フリーランスの休日事情とは?フリーランスが休日を必要な理由や休みを取る前のポイントを解説!

フリーランス常識

2021.12.20

決まった休日がないからこそ、フリーランス(個人事業主)にとって休日は心と体を休める大切な時間です。
しかしそうとはわかっていても、案件や業務に追われてなかなか休めないし、休み方もイマイチわからない!という方も多いはず。


今回は、そうしたフリーランス(個人事業主)に向けて、フリーランス(個人事業主)の休日事情とフリーランス(個人事業主)が休みを取るべき3つの理由、そして休みを取る際のポイントまでを一挙に紹介します!

通常の休暇だけではなく、病気やけがをした際の対応まで記載しているので、これからフリーランス(個人事業主)になる人、フリーランス(個人事業主)になりたてでまだ自分のルーティンが決まっていない人は是非参考にしてみてください!

<目次>
1.フリーランス(個人事業主)の休日事情とは?
2.フリーランス(個人事業主)が休日をとるべき3つの理由
仕事のONとOFFの切り替えをしっかり行うため
フリーランス(個人事業主)としてスキル向上や次のビジネスの準備を行うため
会社員のように有給休暇や代休がないため
3.フリーランス(個人事業主)が休日を取る場合の3つのポイント
事前にスケジュールや納期を確認/調整しておく
クライアント(企業)に営業日や休暇日を伝えておく
休日時、緊急事態発生の対処法を予め決めておく
4.フリーランス(個人事業主)は病気やけがをした場合、休むことは可能?
フリーランス(個人事業主)自身がビジネス(事業)を行っている場合
フリーランス(個人事業主)として企業と契約を締結している場合
5.まとめ

 

 

 

1.フリーランス(個人事業主)の休日事情とは?


フリーランス(個人事業主)の休日関連画像
フリーランス(個人事業主)の休日関連画像

フリーランス(個人事業主)は、働き方が自由であるが故に会社員のように会社などから休日を指定されることもなく、「自分で休日を決めている」人がほとんどであると言えます。

その実態としては、大きく分けて3つです。

取引先の企業の休日などから、一般の会社員と同じ「平日勤務、土日休み」としているパターン。
趣味や家族、自分の時間を大切にするため「週休3日、4日」と、一般よりも多く休みをとるパターン。
1日あたりの労働時間を短くするために「基本的には週7日勤務」としているパターンです。

 

それぞれメリット/デメリットがありますが、フリーランス(個人事業主)も一般的な会社員同様に、休んだ方が良いと言えるでしょう。

その理由は大きく分けて3つあります。

 

それではこれから、順番に見ていきましょう!

 

 

 

2.フリーランス(個人事業主)が休日をとるべき3つの理由


フリーランス(個人事業主)の休日関連画像
フリーランス(個人事業主)の休日関連画像

特にフリーランス(個人事業主)として日が浅い方は、案件も収入も少ない場合が多く、昼夜問わず気が抜けずに仕事モードになってしまいがちです。

焦ってしまう気持ちはよくわかりますが、それでも休むべき理由を3つご紹介します。

 

仕事のONとOFFの切り替えをしっかり行うため

フリーランス(個人事業主)として「適度に休んだ方が、仕事の効率や成果が上がる」

人間は仕事の成果を伸ばすためにも休むことが必要なのです。

 

誰でも、ずっと仕事をしていると、集中力もパフォーマンスも知らず知らずに落ちてきます。

これは、人間である限りどうしようもないこと。そして再びエネルギーを回復させるためには、しっかり休んで脳をリフレッシュさせることが重要なのです。

 

また、休まずに仕事を続けることは身体面/精神面的にもよくないです。

ストレスなどから心の病を患ってしまうと、1年以上の休養が必要になることも。1日の休みを惜しんで1年間の休養になってしまう方が、業務のダメージは大きいですよね。

 

休日を作ることは、実は非常に合理的な選択でもあるのです。

 

フリーランス(個人事業主)としてストレスを溜め込まない方法知っていますか?

 

 

フリーランス(個人事業主)としてスキル向上や次のビジネスの準備を行うため

フリーランス(個人事業主)は、勤務年数ごとに給与も上がっていく会社員と違い、自分の能力に磨きをかけて自分自身で収入を上げていかなくてはなりません。

そのため、ひたすらに現在の仕事ばかりを追求していくのではなく、読書や資格勉強、新たなビジネス探しなどに投資をする時間も長い目で見れば非常に大切になってきます。

 

プログラミングやWebデザイナーなど、事業の種類によっては、新たな知識が自身の能力に直結してくるケースも多いはず。

つまり「息抜きをするための休日」以外にも、将来的にさらに成功するためには、自己投資のための休日も必要でしょう。

 

もちろん「休日」の意義も達成するため、あまり張り詰めすぎずリラックスしながらフリーランス(個人事業主)として着実に学びを深めていきましょう。

 

 

会社員のように有給休暇や代休がないため

一般的な会社員は、有給休暇や代休といった制度が配備されており、通常の土日休みに加えて休日を作ることができたり、休みの日に働いた場合は代休を獲得することができます。

しかしフリーランス(個人事業主)にはこうした概念が存在せず、せっかく自身で設定した休日に働いたとしても、何もしなければその休みは帰ってきません。

 

体や心が「疲れた」と言っている時は、健康的にも業務効率的にもしっかりと休むことが一番です

フリーランス(個人事業主)自身で代休や特別休暇のような制度を作り、「今週は頑張ったから、1日休みを入れよう」などと、理由づけさせるのも良いでしょう。

 

休日の感覚がなく、働こうと思えばいくらでも働けるフリーランス(個人事業主)だからこそ、休日に罪悪感を覚えてしまいがちです。

そもそも休むことは悪いことではありませんし、前述の通り、休息は健康的にも仕事的にも良いことなのです。

 

 

 

3.フリーランス(個人事業主)が休日を取る場合の3つのポイント


フリーランス(個人事業主)の休日関連画像
フリーランス(個人事業主)の休日関連画像

フリーランス(個人事業主)でも休日を取った方が良いことは理解いただけたと思いますが、会社のように制度として自動的にあるわけではない休みをどうやって獲得すればよいでしょうか。

ここではフリーランス(個人事業主)の休みの取り方に着目して、数々のケースに適した、休みを取る方法を紹介します。

 

事前にスケジュールや納期を確認/調整しておく

最も一般的な休みの取り方は、事前に休みたい日を決めておき、クライアント(企業)先に伝えておくなどで発注や納期の調整をしておく方法です。

フリーランス(個人事業主)としてこの場合は休日直前に申請するのではなく、ある程度日数に余裕を持って相手先に伝える方が良いでしょう。

 

直前に申し出をしてしまうと、クライアント(企業)側の計画上、思った通りの休日が取れなくなってしまったり、最悪の場合取引先クライアント(企業)からの信用を失ってしまったりすることも想定されます。

しかし、事前に休みたい旨を伝えておくこと自体は悪いことでもなんでもなく、クライアント(企業)側としても何とも思わず休みを許してくれることがほとんどです。

 

フリーランス(個人事業主)とクライアント(企業)の両者間の円満な関係のためにも前もって申し出て、休日当日は存分に休みましょう。

 

 

クライアント(企業)に営業日や休暇日を伝えておく

また、フリーランス(個人事業主)の場合でも、一般企業と同じように営業日/休暇日を定めておくことも一手です。

「毎週土日休み」のような一般的な休暇形態のほか、月末ごとに「来月のお休み」のような日程をクライアント(企業)に送っておくのも良いでしょう。

 

実際に、プライベートの予定も組みやすい点などから、数多くのフリーランス(個人事業主)がこの休日形態を採用しています。

注意点としては、繁忙期などと重なった場合、クライアント(企業)側としては事前に定まった休日を指定して欲しくない、といったことも考えられる点です。

 

特に、「常駐フリーランス」としてクライアント(企業)と関わっている場合は、どうしてもクライアント(企業)の忙しさに合わせる必要が出てきます。

クライアント(企業)との相談が肝になってきます。

 

フリーランス(個人事業主)として、不定期に休日を提案すべきか、それとも月末などに一括して休日を申請すべきか、自身の労働環境やクライアント(企業)側の状況を踏まえながら考えてみましょう

 

 

休日時、緊急事態発生の対処法を予め決めておく

フリーランス(個人事業主)として、プログラミングなど仕事内容によっては休日中に何か緊急事態が発生することも想定されます。

そうした時に焦らないよう、連絡先や休日中の対応の要項などを早い段階でクライアント(企業)と共有しておくことが大切です。

 

自分がいなくとも、クライアント(企業)だけで対応できるような事態が想定される場合は、そうした場合の対応マニュアルを作り、事前に共有してみても良いでしょう。

フリーランス(個人事業主)としてできる限り休日を謳歌するため、事前準備が大切です。

 

また、緊急事態時にはいわゆる「休日出勤」となるため、別途料金が発生するなどの取り決めも必ず事前にしておきましょう。

成果物を提出したあとで金銭的なトラブルを起こしてしまっては、今後のクライアント(企業)との関係に大きく響いてしまいます。

 

 

 

4.フリーランス(個人事業主)は病気やけがをした場合、休むことは可能?


フリーランス(個人事業主)の休日関連画像
フリーランス(個人事業主)の休日関連画像

フリーランス(個人事業主)自身がビジネス(事業)を行っている場合

フリーランス(個人事業主)自身でビジネス(事業)を行っている場合は、基本的にはいつでも休むことが可能といえます。

しかし社員や取引先など、他者との関係がある場合は、もちろんその人たちへの連絡は必要になってくるでしょう。

 

なお、入院など長期的な病気やけがを患ってしまった場合は、それに応じて収入も下がっていくことが考えられます。

労災保険や傷病手当金が受け取れるかどうかといった、国の保険制度などの知識を事前に持っておくことも大切です。

 

フリーランス(個人事業主)は正社員と比べて安定していないと思われがちですが、フリーランス(個人事業主)向けの小規模企業共済やフリーランス(個人事業主)向けの所得保証制度など、フリーランス(個人事業主)のための保険制度も様々に展開されています。

できれば大きな病気やけがに苛まれる前に、こうした組合に加入しておくと安心です。

 

フリーランス(個人事業主)として病気やけがのための保険をより詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

フリーランス(個人事業主)として企業と契約を締結している場合

フリーランス(個人事業主)として企業と契約を結んでいる場合は、「自宅等にて個人で業務を請け負っているか」「常駐フリーランス(個人事業主)として企業と契約しているか」によって対応が変わってくる場合があります。

「自宅等にて個人で仕事を請け負っている」場合には、納期に間に合う程度の風邪やけがであれば、特に休む申請などはしなくても良いでしょう。

 

ただし、「激しい頭痛でメール画面を見たくない」など、連絡頻度に支障が出る場合は、数日間連絡が取りにくくなる旨を伝えておくのが無難でしょう。

対して「常駐フリーランス(個人事業主)として企業と契約している」場合には、その契約先のクライアント(企業)のルールに準じた行動をとることになります。

 

同じ企業で働いている会社員同様、電話とメール連絡し、引継ぎ事項があれば伝達して、と言った流れが通常でしょう。

この場合の対応については、常駐先に直接聞いておくのが確実です。

 

 

 

5.まとめ 


いかがでしたでしょうか?

フリーランス(個人事業主)は休みの決まっていない自由な働き方であるからこそ、休日を取ることは非常に大切です

 

適度にしっかりと休んで、日頃の仕事のパフォーマンスを挙げ、自由な人生を押下していきましょう!

 

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