フリーランスとして納期厳守は当たり前!納期が気にならないテクニック方法を紹介

フリーランス常識

2021.08.31

フリーランスにとって納期を守ることは非常に重要です。

納期を守れないとクライアントからの評判が落ちてしまったり、継続して仕事をもらえなかったりすることもあります。

しかし、フリーランスは複数のクライアントと仕事をするケースもあり、スケジュールの管理がしっかりできないことも多いです。

納期までに仕事が終わらなかったり、納期がいつなのかクライアントと共有がされていなかったり、といった場合が多くあります。


そこで本記事ではフリーランスがどうしたら納期を厳守できるか、コツを紹介します。

納期の設定方法やタスク管理サービスの使い方、納期が守れない場合の対処方法などを解説します。


本記事を読むことで他のフリーランスがどのように納期管理をしているかわかるようになります。

フリーランスの方はぜひ最後まで読んで、納期を守れるようになりましょう。

 

 

 

1.フリーランスにとって納期は非常に重要です


フリーランス納期関連画像
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フリーランスにとって納期を守ることは制作物の品質を上げるのと同じくらい重要なことです。

なぜなら、納期を守れないとクライアントのスケジュールに影響が及んでしまい、結果クライアントからの信頼を失うことにつながるからです。

 

たとえば、納期が8/1までなのにも関わらず8/3に提出してしまうと、クライアントが制作物を精査する時間などが2日分削られてしまいます。

このような事態にならないよう、フリーランスは納期を守ることを意識しましょう。

 

 

 

 

2.フリーランスとして納期をしっかり設定するには?


フリーランス納期関連画像
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クライアントと納期がいつなのか共有されていなかったり、余裕のない納期を設定してしまったりすることがあります。

そうならないために、きちんとした納期の設定方法をまず覚えましょう。

 

以下のことを意識することで、フリーランスとして納期を設定できるようになります。

提示されている契約内容を確認
業務の優先順位付けを行う
スケジュールに余裕をもたせる
タスク管理サービスなどツールを使用する

 

提示されている契約内容を確認

基本的なことですが、クライアントから提示されている納期がいつまでなのか確認しましょう

納期について直接言われなくても、「◯◯までが納期」と契約書などに書かれている場合もあります。

 

納期が設定されていたことに気がつかず納期を守れなかった、というケースは意外と多いです。

また、どこにも納期が書かれていない場合は、クライアントに「いつまでに納品します」と提案することが重要です。

 

納期が契約書に記載されていない場合や知らせれていない場合、クライアントは「だいたい1週間で納品てくれるだろう」と見積もりを立てていることがあるからです。

1週間を過ぎても納品しなかった場合、スケジュールが崩れてしまうかもしれません。

 

このような問題を防ぐために、あらかじめ納期をいつにするのかしっかり決めておきましょう。

 

 

業務の優先順位付けを行う

フリーランスは複数のクライアントから仕事を請ける場合があります。

そんな場合は、どの仕事を先に片付けるのか優先順位を決める必要があります

 

優先順位をしっかりつけることも、納期を守るために重要なことです。

たとえば、簡単な仕事に先に手を出してしまい難しい仕事を後回しにした結果、納期を守るのが難しくなることがあります。

 

業務の優先順位をつけるには、以下の3つを意識するのが良いです。

納期はいつなのか
仕事量はどれくらいなのか
いつ頃完了できるか目処が立っている仕事なのか

 

また、様々な種類の仕事を同時並行しているなら、仕事の「難易度」と「重要度」を意識して細分化するとわかりやすいです。

 

以下はフリーランスプログラマーの仕事を優先順位付けをした例です。

難易度低い&重要度高い ⇒ 優先順位1 (仕事例:顧客に依頼された修正依頼、クレームメール返信)
難易度高い&重要度高い ⇒ 優先順位2 (仕事例:顧客に依頼された新規アプリ作成)
難易度低い&重要度低い ⇒ 優先順位3 (仕事例:新しい仕事を探す、営業メール送信)
難易度高い&重要度低い ⇒ 優先順位4 (仕事例:新しいスキルの習得、自社アプリの開発)

 

修正依頼やクレームメールの返信などは、難易度が低く上に重要性が高いので優先順位1とします。

顧客に依頼された新規アプリ作成は重要度は高いですが、すぐにできる簡単なことではないので優先順位2とします。

 

新しい仕事を探すのは今すぐにやらなくても良いですが、難易度は難しくないので優先順位3とします。

新しいスキルの習得や自社アプリの開発は難しい上に今すぐやらなくても問題はないので優先順位4とします。

 

このようにして「難易度」と「重要度」を軸に業務の優先順位をつければ、納期を厳守しやすくなります。

 

 

スケジュールに余裕をもたせる

納期を設定したら「今日はここまで進めて、明日はここまで……」という風に具体的なスケジュールを決めます。

スケジュールを決める際はなるべく余裕をもたせることを意識してください

 

たとえば、契約から納期まで1週間あるなら、5日間で制作物を完成させ、1日で最終チェックを行い、残りは予備日とするなど。

1ヶ月あるなら、3週間で制作物を完成させ、残りの4日で最終チェック、3日で予備日くらいが良いでしょう。

 

スケジュールに余裕もたせることで、万が一仕事が予定どおりに進まなかった場合も予備日で完了させられます。

また、「本当に間に合うかな」と心配しながら仕事をしなくてよくなり、精神的にも楽になります。

 

以上の理由から、スケジュールに余裕をもたせるようにしましょう。

 

 

タスク管理サービスなどツールを使用する

「スケジュール管理が難しい」という方はタスク管理サービスを使うことをおすすめします

タスク管理サービスを使えば、スケジュールを一括で管理できるようになり「この仕事の納期いつまでだっけ……」と思ってもすぐに確認できます。

 

タスク管理はエクセルでもできますが、専用ツールの方がプロジェクトごとにToDoをリスト化できたり、コメントを追加できたりするのでおすすめです。

たとえば「TimeTree」や「Brabio!」「Trello」といったタスク管理ツールが人気です。

 

スケジュール管理に苦手意識を持っている方は一度使ってみてください。

 

 

 

3.フリーランスで納期に間に合わない場合


フリーランス納期関連画像
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納期は原則として守るべきものですが、突然の身内の不幸や外すことの出来ない私用、体調を崩してしまったりして、納期に間に合わないこともあるかと思います。

そこで納期に間に合わない場合の対処方法を解説します。

相手にお詫びの連絡
相手に選択肢を明示

 

これらのことをしっかり行うことで、相手の心象をできるだけ悪くせずにすることができます。

 

相手にお詫びの連絡

納期に合わないと判断した場合、まずやるべきは相手にお詫びの連絡をすることです。

できるだけ早い段階、最低でも1週間ほど前には相手にメールや電話で報告をしましょう。

 

早めに伝えれば納期の調整をしてもらえたり、他のフリーランスに仕事を割り振ってもらえたりするかもしれません。

お詫びをするときは、なるべく最善を尽くす意向を伝え、相手に努力を怠っていると思われないようにすることが重要です。

 

また、納期を調整してもらった場合は、お礼を伝えるようにすることも忘れてはいけません。

もちろん連絡の際に怒られることもあるかもしれませんが、しっかり誠意を見せて早めにお詫びをするようにしましょう。

 

 

相手に選択肢を明示

納期に間に合わなことを伝える場合、相手に選択肢を明示することも意識しましょう。

成果物の現状、残りどのくらいの日数/工数で100%の成果物を納品できるのかなどを明示することが重要です。

 

たとえば「80%の完成度で納期までに納品するほうが良いか」「納期の3日後までに納品する方が良いか」など聞いてみましょう。

フリーランスが納期を守れないというのは予想外の事態な訳ですから、相手も戸惑っている場合があります。

 

選択肢を明示することで、相手もその後の判断をしやすくなります。

また、自分から選択肢を明示すれば責任感のある人と思われやすくなり、相手の印象も悪くなりにくいです。

 

このような理由から、相手に選択肢を明示することは重要と言えます。

 

 

 

 

4.フリーランスとして納期を厳守し継続的に稼ごう


フリーランスの納期の画像
フリーランスの納期の画像

 

フリーランスが納期を厳守することのメリットの1つに、継続的に稼げるというのがあります。

納期を守れなかった場合、クライアントは次からその人に依頼をしない可能性が高くなります。

 

フリーランスは継続案件が取れないと他のクライアントにまた営業しないといけないため、その分手間がかかってしまい、効率的に稼げなくなってしまいます。

つまり、納期を守れないとフリーランスとしての収入を下げてしまうことになりかねないのです。

 

このような事態を防ぐためにも、フリーランスは納期を厳守し継続的に稼げるようにしましょう。

 

 

 

 

5.まとめ


本記事ではフリーランスが納期を守れるようにする方法を解説しました。

スケジュールの管理方法や、納期に間に合わない場合の対処方法などがおわかり頂けたでしょうか。

 

繰り返しになりますが、フリーランスにとって納期を守ることは非常に重要です。

納期を守れるようにするだけでも、クライアントから信頼されやすくなり、案件を継続して獲得できるようになります。

フリーランスの方は本記事を参考にして納期厳守ができるようになりましょう。

 

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