［目次］
1.Webディレクターの仕事内容とは？
2.Webディレクターに必要とされるスキル
3.デザイナーやプランナー未経験でWebディレクターになれるのか？
4.Webディレクター案件の相場単価
5.Webディレクター案件の数

6.Webディレクター案件は浅い商流で案件参画すれば高単価
7.Webディレクター案件で高単価を目指すために必要な3つの経験
8.Webディレクターの今後の動向
9.まとめ

Webディレクターとして単価相場と案件数を知らないということは、営業時や単価交渉時に非常に損をします。

フリーランスのWebディレクターができるだけ良いWebディレクター案件を受注出来るように単価相場と案件数について解説します。

Webディレクター案件の動向を掴み、Webディレクターとして損なくお仕事を行いましょう。

「単価が低い気がするフリーランスのWebディレクター」
「Webディレクターとして仕事を続けるか迷っている」
「これからWebディレクターとしてフリーランスになりたい」

などのWebディレクターの方向けの記事です。

 

 

 

1.Webディレクターの仕事内容とは？

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Webディレクターの仕事内容について見ていきましょう。
Webディレクターの仕事はプロジェクトメンバーの人材配置・スケジュール進捗管理・コンテンツ品質管理・現場スタッフ・クライアントの調整や折衝などです。他にもコンテンツ企画・クライアントに対しての提案を行うWebプランナーの仕事を同時に行うこともあります。なお、この場合企画書作成・取材・撮影・要件定義もWebディレクターの役目です。
WebディレクターはPhotoshopやIllustrator・Sketchなどのデザイン専門ソフトウェアやHTMLやCSS・JavaScript・jQueryなどのフロント開発言語も使用することが多いです。

 

 

 

2.Webディレクターに必要とされるスキル

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Webディレクターとして必要とされるスキルは以下です。
・スケジュール管理やコミュニケーションスキル
・デザインやフロント開発言語スキル
・Webマーケティングスキル

 

・スケジュール管理やコミュニケーションスキル

Webコンテンツ制作は、複数の案件が同時に動いている場合が多いです。そのため、Webディレクターは各案件の進捗状況やスケジュールをしっかりと把握することが必須です。またクライアント企業の認識の差異を予防するため、打ち合わせなどで情報を常に共有することもWebディレクターとして大切な仕事です。

 

・デザインやフロント開発言語スキル

Webディレクター案件はPhotoshop・Illustrator・SketchなどのデザインツールやHTML・CSS・JavaScript・jQueryなどの開発言語を要求するケースが多いです。
WebディレクターはWebデザイナーやフロントエンドエンジニアなどと連携を取ることも多いため、デザインやフロントで使用する開発ツールの知識や知見があることが望ましいです。

 

・Webマーケティングスキル
WebディレクターがSEO対策やリスティング広告の提案したり、メールマーケティング・クロスメディアマーケティング・ソーシャルメディアマーケティング・インバウンドマーケティングなどに携わる機会が増えています。
そのため、Webサイト制作以外にもWebマーケティングの知識や知見があるとWebディレクターとして非常に希少性が高まり、重宝されるでしょう。

 

 

 

3.デザイナーやプランナー未経験でWebディレクターになれるのか？

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実務経験のないデザイナーやプランナーがWebディレクターになることは非常に難しいですが、未経験でも採用している求人・案件はあります。
Webディレクター案件が少ない理由は企業が必要としているのは即戦力であるため、ある程度実務経験があるデザイナーの方が求人・案件に参画しやすいことなどが挙げられます。また、WebディレクターはWebデザイナーやWebプランナーとして実務経験を積んだ後になることが多いため、実務経験のないデザイナーやプランナーがなることは極めて少ないでしょう。
なお、IT業界は技術の進歩が早く、知識や情報を素早くキャッチアップすることが大変であることも理由の1つです。
しかし、現在、IT市場における深刻な人材不足に伴い、デザイナーやプランナー未経験でも、研修制度を設け積極的に採用している企業も存在しています。
その他、クラウドソーシングサービスを提供しているクラウドワークスやランサーズなどに登録をして、報酬を得ながら自身のデザインやWebディレクションスキルを磨いていく方法があります。
実際にスキルのインプットとアウトプットを繰り返すことで素早く上達出来たり、実務経験を積むことでフリーランスのWebディレクターとして活躍することも大いに可能です。

 

 

 

4.Webディレクター案件の相場単価

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Webディレクターの相場単価ですが、業務委託における月額相場単価は、作業時間の目安を週5常駐で月140~180時間とした場合、50~80万円程度です。
平均単価は62.2万円、中央値単価は65万円、最高単価は120万円、最低単価は20万円です。フリーランススタート運営事務局調べ：2019年5月時点）

Webディレクター案件は他の職種に比べても比較的高単価であると言えるでしょう。
しかし、単価はWebディレクターとしての経験年数やWebコンテンツの規模・開発スキルなどにより大きく異なります。
これまでのフリーランスのWebディレクターのご支援や参画案件の実績から、経験年数別の相場単価をまとめました。（フリーランススタート運営事務局調べ：2019年5月時点）
※独自調査であるため、あくまで目安としてお考え下さい。
 

Webディレクター経験1年未満          25万円～30万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webディレクター経験1年    　　　   30万円～40万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webディレクター経験2年    　　  　 40万円～50万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webディレクター経験3年    　　　   50万円～60万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webディレクター経験4年    　　 　  60万円～70万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webディレクター経験5年以上　　    70万円～90万円/月(週5常駐案件の相場単価)

 

Webディレクター案件にて参画中または営業中のWebディレクターは自身の現在単価と相場単価を比較してみましょう。

Webディレクターの経験年数に対して相場単価から大きく下回るようでしたら、参画する案件や営業支援していただいているフリーランスエージェントの変更または単価交渉なども検討に入れるべきです。
案件やエージェントの変更を行うだけで、単価が月10万アップしたという話は良く耳にします。月10万の単価アップを年収に換算すると100万以上の差が生まれます。

 

 

 

5.Webディレクター案件の数

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Webディレクター相場単価を把握するために需要やIT市場の動向を理解することが大切です。
Webディレクターの需要は他エンジニアなどと比較すると高めです。
その理由は今後IT市場全体の成長における人材不足が懸念されているため、求人有効倍率が今以上に上昇し、需要が高まる可能性は大いにあることが挙げられます。
もし相場単価と経験年数が大幅にずれている場合は案件変更やエージェント変更など営業手法を積極的に見直しましょう。

実際にWebディレクター案件が多いフリーランスエージェントはどこなのか？
各サービス上に公開されているWebディレクター案件数をまとめました。（2019年5月時点）
数多くあるフリーランスエージェントの中からWebディレクター案件を豊富に持つエージェントを厳選しています。
 

最も多くWebディレクター案件を公開しているフリーランスエージェントはフリエン（Frien）です。
ついでtechcareer freelance、業界最大手のレバテッククリエイターの順番です。
ハッピーエンジニアは4位、スキルコネクトは5位、FREE-DAは6位、レバテックフリーランスは7位、フォスターフリーランスは8位です。

フリーランスエージェント各社は公開中のWebディレクター案件だけでなく、登録中のWebディレクター専用の非公開案件を保有しています。
非公開案件はまだインターネットには出回らない優良なWebディレクター案件が多いため、複数フリーランスエージェントに登録し、定期的に非公開のWebディレクター案件情報を取得しましょう。

 

 

 

6.Webディレクター案件は浅い商流で案件参画すれば高単価

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マージン（手数料）を取るSIerやフリーランスエージェントなどの中間企業の数を減らせば減らすほど、Webディレクター案件の単価はアップします。

下記の商流を目安にWebディレクター案件を探しましょう。
エンド企業⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスコンサルタント・エンジニア

 

ここで「エンド企業⇛フリーランスコンサルタント・エンジニアの商流が最も良いじゃないか！」と思った方もいると思います。
もちろん金額的に見れば最も効率の良い商流ですし、直接知人やご自身の信頼できる方からの紹介の案件は積極的にエンド企業から直接受注するべきです。

ですが、訴訟のリスク、営業工数がかかりすぎるリスクなどを考慮に入れた際に、やはりフリーランスエージェント企業を1社商流に挟む事をおすすめします。

手数料（マージン）を払うことでリスク・営業工数・事務工数などを肩代わりしてもらうのです。

 

 

 

7.Webディレクター案件で高単価を目指すために必要な3つの経験

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Webディレクター案件で高単価を目指すためには、Webディレクターの経験と熟練度のアップが欠かせません。
その上で下記のようなことに経験したり、意識付けることで、高単価でWebディレクター案件を受注する事が出来ます。
 

 

・大規模のディレクション実績やマネジメントの経験

大規模なディレクション実績やマネジメント経験を打ち合わせ時にアピールする事で、大規模なディレクター・プロデューサーでの参画が想定されるため、高単価になる可能性があります。

 

・業界・業務知識ごとの専門知識

Webディレクター案件に該当するもしくは類似する業界・業務知識ごとの専門知識を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。
例：使用する開発言語、Webマーケティング、SNS、EC、CtoC、BtoC、BtoB、人工知能（AI）、ビッグデータ、ブロックチェーン、クラウドなど

 

・Webディレクターで使用する可能性がある開発スキル経験

例えば、Webディレクターは、
-Photoshop
-Illustrator
-Sketch
-WordPress
-JavaScript
-PHP
-jQuery

 

などを使用します。
案件に該当するもしくは類似する開発スキルを使用した経験を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。

 

 

 

8.Webディレクター案件の今後の動向

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今後フリーランス業界でWebディレクターはどうなっていくのでしょうか？

WebディレクターはWeb業界のプロジェクトを指揮・管理する職種であるため、Web業界が成長してくる今後、幅広く活躍出来ます。Webに関わるエンジニアやディレクター・プロデューサーの人口も年々増加傾向であるため、今後もニーズが減少することはないでしょう。
現在、ソーシャルゲーム市場やスマホ市場の拡大を含むIT業界が急速な成長していることや徐々に他業界でもIT化が促進されていることなどの理由から、Webディレクターの需要は高まっています。
2030年までに最大で約78.9万人のIT人材不足が見込まれ、2019年3月現在の有効求人倍率は約8倍です。
そのため、今後もWebディレクター求人・案件は増加し、Webディレクターのニーズが増すことが予想されます。
フリーランスエンジニア市場が拡大することが予想されるため、Webディレクターと類似しているプロデューサーやフロントエンドエンジニア・Webデザイナーも需要があることが見込まれます。そのためWebディレクター以外のトレンドや動向を常に確認し、様々な知識や知見を蓄え、自身の希少性を高めたり、フリーランスとしてWebディレクター以外の職種も選択できるようにしましょう。
フリーランスのWebディレクターとして、常に開発スキルを磨いていくことで、将来がより安泰になるでしょう。

 

 

 

8.まとめ

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この記事ではWebディレクター案件の動向と単価相場についてお話させていただきました。
多くのWebディレクターさんにとって参考になれば幸いです。
本記事を執筆しているフリーランススタートはフリーランスエンジニア向けの案件検索サイトです。
Webディレクター案件探しは是非フリーランススタートにお任せください。