エンジニアにある悩みや相談ごとって?相談ごとや悩みや解決方法を教えます!

フリーランス常識

2022.07.08

社会人として働いていると、仕事の悩みは尽きません。
エンジニアの中にも職場環境や給料、キャリアなど様々な悩みを抱えている人は多いでしょう。

自分一人で解決できれば良いでしょうが、それができればそもそも悩む必要もないでしょう。
そんな人はまず自分が抱えている悩みが何かを洗い出し、客観的な意見を聞くべきです。

そこで本記事では、多くのエンジニアが抱えている悩みや、エンジニアの相談先としておすすめのサービスについて解説します。

 

 

 

1.エンジニアの多くが抱える相談ごとや悩み


エンジニア悩み相談関連画像
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それでは、世間一般のエンジニアはどんな悩みを抱えているのでしょうか。

多くのエンジニアが抱える悩みをピックアップしたので、自分の悩みものがあるか、見てみてください。

 

上流工程に関わりたい

年収を上げたくて下流工程から上流工程に関われるようになりたいと思っているエンジニアは少なくありません。

下流工程と上流工程ではまず給与に大きな差があります。

 

下流工程にあたるプログラマーの平均年収は、求人ボックスによると418万円。

それに対して上流工程にあたるシステムエンジニア(SE)の平均年収は498万円です。

 

もちろん基本的に上流工程を担当する人の方が勤務年数が長いという理由もありますが、それでも数十万円単位の差があると少しでも早く上流工程を任されるようになりたいと思うでしょう。

また、いつになっても上流工程を任せてもらえなくて焦っている人もいるでしょう。

 

SES業界ではプログラマー35歳定年説という考え方も存在します。

これはその名の通り35歳になるとプログラマーは仕事を獲得できなくなるという考え方です。

 

日本だとプログラマーは下級職、システムエンジニア(SE)は上級職という考え方が強く、SESではプログラミング業務は若手のエンジニアが担当するものという認識を持っている人も多いです。

そのため、30代前半で上流工程に移行していないと、クライアント側から何かしら問題を抱えている人と認識され、仕事が獲得しにくくなります。

 

このケースは会社側に問題があるだけでなく、本人にエンジニアとしての適性がないなどの問題があるケースも考えられます。

そのため、ある程度の年齢で上流工程を任されないのなら、転職も視野に入れた方が良いでしょう。

 

 

社内を含む人間関係の構築が難しい

エンジニアとして働いている人の中には、社内外の人とのコミュニケーションに苦戦している人もいるでしょう。

「IT業界はコミュニケーションが苦手な人におすすめ」と言われる場面もありますが、実際はそんなことはありません。

 

開発チームの人たちやクライアントと上手くコミュニケーションを取っていかないと、仕事で必要な話を共有できなかったり、気持ちよく仕事に取り組めなかったりするでしょう。

また客先常駐の場合は、定期的に現場が変わるので、その度にまた1からチームの人達と人間関係を構築する必要があります。

 

コミュニケーションが苦手な人からすると精神的にも辛いでしょう。

実際のところエンジニアのキャリアは管理職に進むのが一般的ですし、周りの人と良い関係を築けるコミュニケーション能力が無いと出世が難しいです。

 

 

客先常駐から自社サービスにも移りたい

より安定して働くために客先常駐から自社サービスに移りたいと思っているエンジニアも少なくありません。

客先常駐はSIerに所属する正社員エンジニアではあるものの、見え方によっては派遣社員に近い働き方でもあります。

 

それに、自分を評価する上司と離れて仕事をするので仕事ぶりを理解されにくいこともあり、普段の頑張りが給与に反映されずに不満を持っている人もいるはずです。

この点に関しては、自社サービスの開発人員の枠が限られているので、思い切って自社サービスを行っている企業に転職するのも一つの手です。

 

客先常駐で大規模システム開発の経験があれば、採用してくれる企業は多いです。

 

 

給料や年収を上げたい

年収が上がらない原因は人それぞれです。よくある例を挙げていくと、

 

そもそも仕事ができない(企業の利益に繋がる仕事を行っていない)
毎年の年収の上がり幅が少ない
頑張りを上司から正当に評価してもらえない
職場である程度のポジションになって給与も将来的に上がることが期待できない
客先常駐で自分の市場単価と現在の給与の乖離が大きい など

 

給与に関する悩みは転職で解決できるものが大半でしょう。

ただ、そもそも仕事に対する適性がないなど、本人に原因がある場合もあるので、客観的に現状を見たうえで転職をする必要があります。

 

 

トレンド技術を使えるエンジニアになりたい

トレンド技術は需要に対して経験のあるエンジニアの数が限られるので、高年収が期待できます。

それにトレンド技術はオシャレというイメージもあり、トレンド技術を使える現場に転職したいと思っているエンジニアも多いです。

 

ただ、今流行りのクラウドやAIなどのトレンド技術に携われるエンジニアはほんの一握り。

トレンド技術に携わる現場に転職するためには、その技術を使った業務経験が必要です。

 

それに、IT業界は日々進化しており、今トレンドと言われる技術が廃れてしまう可能性もあります。

したがって、トレンド技術に携わるエンジニアになるにあたっては「今流行っているから」という理由で転職するのは危険でしょう。

 

この場合は、数年単位でキャリア計画を立て、それまでにトレンド技術が廃れないか見通しを立てたうえで転職すべきです。

 

 

労働環境や生活環境を変えたい

会社がブラックでホワイトな企業で働きたい、フリーランス、フレックスタイム制のような時間に融通が利く働き方がしたいなど、労働環境や生活環境と思っている人も多いはず。

IT業界の労働環境は社会問題になったことで改善されつつありますが、それでもブラック企業と呼ばれる企業はまだ多いです。

 

また、特にインフラ系の職種だと、仕事がシフト制で生活リズムが不規則になってしまっている人もいるでしょう。

労働環境を改善したいならスキルを身に着けることを最優先すべきです。

 

環境の良い職場ほど高いスキルが求められます。

そこでスキルがないまま転職してしまうと、転職先も今の環境とさほど変わらないようなブラック企業の可能性が高くなってしまうでしょう。

 

ただ、スキルを身に着けられる余裕がないほどの職場ということもあるはず。

この場合は希望する労働環境を実現できる職場に転職するまで時間がかかってしまいますが、自分が今持っているスキルでも採用してくれそうかつスキルアップが狙えそうな企業への転職をまず目指しましょう。

 

 

 

 

2.エンジニアの相談ごとや悩みを解決するために


エンジニア悩み相談関連画像
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それでは、これまで紹介してきた悩みはどんな方法で解決すれば良いのでしょうか。

解決のための手段を見ていきましょう。

 

悩みの根本を紙に書き可視化する

まずは自分の悩みの根本を把握するのに紙に書き出して可視化し、客観的に自分の現状を把握しましょう

転職活動をするにも、労働環境などについて上司に相談するにも、必ず悩みの根本を当人が理解していないと解決できません。

 

そこでおすすめする方法がジャーナリングです。

ジャーナリングとは、自分の頭にある考え事を思うがままに紙に書き出す方法です。

 

ジャーナリングのポイントは以下の3点です。

 

何も考えずに悩みを書き出す
できれば10分以上時間をかけて作業に取り組む
誰にも邪魔されない、静かな環境で取り組む

 

この3つのポイントを意識したうえで、頭を無にして仕事の悩みを書き出します。

そして、一通り悩みを書き出せたら、数日後に書き出した悩みを再度見て、フィードバックを行いましょう。

 

ジャーナリングで大切なのはフィードバックです。

紙に書き出された悩みを確認し、悩みの度合いや関係性を確認し、悩みの本質を把握しましょう。

 

 

悩みを第三者に打ち明ける

悩みが深刻になっているときほど、第三者に相談するのがおすすめです

人は疲れていたり、悩んでいたりするときほど、自分を客観視できなくなってしまいます。

 

そこで先ほど紹介したジャーナリングなどの方法で悩みを洗い出して、自分なりの解決策を考えたら、それが本当に自分にとってベストなのか把握するために人に相談してみましょう。

悩みを打ち明ける相談相手に関しては、できれば友人や家族、上司よりもキャリアアドバイザーなど自分と全く関わりのない第三者に相談すべきです。

 

人間関係に関する相談は身内でも良いでしょうが、給料などのことは身内だと本人にとって都合悪い意見が出にくいことがあります。

また、自分を知っている人は無意識にバイアスがかかり、客観的な意見が出にくい場合もあります。

 

そこで転職の相談を仕事にしている人に相談をすれば、現状を把握したうえで現実的な意見を聞けるでしょう。

 

 

転職や独立する

悩みを洗い出し第三者に相談したうえで、今の職場にいるよりも環境を変えた方が良いと判断したら、転職や独立を実現しましょう

転職活動する場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

 

転職サイトだと、待遇の良い求人に応募が集中してしまうので、大手企業などの質の良い求人は基本的に非公開扱いとなっています。

そこで転職エージェントだと、自分のスキルに合った仕事を紹介してもらえることから、高いスキルを持っていれば大手など高待遇の求人を紹介してもらえるでしょう。

 

転職活動に関しても、転職エージェントなら独自のコネクションを持っているので、転職先に良い印象を与えられるように働きかけてくれることが多いです。

また、フリーランスへと独立したり、起業したりする場合は、ある程度仕事の基盤を固めてから実行に移しましょう。

 

いきなり勢いで独立してしまうと仕事が獲得できず、生活を送れなくなってしまうリスクがあります。

フリーランスや起業は会社員よりも年収が高くなりやすいというメリットがありますが、正社員時代と比較して収入や保障が不安定になるなどデメリットも一定数あります。

 

特に駆け出しだとむしろ会社員時代よりも年収が低くなりやすいです。

したがって、ある程度固定のクライアントを確保したうえで独立してください。

 

 

 

 

3.エンジニアに相談できるサービス


エンジニア悩み相談関連画像
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エンジニアの悩みを解決するには、やはり同じエンジニアに相談するのがベストでしょう。

現役で活躍するエンジニアに直接相談できるサービスは多く存在しており、中でも特におすすめのサービスを紹介していきます。

 

MENTA(メンタ)

MENTAはプログラミングやデザイン、起業などIT系に特化した相談サービスです。

登録しているメンターは3,000人以上、利用者数は40,000人(2021年11月時点)とジャンル特化型な分規模は小さめ。

 

その代わりにMENTAはメンターのレベルは高いです。

総合型の相談サービスだと初心者を対象とした転職支援やプログラミング指導が中心なのに対し、MENTAはIT分野の起業家やフリーランスのメンターが多く「実務レベル内容を指導して、キャリア形成に役立つ仕事を紹介します」といった案件も存在します。

 

特にトレンド技術に携わりたいけれども応募資格が無い方や、これから独立したい方はぜひ活用したいサービスでしょう。

 

 

ココナラ(coconala)

ココナラは2022年2月の段階で会員数が279万人を突破している、国内最大級のスキルマーケットです。

ココナラは主にこれからのキャリアをどうしたいかわからない、上流工程に上がりたいなどといった相談に乗る案件が多いことから、初心者エンジニア向けのサービスと言えます。

 

ココナラのメリットは相談料の安さです。

他のサイトだと大体30分〜1時間5,000円程度が相場。

 

それに対してココナラは1時間1,000円〜2,000円程度がIT系の相談料の相場となっています。

お手頃価格なのは初心者向けの相談がメインでメンター側も高いスキルが必要ないという部分も大きいでしょうが、できるだけ安く転職やキャリアについて相談したい場合にはココナラがおすすめです。

 

 

 

タイムチケット(TimeTicket)

スキルサービスの先駆け的存在で、一時期はテレビでも多く取り上げられていたタイムチケット。

登録者数は70万人以上と、ココナラほどではありませんが知名度のあるサービスと言えるでしょう。

 

タイムチケットではプログラミング指導の案件が多い傾向にあり、1時間5,000円〜15,000円程度で気になる技術を学べます。

そのため、普段仕事で使わない技術について深く学びたい場面でおすすめのサービスです。

 

ちなみにタイムチケットにはゴールド認証制度と言って、ユーザーから高い評価を獲得した人が認定を受けられる制度が存在します。

ゴールド認証を基準に質の高い相談ができるメンターを選べるので、タイムチケットなら費用に見合わない指導をされる心配が少ないでしょう。

 

 

 

teratail(テラテイル)

teratailは転職支援サービスなどでおなじみのレバレジーズが運営するIT特化型の無料相談サイトです。

主に技術的な相談が中心となり、またエンジニアのキャリアや転職の相談もできます。

 

無料なので気軽に多くの人からの意見を聞けるのがteratailのメリットでしょう。

レスポンスも早く、悩みについてすぐに意見を聞きたい人にも向いています。

 

ただ、teratailは無料で利用できる分サービスの質は落ちることを理解したうえで利用した方が良いです。

teratailと検索すると関連キーワードに「うざい」「説教」「上から目線」というワードが出てくるほどなので、気軽に相談できる代わりにお金が発生しない分自分が望むような回答が返ってこなかったり、不快な回答が来たりする可能性があることも理解して利用しましょう。

 

 

 

4.まとめ


エンジニアとして働いていると、職場の人間関係、給料、将来のキャリアなど悩みは尽きません。

仕事の悩みを解決し、自分の希望する環境で働きたいなら、思い切って転職もしくは独立して環境を変えるのがベストでしょう。

 

ただ悩みを抱えていると、主観的になり悩みの本質を忘れて解決できないため、転職や独立も無駄に終わってしまう可能性が高くなります。

したがって、悩みごとがある場合は自分だけで解決しようとせずに、家族や友人など周りの人を頼ったり、転職支援サービスなどに相談したりして、必ず第三者の客観的や意見を聞くことを忘れないでください。

 

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