フリーランスエージェントの手数料(中間マージン)を徹底分析!手数料(中間マージン)の仕組みを完全解説!

フリーランスフリーランスエージェント手数料中間マージン

2019/04/25

こんちには元フリーランスエージェントのキャリアコンサルタントです。
あなたはフリーランスエージェントの手数料(中間マージン)についてどのくらい理解していますか?
今回は手数料(中間マージン)について徹底的に元フリーランスエージェントの視点から徹底解説していきます。
具体的には「手数料(中間マージン)の仕組みについて」「どの段階で取られるのか」「フリーランスエージェント毎の手数料(中間マージン)は幾らなのか」など手数料(中間マージン)の全てを網羅する内容です。

フリーランスエージェントからの案件紹介の際に手数料(中間マージン)を気にしたり、しっかりと理解した上で、案件に参画しているフリーランスエンジニアはどのぐらいるでしょうか?

手数料(中間マージン)の確認をしないことはご自身の報酬にも大きな影響を与える可能性があります。
「実は大量の中間マージンを抜かれてた!」なんて事も。。。

フリーランスエージェントの手数料(中間マージン)を理解して、今後のフリーランスエンジニア人生をより充実させましょう。

目次

1.手数料(中間マージン)とは

2.手数料(中間マージン)はどう決まるの?

3.手数料(中間マージン)はどの段階で発生するの?

4.各フリーランスエージェントの手数料(中間マージン)比較

 1.Midworks(ミッドワークス)

 2.PE-BANK

5.フリーランスエージェントの手数料(中間マージン)は約10~25%程度?

6.まとめ

 

1.手数料(中間マージン)とは


手数料(中間マージン)とは、フリーランスエンジニアがフリーランスエージェントを活用して案件参画をする際に支払うサービス費用です。
具体的に下記のようなサービスの対価として中間マージンを支払います。
・フリーランスエンジニア向けの案件を獲得する営業コスト
・専任コンサルタントの徹底的なサポート(ヒアリング、案件紹介、案件参画中フォロー、案件参画後 フォロー、継続的な案件紹介など)
・フリーランスエンジニアのための各種サービス(福利厚生、お役立ちコンテンツ)
・トラブル対応などのリスクマネジメントコスト

 

つまり手数料(中間マージン)は、フリーランスエンジニアが快適に案件探し、参画、稼働を行う体制を整えるための必要経費です。


手数料(中間マージン)を中抜きや搾取、ピンハネなどという悪い印象をお持ちのフリーランスエンジニアもいますが、

このように円滑な案件参画を行うための費用と考えると、手数料(中間マージン)に対する考え方は少々変わってくると思います。

フリーランスエンジニアとして、安定して案件参画出来るための必要費用と捉えるか、収入が減るデメリットな費用と捉えるか一度じっくり考えてみましょう。

 


2.手数料(中間マージン)はどう決まるの?


では、次に「手数料(中間マージン)がどのように設定されるか」を解説していきます。


手数料(中間マージン)は、各フリーランスエージェント毎に設定されています。
厳密にルールが定められている場合や営業コストや福利厚生やサポートの手厚さなどかかる費用を鑑みつつ、営業担当の裁量で手数料(中間マージン)を都度決めているなどです。

各フリーランスエージェント毎に手数料(中間マージン)は様々ですが、手数料(中間マージン)の設定方法には大きく3パターンがあります。

 

■手数料(中間マージン)の決め方1
契約回数によって手数料(中間マージン)を定めているパターンです。
初回〜5回目は20%,6~10回は15%,11回目以降は10%などです。
この場合、同じフリーランスエージェントとの契約を続ければ続けるほどお得です。

 

 

■手数料(中間マージン)の決め方2
金額によって手数料(中間マージン)を定めているパターンです。
~50万円までは20%,60万までは15%,80万以上は10%などです。
こちらは外部に公開されていないケースも多いです。
最低の手数料(中間マージン)を社内ルールなどで設定されている、または営業担当が意思決定できるケースも多いです。

 

 

■手数料(中間マージン)の決め方3
手数料(中間マージン)は50万の案件でも100万円の案件でも、一定固定というパターンです。
こちらの方式を採用しているフリーランスエージェントは手数料(中間マージン)を公開しているケースが多いです。

会社によって利率は異なりますが、大きくこのようなルールで手数料(中間マージン)設定を行っている事がほとんどでしょう。

 


3.手数料(中間マージン)はどの段階で発生するの?


ここでは「フリーランスエージェントが案件紹介する際の手数料(中間マージン)の流れ」と「商流」に関して説明します。

 

まず、フリーランスエージェントがクライアント企業から獲得した案件を、自社の手数料分を引いた単価でフリーランスエンジニアに紹介します。
この時、介在するエージェントが複数社になればその会社分の手数料がかかり、実際の手取りが低くなることになります。

この案件紹介や取引に介在する企業の流れを商流といいます。

いくつか商流の例を挙げると

・エンド企業⇛フリーランスエンジニア

・エンド企業⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスエンジニア

・エンド企業⇛SIer⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスエンジニア

などです。

 

手数料(マージン)の流れ
手数料(マージン)の流れ

 


図で説明すると上記のようになります。
(※手数料(中間マージン)は発注の部分で発生しています。)

フリーランスにとって「商流」を意識することは非常に大切です。商流が変わることで単価が10万円以上違うなんてこともあるためです。

そのため、案件紹介を受ける際にはできるだけ商流が浅い案件を希望しましょう。


ここで「エンド企業⇛フリーランスエンジニアの商流が最も良いじゃないか!」と思った方もいると思います。
もちろん金額的に見れば最も効率の良い商流ですし、直接知人やご自身の信頼できる方からの紹介の案件は積極的にエンド企業から直接受注するべきです。

ですが、単価減少のリスク、訴訟のリスク、営業工数がかかりすぎるリスクなどを考慮した際に、やはりフリーランスエージェント企業を1社商流に挟む事をおすすめします。

手数料(マージン)を払うことで複数のリスク・営業工数・事務工数などを肩代わりしてもらうのです。

 

 

4.各フリーランスエージェントの手数料(中間マージン)比較


フリーランスエージェントの多くは手数料(中間マージン)を非公開にしています。

公開しているフリーランスエージェントが限られますが、その中でもオススメの企業に絞り、手数料(中間マージン)を比較します。


 1.Midworks(ミッドワークス)

Midworks(ミッドワークス)は、株式会社Branding Engineerが運営するフリーランスエンジニアとしての独立をサポートするフリーランスエージェントです。

Web系エンジニアの支援に強く、スタートアップやベンチャー企業とのパイプが強いことも特徴です。

フリーランスエンジニアに給与保証などの他エージェントにはない手厚い福利厚生を提供しているため、初めてフリーランスになる方は登録することをおすすめします。

 <手数料(中間マージン)>
 ・10~15%
 保証パッケージを活用することで、低手数料(中間マージン)を提供しています。
 なお、クライアント単価は全て公開しています。


 Midworksの詳細はこちらから⇛

 

 2.PE-BANK
PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営しているITエンジニアのためのITエンジニアによるフリーランスエージェントです。
なお、日本で最も歴史あるフリーランスエージェントであり、案件取扱数、取引企業、エンジニア稼働数においてトップクラスです。

日本全国に多数の支店があるので、東京以外の地域で活躍したいフリーランスエンジニアの方は登録必須のエージェントです。


<手数料(中間マージン)>
・1回~12回:12%
・13回~24回:10%
・25回以上:8%
共同受注契約を行っているため、手数料(中間マージン)という考え方はなくフリーランスエンジニアと共に受注した報酬額の分配率で変化します。


PE-BANKの詳細はこちらから⇛

 

5.手数料(中間マージン)非公開エージェントの手数料は10~25%程度?


フリーランスエージェントの手数料(中間マージン)はエージェント毎により全く異なります。

手数料の公開は義務付けられていないため、非公開のフリーランスエージェントが多いことが実態です。

ですが、ほとんどのエージェントの手数料(中間マージン)は10~25%程度と考えられます。

 

その理由を今からご説明します。

 

 

■手数料公開企業のマージンが8~20%程度である

現在首都圏だけでも100以上のフリーランスエージェントが存在します。

このフリーランスエージェント間には当然競争が生まれます。

フリーランスエンジニアの方は3社以上のエージェントで営業活動を行えば、大きな手数料(中間マージン)を取る事が難しくなり、結果として10~30%程度の手数料(中間マージン)に落ち着くことが多いからです。

 

 

■エージェントはスキルアンマッチによるトラブルが最もリスク

エージェントの立場になって考えると、最もリスクなことはスキルアンマッチによるトラブルです。

手数料(中間マージン)を50%も取っているとクライアントから50万で発注を受けた場合に25万しかエンジニア本人に支払う事ができません。

当然クライアント企業は50万円に相当するスキルや貢献を期待しているため、期待値にズレが生じます。

そのため、手数料(中間マージン)を取りすぎることはクライアント企業、フリーランスエージェント、フリーランスエンジニアにとって幸せではないのです。

 

 

■ギークスジョブ取扱高の分析結果

2019年3月にマザース上場予定のギークス株式会社の新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)分析結果です。

ギークスジョブの2018年3月期のフリーランスエンジニア1人あたりの受注単価は約69.2万円です。

つまり手数料が50%であればフリーランスエンジニアへの月額発注単価は34.6万円です。ありえませんよね。

手数料(中間マージン)が10%と考えるとフリーランスエンジニアへの月額発注単価が60万以上なので、相場とも合うことがわかります。

むしろギークスジョブに関しては、非常に良心的な手数料(中間マージン)で案件を紹介してくれている事がわかります。


手数料が低いオススメのエージェント一覧はこちら⇛

 


6.まとめ


本記事ではフリーランスや今後フリーランスを検討している方向けに手数料(中間マージン)について解説しました。


フリーランスエンジニアとして、すでに案件に参画している方は手数料(中間マージン)を把握すると同時に商流の概念も理解することをオススメします。

今後フリーランスエンジニアを検討している方は、まず手数料(中間マージン)を理解しましょう。
手数料(中間マージン)を理解した上で、いくつかのフリーランスエージェントに登録することをオススメします。

手数料(中間マージン)はエージェントに聞いても教えてもらえない可能性が高いですが、ダメ元で営業担当に聞いてみると意外と答えてくれることもあります。
聞くのはタダですのでぜひ一度、参画中の案件の手数料を聞いてみてはいかがでしょうか?

エージェントからヒアリング出来ない場合でも、複数のエージェントで類似案件の単価を比較してみると、おおよその手数料(中間マージン)相場を把握することができるので、こういった観点からも複数エージェントに登録することはオススメです。

また、フリーランスエージェントを選択する際に手数料(中間マージン)以外のサポート内容もしっかり確認しましょう。

より良いフリーランスエージェントの見つけ方を知りたい方はこちら⇛

 

手数料(中間マージン)を公開している会社が最もマージン率が低いかというと、そういうわけではありませんので、まずはご自身が希望する条件で気になる案件にエントリーする事をオススメします。
 

本記事が少しでもフリーランスエンジニアの皆様のお役に立てましたら幸いです。