公開日:2020.05.20
更新日:2025.03.24
Webデザイナーの中には、会社に出社して勤務先に常駐しながら仕事をしている人も多いでしょう。
しかし、最近では在宅(リモート)ワークしているWebデザイナーも増えてきました。
とはいえ、在宅(リモート)ワークの働き方について良く知らない人も多いと思います。
そこでこの記事では、Webデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性や、会社員のWebデザイナーとの違いなどを解説します。
また、フリーランスのWebデザイナーと会社員のWebデザイナーの違いについても解説します。
在宅(リモート)ワークのWebデザイナーはどんな働き方をしているか気になる方、フリーランスのWebデザイナーがどんな働き方をしているか気になる方はぜひ読んでみてください。
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<目次>
1.Webデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性
Webデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性は良い
常駐と在宅(リモート)でやることはほとんど変わらない
2.会社員のWebデザイナーとフリーランスのWebデザイナーの違い
報酬(年収)の違い
仕事内容の違い
働き方の違い
3.フリーランスのWebデザイナーは何で評価されるか
ポートフォリオ
UXを踏まえたデザインを提案できるか(言われたデザインだけに留めない)
HTML・CSS・jQueryなどのコーディングまでできるか
4.Webデザイナーの在宅(リモート)求人・案件について
Webデザイナーの在宅(リモート)求人・案件数
Webデザイナーの在宅(リモート)求人・案件例
Webデザイナーの在宅(リモート)求人・案件報酬
5.まとめ
Webデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性は良いです。その理由について以下より解説していきます。
Webデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性が良い理由は以下の点です。
・PCがあれば仕事ができる
・進捗確認が対面でなくてもできる
・求人・案件はネットから獲得できる
まず、WebデザイナーはPCがあれば仕事ができます。
つまり、会社に行かないとアクセスできない情報がある…現場に行かないと仕事ができない…という状況が極めて少ないので、在宅(リモート)ワークに向いているのです。
また、デザイナーの仕事は成果物を提出してクライアントと擦り合わせて修正する…のような内容が多いです。
そのため、わざわざ対面で会話せずに、チャットや電話などで十分やり取りすることができます。
求人・案件はネットからも獲得できる点も、在宅(リモート)ワークとの相性が良い点です。求人・案件に関する詳細は後述します。
以上、3点がWebデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性が良い理由になります。
Webデザイナーの仕事は常駐と在宅(リモート)ワークでやることはほとんど変わりません。
たとえば、ある企業のホームページ作成のプロジェクトにWebデザイナーとして参画したとします。
その場合、まずホームページの読者(ターゲット)を決めて、伝えたいこと(コンセプト)をブラッシュアップしていきます。
そして、そのターゲットとコンセプトに沿ったデザインを、Illustrator/PhotoShopというツールで作成するという流れです。
このように、Webデザイナーの仕事は常駐も在宅(リモート)ワークもさほど変わらないため、在宅(リモート)ワークでもパフォーマンスが下がるわけではありません。
次に、以下3点について会社員のWebデザイナーとフリーランスのWebデザイナーの違いを解説していきます。
・報酬(年収)の違い
・仕事内容の違い
・働き方の違い
会社員のWebデザイナーとフリーランスのWebデザイナーの報酬は、会社規模や人によって異なります。
会社員の場合は会社が仕事を取ってきてくれるので、比較的仕事は安定しているといえます。そのため、収入もフリーランスのWebデザイナーよりは安定しています。
一方、フリーランスは自身で仕事を取る必要があるため、年収は人によって大きく異なります。
会社員よりフリーランスの方が安定性は低いといえますが、高い年収を狙えるチャンスがあります。
またフリーランスのWebデザイナーは自身のスキル/経験が向上していくにつれて、参画出来る求人・求人・案件の幅も広がっていくため、高報酬(年収)を得られる可能性があるでしょう。
上述した「常駐と在宅(リモート)でやることはほとんど変わらない」のように、会社員のWebデザイナーとフリーランスのWebデザイナーとでは、仕事内容に大きな違いはありません。
ただし、会社員のWebデザイナーは会社によってプロジェクト(求人・案件)へアサインされますが、フリーランスは自由に仕事を選べます。
言い換えると、会社は会社が仕事を取ってきてくれますが、フリーランスは自ら営業をして仕事を取ってくる必要があるということです。
現在では、フリーランスエージェントを活用して求人・求人・案件に参画していくWebデザイナーの方も多くいます。
会社員のWebデザイナーは、基本的には勤務先に出社し、休日も勤務先の規定に従います。
一方、フリーランスのWebデザイナーは仕事時間も自由ですし、休日も自由に設定することが可能です。
ただし、会社員のWebデザイナーの中にも在宅(リモート)ワークできる場合もありますし、出社と在宅(リモート)ワークを併用している場合もあるので、会社によって確認が必要です。
フリーランスのWebデザイナーは、主に以下3点で評価されます。
・ポートフォリオ
・UXを踏まえたデザインを提案できるか(言われたデザインだけに留めない)
・HTML・CSS・jQueryなどのコーディングまでできるか
ポートフォリオとは、今までの実績をまとめた作品集のことです。
たとえば、バナーやアイコン、ホームページのサイトデザインなどが挙げられます。
これらの実績は、ポートフォリオサイトにまとめたり、Googleドライブに保存してまとめたり、紙でファイリングしている人もいます。
ポートフォリオは端的にそのデザイナーの力量が分かるので、評価基準として重視されているのです。
UXとは「ユーザーエクスペリエンス」のことであり、ユーザーに行動を起こさせるためのデザインです。
たとえば、LINEを例に挙げてみます。LINEはお互いの発言が縦に表示されるデザインになっているため、メッセージの確認がしやすい設計になっています。
また、メッセージを入力する画面の近くにスタンプのアイコンを用意するなど、ユーザーの使い勝手を考えたデザインになっています。
一方、UXデザインを無視するとユーザーの使い勝手は考えないデザインになるため、「デザインはカッコ良いけど使いづらい…」ということになりかねません。
要は、言われたデザインだけに留まらず、自分なりにデザインの目的を考えられるWebデザイナーが評価されるということです。
HTML・CSS・jQueryなどのコーディングができるWebデザイナーも評価されます。
コーディングとは、ホームページやLP(ランディングページ)などを、実際にWeb上で形にするための「コード」を書くことです。
たとえば、ある商品のLPを作成したいクライアントがいたとします。その場合、以下2つの工程に分かれます。
・LPのデザインをIllustratorやPhotoShopでつくる
・そのデータを元にHTML・CSS・jQueryでコーディングする
そのため、Webデザイナーとコーダー(コーディングをする人)の2人を配置する必要があり、やり取りも面倒でコストも高くなります。
しかし、Webデザイナーがコーディングもできれば、Webデザイナー1人で完結します。
そうすると、やり取りも楽ですしコストも抑えられるため、コーディングもできるWebデザイナーの評価は高くなります。
その他、Sketch、figma、Adobe XD、Dreamweaverなどのデザインツール経験などがあると更に市場において自身の希少性は高まります。
フリーランスWebデザイナーの在宅(リモート)求人・案件について、求人・案件数・求人・案件例・求人・案件報酬の3点について解説していきます。
フリーランスで有名な求人サイトである以下2サイトで、在宅(リモート)ワークのデザイン求人・案件数を調べました。
・フリーランススタート:125件
・レバテッククリエイター:4件
フリーランスのWebデザイナー関連求人・案件も一定のニーズがあるようです。
フリーランスwebデザイナーの在宅(リモート)求人・案件例を紹介します。
たとえば、「【Webデザイナー】女性向け大手アパレルブランドのWebサイトデザインリード」という求人・案件がありました。
この求人・案件は、女性向け大手アパレルブランドのWebサイトに関する、以下の業務を請け負うという仕事内容です。
・デザインのリード業務
・企画提案から情報設計
・スキルによってはUI/UX設計も可能
ほかにも、「フィンテックアプリのUX/UIデザイン支援」や「中古車自動車系サービスのUI/UXデザイン支援」など、色々な求人・案件があります。
フリーランスのWebデザイナー求人・案件は、在宅も客先常駐も求人・案件報酬の相場は、変わりません。
上述したサイトを見る限り40万円~80万円が相場です。ボリュームゾーンでいうと50万円~60万円ほどになるでしょう。
報酬が高い求人・案件は、「UI/UXデザインができる」という条件が多かったです。
また、HTML/CSS、jQueryのコーディングまでできると、求人・案件の報酬も高くなっていく傾向があります。
上流工程(マネジメント領域)ができる場合は、さらに報酬が上がります。
報酬が低い求人・案件はサイトデザインではなく、「バナー作成」などコーディング知識が不要で、比較的難易度が低い求人・案件が多いです。
このように、Webデザイナーと在宅(リモート)ワークの相性はよく、最近では求人・案件数もたくさんあることを理解いただけたかと思います。
そのため、Webデザイナーとして在宅(リモート)ワークを検討している人は、これを機にはじめてみてはいかがでしょうか。
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