40代エンジニア未経験は転職できる?エンジニア転職するメリットや転職成功させるコツを紹介!

転職市場動向分析

公開日:2021.05.21

更新日:2025.03.24

40代からエンジニアに転職したくても、周囲から「40代から転職は厳しい」「若い人の方がエンジニアは有利だ」などと言われてしまう人は多いです。


確かに、40代からエンジニア転職するには難しいですし、全員が転職できる訳ではありません。
しかし、40代からエンジニアに転職するのが全く不可能と言われれば、そんなこともないです。


40代でもしっかり対策を立て、面接で意欲・スキルがあることをアピールできれば、エンジニアに転職できる可能性はあります。
そこで本記事では、40代未経験からエンジニアに転職する方法を解説します。


また、40代未経験でエンジニアに転職するメリットや、40代エンジニアの平均年収に関しても併せて解説します。
本記事を読むことで、40代未経験からエンジニアを目指す方法が分かります。
40代からエンジニアへの転職を希望している方は、ぜひ本記事をお読みください。

 

 

 

1.40代未経験でエンジニアに転職できる?


40代からエンジニア関連画像
40代からエンジニア関連画像

結論から言うと、40代未経験でもエンジニアへの転職は不可能ではありません

確かに、40代からエンジニアになるのは厳しいですが、それはエンジニアに限った話ではなく、未経験から異業種に転職する全ての転職者に言えることです。

 

異業種への転職が難しい理由として、企業側からしたら、40代よりも伸びしろのある若手を採用したいと思うからです。

また、40代を雇う場合給料も前職の給与を考慮しないといけないため、雇うのはコスパが悪いと言えます。

 

ただし、エンジニア職は求人数が多く、需要が高いため、40代未経験からでも参入する余地は、他の業界に比べれば多少はあります。

実際、40代未経験からエンジニアとして活躍する人もいます。

 

40代未経験からエンジニアへ転職するのは、不可能ではないことを覚えておきましょう。

 

 

 

 

2.40代未経験でエンジニアに転職するメリット


40代からエンジニア関連画像
40代からエンジニア関連画像

40代未経験からエンジニアへ転職するのには、いくつかメリットがあります。

40代未経験からエンジニアへ転職するメリットは、次の3つです。

 

将来性が高く、エンジニアへの需要は高い
エンジニアは高年収
フリーランスへ独立できる

 

これらのメリットがあるため、40代からエンジニアに転職するのも、決して悪い話ではありません。

1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

 

将来性が高く、エンジニアへの需要は高い

エンジニア職は将来性が高く、その上需要が高いのが転職するメリットです

なぜエンジニアは需要・将来性が高いかというと、IT製品は現在私達の身の回りに溢れており、今後も生活を発展させていくことが予想されるからです。

 

たとえは、企業の商品に関するWebページを作成すれば、商品の売上をアップさせられるので、Webページを代行して作成する仕事は多くあります。

つまり、IT業界拡大などの理由でエンジニアは需要・将来性が高く、これから参入するのはおすすめという訳です。

 

 

エンジニアは高年収

他の仕事に比べ高年収であるのも、エンジニアに転職するメリットです

なぜ年収が高いかというと、やはりエンジニア職の需要の高さが原因でしょう。

 

加えて、エンジニア職はスキルが必要なため、参入が容易ではなく、優秀な人材を確保するために、企業側も給料を高く設定するのです。

たとえば、フリーランスのエンジニアの場合、年収が1,000万円も超える人も多くいます。

 

このように、エンジニア職は高収入であるのも転職するメリットでしょう。

 

 

フリーランスへ独立できる

エンジニア職はフリーランスへ独立できるのも、転職するメリットです

アプリ開発やWebページ制作のフリーランス案件は数多くあり、フリーランスエンジニアとして多くの人が活躍しています。

 

プログラミングなどの作業は一人でも完結しやすく、エンジニアはフリーランス向きの職種と言えます。

特に40代からエンジニアを目指すなら、将来独立を視野に入れるのがおすすめです。

 

40代から異業種に転職しても昇進を目指すのは厳しいため、フリーランスへ独立することで年収アップを狙う方が良いからてす。

このようにエンジニア職は、フリーランスへ独立できるのもメリットでしょう。

 

 

 

3.40代エンジニアの平均年収


40代からエンジニア関連画像
40代からエンジニア関連画像

40代エンジニアの平均年収について解説します。

男性、女性それぞれいくら稼いでいるのか、調査した内容をまとめました。

 

40代男性エンジニア

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」を元に、40代男性エンジニアの平均年収を算出しました。

40歳の男性エンジニアの平均年収は607万円、45~49歳は619万円という結果でした。

 

ただし、これは20代からエンジニアを続けた人も含めた結果であり、40代からエンジニアに転職した人の統計ではないので注意です。

40代からエンジニアに転職した場合、これよりも年収が下がることが予想されます。

 

 

40代女性エンジニア

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」を元に、40代女性エンジニアの平均年収を算出しました。

40~44歳の女性エンジニアの平均年収は525万円、45~49歳は551万円という結果でした。

 

男性に比べ女性は、平均年収が70万前後下がっています。

 

 

フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアの平均年収も算出しました。

フリーランスエンジニアは年齢以上に経験やスキル、案件とのマッチ度などを重視する傾向にあるため「フリーランススタート」の平均単価を元に、年収を算出しています。

 

フリーランスエンジニア全体の平均年収は、814万円という結果でした。

会社員エンジニアの平均年収は約506万円ですのでフリーランスエンジニアの方が、平均年収は高めとなっています。

 

フリーランスの方が年収が高い理由は、参画する案件を自由に選択できる、フリーランスの方がスキルが高い、などが挙げられます。

 

 

 

 

4.40代未経験からエンジニア転職を成功させる方法


40代からエンジニア関連画像
40代からエンジニア関連画像

40代未経験からエンジニアへ転職するのは、容易ではありません。

何も準備せず面接に挑んでも大抵の場合落とされてしまいます。

 

そこで、40代未経験からエンジニアへ転職するコツを解説しましょう。

40代未経験からエンジニアへ転職するコツは次の5つです。

 

市場調査や業界研究を徹底調査する
プログラミングスクールやオンライン学習サービスを活用する
ポートフォリオやスキルシートをしっかり作り込む
クラウドソーシングサービスで実績を積み上げる
転職サイトや転職エージェントを活用する

 

これらのコツを意識することで、40代未経験からエンジニアへ転職できる確率が上がります。

1つ1つの40代未経験からエンジニアへ転職するコツについて、詳しくみていきましょう。

 

市場調査や業界研究を徹底調査する

まずやるべきことは、市場調査や業界研究を徹底的に行うことです。

市場調査や業界研究行うことで、プログラミング言語の習得難易度や流行りの言語などを理解できます。

 

習得難易度の低いプログラミング言語が分かれば、最短でスキルを身につけエンジニアになる方法が分かります。

また、報酬額の高い流行りの言語が分かれば、高収入を得られるエンジニアになる方法が分かります。

 

このように、時間をかけて市場調査や業界研究を行うことには価値があります。

 

 

プログラミングスクールやオンライン学習サービスを活用する

40代からエンジニアを目指すなら、プログラミングスクールを活用するのが良いです。

なぜなら、プログラミングスクールでは現役エンジニアなどの講師が教えてくれるため、効率的にスキルを習得できるからです。

 

40代の場合、一日でも早くエンジニアに転職したいでしょうから、独学よりもプログラミングスクールで勉強するのが良いでしょう。

プログラミングスクールは分からない箇所を質問できるため、途中で挫折せず学習を進められます。

 

多方面からのサポートがあり、プログラミングスクールを活用するのはおすすめです。

ただし、プログラミングスクールの多くは、40代はサポート対象外となっています。

 

入会できるプログラミングスクールが見つからない場合、オンライン学習サービスを活用するのが良いでしょう。

たとえば、Progateというサービスは教材がよくまとまっており、1つ1つの単元を着実に理解できます。

 

練習問題もあるため、理解度を確かめながら学習を進めていけます。

1からプログラミングを学ぶなら、プログラミングスクール、あるいはオンライン学習サービスを活用しましょう。

 

 

 

ポートフォリオやスキルシートをしっかり作り込む

40代からエンジニアを目指すなら、ポートフォリオやスキルシートは作り込みましょう。

なぜなら、ポートフォリオやスキルシートがあれば、未経験でもスキルがあることが伝わるからです。

 

面接で「こういう勉強をしました!」とだけ言っても説得力に欠けますが、実際の制作物を見せることで、どの程度のスキルレベルか面接官がイメージしやすくなります。

ポートフォリオやスキルシートをしっかり作り込むことで、40代未経験であっても転職確率を上げられるでしょう。

 

 

クラウドソーシングサービスで実績を積み上げる

ポートフォリオを作成したら、次はクラウドソーシングサービスで実績を積み上げましょう。

クラウドソーシングサービスで案件を獲得することで、開発実績を作ることができ、面接官にポートフォリオ以上のインパクトを与えられます。

 

クラウドソーシングサービスの案件は未経験者向けのものも多く、ポートフォリオを案件応募時に提出すれば、案件獲得率も格段に上がるでしょう。

クラウドソーシングサービスで実績を積み上げるところまでやることで、更にエンジニアへの転職確率を上げられます。

 

代表的なクラウドソーシングサービスは、クラウドワークスランサーズココナラなどあります。

 

 

転職サイトや転職エージェントを活用する

転職活動時は、転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職サイトや転職エージェントを活用することで、効率的に案件探しができます。

 

転職サイトでは求人が絞り込みやすくなっていますし、転職エージェントは転職のプロが自分に合った案件を探してくれます。

ただし、40代未経験では転職サイトやエージェントを使うだけでは、転職成功は難しいでしょう。

 

まずは、プログラミングスクールやオンライン学習サービスで、実務レベルのスキルを身につけてください。

その後、クラウドソーシングサービスで実績を作りましょう。

 

そこまでやってから転職サイトや転職エージェントを利用することで、ようやく転職成功への道が開かれます。

やはり、40代未経験からエンジニアに転職するには甘くありません。

 

他の転職者と差別化をはかれるよう、転職前にできることは全て行いましょう。

 

 

 

 

5.まとめ


本記事では、40代からエンジニアへ転職する方法、について解説しました。

40代からエンジニアへ転職するには、具体的に何をすればよいのか、お分かり頂けたかと思います。

 

40代からエンジニアへ転職するには難しいですが、不可能という訳ではありません

ポイントは、プログラミングスクールやオンライン学習サービスでスキルを身につける、ポートフォリオやスキルシートを作り込む、クラウドソーシングサービスで実績を作る、という過程を踏んだ上で転職活動することです。

 

転職前にスキルを身につけるところまでは多くの人がやっていますが、実績を作るところまでやっている人は少ないため、他の転職者と差別化をはかることができます。

後は、転職サイトや転職エージェントを活用し、効率的に自分に合った求人を探せるようにしましょう。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

 

フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!

 

フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから

 

フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから

 

 

本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

執筆者:フリーランススタート編集部

フリーランススタートは、日本最大級のフリーランス向け案件・求人検索サイトです。

複数のエージェントの案件を一括検索でき、スカウト機能や案件を後で見返せる気になるなどの便利な機能も充実しています。

あなたに最適な案件探しは、フリーランススタートにお任せください!

twitterでシェア
facebookでシェア
facebookでシェア

どのような記事を読みたいですか?

フリーランスお役立ち記事を検索

新着フリーランス求人・案件

おすすめフリーランス求人・案件