公開日:2020.07.02
更新日:2025.03.24
エンジニアは年収が高いという話を聞いたことがありますか?
近年、IT技術の飛躍的な進歩でIT企業の活躍が目立つようになり、エンジニアを目指す人も増えてきています。
そこでエンジニアの年収って実際はどのぐらいなのか、知りたい方が多いのではないでしょうか。
エンジニアとして既に活躍をしている方は、自身の稼いでいる報酬は平均なのか、それ以上なのか以下なのか、疑問に思っている方も多いかと思います。
そんな今回はObjective-C(プログラミング言語)に絞り、Objective-Cエンジニアの年収について解説していきます。
また、Objective-Cエンジニアの仕事内容、Objective-Cエンジニアとして年収をアップさせる方法、フリーランス求人・案件数から見るObjective-Cのニーズ、Objective-Cエンジニアの将来性についても解説していきます。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・Objective-Cエンジニアの年収を知りたい方
・Objective-Cエンジニアとして既に活躍をされている方
・Objective-Cエンジニアを将来的に検討している方
・Objective-C(プログラミング言語)に興味/関心がある方
・Objective-Cエンジニアの年収について深く理解をしたい方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.Objective-C(プログラミング言語)とは
2.Objective-Cエンジニアの仕事内容
3.Objective-Cエンジニアの平均年収
4.フリーランス求人数から見るObjective-Cのニーズ
5.Objective-Cエンジニアとして年収アップさせる方法
Objective-C(プログラミング言語)の習得
Objective-C以外の開発スキルがある
上流工程の経験
6.Objective-Cエンジニアの将来性
7.まとめ
Objective-C(プログラミング言語)について解説していきます。
Objective-Cは、C言語をベースにSmalltalk型のオブジェクト指向機能を持たせた上位互換言語です。
Objective-CはC言語を拡張してオブジェクト指向を可能にしたというよりかは、C言語で記述されたオブジェクト指向システムを制御しやすいようにマクロ的な拡張を加えたプログラミング言語です。
Objective-CはAppleのMac OSやiOS上で動作するアプリケーションの開発で利用されます。
Objective-Cの特徴として、C言語をベースとした言語であること、表記が独特で理解しづらいこと、動的データ型であることなどが挙げられます。
Objective-Cは、iPhone・iPad・iPod touch、Apple watch、Macなど、Apple製品関連開発、iOSアプリ開発、ゲーム開発、Webアプリ開発、Webシステム開発などに適しています。
Objective-Cを採用しているサービスは、グノシー、minne、LINE Client App、ラクマ、Omiai、SmartNews、本のアプリStand、AWAなどがあります。
この章では、Objective-Cエンジニアの仕事内容について解説していきます。
Objective-Cエンジニアとして、下記4つの開発を携わる事ができます。
・スマホアプリ開発
・ゲーム開発
・Webアプリ開発
・Webシステム開発
Objective-Cエンジニアとしてスマホアプリ開発、ゲーム開発、Webアプリ開発、Webシステム開発など、様々な開発に携わることが出来ます。
Objective-Cエンジニアとして、Objective-Cを用いて、Apple製品関連開発、iOSアプリ、ゲーム開発を担当します。その他、iOSアプリの動作する環境やインフラを構築し、サーバーなどのメンテナンスも担当することもあります。
またObjective-Cエンジニアとして、参画する求人・案件やプロジェクトによってはサーバサイドの開発を担当する場合もあります。
Objective-Cエンジニアとして、大規模なシステム開発業務であるため、チームで業務に参画することもあります。Objective-Cの開発スキル以外にもSwift、C++、C言語、C#、PHP、Android、Java、JavaScript、MySQL、Git、Linux、AWSなど、他プログラミング言語スキルやObjective-C周辺で必要になる開発スキル、要件定義や設計など上流工程の経験や知識が必要になることもあります。
Objective-Cエンジニアの中でもSwift、C++、C言語、C#、PHP、Android、Java、JavaScript、MySQL、Git、Linux、AWSなど他プログラミング言語を用いた開発経験やObjective-C周辺で頻繁に使われる開発環境の知識、上流工程の経験、チームマネジメント経験などがあれば、非常に重宝され高年収を獲得できる可能性があるでしょう。
この章ではObjective-Cエンジニアの平均年収について見ていきましょう。
また、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアを比較した年収も解説します。
Objective-Cのフリーランスエンジニアの年収詳細です。
職種名 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
Objective-Cエンジニア | 757万円 | 1440万円 | 360万円 |
Objective-Cの平均年収が757万円、Objective-Cの最高年収が1,440万円、Objective-Cの最低年収が360万円です。(フリーランススタート 調べ/2021年6月時点)
Objective-Cのフリーランスエンジニアの年収詳細は下記Objective-Cのフリーランスエンジニアの月額単価を年ベースで算出したものです。
フリーランススタート Objective-Cのフリーランス求人・案件 月額単価相場では、Objective-Cの平均月額単価が63.1万円、Objective-Cの中央値月額単価が65万円、Objective-Cの最高月額単価が120万円、Objective-Cの最低月額単価が30万円となっています。
次に会社員エンジニアの平均年収を見ていきましょう。
会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。
会社員エンジニアの年収をもう少し詳しく見ていくと、20代のエンジニア平均年収が373万円、30代のエンジニア平均年収が509万円、40代のエンジニア平均年収が605万円、50代以上のエンジニア平均年収が701万円という結果が出ています。
その中でObjective-Cの会社員エンジニアの平均年収はおおよそ562万円と言われています。
会社員エンジニア全体の平均年収を比較するとObjective-Cの会社員エンジニアの方が平均年収が高くまた、30~40代の会社員エンジニアの平均年収内であることが分かります。
また、Objective-CのフリーランスエンジニアとObjective-Cの会社員エンジニアと比較してみると、Objective-Cのフリーランスエンジニアの方が195万円程(約1.3倍)年収が高いという結果が分かりました。
Objective-Cエンジニアとして活躍をするのであれば、Objective-Cの会社員エンジニアよりも平均年収が高く、かつ高年収が獲得しやすいフリーランスエンジニアをおすすめします。
Objective-Cエンジニアとしてフリーランス求人・案件を早速ご覧になりたい方はこちらから↓
この章ではフリーランス求人・案件数でObjective-Cのニーズを解説していきましょう。
フリーランススタートで公開されている開発言語・スキルを分析してみると、Objective-Cは704件です。(※フリーランススタート調べ/2021年6月)
2021年6月時点でフリーランススタートが取り扱っているフリーランス求人・案件数は197,592件です。Objective-Cのフリーランス求人・案件を占有率は約0.4%ということが分かります。
昨年のObjective-Cフリーランス求人・案件数と比較すると、やや減少傾向にあります。
上記結果から、Objective-Cのフリーランス求人・案件数は減少傾向ですが、Objective-Cで開発されているサービスも一定数あるため、IT市場にObjective-Cのニーズがあると言えるでしょう。
この章ではObjective-Cエンジニアとして最大限活躍し、年収をアップさせる方法を解説していきます。
Objective-Cエンジニアとして年収をアップさせる方法は、Objective-C(プログラミング言語)を習得することが必要です。
しかし、Objective-Cを完璧にマスターしているエンジニアはほとんど存在しないでしょう。
Objective-Cを含むプログラミング言語は日々進化しているいるため、完璧に習得することは不可能に近いです。
その中でもObjective-Cエンジニアとして年収をアップさせている方は常に学習する姿勢があることや学習意欲を持ち続けています。
Objective-Cエンジニアとして学習し続けることにより、日々成長することができます。
そのためObjective-Cエンジニアとして、結果的に経験や活躍できる仕事のフィールドが広がり、高年収の求人・案件に参画できるのです。
Objective-CはC言語をベースに開発されているため、C言語を習得しているエンジニアは比較的時間もかからず習得できるでしょう。
Objective-Cエンジニアとして年収をアップさせる方法は、Objective-C以外の開発スキルがあることです。
Objective-Cは、iPhone・iPad・iPod touch、Apple watch、Macなど、Apple製品関連開発、iOSアプリ開発、ゲーム開発、Webアプリ開発、Webシステム開発に携わることが出来ます。
Objective-Cエンジニアとして、他プログラミング言語にObjective-C開発において使用することが多い周辺の開発スキルや知識を求められることも多いです。
具体的には、Objective-CエンジニアとしてSwift、C++、C言語、C#、PHP、Java、JavaScriptなどサーバー開発やモバイルアプリ開発で使用するプログラミング言語のスキルや知識、MySQL、Gitなどのミドルウェアのスキルや知識、Xcodeなどの統合開発環境(IDE)の経験や知識、iOS、Android、Linux、Mac OSのOS知識、AWSなどIaaSの知識などがあることにより、担当可能な業務の幅が広がり年収アップに繋がります。
さらにSlack、Github、Redmine、Backlogなどのツールの使用経験や知識があるとより歓迎されるでしょう。
Objective-Cエンジニアとして広い視野を持ち、様々な開発経験や開発スキル、参画する業界の知識を持つことが高年収を獲得する上で必要と言えます。
Objective-Cエンジニアとして年収をアップさせる方法は、上流工程の経験をすることです。
上流工程では、顧客へのヒアリングの機会や顧客の要望の中からシステム的に実現可能なもの、不可能なものを選別しつつ、その内容を説明する機会、ドキュメント作成などを行う機会、プログラマーやエンジニア、他チームメンバーをまとめる機会などがあり、エンジニアとして開発するスキル以外に経営に近いスキルを必要とします。
そのため、Objective-Cエンジニアとして要件分析、要件定義、機能設計など上流工程の経験がある方は、希少性が高く高年収になりやすいでしょう。
Objective-Cエンジニアとして高年収を獲得したい方は上流工程の経験をすることをおすすめします。
この章ではObjective-Cエンジニアの将来性について解説します。
Objective-Cエンジニアのニーズは今後も続いていくでしょう。
Objective-Cエンジニアのニーズが続いていく理由として、
フリーランススタートでObjective-Cのフリーランス求人・案件数の豊富であることが挙げられます。
Objective-Cのフリーランス求人・案件数は704件です。
フリーランススタートで取り扱っている開発技術の中でもObjective-Cのフリーランス求人・案件数は一定数ありますので、ニーズがあることが分かります。
その他、Objective-Cエンジニアのニーズが続いていく理由として、
Objective-CはiPhone・iPad・iPod touch、Apple watch、Macなど、Apple製品関連開発、iOSアプリ開発、ゲーム開発、Webアプリ開発、Webシステム開発などに使用されていることなどが挙げられます。
IT市場を分析し、Objective-Cエンジニアのニーズが続いていく理由を見ていきましょう。
統計データサイト「StatCounter」による2020年6月のMobile Operating System Market Share Japanの調査では、iOSのシェア率が61.58%、Androidのシェア率が38.28%という結果が出ています。
さらにAI(人工知能)、ビッグデータ、IoT、ブロックチェーン、xR、5GなどによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩、エンジニアの高齢化などの観点より、Objective-Cエンジニアを含むITエンジニアは人材不足に陥る可能性が高いです。
2030年まで79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。
上記様々な分析を考慮すると、Objective-Cエンジニアのニーズは短期的な視点から見てニーズが無くなる可能性は低く、また5~10年程の中・長期的視点から見てニーズが無くなる可能性は無いでしょう。
なお、Objective-Cは、Swiftと比較すると劣っているなどの意見もありますが、現時点では、Objective-CとSwiftお互いに良いところを活かした開発をすることが出来ます。
今回はObjective-C(プログラミング言語)に絞り、Objective-Cエンジニアの年収、Objective-Cエンジニアの仕事内容、フリーランス求人・案件数から見るObjective-Cのニーズ、Objective-Cエンジニアとして年収をアップさせる方法、Objective-Cエンジニアの将来性について解説してきました。
Objective-CエンジニアはiPhone・iPad・iPod touch、Apple watch、Macなど、Apple製品関連開発、iOSアプリ開発、ゲーム開発、Webアプリ開発、Webシステム開発に携わることができます。
Objective-Cは、Apple製品開発やiOS開発ができるプログラミング言語であるため、Objective-Cエンジニアを求めている企業やObjective-Cを活用したサービスは一定数存在します。
Objective-Cエンジニアとして、明確な目標を立て常に学習し続けることが活躍をする上で大切となってくるでしょう。明確な目標を立てることでやるべきことの方向性が定まり、自ずと年収もアップしてくるでしょう。
Objective-Cエンジニアとして、高年収を獲得したい方はフリーランスとして独立することをおすすめします。
エンジニア未経験でフリーランスとして独立しても参画できるフリーランス求人・案件は非常に少ないです。
そのため、Objective-CやSwift開発経験、Apple製品開発やiOS開発で必要になる周辺の開発スキルや知識を数年程積んだ後、フリーランスとして独立することを検討してみましょう。
Objective-Cエンジニアとして高年収獲得のため、第一歩を踏み出してみませんか。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!
フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから→
フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
フリーランスお役立ち記事を検索
あなたの経験職種のフリーランス案件を見てみませんか?
SNSアカウントでログイン