます。
毎月10万円も収入が増えれば貯金することもできますし、将来安心ですよね。
また万が一本業の仕事がなくなってしまったとしても、副業である程度の金額を稼いでおけばとりあえず持続して収入を得られます。
このように、副業・複業フリーランスとしてが増えて所得が増加するというのが第一のメリットです。
副業・複業をやっても月に少ない収入しか得られない人もいますが、そういう人でも副業・複業をやるメリットはあります。
それは、副業・複業を行うことで新しいスキルを身につけることができることです。
たとえば副業・複業でライターを行えば、文章力やリサーチ能力をアップさせることが可能です。
文章力やリサーチ能力を上げれば、本業でもプレゼン資料や書類を書くときなどに役立ちます。
実際に、副業・複業をはじめてから本業での評価も上がったという声も聞いたりします。
このように、副業・複業を行うことで新しいスキルを見につければ、本業にも良い効果をもたらすことがあるのです。
副業・複業フリーランスとして個人の能力を活かせることがメリットとして挙げられます。
本業で能力を中々発揮できず、評価されない人もいます。
そういう人も、副業・複業フリーランスとしてなら実力を十分に発揮できることがあります。
例えば、絵が得意なら副業・複業でデザイナー関連の仕事を得られますし、英語力があるなら副業・複業で翻訳や和訳の仕事を得られます。
個人の能力を活かせるのも、副業・複業フリーランスのメリットです。
<デメリット>
副業・複業フリーランスになることは個人事業主になるということですので、確定申告を行わないといけません。
確定申告とは、自分が昨年いくら稼いだかや経費はいくらかかったかを計算し、書類にまとめて申請しにいくことです。
確定申告によって、収める税金の額などが確定するため、毎年必ず申請しなくてはいけないものです。
本業での収入以外に、年に20万円以上の所得がある場合、確定申告の対象となりますのでご注意ください。
会社員の方ですと確定申告は馴染みがないため、最初は段取りがわからずに困惑するかもしれません。
実際、確定申告に時間を取られすぎて、仕事が進まなくなってしまう人もいます。
確定申告をやらなくてはいけない点には注意が必要です。
副業・複業フリーランスを検討している方は確定申告の理解が深まる下記記事をご一読ください↓
副業・複業フリーランスとして活動すると、当然それ以外の自由な時間が潰れてしまいます。
例えば、土日に何か趣味などを行っている方は、それを止めたり隔週で行うようにしたりして、副業の時間を確保する必要があるかもしれません。
また、本業が忙しい人の場合、副業を行うと労働時間が長くなってしまい、疲労が蓄積する恐れがあります。
無理をしてまで副業を行う必要はありません。
副業・複業フリーランスとして活動する場合は、時間を確保できるかどうか予め考えてからにしましょう。
副業・複業を行う場合自己管理能力も必要になってきます。
副業・複業は好きな時間に行うことができるため、生活リズムを乱してしまう恐れがあります。
例えば、夜遅くまで副業・複業を行った結果、朝会社を遅刻してしまうといったことが起こりえます。
そのため「副業・複業はこの曜日のこの時間だけ行う」と決めておくことが重要です。
副業・複業フリーランスには自己管理能力も必要なことを覚えておきましょう。
副業・複業フリーランスを会社員が行う際の注意点についてまとめました。
・就業規則の確認
・確定申告などの税金を確認
これら2つは会社員が副業を行う上で注意しておかないと、本業の方にも影響を及ぼす可能性があるので、事前に必ず確認しましょう。
副業・複業フリーランスとして活動する前に、会社の就業規則は必ず確認するようにしてください。
就業規則に「副業禁止」と書かれている可能性があるからです。
副業・複業禁止の場合、もし副業・複業がバレてしまったら、減給処分になってしまったり社内の評価を下げてしまったりするかもしれません。
そのため、就業規則は入社時に読んだという人も必ず読み直しましょう。
公務員は、国家公務員法で「副業禁止」が法律として定められています。
副業・複業フリーランスを行う場合、確定申告は自分に行わなくてはいけません。
確定申告の流れなどはできれば副業を行う前に確認しておくことをおすすめします。
確定申告はそこまで難しくものでもなく、楽に確定申告が行えるクラウドサービスなども数多く出ているため慣れれば簡単なものなので心配する必要はありません。
ここまで副業・複業フリーランスとはどんなものなのか、解説してきました。
ここまで読んで、「自分も副業・複業フリーランスをやってみたい」と思った方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは副業・複業フリーランスになった場合の案件獲得方法を紹介します。
副業・複業フリーランスになる場合、以下の手段で案件を獲得することになります。
・フリーランスエージェントを活用する
・クラウドソーシングサービスを活用する
・SNSを活用する
・自分で営業をする
これらの方法について1つずつ解説していきます。
フリーランスエージェントは、フリーランスと面談を行い、希望に沿った案件を紹介してくれます。
さらに、企業とのやり取りやスキルのアピールなども行ってくれるので、自分でやるよりも案件を獲得しやすくなります。
特にエンジニア系エージェントサービスは多くあるので、利用してみるのがおすすめです。
ただし、フリーランスエージェントを利用する場合、何%かのマージン(手数料)を支払わないといけません。
何%かはフリーランスエージェントによって異なります。
フリーランスエージェントごとによって特長があるため、副業・複業を検討している方は自分の希望に合うフリーランスエージェントを探してみましょう。
どんなフリーランスエージェントがあるのか、知りたい方はこちらから→
クラウドソーシングサービスから案件を獲得するのも手です。
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサービスには数多くの案件が公開されており、副業・複業フリーランスは自由に応募することができます。
企業との契約から報酬のお支払いまで全てクラウドソーシング上で完結するので、初心者の方におすすめです。
デメリットは、クラウドソーシングサービスの案件は報酬額が安いことです。
そのためある程度仕事慣れしてきたら、フリーランスエージェントを利用して仕事を獲得するのが良いかもしれません。
TwitterやFacebookアカウントを開設し、そこから案件を獲得するという手もあります。
SNSのプロフィールにポートフォリオなどスキルを証明できるものを掲載すれば、それを見たクライアントが声をかけてくれることがあります。
自分から声をかけなくて良いので、営業時間を短縮できるのが最大のメリットです。
デメリットは、実績がある人でないと中々案件を獲得できないことです。
クラウドソーシングサービスなどである程度実績を積んだら、SNSから案件を獲得するのも試してみましょう。
副業・複業フリーランス案件を獲得するため自分で営業するという方法を紹介します。
企業サイトのお問い合わせフォームやSNSアカウントなどから声をかけ、自分のスキルをアピールしできる案件がないか相談します。
返事が返ってこないことも多いですが、企業と自分のスキルの相性が良ければ案件を獲得できることもあります。
また、知人や前職の同僚/上司から案件を紹介してもらえないか、確認を取ってみましょう。
すでに仕事をしたことがある相手なら意思疎通もしやすいですし、お互いに安心してやり取りをすることができます。
自分から声をかけるのは勇気は要りますが、新しいチャンスに恵まれるかもしれないので、これもある程度実績を積んだらやってみましょう。
最後に副業・複業フリーランスとしておすすめの職業を挙げます。
これら3つの職業は案件数が豊富であるため、初心者が挑戦してみるにもおすすめです。
・フリーランスエンジニア
・フリーランスWebデザイナー
・フリーランスWebライター
フリーランスエンジニアはJava、PHP、JavaScript、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語を使ってWebサイトやアプリを開発します。
仕事はクラウドソーシングサービスやフリーランスエージェント経由から獲得するのが一般的です。
プログラミングスキルが必要であるため、案件獲得までそれなりの学習時間が要ります。
そのため、プログラミング言語スキルがある方以外は今すぐ仕事を受けることはできません。
その分収入額は他の仕事よりも高めですので、ある程度勉強に時間を費やしても問題ないという方にはおすすめです。
早速、フリーランスエンジニアの求人・案件を見てみる方はこちらから↓
フリーランスのWebデザイナーはWebサイトのデザインを作成する仕事です。
Illustrator、PhotoShopなどソフトウェアの使い方を覚え、「こう作って欲しい」と言われた通りのデザインを作成できる必要があります。
またHTMLやCSS、JavaScriptなどを使ってWebサイトのコーディングもしていきます。
デザインもコーディングも、プログラミングほど勉強時間が要るものではありません。
Webデザイナーは案件数も豊富ですし得られる収入も高めなので、おすすめの仕事と言えます。
しかし、Webデザイナーはライバルが多いので、案件が中々獲得できないこともあります。
早速、フリーランスWebデザイナーの求人・案件を見てみる方はこちらから↓
フリーランスのWebライターはブロガーやアフィリエイターの代わりに記事を書く仕事です。
Webライターはわかりやすくための文章力やSEOに関する知識、リサーチ能力などが求められます。
ただ、技術を身につけるのはそこまで難しくなく、仕事をやりながら身につけていくことも可能です。
収入はフリーランスエンジニアやフリーランスのWebデザイナーよりは下がりますが、案件数が多いため仕事を獲得しやすいのもWebライターのメリットです。
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本記事では副業・複業フリーランスについて解説しました。
副業・複業の違いや副業・複業フリーランスのメリット・デメリット、注意点、案件獲得方法がご理解頂けたでしょうか。
副業・複業フリーランスとして個人で事業を行えば、給与以外の収入を得ることができますし、個人のスキルを活かすことができます。
反面、確定申告をやる必要があったり、時間調整を自分で行う必要があったりする点は覚えておきましょう。
副業・複業フリーランスとして活動したい方は、まずはフリーランスエージェントやクラウドソーシングサービスに登録し、案件一覧を確認してみることをおすすめします。
具体的にどういう案件があるかを知ることで、副業・複業フリーランスで働くイメージがより湧いてくるでしょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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