公開日:2022.11.26
更新日:2025.03.24
エンジニアは職場で何を着ればよいのか悩むことが少なくない職業だと思います。
カジュアルな服装が許されていて好きなものを自由に着ることができる場合でも、どの程度の自由さが許容されるかを判断するのは意外と難しいものです。
そこでこの記事ではエンジニアの服装に関して注意すべきポイントなどを解説しますので、是非ご参考にして下さい。
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.エンジニアは服装を自由に着こなせる仕事が多い
2.エンジニアがスーツを着用すべき4つの状況
クライアントのオフィスに常駐
大手SIer系企業
取引先との打ち合わせ
面接
3.業務の内容による服装の違い
服装の自由度が高いエンジニアとは?
服装の自由度が低いエンジニアとは?
4.エンジニア向けの服装のポイント
TPOをわきまえる
カジュアルになりすぎない
他人に不快感を与えない
5.エンジニアにおすすめの服装
オフィスカジュアル
ビジネスカジュアル
6.エンジニア服もトータルコーディネートを重視すべき
7.面接の服装はどんなのがいい?
8.面接時の服装の自由度は?
第一印象を左右するヘアスタイルに注目
女性にとってはメイクの仕方も重要です
9.まとめ
「エンジニアはとりあえず好きな服を着ればいい」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
多くの場合、それに当てはまると言ってもよいでしょう。
多くのエンジニアは内勤でパソコンを相手に業務を行っているため、「クライアントからの見え方」が問題になるケースは多くありません。
襟ぐりが狭いスーツスタイルは肩や腕の動きが制限され、技術職のエンジニアにとって仕事の邪魔になるので働きやすいファッションであるとは言えないでしょう。
そのためどのような服装規定が設けられている会社かにもよりますが、エンジニアは通常カジュアルな服装で働きます。
どのような服装がオフィスに適しているかは、企業文化やオフィスの雰囲気によって異なりますが、IT企業ではTシャツとジーンスを着用することは珍しいことではありません。
先ほどエンジニアは自由なファッションを着こなせることが多いと述べました。
そのため仕事をするのに快適な服装を選ぶことが重要であると言えます。
「自由なファッションを着こなせるならスーツを用意しなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ただし柔軟な服装で作業できるエンジニアでも、スーツが必要な場合があります。
言い換えるとシーンや働く場所によっては、スーツを着なければならないこともあるということです。
エンジニアがスーツを着用すべき4つの場面は次の通りです。
エンジニアは主にオフィスでコンピューターを使用しますが、自社ではなくクライアントのオフィスに常駐する場合、大切なクライアントと接することになるので、スーツやジャケットを着用するのが通常です。
カジュアル過ぎる服装で働くとクライアントの信頼を失う恐れがあります。
無礼にならないように、マナーを守ってスーツを選択することが重要です。
クライアントのオフィスでは、会社の代表者として信頼できる服装で臨むべきですので、フォーマルな服装で働きましょう。
老舗大手SIer系企業では日本企業の文化を守ってきたので、スーツで働く必要がありると言えるでしょう。
スーツが基本で、少し自由度の高い会社でもポロシャツやチノパンが限界です。
Tシャツ・パーカー・短パン・スニーカーは不可であると認識しておいた方が良いです。
様々な企業に派遣されるので、どの企業からも信頼される服装をすることが望ましいと言えます。
ただし女性は、カジュアル過ぎない程度なら何でもOKという会社も少なくありません。
重要な取引先との打合せにエンジニアが呼ばれる場面があります。その際はスーツを着てください。
ビジネスパートナーと仕事をする上で、信頼関係を築くことは非常に重要です。
当然ではありますが、きちんとスーツを着るかどうかで自社やエンジニア対する印象が大きく変わります。
エンジニアであっても、クライアントの声を直接聞くため等でビジネスパートナーと直接会う機会があります。
エンジニアとしての信頼を勝ち取るためだけでなく、会社の代表として良好な関係を築くためにも、スーツを着用することが望ましいです。
外部のビジネスパートナーとの予定がある日にはスーツを選択してください。
エンジニアとして面接に行くときはスーツを着用してください。
企業はあなたの外見・印象・清潔感などを選考基準の一つとして見ています。
第一印象を良くするためには、スーツを着るのが無難です。
またスーツの着用が義務でなくても、スーツを着ることでビジネスシーンへの姿勢や意気込みをアピールできます。
ただし、社内での開発の仕事であり社外の人と接する機会が少ないにもかかわらず、職場でのスーツ着用を強要する企業には注意が必要です。
スーツ着用を強制する会社は、エンジニアの働きやすさの重要性を十分に理解していない可能性があります。
同じ会社で働くエンジニアでも、業務内容によって適切な服装は異なります。
以下では、服装の自由度が高いエンジニアとそうでないエンジニアについて解説します。
一般論として、服装の自由度を決めるのは、「クライアントと接する機会があるか」です。
クライアントと会うことがほとんどないエンジニアは、カジュアルな服装が許されている傾向があります。
たとえば、独自のシステムを社内で開発するエンジニアは、自由なファッションをすることができます。
多くの社内のメンバーがそのエンジニアと関わっているとしても、服装のフォーマルさよりも仕事の効率が重要だからです。
また、システム保守担当者は動きやすいスタイルで働けるケースが多いです。
エンジニアが開発したシステムは、必ずしも社内で運用されているとは限りません。
先述した通り、クライアントからシステム開発を受注する際、エンジニアがクライアントのオフィスに常駐し、システムの開発と運用を担当することがあります。
クライアント先で働くエンジニアは、スーツを着用することがほとんどです。
特に銀行や証券会社など、スーツスタイルが厳しい会社で勤務する場合は、スーツの着用が義務付けられています。
エンジニアは基本的に業務に便利な服装を選んで、快適に仕事をすることができます。
ただし不適切な服を選んでしまうことは望ましくありません。
エンジニアの服装選びで気をつけたいポイントを知っておくと、服装選びしやすくなります。
エンジニアのファッションを選ぶ際に考慮すべき3つのポイントを説明します。
TPOに配慮した服装を選びましょう。
時・場所・状況に合わせたファッションを選ぶことで、ビジネスマンとしての信頼を得ることができます。
エンジニアであっても、社外の人と接するときや会社の公式行事など、服装に気をつけなければならない場面があります。
カジュアルになりすぎないようにしましょう。
過度にカジュアルなファッションの具体例は以下の通りです。
・サンダル
・ハーフパンツ
・ブーツスタイルのジーンズまたはダメージジーンズ
カジュアルすぎるという理由だけでなく、安全上の理由からも、サンダルを禁止している会社もありますので注意してください。
確かに自由度が非常に高い企業であれば、ショートパンツでさえ許されている場合があります。
ですが、よく確認して選ぶことが大切です。カジュアルの基準は会社によって異なります。
会社の服装規定を参考にしてください。
洋服を選ぶときは、相手に不快感を与えないように気をつけることも大切です。
他人を不愉快にする可能性がある服装の例は次のとおりです。
・肌の露出が多すぎる
・飾りが多すぎる
・清潔感がない
・デザインが奇抜すぎる
たとえば短すぎる T シャツやスカートは不快感を引き起こす可能性があります。
またシワ・汚れなど手入れが行き届いておらず清潔感に欠ける服も問題です。
服装は社会人としての身だしなみの一環であり、一緒に働く人へ配慮が必要な事柄でもあります。
清潔感のある服装や外見は、他の人からの評価を高めるのにも役立ちます。
お互いに快適に仕事ができるように、ファッションを客観的に見て他人に不快感を与えるものは避けてください。
何を着ればいいのかわからない方の中には、「オフィスカジュアルってわからない…」「具体的な服装が知りたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
エンジニアにおすすめの服装をご紹介します。
オフィスカジュアルとは、オフィスワーカーに適したカジュアルなスタイルであり、来客があっても問題にならない社交的なファッションで、ビジネスマナーとしても問題ないものです。
クライアント企業への訪問は想定されていないため、スタイルはカジュアルになります。
Tシャツよりも襟付きのシャツやポロシャツが好まれ、ジーンズやショートパンツよりもチノパンやズボンが好まれます。
スウェットだとカジュアルすぎるので、ジャケットやカーディガン、ベストと合わせてください。
ビジネスカジュアルとは、スーツスタイルを基本とした服装のことです。
オフィスカジュアルとは異なり、来客時だけ着るスタイルではないものの、来客時にも使えるものを指します。
トップスは襟付きのものを選ぶと全体的にシンプルでスタイリッシュな印象になります。
基本的には、ジャケット、襟付きシャツ、センタープリーツパンツ、革靴といったスーツスタイルの基本を踏襲しています。
エンジニアとして自分の個性を反映したアイテムを選びましょう。
洋服だけでなく、靴やバッグなどの小物にも気を配りましょう。
特に足元の清潔感は気にした方が良いポイントです。スニーカーや革靴は洋服よりも汚れやすいアイテムですが、持ち主自身も汚れに慣れてしまっている場合があります。靴は定期的に掃除しましょう。
靴下が見えると差し色として目立ってしまうことが多いので、白や色物の靴下は避けて、黒や紺を選んだ方が無難です。
基本的に同じ色の靴とベルトを使えば見た目の印象は整います。
面接の服装は基本的にはスーツです。
IT系の企業はシンプルな服装が求められるケースので、面接時のドレスコードが特にない場合はスーツを着た方が無難です。
就業時間後に面接がある場合、スーツは駅のコインロッカーに預けておくのが良いでしょう。
面接はスーツ着用が原則ですが、着こなしには企業理解度・ビジネスマナー・情報収集力・分析力などが問われます。
面接における服装自由とは、「ビジネスシーンに適した服装」という意味です。
また、ドレスコードの範囲は会社によって異なります。
会社の公式サイトやSNSで服装基準を確認し、雰囲気に合った服装を選ぶことをおすすめします。
面接官は応募者の服装について多くの情報を読み取りますが、ヘアスタイルも第一印象に大きな影響を与えます。
服装自由という言葉からプライベート感のあるヘアスタイルをイメージする方もいるかもしれませんが、ビジネスシーンに合わせたヘアアレンジが重要です。
主な条件は清潔感があることです。 フケなどを付けて面接に行くと点数が下がります。
髪も、誠実な印象を与えるようにスタイリングしましょう。
女性の場合、ビジネスシーンに適したメイクを心がけることが大切です。
過度のメイクもしくはノーメイクは、ビジネスと私生活を混同している印象を与えます。
肌の色に合ったファンデーションを選び、唇や頬には明るい色を避け、顔色を明るくみせましょう。
眉毛は削りすぎず、やさしくナチュラルな印象にしましょう。
マスカラやアイライナーを使いすぎずに、目をはっきりとさせましょう。
つけまつげやカラコン、長すぎる爪、派手なネイルなどはマイナスの印象を与えてしまいます。
特にエンジニアは、キーボードを扱いづらそうな爪は控えましょう。
服装規定がない場合は、職場の状況に柔軟に対応する必要があります。
適当な服装を選ぶのは簡単ではありませんが、スーツよりは断然コーディネートしやすいでしょう。
服装規定がなくカジュアルな服装の人が多い職場でも、スーツで問題ありません。
最初は無難にして雰囲気をつかみ、シチュエーションや環境に合わせてコーディネートのバリエーションを増やしていくのがおすすめです。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!
フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから→
フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
フリーランスお役立ち記事を検索
あなたの経験職種のフリーランス案件を見てみませんか?
SNSアカウントでログイン