公開日:2020.11.20
更新日:2025.03.24
フリーランスエンジニアは一般的に高給取りとも呼ばれていますが、年収1000万稼げるのかといった疑問を解決します。
結論から言えば、フリーランスエンジニアになれば年収1000万稼ぐことは可能です。
今回はフリーランスエンジニアとして年収1000万稼ぐためにどうすれば良いのか、また税金関係で気を付けておくべきことや手取り額を上げる方法なども合わせて解説します。
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<目次>
1.フリーランスエンジニアは年収1000万円稼げるの?
2.フリーランスエンジニアとして年収1000万円稼ぐ人の特徴
売上を意識して仕事をしている
専門的なスキルを幅広く知っている
常に謙虚な姿勢を持っている
3.フリーランスエンジニアとしての年収1000万円は手取り幾らになる?
4.フリーランスエンジニアとして年収の手取りを増やす方法
税金を見直し節税する
お金の管理を定期的に行う
5.まとめ
フリーランスエンジニアとして年収1000万越えの生活、一回は体験して見たいと思う人も多いはず。
そもそもフリーランスエンジニアは年収1000万円稼げるの?という疑問を持っている人も少なくはありません。
会社員ですと、大手企業の勤続年数が一定年数を超える役職者やITコンサルタント、インセンティブのある職(営業、保険業界や不動産の営業など)外資系企業の社員などが該当します。
フリーランススタートで公開されているフリーランス求人・案件の場合、平均単価が66.2万円であるため、年収換算では794万円となります。(フリーランススタート 2021年11月時点)
また、フリーランスエンジニアの平均年収はレバテックフリーランスによると862万とされています。
上記を考慮すると、フリーランスエンジニアが年収1000万を超えることも不可能ではありません。
実際に、上流工程を担っていたり、PM(プロジェクトマネージャー)などマネジメントのポジションであったり、Go言語やScala、Pythonなど流行りの開発言語を扱っている場合は年収1000万以上のオファーを出されることもあります。
年収1000万以上を超えるには案件参画前の単価決定の時点で超える場合と、就業後のパフォーマンスが高く評価されて、交渉後に1000万を超えるケースがあります。
どのフリーランスエンジニア職種が年収1000万円を超えているのか気になる方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスエンジニアとして年収1000万円稼ぐ人はある共通の特徴を持っているのはご存じでしたか?
・具体的な特徴としては、
・売上を意識して仕事をしている
・専門的なスキルを幅広く知っている
・常に謙虚な姿勢を持っている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
年収1000万円稼ぐ人は、売上を常に意識して仕事をしています。
よく労働者と経営者の考え方の違いと言われますが、単純に作業として仕事をしているのか、その先の行動を推測して作業をしているのかによって結果は大きく差が開きます。
例えば
月10万円を1年間毎月貰えます
1年後に150万貰えますが、その間は何も貰えません。
どちらかを選べと言われたら、あなたはどちらを取るでしょうか。
もし前者の考えなら注意が必要です。
経営者の人たちは目先の利益より長期的目線でどうするかを考えているので、後者を選択する可能性が高いでしょう。
当然年収が高いフリーランスエンジニアは経営者的な考えを持っている人が多く、目先の仕事をただこなすのではなくその依頼は何のためにしていて何が必要なのか、どうすればもっと良くなるのかを常に考えながら行動しています。
つまり、クライアントの売上に繋がる仕事をするにはどうすれば良いのかを考えているのです。
クライアントが満足するクオリティのモノを納品していれば、相対的にフリーランスの市場価値も上がり、年収も高くなる傾向があります。
また、年収が高いフリーランスエンジニアはスキルにしても同様の考えです。
市場動向を確認し、廃れるスキルと流行っているスキルを見極めています。常に長期目線で物事を考えているのです。
フリーランスエンジニアとして年収1000万を超えるには、専門的なスキルを幅広く知っていることが望ましいです。
誰にでもできる仕事というのは、付加価値が低くかつ、供給が常に勝り年収もそれなりになりやすいです。
よくフリーランス求人・案件参画の際の引き合いに出されるのは「プログラミング言語の経験年数」ですが、これは客観的に見てあなたがどれぐらいプログラミング言語に精通しているのかを判断することができるからです。
経験年数で判断されるなら努力は必要ないんじゃ・・・と考える人もいますが決してそうではありません。
経験年数以外にも、
・スキル毎に対して深い知識がある
・上流工程やマネジメントの経験がある
・ポートフォリオの充実度
・取得が難しい資格を持っている
・実際に個人でアプリやサービスを開発し運用している
・IT関係メディアに取り上げられた実績がある など
稀少性が高いエンジニアであると証明できれば、高く評価され年収も高くなるでしょう。
また、新しいスキルが出た際にそのスキルについて誰よりも先に詳しくなれるように常にトレンドに対してアンテナを貼っておくことも重要です。
フリーランスエンジニアとして年収が高くなる人ほど謙虚な人が多くなります。
スキルや経験が周りから見て十分だとしても、自分が優れていると自己陶酔することなく、常にスキルや知識をブラッシュアップし続けているからです。
また、謙虚な人は周りからも好かれやすいです。
コミュニケーションも円滑に行うことができ周りから信頼されやすいため、スムーズに仕事を進めることもでき結果的に成果に繋がってたり、良い仕事(案件)を紹介してもらえたりするのです。
フリーランスエンジニアとしての年収1000万円は手取り幾らになるのかを解説します。
青色申告の場合は手取り年収6,386,180円、白色申告の場合は6,109,680円となります。(経費は0で計算)
(参考:税金・社会保険料計シュミレーション)
上記のように、青色申告か白色申告によっても手取り額は変わってきます。
青色申告は記帳が複雑な一方で、税金面で最大65万円を控除出来るメリットがある申告で事前の届出が必要になります。
白色申告は、簡易的な記帳で良く、届け出も不要ですが税金面でのメリットも少ない申告方法になります。
さらに上記の計算は経費を考えないで計算しているので、家の家賃や光熱費、その他業務上かかる必要経費などを含めると、さらに手取り額は低くなります。
フリーランスエンジニアとして手取りの計算方法を詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスエンジニアとして年収の手取りを増やす方法は以下の2つが考えられます。
・税金を見直し節税する
・お金の管理を定期的に行う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずはフリーランスエンジニアとして税金を見直し節税しましょう。
確定申告が面倒で、青色申告をしてこなかった人は、青色申告をして税金を軽くすることをおすすめします。
青色申告は誰でも受けられるわけではなく、以下の条件を満たした方のみ適用されます。
・事業所得あるいは不動産所得を得ていること(不動産所得の場合は事業的規模と認められることが前提)
・正規簿記の原則に従った複式簿記で記録していること
・確定申告書に貸借対照表と損益計算書を添付し、期限内に確定申告を行っていること
・電子申告(e-Taxによる確定申告)または電子帳簿保存をしていること
青色申告を行うためには、その年の3月15日までに管轄の税務署に「青色申告承認申請書」を提出することが必要です。
現在では、簿記や会計の知識が無くても「Freee」などの会計ソフトを利用することで簡単に青色申告を行うことができるので、ご一考ください。
フリーランスエンジニアとして青色申告か白色申告のどちらにしようか悩んでいる方は下記記事をご一読ください↓
お金の管理を定期的に行うことで、フリーランスエンジニアの年収の手取りを増やすこともできます。
例えば、
交通費や食事代など:クライアントと打合せをするために必要な費用
通信費:インターネットやスマホ、電話代や郵送料など
消耗品費:パソコン、筆記用具など業務上必要とされるモノ
交通費・食事代・通信費・消耗品費などはプライベートと混同しないように気を付けましょう。
業務に関係のない費用を計上してしまわないように、領収書はプライベートと業務用に分ける、通信費は利用時間を記録するといったことを心掛けましょう。
フリーランスエンジニアとして経費について詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓
今回はフリーランスエンジニアとして年収1000万稼ぐためにどうすれば良いのか、また税金関係で気を付けておくべきことや手取り額を上げる方法などを解説しました。
基本的にフリーランスエンジニアであろうと会社員エンジニアであろうと、年収が高い人にはある一定の特徴があります。
特に経営者目線で考えるように行動していけば5年、10年と経った後に周りと大きく差が開いて年収1000万越えも夢ではないかもしれません。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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