公開日:2020.09.10
更新日:2025.03.24
フリーランスは日々の業務をこなしながら成長していくことが肝心です。
しかしながら、長年フリーランスとして働いていても中々成長しない人もいます。
そこで本記事では成長するフリーランスと成長しないフリーランスとでは何が違うのか、解説します。
それぞれどのような特徴を持っているのか、細かく説明していきますので、フリーランスの方は自分に当てはまるか確認してください。
また、フリーランスとして成長するには具体的に何をすれば良いかも解説していますので、ぜひ実践してみましょう。
本記事を読めば、フリーランスとして成長していくための手がかりが掴めるようになります。
伸び悩んでいるフリーランスの方、これからフリーランスを目指す方は本記事を参考にしてください。
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<目次>
1.フリーランスとして成長する人と成長しない人では何が変わるのか?
2.フリーランスとして成長する人の特徴
フリーランスとしての成長を明確に定義できる人
フリーランスとして実行力の高い人
フリーランスとして出来ない仕事にはNOを言える人
フリーランスとして自分のマネジメントが出来ている人
フリーランスとして自分のスキルレベルが把握出来ている人
3.フリーランスとして成長しない人の特徴
フリーランスとして考えるより行動をする人
フリーランスとして他人の意見を聞けない人
フリーランスとして他責にする人
フリーランスとして指示が出されることを待っている人
フリーランスとして初めてのことに挑戦しない人
4.フリーランスで成長するためにおすすめの方法
スキルアップを意識し自主的に時間を確保する
セミナーや勉強会などコミュニティ形成を図る
フリーランスエージェントやフリーランススタートを活用する
5.まとめ
成長するフリーランスと成長しないフリーランスとで、将来的に何が変わってくるのでしょうか。
結論から言うと、将来稼げる収益が変わってきます。
フリーランスは自分のスキルと収益がサラリーマン以上に比例しやすいです。
成長するフリーランスは収益もどんどん上げていくことができます。
対して成長しないフリーランスは、いつまでも低い単価の仕事を受注し、収益を上げることがてきません。
また、成長しないと「環境の変化に対応できない」恐れもあります。
特にIT分野はスキルの流行り廃りが激しく、10年前に使われていたスキルがもう使われていないこともあります。
そのため、新しいスキルを習得できないフリーランスエンジニアは、収益が上がらないどころか仕事を失ってしまう可能性があるのです。
このように、成長するフリーランスと成長しないフリーランスとでは、将来収益に大きな差がついてしまいます。
成長するフリーランスの特徴は次の4つです。
・フリーランスとしての成長を明確に定義できる人
・フリーランスとして実行力の高い人
・フリーランスとして出来ない仕事にはNOを言える人
・フリーランスとして自分のスキルレベルが把握出来ている人
これら3つに当てはまる人はフリーランスとして成長しやすい可能性が高いでしょう。
そもそも何を持って成長と定義するのかは人によって異なります。
フリーランスとして年収や収益をアップすることを成長と呼ぶのか、クライアント(企業)から評価されることを成長と呼ぶのか、目標は人それぞれです。
しかし、いずれにせよ目標を明確に立てていないフリーランスは、成長しにくい傾向があります。
逆に明確に立てている人は、自分がどこを目指すべきか方針がはっきりとしているので、成長がしやすいです。
会社員の場合は企業全体で目標が定義されていましたが、フリーランスは自分で目標を定義しないといけません。
そのため、成長したいフリーランスは、まずは目標を明確に定義しましょう。
実行力が高い人もフリーランスとして成功しやすい傾向にあります。
少しでも良い制作物にしようと日々努力する姿勢が肝心です。
具体的にはクライアント(企業)に言われるがままに作るのではなく、「ここをもっと変更したら良くなるのでは」と考えながら作成するなど、積極的な姿勢が求められます。
ほかにも、自分がいつもやっている仕事とは別種類の依頼が来たとき、躊躇せずに挑戦できる人も実行力が高いと言えます。
「自分にできるかわからないけれどやってみよう」と考えられる人は、たとえ失敗してもその失敗を次に活かすことができます。
実行力のないフリーランスは、日々の業務をこなすという作業になってしまい成長していくのが難しくなります。
フリーランスとして成長していないと感じたら、まずは目標を明確にし、その目標をクリアするために動くことが肝心です。
実行力を持っていながらも、ときには仕事を断ることもフリーランスにとっては大切です。
フリーランスとして自分が出来ない仕事、やるべきではない仕事には、N0を言える方が良いです。
フリーランスとして活動していると、自分がやりたいものとは逸れた仕事を依頼されることもあります。
たとえば、フリーランスエンジニアとして活動しているのにWebデザインの仕事を依頼されるなどです。
このような場合、無理してWebデザインを学んで仕事をこなすよりも、仕事を断ってしまう方が賢明と言えます。
Webデザインを学ぶ時間があるなら、プログラミングスキルを更に高めることを目指した方が良いからです。
「なんでもこなせる」というのは一見良いようですが器用貧乏になりがちです。
それよりも何か1つのことを極める方が、将来的に単価の高い仕事を得やすいです。
「自分がやるべき仕事は何か」を明確に定義し、出来ない仕事・専門外の仕事にはN0を言うことで、フリーランスとして成長していくことができます。
また、自分が出来る仕事を先にクライアント(企業)に明示しておくと、その後のコミュニケーションにおいて齟齬がなくなる可能性が高いでしょう。
自分のマネジメントができていることも、成長する/しないを分けるポイントとなります。
フリーランスは自由である反面、自己管理能力が高く求められます。
フリーランスの中には生活リズムが乱れてしまい、昼夜逆転してしまう人も多くいます。
このような事態を避けるためにフリーランスは自分のマネジメントをきちんと行う必要があるのです。
たとえば、TODOリストを作成して毎日の進捗を管理したり、仕事はこの時間からこの時間までと決めたりしましょう。
フリーランスとして自分のスキルレベルを把握しているかどうかも、成長の鍵を握ります。
フリーランスとして自分がどのくらいのレベルに今立っているのか客観的に判断できる人は、次にどのレベルを目指すべきかわかっています。
そのレベルを目指すために具体的な努力することができるのです。
また、自分のスキルレベルを把握することによりそのレベルに合った仕事を選択することができます。
簡単すぎてスキルアップできない仕事や難しすぎて時間がかかりすぎる仕事を避けることが可能です。
フリーランスエンジニアとしてそのエンジニア職種の平均年収を知りたい方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスとして成長しない人の特徴は次の5つです。
・フリーランスとして考えるより行動をする人
・フリーランスとして他人の意見を聞けない人
・フリーランスとして他責にする人
・フリーランスとして指示が出されることを待っている人
・フリーランスとして初めてのことに挑戦しない人
フリーランスの方はこれらの特徴に当てはまっていないか確認しましょう。
もし当てはまるなら要注意と言えますので、働き方を変えていくことをおすすめします。
フリーランスとして考えるより行動するタイプも成長できないと言えます。
フリーランスとしてある程度月日が経つと慣れてきて、日々の仕事の淡々とこなしていくだけになる人がいますが、これは良くありません。
なぜなら、流れ作業のように仕事をしている人は、結局自分が楽にできることしかやっていないことが多く、仕事を通じて成長することがないからです。
フリーランスとして成長する人は、「将来何がしたいか」「将来やりたいことのためにどのようにスキルアップしていけばよいか」を見据え、考えながら仕事をこなしていきます。
フリーランスとして他人の意見に耳を傾けない人は、成長するのが難しいと言えます。
フリーランスとしてもちろん自分を信じることも大事ですが、ときには人を意見を聞き、自分が間違って方向へ突っ走っていないか確認することが大事です。
つまり、他人の意見を聞くことにより客観的に物事を見れるようにすることが重要なのです。
たとえばフリーランスのコミュニティに所属して仲間に相談してみるなど、他人の意見を求めるようにしましょう。
他人の意見を聞けない人は、いつまで経っても同じことを繰り返している場合も多いです。
フリーランスとして、仕事で失敗した場合などに他人のせいにする人は、成長することができません。
他責にしてばかりで、自分は何も悪くないと考える人は、自分の業務の改善点を見つけることができず、次も同じ失敗を繰り返します。
自分にも悪いところがあったと認め、改善点を分析し、次の仕事に活かせるようになりましょう。
フリーランスとして指示が出されるのを待っている方も成長できないでしょう。
フリーランスとして成長したいなら、自分から積極的に制作物の改善点を提案したり、もっと効率的に業務を行う方法を考えたりする必要があります。
そのように積極的に動いていけばフリーランスとしての経験値が増えていき、成長に繋がるでしょう。
さらに、積極的(自発的)に行動することによりクライアント(企業)評価も上がる可能性が高いです。
自分が以前やったことのある仕事と似たような仕事ばかりを選択する人がいますが、これでは成長することができません。
ある程度新しいことにも取り組まないと、新しいスキルを身につけることができないからです。
もちろん、新しいことに挑戦するのは勇気が要ることでもあり挑戦する労力がかかるものですが、その勇気や労力に対する見返りが大きく、結果的にフリーランスとして成長することができます。
ただし無理はする必要ありません。
フリーランスの方は少しずつでも良いので、初めてのことに挑戦することを心掛けてみましょう。
ここまでフリーランスとして成長する人/しない人の特徴を挙げてきました。
ここからは、フリーランスとして成長するために、具体的に何をすべきかを解説していきます。
フリーランスとして成長するためには次の3つを行うのが良いです。
・スキルアップを意識し自主的に時間を確保する
・セミナーや勉強会などコミュニティ形成を図る
・フリーランスエージェントやフリーランスサービスサイトを活用する
上記の方法は今すぐに行えることなので、良いと思えるものがあれば実践してみましょう。
フリーランスとして成長したいなら、新しいスキルを自主的に勉強しましょう。
ただ、勉強しろと言われても「普段の業務が忙しすぎてできない」という場合もあるかと思います。
そこで、毎日「この時間からこの時間までは勉強に充てる」と決めておくのが重要になるのです。
このように決めておくことで、仕事量もそれに合わせコントロールすることができ、勉強時間を確保できます。
フリーランス向けのセミナーや勉強会は数多く開催されていますので、それらに参加してみるのも良いでしょう。
セミナーや勉強会に参加するメリットは、知識を得ることだけではありません。
フリーランス同士の繋がりを作ることができるのも大きな利点です。
他のフリーランスと繋がることができれば、その人達と切磋琢磨していき、途中で挫折することなく努力できます。
コミュニティは自分を成長へと導いてくれますので、何か1つ加入してみることをおすすめします。
フリーランスとして成長するため、どんなコミュニティがあるのか、知りたい方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスエージェントやフリーランススタートを活用するのも良いです。
フリーランスエージェントは、担当者が自分の変わりに仕事(案件)を見つけて応募してくれます。
担当者はサポートのプロであるため、自分のレベルに見合った案件を紹介してくれます。
自分で仕事(案件)を探すとどうしても簡単にできることばかり探しがちですが、フリーランスエージェントを使えばその問題は解決します。
これまでフリーランスエージェントやフリーランススタートを使ったことがない人は、ぜひ試してみてくださいね。
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本記事ではフリーランスの成長というテーマで解説してきました。
成長するフリーランスと成長しないフリーランスの特徴がおわかり頂けたでしょうか。
繰り返しになりますが、フリーランスは成長するかしないかによって、将来の収益に大きな差が出てきます。
収益をアップさせたいなら、フリーランスとして成長できるように努力することが重要です。
フリーランスとして成長するには、本記事で解説したように、スキルアップを意識したり、セミナーや勉強会に参加したり、積極的に動いていきましょう。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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