CMSとは?概要や種類と特徴、基本機能、メリット・デメリット、確認ポイント、おすすめのツールについて解説

IT業界常識

2022.12.07

CMSとは、「Content Management System」の略で、Web制作に関するプログラミングスキル/知識が無くても、誰でも簡単に自社サイトやホームページの作成・更新・運営ができるシステムのことです。
本記事では「CMS」に焦点を当て、CMSの概要や種類と特徴、基本機能、メリット・デメリット、確認ポイント、おすすめのツールなどについて詳しく解説します。

現在ITエンジニアやWebデザイナーなどクリエイティブ職に従事している方はぜひご一読ください。

<目次>
1.CMSとは?
2.CMSの種類と特徴
オープンソース型CMS
商用パッケージ型CMS
フルスクラッチ型CMS
3.CMSの基本機能
コンテンツ作成・編集機能
ユーザー管理機能
プラグイン機能
4.CMSのメリット
初心者でもWebページの制作・更新が簡単
Webサイト運用を複数人で分担できる
マルチデバイスで対応可能
SNSと連携しやすい
5.CMSのデメリット
データ移行やサイトリニューアルに伴うコストがかかる
システム自体の操作に慣れる必要がある
CMSごとに機能が違う
セキュリティに脆弱性がある
6.CMSを選ぶ時に確認したいポイント
Webサイトの制作目的を明確にする
対応規模の確認
保守性・サポート体制の確認
7.CMSの例
WordPres
WiX
8.まとめ

 

 

 

1.CMSとは?


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CMSとは、「Content Management System」の略で、Web制作に関するプログラミングスキル/知識が無くても、誰でも簡単に自社サイトやホームページの作成・更新・運営ができるシステムのことです。

従来のホームページ作成・更新は、HTMLやCSS、JavaScriptなどの開発言語を習得する必要があり、制作に関する専門スキルや知識が必要でした。 

 

しかし、CMSを活用すればWeb制作に関する初心者でも簡単にページの制作や更新が可能です。

 

 

 

2.CMSの種類と特徴


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ここでは、CMSの種類と特徴について解説します。

 

オープンソース型CMS

オープンソース型CMSとは、CMSのプログラム本体のソースコードが一般公開されているCMSです。

ライセンス費用がかからないという特徴があるので、安価に導入することができます。

 

また、デザインやテンプレートのカスタマイズも豊富かつ簡単です。

ただし、オープンソース型CMSは企業での商用利用を前提として設計されていません。

 

そのため、大規模なWebサイト制作には不向きなCMSと言えるでしょう。

また、公式サポートが付随していない製品が多く、プログラムの不具合や脆弱性、セキュリティ弊害などのトラブルは全て自己責任になるという点に注意が必要です。

 

【代表的な製品】

WordPress
Drupal
Concrete5

 

 

商用パッケージ型CMS

商用パッケージ型CMSとは、システムベンダーが商品として販売するCMSです。

ベンダーからの公式サポートを受けられたり、システムの不具合や脆弱性などに対する保証がある点にメリットがあります。

 

基本的に、企業での商用利用を前提として開発されているので、大規模なWebサイトにも対応できる製品が多いです。

ただし、システム導入時にライセンス費用がかかります。

 

また、Webサイト構築時の初期費用が高くなりがちという点にも注意が必要です。

【代表的な製品】

中規模サイト向け(数千~数万ページ程度)

大規模サイト向け(数万ページ以上)

HeartCore
NOREN

Sitecore
Adobe Experience Manager

 

 

フルスクラッチ型CMS

フルスクラッチ型CMSとは、Webサイトの開発から運用まで全て自社内で用意し、独自で開発されたCMSです。

独自機能を盛り込んで複雑なカスタマイズを行いたい場合に開発・導入を検討します。

 

ただし、一から設計・開発を行うので、導入費用は高額に、導入までの期間は長い点に注意が必要です。

 

 

 

 

3.CMSの基本機能


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ここでは、CMSの基本機能について3点解説します。

 

コンテンツ作成・編集機能

基本的にWebサイトを制作をする際、専門的なプログラミングスキル/知識が必要で、コーディングと呼ばれるソースコードの記述が必要です。

対してCMSでWebサイトを制作すると、テキストや画像レイアウトなど、WordやGoogleドキュメントと似た感覚で管理画面から見た目を確認しながら直感的に編集できます。

 

そのため、Web制作に関するプログラミングスキル/知識は必要ありません。

 

 

ユーザー管理機能

CMSには、ユーザー管理機能が備わっているツールもあります。

操作履歴の記録やユーザーごとの権限設定などのカスタマイズを容易に行えます。

 

そのため、CMSへのログイン状況や操作履歴を追跡し、責任を明確化できます。

また、ユーザー権限の設定機能を活用すれば、重要コンテンツを特定ユーザーのみの操作に限定できるため、誤った変更・削除などのトラブルを回避することが可能です。

 

 

プラグイン機能

CMSには、機能を拡張する「プラグイン」が用意されていることが多いです。

プラグインとは、拡張機能のことです。

 

WebブラウザやCMSなどに機能を追加し、扱いやすくするためのプログラムです。

たとえば、WordPressにはSEOを自動で行ってくれるプラグインやセキュリティ対策を強化できるプラグインなど、便利なプラグインが豊富にあります。

 

プラグインは無料・有料とさまざまななので、自社のWebサイトに必要なものを選択・導入しましょう。

 

 

 

4.CMSのメリット


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ここでは、CMSのメリットについて4点解説します。

 

初心者でもWebページの制作・更新が簡単

CMSのインターフェースを通してテキストや画像、テンプレートを編集すれば、専門知識が無くてもWebサイトの制作や更新が可能です。

極端な話、マーケターや人事担当者、経理の方など誰でも簡単にWeb制作ができます。

 

 

Webサイト運用を複数人で分担できる

CMSを導入すると、Webサイトに権限を付与し、複数人で運用することができます。

たとえば、IDやパスワードを複数発行でき、ユーザーごとに操作できる部分を制限することも可能です。

 

 

マルチデバイスで対応可能

CMSの多くは、マルチデバイスへの対応機能がデフォルトで整備されています。

HTML・CSSで1から制作されたWebサイトは、パソコン用とスマホ用のWebサイトを別々に制作する必要がありました。

 

しかし、CMSでは1度Webサイトを更新すれば全て同期されているため、デバイスごとのページが最適化されます。

ユーザビリティの観点から、マルチデバイス対応をデフォルトにすることをおすすめします。

 

 

SNSと連携しやすい

CMSとSNSと連携しやすいかどうかは、Webサイト集客に大きく影響するでしょう。

CMSを導入する際は、TwitterやInstagramなどの主要SNSとの連動できるかでソーシャルチャネルからの流入に大きな変化が生まれます。

 

たとえば、ページ内にソーシャルシェアを促進するボタンが設置できるかどうかや、ソーシャルシェア時の投稿文言を変更できるかどうか、SNSで読者がページをシェアしたくなるデザインページになっているかなどは、PVやCVに大きく影響を及ぼします。

 

 

 

5.CMSのデメリット


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ここでは、CMSのデメリットについて4点解説します。

 

データ移行やサイトリニューアルに伴うコストがかかる

CMSの導入時、既存の環境からデータ移行をする必要があります。

Webサイトの規模にもよりますが、リニューアルには、ある程度の時間とコストが必要になることを把握しておきましょう。

 

 

システム操作に慣れる必要がある

CMSの操作は、基本的に簡単ですが、作業フローに関するある程度のスキル/知識は必要です。

また、無料のCMSは公式のサポート体制が無いことが多いので、操作方法で不明点ができた場合、自分で調べる必要がある点も注意が必要です。

 

 

CMSごとに機能が違う

CMSは、その製品ごとに強みとしている機能や扱える機能は異なります。

そのため、自社に必要な機能が揃っているかどうか、導入前に事前確認が必要です。

 

 

セキュリティに脆弱性がある

CMSは、時間や場所を問わず更新できるメリットがありますが、不正アクセスやサイバー攻撃などのセキュリティリスクに懸念があります。

脆弱性を突いたサイバー攻撃は近年多発しており、CMSを選ぶ際はセキュリティに対策できる製品かどうがを必ず考慮しましょう。

 

 

 

6.CMSを選ぶ時に確認したいポイント


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ここでは、CMSを選ぶ際のポイントについて5点解説します。

 

Webサイトの制作目的を明確にする

CMSを導入する際は、Webサイトの制作目的を明確にしましょう。

システムの操作性やテーマ・プラグインなど、CMSごとに強みとしている機能や特徴は異なります。

 

現在、自社のCMSにはどのような課題点があり、その課題をクリアするにはどのような機能が必要なのかを明確にすることが大切です。

 

 

対応規模の確認

大規模なWebサイトを管理する場合は、データ量が膨大になりがちです。

規模に合わない処理性能のCMSを利用していると、利用するサーバーに負荷がかかりやすく、ページの表示速度が遅くなったり、画像の処理速度が遅くなるなどの弊害が生じやすくなります。

 

自社サイトのユーザーアクセス数やトラフィック量など、運営規模を正確に把握し、最適なCMSを導入しましょう。

 

 

保守性・サポート体制の確認

導入予定のCMSに保守性・サポート体制が搭載されているかは、確認したいポイントです。

中には、アップデートやバックアップなどの保守管理機能が搭載されておらず、全て自身で行わなければならないCMSも場合があります。

 

また、不明点について、どのようなサポートをどのくらい受けられるかという観点もチェックが必要です。

もし運用担当者のシステム知識が浅い場合は、外部委託も検討しましょう。

 

 

 

7.CMSの例


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ここでは、CMSの例について2点解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

WordPress

WordPressはPHPで制作されたオープンソースのCMSの一種です。

2022年10月現在、Webの約43%がこのWordPressで作成されています。

 

【WordPressの特徴】

シェアが世界・日本No.1のため、情報が豊富で勉強しやすく、今後も開発・改善が進みやすい
テーマの種類が10,000種類以上
プラグインの種類が60,000種類以上

 

 

WiX

WiXは、2006年にイスラエルで設立された企業によるクラウド型CMSのサービスです。

Wixは更新数が少ないポートフォリオサイトなどの静的なサイト制作に使用されることが多いです。 

 

【WiXの特徴】

Wixの基本機能は無料で利用できる
テンプレートが800種類以上から選べる
独自のSEOチェックリストが作成できるため、SEO対策不足の箇所や改善ポイントがわかりやすい

 

 

 

 

8.まとめ


今回は現在ITエンジニアやWebデザイナーなどクリエイティブ職に従事している方に向けて、CMSの概要や種類と特徴、基本機能、メリット・デメリット、確認ポイント、おすすめのツールなどについて詳しく解説してきました。

CMSを活用することで、Webサイトの運用を効率化するだけでなく、自社の売上増大や効果的なブランディングが期待できます。

 

また、近年コンテンツマーケティングやSEO対策にもCMSが活用されており、CMSそのものがマーケティングツールとして浸透しつつあります。

競合他社に遅れを取らないためにも、ぜひ本記事を参考にCMSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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