公開日:2020.02.24
更新日:2025.01.27
Salesforceエンジニアという言葉をSaasやPaasと共に聞いたり、見たりすることが多くなってきているかと思います。
Salesforceはセールスフォース・ドットコム社が提供するクラウド型のビジネスアプリケーションです。
Salesforceエンジニアとは、クラウド型CRM(顧客関係管理)ソフトウェア『Salesforce』の導入・開発・保守エンジニアのことを指します。
そんな今回は、Salesforceエンジニアの仕事内容や必要スキル、資格情報、将来性について詳しく解説していきます。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・Salesforceエンジニアとしてフリーランスを今後検討している方
・Salesforceエンジニアとしてフリーランスで活躍をしている方
・Salesforceエンジニアに興味・関心がある方
・Salesforceなどの技術に興味・関心がある方
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<目次>
1.Salesforceとは?
2.Salesforceエンジニアの仕事内容とは?
3.Salesforceエンジニアに必要な開発スキルとは?
4.Salesforceエンジニアの将来性とは?
5.まとめ
Salesforceは、クラウドコンピューティング市場におけるシェア、営業・サポート・マーケティングのソリューションともに全世界No.1を誇る、業界最大のシェアサービスです。クラウド型のビジネスアプリケーションを提供しています。
Salesforceは米国カリフォルニア州に本社を置くsalesforce.com, Inc.によって運営されています。
日本法人である株式会社セールスフォース・ドットコムは東京都千代田区丸の内にあり、2020年現在日本におけるCRMの市場シェアにおいて第1位の39.9%を占めています。
Salesforceは、クラウド上で顧客管理・営業管理などを行うことができます。
ソフトウェアをWeb上でサービスとして提供するSaaS型のアプリケーションです。従来はソフトウェアをパッケージ製品としてPCにインストールするタイプが主流でしたが、SaaS型はユーザーが必要な機能だけを選択して利用可能です。
選択した機能や利用状況に応じて料金を支払うので、企業はコストやリスクを最小限に抑えられます。
必要のない機能を省いて操作性や処理性能の低下を防ぎ、ビジネスの変化に対応して柔軟に機能を拡張していくことができます。
Salesforceは標準で豊富な機能を搭載しています。
豊富な機能は営業支援・顧客管理・案件管理・見積管理・商談・社内情報共有SNS・売上予測・B2Bマーケティング等様々なものがあります。広範囲にわたるビジネス要件に応えるためにより多くの機能が必要になることもあります。
また、Force.com上に構築されたアプリケーションは、Service Cloud・Sales Cloud・Community Cloudがあり、これらアプリケーション開発は、Javaに良く似たApexというプログラミング言語を使用します。
ApexではSalesforceユーザインターフェースのたくさんの機能にプログラムでアクセスが可能で、外部SOAP・REST Webサービスと統合出来ます。Apexコードは様々な手段を使い実行できます。
Salesforceは、各企業が必要な機能だけを選択できる従量課金性のサービスなので、業種や事業規模を問わず利用可能です。Salesforceの導入企業は世界中で約15万社以上に登ります。
また、Salesforceを導入している企業の2/3以上は中小企業で、大規模から小規模まで活用されているサービスです。
Salesforceエンジニアの主な仕事内容は、既存の社内システムとして使われるSalesforceの開発・運用・機能追加・導入支援です。
つまり、SalesforceエンジニアはSalesforceを導入している企業が最適に活用出来るようにカスタマイズすることが主な仕事内容です。
Salesforce独自の開発プラットフォームであるForce.com上で実施され、画面UIの変更やオブジェクトの追加、ロジックの変更をApex言語などを使い開発します。またドキュメント整備、テスト、障害対応が仕事内容に含まれます。
企業毎によってSalesforceのカスタマイズを行うため、Salesforceエンジニアは開発以外にも、企業の事業内容や業務フローなどを把握していることが望ましいでしょう。
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Salesforceエンジニアに必要な開発スキルはApexでの開発経験とSalesforceの開発経験です。
ApexとはSalesforceのプラットフォームであるforce.comで使用されるスクリプト言語です。
Salesforce上ではApexを使用し、コーディングを実施、サーバ上で保存、コンパイル、実行を行います。
そのため、SalesforceにはApexの開発経験が必要になります。
Salesforce上でコーディングも可能ですが、Eclipseプラグインも配布されていますので、そちらを使い開発することも可能です。
なお、ApexはJavaに類似しており、未経験でもJava開発経験がある場合、求人・案件に参画出来る可能性もあります。
Salesforceには独自の認定資格があります。
資格体系は「CRM管理者/コンサルタント、開発者/アーキテクト、マーケター/コンサルタント」の各担当者別に分けられており、基本資格と上位資格が設けられています。
上位資格は基本資格を取った後に受験することができる資格です。
Salesforce認定試験費用は20000円であり、合格率は非公開となっています。
Salesforce認定資格の特徴は年3回行われるSalesforceアップグレードに対応して試験問題が改定されることで、資格保有者は受験し資格を更新し続けることが必要です。
取得したSalesforce認定資格はグローバル基準のため、どこか1カ国で資格を習得した場合、世界中どこでも資格保持者として扱われます。
Salesforceの資格を保持することにより、Salesforce自体に関する自身の理解力を資格によって示すことができるため、求人・案件先の企業の方から信頼されやすいでしょう。
Salesforceエンジニアの需要はあるでしょう。
Salesforceの導入企業は2020年現在、世界中で約15万社以上に登ります。
Salesforce導入企業の2/3以上は中小企業で、大規模から小規模まで活用されているサービスです。
Salesforceでは日本国内事業の拡大と社員増加に対応する目的で世界で8番目・アジアで初となる「セールスフォースタワー」の稼働準備に取り掛かっており、2021年下半期に稼働開始とのことです。
Salesforceは2019年から2024年までの5年間に最大2,000人の増員を行う計画を発表しており、社内システムをクラウド化する流れが現在継続する企業も増加していることが予想できます。
また、フリーランスエンジニア専門の求人・案件検索一括サイト「フリーランススタート」でのSalesforceのフリーランス求人・案件は1,107件で、導入~開発・運用までの大規模プロジェクトや、導入コンサルタントとしての求人・案件があります。(2020年8月時点)
このことから、Salesforceエンジニアの需要は今後更に高まっていくと考えられるでしょう。
Salesforceエンジニアの仕事内容や資格、将来性について解説してきました。
今後Salesforceの求人・案件が増加していくことが予想されるため、興味/関心があるエンジニアの方や現在検討しているエンジニアの方はご自身で調べてみることをおすすめします。
今後IT業界で活躍していくため他のエンジニアが持っていない知識を蓄え、エンジニアとしての希少性を高めていきましょう。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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