2023.03.02
会社に勤めることだけがすべてではない現代において、脚光が浴びているフリーランスエンジニア。
しかしインターネットには「フリーランスエンジニア 使えない」との声も散見されます。
そこで今回は、フリーランスエンジニアを今後検討している方/フリーランスエンジニアとして現在活動している方に向けて、フリーランスエンジニアの需要が高まっている理由や「使えない」と言われる理由、さらにフリーランスエンジニアとして成功できる人の特徴までを徹底解説します。
是非とも本記事を参考に、「使える」フリーランスエンジニアを目指してみてください。
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<目次>
1.フリーランスエンジニアの需要が高まっている理由は?
IT業界は慢性的な人手不足だから
フリーランスを対象としたエージェントサービスが増えているから
高収入が期待できるから
2.フリーランスエンジニアが使えないと言われる理由は?
納期に遅れる
健康管理ができない
スケジュール管理ができない
3.フリーランスエンジニアとして成功できる人の特徴は?
常に自己研鑽ができる人
積極的に営業活動できる人
環境の変化に対応できる人
4.まとめ
はじめに、フリーランスエンジニアの需要が高まっている理由についてみていきましょう。
第一の理由として、「IT業界は慢性的な人手不足だから」ということが挙げられます。
2023年現在の日本ではITエンジニアが圧倒的に不足しています。
経済産業省が2019年に発表したデータによると、 国内のIT人材は2030年には最大で79万人ほどの人材不足に陥るそうです。
昨今はITの時代であり、今やITは生活に欠かせない存在となりましたが、業界全体としてはまだまだスキルを持つエンジニアの数が足りていません。
そうした中で、一つの組織に縛られず即戦力として自由に働けるフリーランスエンジニアは、非常に魅力的な存在です。
さらにこうした流れに相まって、フリーランスエンジニアを対象としたエージェントサービスも増えてきています。
エージェントサービスは「仕事獲得のための営業する必要がない」「プロのキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれる」「正社員並みの保障が受けられるところもある」といったように、フリーランスエンジニアにとっては非常に強い味方です。
特に営業しなくてもフリーランス案件を獲得できるという点は非常に大きく、フリーランスエンジニアはフリーランスエージェントに登録するだけで、スキルや経験に応じて最適な案件を紹介してもらえます。
収入面においても、フリーランスエンジニアは高収入が期待できることから、非常に人気となっています。
IT業界で重要視されるのは常にスキルと実績で、 正社員としての経験がなくてもプログラミングや簡単な機能改修案件なら見つけることができるでしょう。
それにフリーランスにおいては、様々なジャンルの求人を見つけることができるため、ひとつ武器がある人にとっては働き先を見つけやすい環境であると言えるかもしれません。
それではここからはフリーランスエンジニアが使えないと言われる理由についてみていきましょう。
インターネット上には「フリーランスエンジニア 使えない」といった声も散見されています。
ご自身が当てはまっていないかどうか一度確認してみてください。
フリーランスエンジニアは会社勤めのエンジニアに勤めて「納期に遅れる」といったイメージも強いようです。
もちろんフリーランスエンジニアの多くがしっかりと納期を守る人たちだとは思いますが、企業のように上司など自分を管理する人がいないことや自分のスキルなどを過信してスケジュールをややタイトに設定する傾向にあるためか、納期にややルーズになってしまう人も中にはいると推測されます。
依頼先とフリーランスエンジニアの関係は業務委託であり、正社員や契約社員と比べると、契約内容にどうしても「軽さ」が出てきてしまうものでしょう。
実際に各企業内でも、「フリーランスよりも派遣先や自社のエンジニアの方が信頼して仕事を任せられる」といった声は多く、どうしてもフリーランスでは信頼性に欠けてしまうようです。
そうした現状が広まっているからこそ、フリーランスエンジニアとしてアピールするためには、まずはしっかりと納期を守ることが大切になってきます。
フリーランスエンジニアの方はより一層、クライアントとの契約内容をしっかりチェックしたり、期日よりも数日早く納品できるように余裕を持って仕事をしたりすることを心がけておくことを強くおすすめします。
フリーランスエンジニアは働き方が自由になる分、健康管理も全て自分で行わなくてはいけません。
フリーランスは終業時刻が定まっていない場合も多く、夜遅くまで仕事を行い生活リズムが乱れやすい働き方です。
稼働時間や仕事量の調整などの自己管理を怠ると、生活そのものが破綻してしまう恐れもあります。
フリーランスは健康管理がそのまま収入へと直結してしまうため、会社員よりもより一層の健康管理を図る必要があると言えるでしょう。
「受注している仕事量は適切か」「規則正しい生活ができているか」「健康診断は受けられているか」「メンタルの不調はないか」など、日頃から健康面のことを意識しておくことが大切です。
納期同様フリーランスエンジニアはスケジュール管理にルーズであるという認識も広まっているようです。
実際に会社や上司から離れて全て自分で管理できるようになると、スケジュール管理が甘くなってしまう人も少なくないでしょう。
フリーランスは基本的に成果報酬であり、獲得してきた案件数や納品した製品の数がそのまま収入に直結します。
スケジュール管理を誤り仕事を入れすぎたりすると健康面に被害が及ぶ可能性があります。
特にフリーランスになりたての頃は、自分のキャパシティや仕事の速さなどを把握しきれておらず、スケジュール管理が難しいです。
毎日進捗状況を確認するなど、自分自身で積極的にスケジュール管理と向き合うことが大切です。
それでは最後に、フリーランスエンジニアとして成功できる人の特徴についてみていきましょう。
フリーランスエンジニアとして活躍するためには、常に自己研鑽を心がけ新しいスキルの習得に励むことが必須です。
会社員では手厚い教育を受けられる場合も少なくないですが、フリーランスは組織に属していないため、自分で学習環境を整える必要があります。
有料のWebコンテンツを利用する、 勉強会やセミナーに参加する、あるいはプログラミングスクールを活用するなどして、自分自身から積極的に学習を進めていく姿勢が重要です。
IT業界では資格取得が一番のアピールとなる機会も多いため、継続的な学習を進めて自身の市場価値を高めていきたいところです。
IT業界に限らず、積極的に営業活動に励める人はフリーランスとなっても成功する確率が高いと言えるでしょう。
会社勤めの場合エンジニアの仕事はプログラムの設計や開発、運用など手を動かすことがメインであり、営業活動は営業担当の社員が勤めるということが一般的です。
しかしフリーランスでは、開発だけではなく営業活動さらに契約周りなどを全て自分で行わなくてはいけません。
そのため積極的な営業活動や営業のうまさが、収入に反映されてくるとも言えるでしょう。
営業活動が苦手な人は、マッチングサービスやエージェントサービスの利用を強くおすすめします。
営業活動が苦手な方はフリーランススタートをご活用ください。
フリーランスは働く環境の自由さがクローズアップされやすい働き方ですが、 雇用や収入、働く環境が不安定になることは現実として知っておきましょう。
生計を立てるための入念な対策は必須であり、フリーランスとなる前に移行したデメリットをしっかりと受け入れておくことが大切です。
また、フリーランスエンジニアは複数の現場に所属して働くという人も多く、環境の変化に対応する能力が求められます。
一般的にフリーランスと聞くと自宅やカフェで作業しているイメージも強いですが、エンジニアの場合は多数の会社に行き来して活動することが想定されますので、ここでも間違った認識を解消しておくことが重要です。
いかがでしたでしょうか。
今回は、フリーランスエンジニアを今後検討している方/フリーランスエンジニアとして現在活動している方に向けて、フリーランスエンジニアの需要が高まっている理由や「使えない」と言われる理由、さらにフリーランスエンジニアとして成功できる人の特徴までを徹底解説しました。
是非とも本記事を参考に正しくフリーランスエンジニアの実態を認識し「活躍できる」フリーランスエンジニアを目指してみてくださいね。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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