2022.04.08
アクセルファクターというサービスがあることを知ったが、他のファクタリング会社と比べてどのような特徴があるのか分からないという方も多いかと思います。
ファクタリング会社によってサービス内容は異なるため、自社に合ったものを選択することが肝心でしょう。
本記事ではアクセルファクターのサービス詳細や特徴、口コミについてまとめました。
また、アクセルファクターのサービス利用時の注意点や流れについても解説しています。
本記事を読むことでアクセルファクターがどういったサービスなのか分かり、利用すべきか検討することが可能です。
アクセルファクターに興味があるフリーランス(個人事業主)や経営者の方は参考にしてください。
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<目次>
1.アクセルファクターとは?
ファクタリングサービスとは
アクセルファクター会社情報
2.アクセルファクターのサービス詳細
アクセルファクターの審査時間(入金スピード)
アクセルファクターの手数料
アクセルファクターの必要書類
3.アクセルファクターの特長
アクセルファクターの特長①:フリーランス(個人事業主)・法人の双方が利用可能
アクセルファクターの特長②:審査通過率が高く、最短即日で資金調達可能
アクセルファクターの特長③:2者間・3者間ファクタリングの両方に対応
アクセルファクターの特長④:半年先の売掛債権も資金調達可能
4.アクセルファクター利用時に知っておくべき注意点
必要書類が多数
高額債権は利用不可
完全オンラインファクタリングではない
5.アクセルファクター利用者の口コミ/評判は?
6.アクセルファクターを利用する際の5つの流れ
①フォームより申し込み
②必要書類提出
③審査
④契約と入金
⑤売掛金回収
7.まとめ
アクセルファクターはファクタリングサービスを提供する会社です。
ファクタリング会社は全国に100以上ありますが、アクセルファクターは法人だけでなくフリーランス(個人事業主)でも使える点が特徴です。
さらに、売掛金が少額でも対応してくれる点や即日で入金処理まで行ってくれること、手数料が安いことなども特徴として挙げられるでしょう。
また、アクセルファクターは売掛債権の買取だけでなく、その後の経営改善のためのサポートも提供しています。
ファクタリングを利用した結果中長期的にキャッシュフローを圧迫してしまい、経営難に陥る企業もあります。
そこでアクセルファクターは、徐々にファクタリングでの資金化額を減らしていけるように、長期的にサポートを行ってくれます。
このようにアクセルファクターは、ファクタリングの中でも利用者にとって健全なサービスであることを意識しています。
ファクタリングとは、売掛債権や請求書を買い取ってくれるサービスのことです。
売掛債権とは、商品・サービスを提供した側が顧客から代金の支払いを受ける権利を指します。
個人間の取引では、商品・サービスを受けると同時に代金が支払われることがほとんどです。
しかし、法人間あるいは法人と個人の取引では、商品・サービスを受けてから数日後~数ヶ月後に代金が支払われることが多いです。
たとえば、A社がB社にシステム開発を提供する場合で考えてみます。
A社は1月15日に仕事を完遂しB社に請求書を渡し、B社に6月15日に代金を支払うように要求したとしましょう。
この場合、A社は1月15日から6月15日まで「売掛債権」を持っているが、実際のお金は手元にないという状態です。
もしA社が緊急でお金(現金)が必要になった場合、銀行から融資を受ける必要が出てくるでしょう。
しかし、最近は銀行から融資を受けるハードルが高く、時間を要するだけでなく必ずしも資金調達できるとはかぎりません。
こういった場合に役立つのが、ファクタリングです。
ファクタリング会社はA社の持つ売掛債権を買い取ってくれます。
A社は6月15日まで待たずに実際のお金を得ることができます。
このように、売掛債権や請求書を買い取ることで企業の資金調達を助けるのがファクタリングサービスの役割です。
なお、ファクタリングは、売掛債権に保険をかける(保証型ファクタリング)と現金化するサービス(買取型ファクタリング)の2種類あり、アクセルファクターは買取型ファクタリングです。
アクセルファクターの会社情報についてまとめました。
会社名 |
株式会社アクセルファクター |
代表取締役 |
本成 善大 |
資本金 |
2億8,447万円(グループ総資本金) |
所在地 |
本社) |
営業時間 |
9:30-19:00(定休日:土日、祝日) |
フリーダイヤル |
0120-077-739 |
メールアドレス |
info@accelfacter.co.jp |
事業内容 |
ファクタリング事業 |
株式会社アクセルファクターの親会社は、ネクステージ株式会社です。
ネクステージ株式会社は通販・エンタメ・ファイナンシャル・へルスケアの4つの領域を、9つの小会社にて事業を展開している大企業です。
特に、通販領域ではVIAGEやLUNAなど有名ブランドをいくつか持っています。
アクセルファクターのサービス詳細についてまとめました。
2者間ファクタリング |
◯ |
3者間ファクタリング |
◯ |
ご利用対象者 |
法人・フリーランス(個人事業主) |
手数料 |
2%〜 |
買取金額 |
30万〜1億 |
入金スピード |
原則即日対応 |
オンライン完結 |
×(郵送は可能) |
債権譲渡登記 |
審査の結果により登記不要での契約も可能 |
アクセルファクターはこのようなサービス内容となっています。
他のファクタリング会社に比べて、手数料が安く入金スピードも早いのが特徴です。
また、アクセルファクターの次の項目について個別に詳しく解説していきます。
・アクセルファクターの審査時間(入金スピード)
・アクセルファクターの手数料
・アクセルファクターの必要書類
ここで解説している情報は株式会社アクセルファクターの公式サイトを参考にしています。
アクセルファクターの審査時間(入金スピードは)は基本的には即日、最短で3時間となっています。
審査は1時間ほどでかかりますが、利用者の半数以上がその日のうちに審査から入金まで完了しています。
そのため、アクセルファクターは緊急時の資金調達に活用しやすいです。
アクセルファクターの手数料は売掛金の額によって異なります。
それぞれ手数料は次のようになっています。
売掛債権額 |
ファクタリング手数料 |
~100万円 |
10%〜 |
101~500万円 |
5%〜 |
501~1000万円 |
2%〜 |
1001万円以上 |
別途ご相談 |
売掛金が多いほど手数料が下がる仕組みになっています。
アクセルファクターは審査時に提出しないといけない書類が多いので注意です。
アクセルファクターの必要書類は次の6つです。
・御請求書又は御見積書
・預金通帳
・決算報告書
・代表者様の身分証明書
・代表者様及びお会社の実印
・印鑑証明書
※個人印鑑証明書は住所地を管轄する市区町村役場、法人印鑑証明書は本店所在地を管轄する法務局で取得可能
必要書類に関する詳しい説明はこちらをご確認ください。
アクセルファクターの特徴についてまとめました。
アクセルファクターの特徴は次の4つです。
・アクセルファクターの特長①:フリーランス(個人事業主)・法人の双方が利用可能
・アクセルファクターの特長②:審査通過率が高く、最短即日で資金調達可能
・アクセルファクターの特長③:2者間・3者間ファクタリングの両方に対応
・アクセルファクターの特長④:半年先の売掛債権も資金調達可能
1つ1つのアクセルファクターの特徴について詳しく解説していきます。
アクセルファクターはフリーランス(個人事業主)の方も利用可能です。
ファクタリングサービスは数多くあるものの、ほとんどが法人のみの対応となっており、フリーランス(個人事業主)は利用ができません。
フリーランス(個人事業主)の場合売掛金が少ないため、ファクタリング会社が売掛債権を買い取っても多くの利益が得られないためです。
また、フリーランス(個人事業主)は信頼性においても法人より下がるため、審査が厳しくなってしまう傾向があります。
しかし、アクセルファクターは「全ての企業のセーフティネットでありたい」という方針であるため、フリーランス(個人事業主)の利用も許可しています。
少額債権の買取も歓迎していますし、審査通過率も高くなっています。
フリーランス(個人事業主)は銀行から融資を受けるのが難しく、資金調達の面で苦労することが多いため、誰でも利用ができるという特長は大きいでしょう。
アクセルファクターは審査通過率が高いのも特長です。
公式サイトには通過率93%と書かれており、他会社と比べても高いと推測されます。
他のファクタリング会社で審査に落とされてしまった場合でも、アクセルファクターに申し込めば対応してくれる可能性はあるでしょう。
たとえば、ネット銀行による取引が中心だったため通帳の原本が用意できない場合、他のファクタリング会社では審査に落ちることもあります。
アクセルファクターなら代替書類を提出すれば、通過できる可能性があります。
また、アクセルファクターは通過率が高いうえに審査が早いのも特長です。
提出書類をすぐにスタッフが確認し、入金処理まで最短即日で行ってくれます。
その日のうちに資金調達できるため、緊急時などにも活用しやすいでしょう。
アクセルファクターは2者間ファクタリング・3者間ファクタリングの両方に対応しており、状況に応じて使い分けることが可能です。
2者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者のみが関わる形式です。
顧客から売掛金が入金されたとき、利用者がファクタリング会社に送金します。
顧側にはファクタリング会社を利用したことが知らされない仕組みとなっています。
3者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社、売掛先企業の3者が関わる形式です。
まず、顧客にファクタリング会社の利用を知らせ、同意を得る必要があります。
顧客は売掛金を直接ファクタリング会社に送金します。
2者間ファクタリングには次のメリットがあります。
・顧客側にファクタリングの利用が知らされない(信頼が落ちるリスクを防げる)
・顧客を挟まない分入金までのスピードが早い
一方、3者間ファクタリングには次のメリットがあります。
・債権譲渡登記が必要ない可能性がある
・手数料が安くなる場合が多い
・ファクタリング会社へ売掛金の送金を自分で行う必要がない
両ファクタリングの特長を踏まえたうえでどちらを選択すべきか決めましょう。
アクセルファクターは半年先の売掛債権も資金調達可能です。
他のファクタリング会社では、支払いまでの期間が長い場合断られる場合も多いです。
なぜなら、支払いが遅い売掛債権は回収できないリスクがあるためです。
しかし、アクセルファクターはやはり「全ての企業のセーフティネットでありたい」という方針であるため、支払いまでの期間を理由に断ることが少ないです。
建設業などは支払いまでの期間が特に長くなりやすいですが、アクセルファクターなら利用しやすいでしょう。
アクセルファクター利用時に知っておくべき注意点を3つ紹介します。
・必要書類が多数
・高額債権は利用不可
・完全オンラインファクタリングではない
これら3つは利用前に確認しておくことをおすすめします。
1つ1つのアクセルファクター利用時に知っておくべき注意点について詳しく解説します。
アクセルファクターは必要書類が多い点に注意です。
上記で解説した6つの書類が必要となります。
利用者の中には書類の準備に時間を取られすぎてしまった人もいるようです。
ただ、必要書類が多いと審査がスムーズになり、素早い入金や手数料の減少につながる側面もあるため、仕方がないと言えるでしょう。
アクセルファクターでは高額債権は利用不可となっています。
公式サイトでは1億円までと書かれており、1億円以上の場合お断りされてしまうと予想されます。
アクセルファクターは少額の売掛金を中心に扱う方針であるため上限を設けていると推測されます。
高額債権にも対応すると即日入金が難しくなったり審査通過率が下がってしまったりするデメリットもあると思われます。
売掛金が1億円以上の場合、他のファクタリング会社を利用した方が良いでしょう。
たとえば、ビートレーディングは3億円までの売掛金に対応しています。
アクセルファクターは完全オンライン対応は行っていないため注意です。
必要書類の提出は本社まで行くか、郵送などで行う必要があり、書類は印刷しないといけません。
オンライン対応が良いなら他のファクタリング会社を使うと良いでしょう。
たとえば、OLTAクラウドファクタリングやFREENANCE(フリーナンス)即日払いはオンライン上で書類の提出などが行えるうえに、対面での審査がありません。
アクセルファクターを実際に利用した人の口コミ/評判をまとめました。
アクセルファクターの良い口コミ/評判には次のようなものがあります。
・その日のうちに振り込んでもらえた
・売掛金が50万円でも買い取ってもらえた
・振り込み後の連絡も10分以内にしてもらえた
・ヘルプシステムの対応もスムーズだった
全体的には対応の早さ・売掛金の下限の低さを称賛する声が多かったです。
一方、アクセルファクターの悪い口コミ/評判には次のようなものがあります。
・100万円以下の売掛債権にかかる手数料が10%と高め
・必要な書類が多く作成が面倒
・利用金額の上限が決められている
・手数料が予想以上に高かった
手数料の高さや必要書類の多さ、売掛金の上限が決められていることに関しては、否定的な声もいくつかありました。
最後に、アクセルファクターを利用する際の流れについて解説します。
アクセルファクターは次の5つの流れで利用します。
①フォームより申し込み
②必要書類提出
③審査
④契約と入金
⑤売掛金回収
1つ1つの利用の流れについて詳しく解説していきます。
まずはアクセルファクターのお申込みフォームから申し込みます。
申し込みの際には希望調達額を選択する必要があります。
申し込み後、入力したメールアドレス宛に必要書類の案内が届きます。
案内の確認後、書類の用意を行いましょう。
3者間ファクタリングの場合、フォーム申し込み後以下の工程が加わります。
・売掛先への3者間ファクタリングの打診と内諾
必要書類を全て用意したら提出します。
書類の提出は実際に来店しなくても郵送等でも行えます。
提出した書類を元にアクセルファクターが審査を行います。
ファクタリング申し込み時に必要な書類
・身分証明書
・印鑑証明書
・決算内容確認書類
・売掛金証明書類
・通帳などの入金確認書類
・納税証明書などその他書類
・法人登記簿謄本(法人のみ)
審査の前にアクセルファクターからヒアリングが行われます。
ヒアリングでは売掛債権の詳細などを確認されます。
ヒアリング後、申し込みを行うか改めて聞かれます。
申し込むと決定したら審査がはじまります。
30分~1時間を目安に審査結果の案内か届きます。
審査に合格すると、アクセルファクターから買取債権額・手数料が提示されます。
買取債権額・手数料に問題がなければ、アクセルファクターと契約を行います。
アクセルファクターでは、原則契約したその日のうちに入金処理が行われます。
銀行口座に振り込まれていることを確認したらひとまず完了です。
その後、アクセルファクターが売掛金回収を行います。
売掛金回収方法は、2者間ファクタリングか3者間ファクタリングで異なります。
2者間ファクタリングの場合、利用者が売掛先企業から入金された売掛金をアクセルファクターに送金する必要があります。
3者間ファクタリングの場合、売掛先企業が直接アクセルファクターに売掛金を入金するため、利用者は特に対応を行う必要がありません。
本記事ではアクセルファクターについて解説しました。
アクセルファクターのサービス詳細や特徴、利用時の注意点などがお分かりいただけたかと思います。
アクセルファクターはフリーランスでも活用できる珍しいファクタリングサービスです。
手数料も比較的安いうえに少ない売掛金でも利用が可能です。
さらに、審査の通過率も93%と高く、窓口が広いサービスと言えます。
緊急時の資金調達には便利なサービスなので、何かあったときのためにアクセルファクターについて覚えておくと良いでしょう。
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