公開日:2022.01.21
更新日:2025.03.24
基幹システムを導入する際、大別してパッケージシステムとスクラッチ開発の2種類があります。
どちらを選べば良いのか迷っている方もいるでしょう。
双方のメリット・デメリットを理解し、自社の業務に合った導入方法を選ぶことが重要です。
そこで今回は、パッケージシステムについて、導入するメリット・デメリットからスクラッチ開発の違いまで詳しく解説します。
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<目次>
1. そもそもパッケージシステムとは
2.パッケージシステムを導入するメリット
導入期間が短い
初期費用が安い
保守運用がしやすい
3.スクラッチ(独自)開発とは
4.スクラッチ(独自)開発を導入するメリット
他社にはない独自のシステムを構築できる
サポート打ち切りのリスクがない
5.まとめ
パッケージシステムとは、すでに出来上がっているシステムのことです。
特定の分野で汎用的に機能するソフトウェアを指します。
パッケージシステムを導入するメリットは以下の通りです。
・導入期間が短い
・初期費用が安い
・保守運用がしやすい
パッケージシステムはゼロから開発する必要がないため、導入期間が短いです。
導入する環境さえ整っていれば、すぐに導入できます。
パッケージシステムは導入までの手順は簡素化されているものが多く、導入時の負担は軽いです。
一方で、ゼロから開発する場合はシステムを作る段階から細かく打ち合わせを重ねる必要があるでしょう。
自ずと、導入までの時間を要します。
また、ゼロから開発するのと比較すると、初期費用を抑えることが可能です。
大量生産されている分、1システムあたりのコストが安くなります。
既製品のため、保守運用のノウハウも広く出回っており、運用しやすいです。
ただし、自社の業務に合っているパッケージシステムを選ぶことが前提となります。
パッケージシステムは、業務の専門性が高くない企業や、初期費用を抑えたい企業におすすめです。
すぐに出来上がっているパッケージシステムとは異なり、ゼロからの開発をスクラッチ(独自)と呼びます。
要望に応じたオーダーメイドの開発となります。
スクラッチ(独自)開発を導入するメリットは以下の通りです。
・他社にはない独自のシステムを構築できる
・サポートの打ち切りのリスクがない
独自で開発を行うため、他社にはない独自のシステムを構築可能です。
ビジネス環境の変化に応じて、柔軟に対応できます。
初期費用や導入期間の長さを考慮すると、資金や人材に余力のある企業に向いている開発です。
他社が行っていない新規事業の立ち上げ時など、他社と差別化を図りたい場合、最適の開発方法でしょう。
パッケージシステムは導入期間の短さや初期費用が安いなどのメリットがある一方、サポート打ち切りのリスクがあります。
例えばSAP ERPなどシステム環境の変化に伴い、パッケージシステムが陳腐化し、サポートを打ち切る場合があるからです。
昨今は中小企業でもスクラッチ開発を導入する企業が増えています。
システムをカスタマイズすることで、自社の業務にマッチしたものを作り、社員がスムーズに利用できるようになるでしょう。
今回はパッケージシステムを導入するメリット・デメリットについて解説してきました。
パッケージシステムには、導入期間が短い、初期費用が安いなどのメリットがあります。
一方で、他社にはない独自のシステムを構築することはできません。
「自社の業務に合っているか」がポイントです。
パッケージシステムのメリット・デメリットを理解した上で、パッケージシステムの導入を検討しましょう。
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