フリーランス、領収書ってどうする?領収書の書き方や保管方法など徹底解説!

フリーランス常識税金

2021.07.05

フリーランスにとって領収書が大切なことは大半の人が知っています。
一方で、「フリーランスになったら、領収書をどう保管したらいいのかわからない」や「フリーランスの場合、領収書はどう書けばいいのか」と疑問や不安をお持ちの方がいるでしょう。

フリーランスとして仕事や生活をする上で、領収書の保管は必須です。正しく領収書を書き、しっかり保管する必要があります。
そこで当記事では、フリーランスの領収書の書き方から保管方法まで、具体的に解説します。

 

 

 

1.フリーランスにとって領収書が大切な理由


フリーランス領収書関連画像
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フリーランスにとって領収書が大切な理由は、「活動証明」になるからです。領収書の役割は、金銭の受給証明だけではありません。

フリーランスとしての活動は自分で管理する必要があり、領収書がその際の証明書の役割を果たします。

 

例えば、複数のクライアントとやりとりしている場合、領収書を保管しておくことで、フリーランスとしての活動証明になります。

また、確定申告時において、スムーズに経費計算などができるでしょう。

 

経費についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓

 

 

 

2.フリーランスの領収書の書き方


フリーランス領収書関連画像
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企業ごとに領収書の書き方は決まっていますが、フリーランスの領収書は「個人の自由」です。

ただし、最低限書くべき項目があります。正しい書き方を理解し、抜け漏れのない領収書を作成しましょう。

 

それでは、フリーランスの領収書の書き方を具体的に解説していきます。

 

領収書発行日

領収書には、発行日を忘れずに書きましょう。

発行日を間違えても大きな問題にはなりませんが、後で納税書類を作成する先に面倒なことになります。

クライアントの信頼を失うリスクもあるので、注意してください。

 

 

金額

支出した金額を領収書に記入します。

支出した金額をそのまま記入するだけですので、特に難しいことはありません。

節税や経費で落とすことを目的として「虚偽の金額」を記入することは犯罪ですので、やめましょう。

 

 

領収書を受け取る人の名前

領収書を受け取る人の名前を書く必要があります。

受け取った相手が個人あるいは企業なのか、一目でわかるように記入しましょう。

 

何度も取引するクライアントに対し、敬称で記入する場合もあります。

ただし、敬称の場合は領収書としての信頼性が半減する可能性があるため、フルネームを書くのが無難でしょう。

 

 

支払い内容の詳細(但し書き)

支払い内容とは、「取り引きの内容」を指します。

例えば、「〇〇の目的に支払った」など、但し書きをしてください。

 

自分と相手が一目で理解できるように、何をいくら支払ったのか端的に書きましょう。

但し書きが曖昧だと、領収書として認められないケースもあるので、注意しましょう。

 

 

印紙

領収書を発行する際、収入印紙が必要な場合もあります。

収入印紙が必要なのは、取引が5万円以上の金額になるケースです。全部で31種類の収入印紙があり、金額に応じた収入印紙を領収書に貼ってください。

 

収入印紙を貼り忘れた場合、倍の収入印紙を貼る必要があります。

そのため、収入印紙の貼り忘れには注意しましょう。なお、収入印紙はコンビニや郵便局で買うことが出来ます。

 

 

領収書を発行した側の住所と名前

社名がない場合、領収書の発行側の住所と名前が必要です。

住所と名前は領収書に正確に記入しましょう。

 

 

 

3.クレジットカードの場合の対応方法


フリーランス領収書関連画像
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クレジットカード決済の場合、領収書は発行出来ませんが、利用明細書が領収書代わりになります。

ただし、利用明細書に商品・サービス名、購入日、金額が明記されていることが必要です。

 

経費計算をする際わかりやすくするために事業で使うクレジットカードは、プライベートで使うものと別で用意することおすすめします。

 

 

 

 

4.フリーランスの領収書の保管について


フリーランス領収書関連画像
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フリーランス全ての方に、領収書の保管義務が法律で定めらています。

「義務」ですので、しっかり保管しましょう。万が一、トラブルがあった際、領収書が「取引の証拠」となります。

 

フリーランスは自分の権利は自分で守るしかありません。

事業に関わる全ての領収書を保管し、自らトラブルを予防することが大切です。

 

領収書の保管期間

領収書には保管義務がありますが、確定申告の方法や個人か法人化によって、保管期間は異なります。

法人の場合、法人税法に定められている保管義務は7年です。

 

個人事業主の場合、所得税法によって白色申告は5年、青色申告は7年と定められています。

繰り返しになりますが、全てのフリーランスにおいて領収書の保管は義務です。

 

 

領収書の保管方法

領収書の保管は、万が一に備えるだけでなく、過去の取引の整理としても重要です。

基本的には、自分が把握できれば、どんな保管方法でも構いません。ノートやファイルを使い、月別や費目別に整理しましょう。

 

原本の保管に加え、スキャンしてオンライン上でも保管するのがおすすめです。

1998年には「電子帳簿保存法」という法律が制定され、領収書が電子データで保存することが認められました。

 

ただし、「領収書の電子化」にはいくつかの制限があるので、ルールを確認した上で電子化してください。

ルールの確認は電子帳簿保存法の概要をご覧ください。

 

 

 

 

5.まとめ


領収書の保管は、フリーランスとしての義務です

フリーランスの領収書の書き方は自由ですが、今回紹介した最低限の項目は把握しておいてください。

 

記入漏れやミスやあった場合、領収書としての証明機能を失うので、注意しましょう。

領収書の保管方法としては、ノートやファイルなどに貼り付けるなど、自分に合った方法でしっかり保管してください。クレジットカード決済の場合は、利用明細書が領収書代わりとなります。

 

 

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