SE(システムエンジニア)は資格取得が武器になる!お勧めの資格を国家資格・ベンダー資格別に紹介!

転職資格

2021.11.29

SE(システムエンジニア)向けの資格の取得を検討している方もいるでしょう。
資格を取得することで、年収アップやキャリアアップに効果的です。

そこで当記事では、SEにおすすめの資格について、「そもそもSEとは?」といった説明からSEにおすすめの資格まで、具体的に解説していきます。

当記事を参考にして、資格取得に向けた学習を始めましょう。

<目次>
1.SE(システムエンジニア)とは
SE(システムエンジニア)の仕事内容
SE(システムエンジニア)の年収
2.SE(システムエンジニア)が資格を取得するメリット
資格によっては会社から手当がでて年収アップに繋がる
採用に有利になる可能性がある
クライアントからの信頼アップに繋がる
3.SE(システムエンジニア)の資格には2種類ある
国家資格
ベンダー資格
4.SE(システムエンジニア)の国家資格
基本情報技術者試験(FE)
応用情報技術者試験(AP)
データベーススペシャリスト試験(DB)
システムアーキテクト(SA)
プロジェクトマネージャ試験(PM)
5.SE(システムエンジニア)のベンダー資格
Linux技術者認定試験
Oracle認定Javaプログラマ
ORACLE MASTER
シスコ技術者認定
Android技術者認定
6.まとめ

 

 

 

1.SE(システムエンジニア)とは


SE(システムエンジニア)資格関連画像
SE(システムエンジニア)資格関連画像

そもそもSE(システムエンジニア)とは、どんな職業なのか知っているでしょうか。

まずはSE(システムエンジニア)の仕事内容や年収について、

 

SE(システムエンジニア)の概要を把握しましょう。

それでは、SE(システムエンジニア)について説明していきます。

 

SE(システムエンジニア)の仕事内容

SE(システムエンジニア)とは、顧客のニーズに応じて仕様を決定し、大まかな設計を行う開発において「上流工程」を担当する仕事です。

企業や開発チームによって仕事内容は異なります。

 

SE(システムエンジニア)が担当する上流工程は、「要求分析・要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」などです。

プログラマーと混同されやすいですが、SE(システムエンジニア)は主に顧客の要望に基づいてシステムを設計する仕事に対し、プログラマーは設計を基にプログラミングを行うのが主な仕事となります。

 

 

SE(システムエンジニア)の年収

SE(システムエンジニア)の年収は政府統計の総合窓口によると、2019年のSE(システムエンジニア)の平均年収は568.9万円です。

国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は約420万円のため、SEは年収が高いといえます。

 

年齢別では、20代のSE(システムエンジニア)の平均年収は約394万円、30代は533万円、40代は607万円となっています。

実際にSE(システムエンジニア)の開発求人・案件を見てみたい方↓

 

システムエンジニア(SE)のフリーランス求人・案件
システムエンジニア(SE)のフリーランス求人・案件

 

 

 

2.SE(システムエンジニア)が資格を取得するメリット


SE(システムエンジニア)が資格を取得するメリット
SE(システムエンジニア)が資格を取得するメリット

SE(システムエンジニア)が資格を取得するメリットは以下の3点です。

資格によっては会社から手当がでて年収アップに繋がる
採用に有利になる可能性がある
クライアントからの信頼アップに繋がる

 

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

 

資格によっては会社から手当がでて年収アップに繋がる

資格に応じて、手当を設定している企業もあり、資格取得は年収アップに繋がります

例えば、「基本情報技術者試験」に合格したら5,000円の資格手当が付与されるとなれば、年収で6万円アップとなります。

 

難易度が高い資格に合格すると、3万円付与する企業もあり大幅な年収アップも期待できます。

 

 

採用に有利になる可能性がある

SE(システムエンジニア)関連の資格を取得することで、知識・スキルの証明となり、採用に有利になる可能性があります

一部の求人では、採用時に資格の取得を推奨しており、よりスムーズな転職につながるでしょう。

 

 

クライアントからの信頼アップに繋がる

SE(システムエンジニア)の資格の取得は、クライアントからの信頼アップにも効果的です

クライアントからの信頼度を高めることで、継続的な受注や単価交渉にも有利に働くでしょう。

 

資格の取得には、SEにさまざまなメリットをもたらします。

 

 

 

3.SE(システムエンジニア)の資格には2種類ある


SE(システムエンジニア)の国家資格関連画像
SE(システムエンジニア)の国家資格関連画像

SE(システムエンジニア)の資格を取得するメリットを解説してきました。

ここからは、SE(システムエンジニア)におすすめな資格について解説します。

 

SE(システムエンジニア)の資格は、大別して以下の2種類です。

 

国家資格

SE(システムエンジニア)向けの国家資格としては、基本情報技術者や情報セキュリティマネジメント、ITパスポートなどがあります。

国に認められた資格であるため、年収アップや転職に有利になる可能性が高いです。

 

 

ベンダー資格

ベンダー資格とは、民間資格のことです。

SE(システムエンジニア)におすすめの代表的なベンダー資格としては、オラクルマスター、Microsoft認定資格プログラム、Linux技術者認定試験、Cisco技術者認定、Android技術者認定試験制度などがあります。

 

ベンダー資格は知名度の高いものから低いものまでさまざまです。

せっかく取得するからには、SE(システムエンジニア)に活かせる資格を選びたいでしょう。

 

SE(システムエンジニア)におすすめなベンダー資格の詳細については、次章で詳しく解説します。

 

 

 

4.SE(システムエンジニア)の国家資格


SE(システムエンジニア)の国家資格関連画像
SE(システムエンジニア)の国家資格関連画像

SE(システムエンジニア)の国家資格は以下の通りです。

基本情報技術者試験(FE)
応用情報技術者試験(AP)
データベーススペシャリスト試験(DB)
システムアーキテクト(SA)
プロジェクトマネージャ試験(PM)

 

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

 

基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験(FE)は、「ITエンジニアの登竜門」としてITの基本的な知識・スキルを認定する国家資格です。

SE(システムエンジニア)としてスキルアップするためにも、基礎が重要。

 

多くのSE(システムエンジニア)が取得している国家資格となります。初心者は半年から1年の勉強期間が必要です。

 

 

応用情報技術者試験(AP)

応用情報技術者試験(AP)は、「ワンランク上のエンジニア」向けにITに関する基本的な知識に加え、管理や経営などの知識を認定する国家資格です。

基本情報技術者試験を取得したら、次に取得を目指す資格としておすすめとなります。

 

 

データベーススペシャリスト試験(DB)

データベーススペシャリスト試験(DB)は、データ管理者として企画から保守までの知識・スキルを認定する国家資格です。

さまざまな企業でビックデータの活用が進む中、システムの精度を左右する「データベースのスペシャリスト」として、専門性の高さを証明できます。

 

応用情報技術者試験(AP)と同様、SE(システムエンジニア)中級者向けのおすすめ資格となります。基礎をおさえた後に取得を目指しましょう。

 

 

システムアーキテクト(SA)

システムアーキテクト(SA)は、システム開発の上流工程を主導する立場として、システム開発に必要な要件定義からそれを実現するためのシステムアーキテクチャを設計するスキルを認知する国家資格です。

SE(システムエンジニア)として、上級レベルを目指したい方におすすめの資格となります。

 

合格率は10%弱と、難易度の高い資格のため、ある程度の勉強量が必要です。

取得できれば、トップクラスのSE(システムエンジニア)として、年収アップや転職に有利となるでしょう。

 

 

プロジェクトマネージャ試験(PM)

プロジェクトマネージャ試験(PM)は、プロジェクトの管理者として、プロジェクトを成功に導くための計画から管理までのスキルを認定する国家資格です。

システム開発のプロジェクトにおいて、品質・コスト・納期などの制約の中で確実にプロジェクトメンバーを動かし、プロジェクト全体を成功させる能力が求められます。

 

高い専門性が要求される資格のため、多くの勉強量が必要です。

プロジェクトの運行全般に活かせるスキルが身につきます。

 

 

 

5.SE(システムエンジニア)のベンダー資格


SE(システムエンジニア)のベンダー資格関連画像
SE(システムエンジニア)のベンダー資格関連画像

SE(システムエンジニア)のおすすめのベンダー資格は、以下の通りです。

Linux技術者認定試験
Oracle認定Javaプログラマ
ORACLE MASTER
シスコ技術者認定
Android技術者認定

 

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

 

Linux技術者認定試験

Linux技術者認定試験とは、Linux技術者としての技術力を認定する資格です。

カナダに本拠を構えるLinux技術者認定機関「LPI」の日本支部が運営しています。

 

世界100ヶ国以上の国々で受験されている世界的に名の知れた資格です。

日本企業の7割でLinuxが導入されており、SE(システムエンジニア)のスキルアップに効果的な資格といえます

 

SE(システムエンジニア)がLinuxの担当者になることは少ないですが、何かLinuxの問題が発生した際に自力で解決できるようになるなど、エンジニアとして重宝される人材になれます。

試験は3段階用意されており、まずはレベル1から取得を目指しましょう。

 

 

Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマとは、米大手ソフトウェア企業オラクルが提供するJavaに関する技術力を認定する資格です。

「プログラマ」とあるように、プログラマーの実務・キャリアアップにつながる資格となります。

 

実務の内容を理解できれいなければ、SE(システムエンジニア)としての仕事は円滑にできません。

Oracle認定Javaプログラマを取得することで、SE(システムエンジニア)の仕事の幅も広がるでしょう。

 

難易度別に3つの試験が用意されているので、簡単なグレードから挑戦してみてください。

SE(システムエンジニア)のスキルアップに効果的です。

 

 

ORACLE MASTER

ORACLE・MASTERとは、日本オラクル社が運営する「オラクル・データベース」を扱う技術力を認定する資格です。

試験では、データーベースの管理やSQLの習熟度が問われます。

 

2003年10月の制度改定により、世界共通基準の資格となりました。

ORACLE製品は日本の管理ソフトウェア市場において約半数のシェアを獲得しており、需要のあるスキルといえます

 

SE(システムエンジニア)のスキルアップにおすすめの資格です。

 

 

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定とは、大手ネットワーク関連メーカーであるシステムコムズ社が運営するネットワークエンジニアの技術力を認定する資格です。

世界共通の資格であり、ネットワークの資格としては最も人気な資格となります。

 

取得することで、ネットワークに関する基本的な技術力を証明できます。

ネットワークの基礎知識を網羅しているため、自分に足りない知識を確認できます。

 

ネットワークは幅広い技術力が求められ、「どこから学習したら良いのかわからない」という方もいるでしょう。

そこでおすすめなのがシスコ技術者認定です。

 

SE(システムエンジニア)にネットワークのスキルは必須ではありませんが、仕事の幅を広げるのに効果的です。

 

 

Android技術者認定

Android技術者認定とは「Android技術者認定試験制度委員会」が提供するAndroidの技術力を認定する資格です。

世界160カ国に対応しているグローバルな試験で、Java開発者やWebアプリ開発者を対象としています。

 

いまやAndroidは、iOSと二分として広く利用されているメインOSです。

取得することで、SE(システムエンジニア)としての高いスキルを証明できます。

 

特にAndroidアプリ開発に興味のある方におすすめです。

 

 

 

 

6.まとめ


当記事では、SE(システムエンジニア)におすすめな資格を紹介してきました。資格を取得することで、年収アップや転職しやすくなるなどのメリットがあります。

特に難易度の高い資格は、高い専門性を証明でき、トップSE(システムエンジニア)の裏付けに効果的です。

 

自分のスキルや目的に合わせて、SE(システムエンジニア)向けの資格を取得しましょう

独学での合格も可能です。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

 

フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!

 

フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから

 

フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→

 

 

本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

twitterでシェア
facebookでシェア
facebookでシェア

フリーランスお役立ち記事を検索

システムエンジニア(SE)のフリーランス求人・案件

新着フリーランス求人・案件

おすすめフリーランス求人・案件